2002年10月 カープ日程表のページに戻る カープのページに戻る
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=観戦予定
| 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | MVP(10月) | 投手 | 野手 | |
| 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 1軍 | |||
| ファーム |
| 喜 | 怒 | 哀 | 楽 | 呆 | 困 | 驚 | 痛 |
| 日 | 曜日 | 相手 | 球場 | 得点 | 先発 予想 |
CARP | 相手投手 | 備考 | MVP | ファーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1 | 火 | YB | 広島 18:20 |
0-4 D |
長谷川 (河内) |
●長谷川6.0/3回105球0失点 佐竹 2/3回6球0失点 河野 1/3回7球0失点 天野 1回10球0失点 澤崎 1回14球0失点
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○グスマン9回106球0失点
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誕生日:水本勝巳(ブルペン捕手) 長谷川が七回途中4失点で3連敗好調時とは、まるで別人だ。先発の長谷川は、8安打4失点で 七回途中に降板。チーム最多の12勝目を挙げてから3連敗と なってしまった。「何が悪いのかわからない。手探り状態だったけど 修正できなかった」。石井琢に4安打され、投手のグスマンにまで 2安打1打点。けん制悪送球や野選など、集中力の欠如としか思えない ミスが目立った。試合後にマンツーマンミーティングを開いた北別府 投手コーチは「リズムが悪い。12勝は最高の数字だけど、それに 満足するなと言いました」とおかんむり。打線も奮わず、今季12度目の 完封負け。借金は7まで膨らんだ。山本監督の怒りの矛先は 長谷川へ向いた。「切れがない。気迫がない。去年、勝つ前の長谷川に 戻っていた」。七回途中、8安打4失点の長谷川は、投球のほかも 五回は一塁へけん制悪送球。七回も無死一、二塁で福本のバントを 三塁へ高投(記録は野選)して満塁とした。「論外。あれじゃ、 守りのリズムも崩れる」と吐き捨てた。 長谷川6回0/3KO長谷川が8安打を浴びて6回0/3KO、3連敗を喫した。「月が代われば、 ツキも変えます」とマウンドに上がったが、4回に適時二塁打されるなど、 グスマンに2安打を献上する不用意な投球だった。「4回の2死球もだが、 ピッチャーのグスマンに2本もヒットを打たれたら終わりです」9月14日の 中日戦(広島)で12勝を挙げて以来、試合後は反省ばかりが続く。 長谷川KO9敗目長谷川が7回途中4失点でKO。3連敗となる9敗目を喫した。 「投手に盗塁されたり、バント処理を失敗したり、基本的なことが できなかった」。この自滅同然の内容に、北別府投手コーチから 「12勝で満足しているようじゃいかん」と叱責された。山本監督も 不甲斐ない投球に「気迫が感じられん」と声を荒らげた。 試合中、先発・長谷川について、北別府コーチのコメント 「今日は、間合い、リズム、ともに良くない。カウント2ストライクから 四球を出したりして、全然、長谷川らしくない。思ったところにボールが 全然、行ってない。打たれてしまったのは全部、真ん中付近の球。 もっと集中して投げていかなければいけない。もうこれ以上、 点を与えるわけにはいかない。」 今季12度目の零封負け 長谷川3連続KO ▽勝 グスマン17試合5勝4敗 ▽敗 長谷川28試合12勝9敗 ▽本塁打 ロドリゲス17号1(長谷川) 広島は横浜・グスマンの前に打線が沈黙。今季12度目の零封負けを喫した。 先発長谷川は集中力を欠く投球で失点を重ねた。二回、ロドリゲスに 不用意な直球を中越えされて先制を許すと、四回は二死一、二塁から グスマンに適時二塁打を浴びて1点。七回は先頭のグスマンに右前打されると、 盗塁と自らの犠打野選などで無死満塁。石井琢に2点適時打されて降板した。 打線はグスマンの直球を打ちあぐね、内野ゴロの山を築いた。再三の好機を 3併殺で逃したのが痛かった。 課題のオンパレード 広島は1日、広島市民球場での横浜戦で、日南秋季キャンプで 克服しなければならない課題を、一足先に公開した。その内容は今季の 迷走ぶりを反映して、攻守ともに盛りだくさん。詰め掛けた7千人の広島ファンは、 あらためて課題の多さを実感した様子だった。この中で特にファンを 驚かせたのが長谷川。五回、一塁にけん制球を高投して失笑を誘ったのは、 まだ序の口だったよう。七回には投手のグスマンに、大きなファームを盗まれ 二盗を許した。そして無死一、二塁からは、バントを間に合わない三塁に 送球して野選。けん制、バント処理と足りない面を自らの手で示した。 打撃陣は零封されることによって、「打てない投手は打てない」という 割り切りのよさを実践して見せた。その芸は、今季零封された12度の中では 意外と細かく、六回までは3併殺の「拙攻篇」。七回からは1安打の「貧打篇」と 二つに色分けた。そのほか福地、東出の1、2番コンビは、セーフティバントの 正確さが足りないことを訴えた。こうした山積みされた課題に、首脳陣は キャンプ期間を例年より長くして徹底的に鍛え直す方針のよう。 その成果が期待される。 横浜先発・グスマンについて、松原コーチのコメント 「金本には変化球攻めなんだが、他の打者に対しては、ストレート中心の ピッチングになっている。右打者にはインサイド、左打者には 外に逃げていく球が多い。コントロールも荒れている。だから、 ボール球には手を出さないようにして、ストレート系狙いで行こう。 チャンスは作っているのに、あと1本が出ないな。」 浩二「(けん制悪送球や野選など、一人相撲だった長谷川の投球に立腹) 長谷川は、キレが無かった。腕の振りもない。気迫も感じられない。 牽制悪送球は論外だ。四球でリズムも狂っていた。去年の活躍前の あの姿に戻ってしまったな。 (12勝目から足踏み状態に) 4本柱としてイチバン若いんだから、もっと気迫を 出さんとな。それに尽きる。」 95年に新人王の山内が引退、コーチ就任へ1995年に新人王を獲得した広島東洋カープの山内泰幸投手 (29)が 今季限りで現役引退することが30日、明らかになった。 球団はコーチ就任を要請し、地元最終戦となる14日の横浜戦(広島)で 引退試合も予定している。同日、山内は「4日ぐらい前に球団と話し合って 決意した。まだやれるという気持ちの一方で、一軍で投げるには体力的に 厳しいと感じ始めていた。(引退に)正直、ホッとしている部分もある。 まだ若いと言われるが、自分としては頑張った。小さいころから カープファンだったし、入団した時から広島一筋と思っていた」と話した。 球団は、実績や投手人生が指導に生かせる人材として、若手育成と リハビリ担当の3軍の投手コーチ就任を要請。山内も快諾した。 東広島市出身で尾道商高から日体大を経て、1995年、逆指名の ドラフト1位で入団した。闘争心を前面に出した投球から、1年目に 14勝10敗で球団4人目の新人王に輝いた。96年にも11勝をあげ、 2年連続2けた勝利をマーク。読売戦では球界史上初の初対戦から無傷の 10連勝を飾った。97年には開幕投手も務めた。「UFO投法」と言われた 独創的なフォームは人一倍の体力を使い、年齢を重ねるごとに 球の切れを失った。肩やひざの故障などもあり、ここ数年は1軍での 登板機会も減っていた。8年目の今季は開幕をファームで迎え、 8月28日に1軍昇格したものの登板2試合で0勝0敗だった。 通算成績は183試合に登板し、45勝44敗1セーブ。 95年新人王、山内引退95年の新人王、山内泰幸投手(29)が今季限りで引退することが1日、 分かった。来季は3軍育成コーチに転身する予定。本拠地最終戦となる 14日の横浜戦を引退試合とし、最後の雄姿を披露する。 「野球が下手になった。1軍でプレーできるレベルではなくなったから、 野球を辞めます」。ファーム戦が行われた由宇で、山内は 吹っ切れたように語った。99年に右ひじを手術。右肩の故障もあって、 今季は2試合に登板しただけで、ファーム暮らしが続いた。 「東京の大学を出て、故郷の広島に帰ってきた時、辞める時も カープで辞めると決めていたから」。他球団に活躍の場を求めるという 選択肢はなく、29歳の若さでユニホームを脱ぐことを決断した。 94年ドラフト1位で日体大から入団。1年目に14勝を挙げ、新人王に輝いた。 翌96年も11勝。この間、読売戦10連勝を飾り、Gキラーとして名をはせた。 「UFO投法」と呼ばれた独特のフォーム、スライダーを多投する個性的な 投球スタイルも、ファンに鮮烈な印象を残した。「満足できる球を 投げられたのは、その最初の2年間だけだった。でも、その後、ケガなどで 苦労した分も、今後の人生に生かすことができればと思う」。 指導者となる第2の人生でも全力投球する。 小山田カンゲキ、日米野球出場日本野球機構は1日、日米野球2002(11月10日から東京ドームなど)で 米大リーグオールスターと対戦する日本プロ野球オールスターの 監督推薦選手18人を発表した。若き守護神、小山田が11月に開催される 日米野球への出場を決めた。1日に球団を通じて連絡が入り、 「間近でメジャー選手を見ることができてうれしいです」と声を弾ませた。 特に同じ横手投げストッパーのダイヤモンドバックス・金炳賢との対面に 期待を寄せ、「変化球を教わりたい」と弟子入り志願していた。 ランドクィスト投手をテスト 米大リーグ、パドレス傘下3Aのデービッド・ランドクイスト投手(29)が1日、 広島市民球場で広島の入団テストを受けた。MAX145キロの速球と キレのいい変化球を見た山本監督は、4日に2次テストを行うことを決定。 レッズのケン・グリフィー(32)を三振に斬った経験を持つ豪腕は、 心強い助っ人となってくれそうだ。グラウンドに、緊張感が走った。 黒シャツ姿のランドクイストがマウンドに登る。ネット裏には山本監督、 北別府投手コーチら首脳陣4人。テストに残るか、落ちて帰国か。 熱い視線の前、右腕は48球を投げ込んだ。「きょうは力強く投げられたよ。 ソリアーノがここでプレーしたことも聞いていたし、日本でプレーしたかった。 合格する自信はあります」今季は3A止まりも、昨年はメジャーで登板した “準現役大リーガー”。ヤンキース・ソリアーノら大リーガーを輩出した 広島のうわさを聞き、来日した。1メートル88から投げ下ろす 角度ある直球は145キロを記録する。「このスピードガンは(速球派の) 長谷川でも141キロしか出ない」。いきなりの剛球ショーに山根スコアラーは 舌を巻いた。途中からは、走者がいる場面を想定。クイック投法を 指示されてもすぐに対応できるのは、さすがメジャーだ。 変化球はチェンジアップ、スライダー、フォーク、カーブの4種類。 さらに左打者へ食いこむカットボール(スライド回転)、右打者の内角へ沈む ツーシーム(回転が少なく揺れる)、そして素直なストレートと、 3種類の直球系を操る。球種はしめて7種類。7色のボールを 低めに集める投球に、ネット裏からはため息が漏れた。 「セールスポイントは、球速と3種類のストレート。グリフィーも三振に 打ち取ったよ」パドレス時代の昨年、レッズ戦でグリフィーと対戦。 イチローもあこがれた現役最高峰の打者を三振に斬って取った。だが、 29歳ではメジャーで出番がない。活躍の場を求めて日本プロ野球に 挑戦を決めた。山本監督は、4日に再度テストを行うことを決めた。 合格すれば、晴れて来季の助っ人。チェコ、ミンチー以来、不作続きの中、 今度こそは大物と信じたいが…。 広島が外国人投手をテスト 広島は1日、新外国人選手の候補として米大リーグ、パドレス傘下3A ポートランドに所属するデビッド・ランドクイスト投手(29)のテストを 広島市民球場で午後1時から実施した。山本監督、北別府投手コーチらが 見守る中で変化球を交えて48球を投げたランドクイストは最速145キロを マークし「日本にきてみたいと思っていた。いい出来だった。自信はある。」と 納得の表情で話した。北別府コーチは「制球がよく、まとまりがある。 4日にもう1度テストする」と話した。4日に首脳陣が再度投球を見て 合否を決める。同投手は1999年にホワイトソックスで、2001年から パドレスで大リーグ経験がある右腕。メジャー通算37試合1勝2敗。 テストのため9月末に来日した。 ランドクイスト投手、入団テストで多彩な変化球アピール MAX145キロ、首脳陣も好評価!米大パドレス傘下の3Aに所属する デビット・ランドクイスト投手(29)=1メートル88・90キロ、右投右打=が 1日、広島市民球場で入団テストに臨み、最速145キロを計測するなど 山本監督ら首脳陣に実力をアピールした。合格へ大きく近づく48球だ。 「力強くいい感じで投げられた」。初めて広島市民球場のマウンドを使って テスト投球したランドクイストは満足そうに振り返った。速球は普通の直球 だけでなくツーシーム、カットボールと微妙に変化。加えてチェンジアップ、 カーブ、スライダー、フォークと多彩な変化球を持つ。右肩痛のため 7月以降は実戦を離れ、約1週間前に本格的な投球練習を再開したばかり。 「それでも球速は出ていた。制球もいい。練習して状態がよくなれば キレも出るはず」。病み上がりとは思えない球威に北別府投手コーチは 好印象を持った。4日にもう一度、テストを受け、合否が決まる。 「以前から日本でやりたいと思っていた。合格する自信はあるよ」。 ランドクイストは早くも赤ヘル軍団への加入を確信していた。 エディ、帰国「アディオス!また来年ネ…」エディが1日午後、関西国際空港発の日航機でベネズエラに帰国した。 今後は代理人を通して、契約更新の交渉を行う予定。 ベルトラン退団広島は1日、ベルトラン投手の退団を発表した。ベルトランは今季 新戦力として加入、左の中継ぎとして期待されたが、25試合に登板して 1敗、防御率9・15で7月途中からファームに落ちていた。2日に帰国する。 阪神達川氏入閣、1軍バッテリーコーチ快諾 阪神は1日、元広島監督の達川光男氏(47)に来季の1軍バッテリーコーチ 就任を要請した。同氏はこれを快諾、今季再三にわたって力不足を露呈した 阪神の弱点、バッテリー部門の強化に全力を注ぐことになった。 星野監督の動きは素早かった。この日、午後1時、広島にいる達川氏に 電話が入った。「チームの立て直しを手伝ってくれんか」星野監督の要請を、 達川氏は快諾。同日夕、正式に受諾の意向を伝え、阪神再建に 全力を尽くすことを明らかにした。開幕当初をはじめ正捕手・矢野が マスクをかぶっている間は投手陣も好調で、快進撃を続けた今季の阪神 だったが、矢野の故障に歩調を合わせるようにチームは失速していった。 山田、浅井、カツノリら控え捕手の力量の差は明らか。リード面のほか、 暴投、捕逸のバッテリーミスも増加。記録には表れないミスも続出し、 星野監督の悩みの種となっていた。若手捕手の育成が急務となり、 熱血指揮官が白羽の矢を立てたのが達川氏だった。95年にダイエーの バッテリーコーチを1年務め、99年から2年間は広島監督と指導者としての 経験も十分。その卓越した野球理論に加え、愉快な野球解説でも 分かる通り、明るいキャラクターも同氏の魅力。技術だけでなく雰囲気を 明るくさせる狙いもある。 達川光男氏「きょうの午後、星野監督から“手伝ってくれないか”という 電話があった。誘っていただいたのはありがたい話。今年の阪神は “星野イズム”が浸透し、非常に元気がいいイメージがある」 |
澤崎 | 横松の大乱調で 若ゴイ惨敗… プロ・アマ交流戦 昨年に続き 三菱重工広島に 完敗だ。プロが 負けた…。 広島カープ ファームは1日、 由宇球場 (山口)で、 社会人野球の 日本選手権 (12日〜 20日・ 大阪ドーム)に 中国地区 第2代表として 出場する、 三菱重工広島と 昨年に続き 交流試合を行い、 2−4で敗れた。 先発した 2年目の右腕・ 横松が大乱調。 3回7安打 4失点の内容に 木下ファーム 監督は「あんな ピッチングでは プロとは言えん」 と苦言を呈した。 まるで打撃練習 かのように、 初回から打球が 野手の間を 抜けていく。 マウンド上で 横松は、何度も 首をかしげた。 「相手はバットが 振れているなあ と思いました。 久々の試合の 影響もあった かもしれません」 9月11日の ダイエー戦 (雁の巣) 以来の登板は、 右腕にとって 悪夢となった。 初回、先頭打者の 井口に右中間を 破られ三塁打。 続く大城に 中前打を許し、 先制点を 献上すると、 二回に1点を 失い、三回にも 二死一、二塁から 福田に右中間に 運ばれ2点 二塁打。3回 7安打4失点の 降板劇だ。屈辱を 晴らすことは できなかった。 昨年10月23日、 中国地方で初の プロアマ 交流戦となった、 三菱重工広島戦 (広島市民)でも 先発。6回7安打 3失点で 敗戦投手。 同じ相手に 2度も苦汁を なめさせられる 形となった。 「調子がいい ときだけ 抑えててもね。 安定感がない? 力がないんだ。 去年よりは よくなっていると 思ったんだがね。 あんなピッチング したらプロとは 言えんでしょ」。 木下ファーム 監督は背信の 右腕に雷を 落とし、試合が 終わるまで、 球場外周の 走り込みを 命じた。プロが アマチュアの 公式戦に 初めて参加した 5月14日の 第41回社会人 野球広島大会 (広島市民)でも、 三菱三原 硬式野球クラブに 2―3で惜敗。 この日の敗戦で 昨年から 社会人と 9試合を戦い、 対戦成績は 4勝4敗 1引き分けだ。 「この結果を 神妙に受け止め、 頑張って いかないと。 いつも この言葉で 終わるんだよ」。 木下ファーム 監督からは 最後まで ため息しか こぼれなかった。 ドミニカコンビ、 圧巻デビューだ! ドミニカ共和国 カープアカデミー からの練習生、 カストロが 「六番・右翼手」で、 フランコが 「七番・二塁手」で 来日後、初の 実戦に挑んだ。 フランコは三回の 第1打席で 右前打を放つと、 九回の第4打席 では一死一、三塁 から左翼線に 適時二塁打。 この日、3打数 2安打1打点 1四球の結果に 「1打席1打席、 全力でやりたい。 バッティングを アピールして いきたい」と 白い歯を見せた。 |
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| 2 | 水 | YB | 広島 18:20 |
河内 | 吉見 | 苫米地が初完投5カ月ぶり先発の広島・苫米地が、4安打2失点のプロ初完投で4勝目を飾った。 「今年ダメなら、忘れられてしまう。結果を出せてホッとしています」。 新人の00年に2勝を挙げたが、昨年は故障でファーム暮らし。3年目で つかんだ先発としてのプロ初勝利に、さわやかな笑顔を見せた。4位に浮上した 山本監督は「この完投が自信になる」と苫米地の来季に期待した。 山内、野球人生に悔いなし 8年の現役生活&今後を語る今季で現役引退。背番号「16」がマウンドに別れを告げる。山内が、 今季限りでの退団を決意。引退後は3軍コーチとして後進の指導にあたる。 地元最終戦となる14日の横浜戦(広島)で引退試合も予定されている。 1995年には新人王を獲得した右腕が、8年間の現役生活を振り返ると同時に、 コーチとしての意気込みを語った。 “カープ愛”貫く! ―いつ引退を決意したのか。 「数日前に球団と話し合って決意しました。まだやれるという気持ちもありますが、 1軍で投げるには体力的にも、厳しいと思い始めていましたから」 ―球団からトレードの話もあったと聞くが。 「他球団に行くことはまったく考えませんでした。小さい頃から、カープ・ファン でしたから。逆指名して、憧れの球団に入ったんだし、カープを引退するときが、 プロ野球選手として現役を退く時だと考えていました。最後はカープで 終わりたかったですから」 来季は3軍コーチ! ―コーチとしてはどんな役割を果たしたいか。 「まだどういう選手を育ててみたいとか、具体的なイメージはありません。 3軍というのは、故障の選手がいるところだから、故障者を治し、 体を整えることを第一に考えていきたいです。ケガなどで苦労した分も、 今後の人生に生かすことができればと思います」 プロ一番の思い出は初登板! ―プロ生活の中で一番の思い出は。 「やっぱり、初登板初先発の阪神戦(1995年4月11日・甲子園)で 勝ったことです。大野さんから、最後にウイニングボールをもらったときの記憶は 忘れられません。チームのみんなに勝たせてもらった1勝だったんで、 みんなとの握手は思い出深い瞬間です」 14日に引退試合! ―14日には地元最終戦となる横浜戦(広島)で引退試合が予定されているが。 「プロ野球という、勝負の世界で投げるのは最後ですから、どういうふうに 自分のピッチングが映るかは、みなさんに判断してもらいたいです」 ―8年間の現役生活を振り返ってどうか。 「実際、頑張ったのは2、3年ですから、ひじを手術して以降は納得は いかない部分はあります。まだ若いとか周りからは言われるけれど、 自分がやってきた結果だから、自分としては頑張れたと思います」 |
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| 3 | 木 | D | 広島 18:20 |
苫米地 | 川上 (山崎賢) |
↑ 松本(今季初)、石原(プロ初) ↓ 倉、森笠 河内5失点KO広島・河内が6回途中5失点KO。同期生の中日朝倉との投げ合いに完敗した。 「真っすぐが攻めきれなかった」。北別府投手コーチは「悪いなりに、5回まで 2点で踏ん張ったのは進歩」とかばったが、7月16日阪神戦で1勝を 挙げたきりで、ズルズルと7連敗。山本監督は「(朝倉に)かなり 水を開けられとる」と奮起を促した。 ロペスが帰国の途 感謝の言葉残し今季限りの退団が決まっているルイス・ロペス内野手(38) は3日、広島空港で 「日本で頑張れたのは広島のファンのおかげ。長い間ありがとう」と感謝の 言葉を口にし、家族とともに広島を後にした。4日、米国に帰国する。 ロペスは広島に通算5年間在籍し、打率3割5厘、112本塁打、442打点と 活躍。来日1年目の1996年から勝負強さを発揮し、2年連続打点王に輝いた。 今季は80試合で打率2割4分5厘、5本塁打、33打点と低迷し、8月末に ファーム落ちしていた。4月6日の中日戦(広島)ではチームメートに 暴力を振るう騒動を起こしており、「精神的にベストな状態が保てなかった。 結果が出せず残念だ」と話した。今後については「できれば来年も日本で プレーしたい」と、他球団での現役続行を希望した。 |
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| 4 | 金 | S | 広島 18:20 |
黒田 | 藤井 | 誕生日:森笠繁 高橋英樹(打撃投手) 黒田、涙の2年連続10勝黒田が泣いた。2年連続の10勝到達。一塁ベンチで報道陣に囲まれ、 節目のウイニングボールを「大阪(の実家の母の墓前に)に贈ります」と 言ったきり、目頭が熱くなった。タオルで押さえた頬を、涙が静かに伝った。 「今年は、精神的にキツかったし、どうしたらええのか分からん時もあった」。 開幕直後に腰痛が発生。1カ月半も戦線を離脱した。故障が完治せぬままの 復帰後、6月2日、実母靖子さん(享年60)が亡くなった。黒田は文字通り、 心身ともにボロボロの状態に追い詰められた。「オカンは男みたいに 芯の強い人やったんです」。そんな母の面影を励みに変えた。 この日も、4回までに6安打を食らう苦戦の投球。しかし、2本のソロ以上は 失点を許さなかった。昨年の12勝に続く10勝目をつかんだ。 「今年は苦しんだ分、ホントにうれしいです」。シーズン終了後、胸を張って、 母の墓前に報告できる。 山内、来季はコーチ就任へ広島は山内泰幸投手(29)が今季限りで現役を引退し、来季は コーチに就任すると発表した。6日に記者会見を行い、本拠地最終戦となる 14日横浜戦で引退登板する予定。 |
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| 5 | 土 | S | 広島 13:30 |
佐々岡 | 坂元 | 誕生日:木村一喜 石原、初マスク初ヒット3日に昇格した広島のルーキー石原が、プロ初打席で初打席安打を放った。 六回の守りからマスクをかぶりプロ初出場。七回には無死一塁から 中前へ記念の安打を放ち「たまたまですけど、結果が出てよかった。 守りで投手を引っ張りきれなかったけど、素直に喜びたい」と 初々しさを見せていた。 緒方、六回、4試合連続となる24号2ラン「2―2からのチェンジアップをうまく見逃せて、最後はストレート系に絞って、 しっかり打てた。反撃につなげたかったんだけど。」 佐々岡、5回107球で降板「稲葉のホームランがね。あれだけ完ぺきに打たれたということは、 やっぱり甘かったんだね。」 広島あ〜5年連続Bクラス 一発が出れば同点という最終回の一死一塁の場面。必死に応援する ファンの前で金本が空振りの三振、前田が二ゴロに倒れ万事休す。 その瞬間、5年連続Bクラスが確定した。山本監督は覚悟を決めていた かのように「あっそう」と無表情にポツリと一言残しただけだった。 6点を追う六回、緒方が自身初の4試合連続となる24号2ランで 反撃ののろしを上げた。七回には金本の2点適時打などで1点差まで 詰め寄った。しかし今季を象徴するように、投打の歯車がかみ合わない。 八回に幹英が1点を失い反撃ムードも絶たれてしまった。山本監督は 「佐々岡がもう一つキレがなかったね。それに八回の1点も痛いわな」と 話した。9月に無傷の3連勝を飾ったエース佐々岡が、5回10安打4失点で 降板。六回にも中継ぎ陣が失点を重ね、八回にトドメの1点を失った。 キャンプの打ち上げで山本監督は「目標は一つ、オーケー?」と 大きな声を発してシーズンに臨んだ。優勝候補にも挙げられ前評判も 上々だった。前田、緒方の復調で戦力に手応えをつかんだ指揮官は 「夏場が勝負」と優勝を意識していた。前半戦を貯金2で終え、計算通りの ペナントだった。7月10日には優勝を夢見てきた松田耕平オーナーが死去。 弔いの逆転優勝を誓って後半戦に臨んだ。しかし勝負の夏場に、 投打がかみ合わず失速。優勝争いから脱落すると同時に順位を下げ、 7試合を残してBクラスが確定した。屈辱を胸に、既に来季をにらんで 若手選手を起用する。「最後までやらんとな」と親友星野監督率いる阪神との 4位争いを口にすると同時に、来季の戦力補強や秋季キャンプの予定も組む。 松田元オーナーから永久政権を託されたとはいえ、来季が3年契約の最終年。 不名誉な連続Bクラスに終止符を打つため、勝負は早くも始まっている。 あぁカープ…5年連続Bクラス決定 開幕前の思いも今は虚しく。最後の望みも消えた。希望を託した佐々岡が、 前半で4失点。追い上げもむなしく68敗目。広島の5年連続Bクラスが 確定した。四回二死から小野と投手・石川に連打され、稲葉に場外への3ラン。 ファンサービスの飛距離掲示は「場外につき測定不能」。広島ベンチに大きな ダメージを与えた。「佐々岡にはキレがなかったね。もうちょっと気をつけて 投げていれば。らしくない?そうだね。Bクラス?とにかく最後までやらんとな」と 山本監督の口も重かった。開幕前の「優勝を狙う」の思いとは裏腹の結末。 残り7試合に全勝しても5割。貯金をつくることもかなわずに終わった。 5年連続のBクラス確定、佐々岡5回4失点 ▽勝 石川27試合10勝9敗 ▽S 高津42試合2敗31S ▽敗 佐々岡24試合8勝8敗 ▽本塁打 稲葉9号3(佐々岡)緒方24号2(石川) 広島は打線の粘りも及ばず惜敗。ヤクルト戦の勝ち越しを逃し、5年連続の 4位以下が確定した。先発佐々岡は球が高めに浮いたところを狙い打たれた。 二回は3安打で1点を先制され、四回は稲葉に右翼場外へ消える3ランを浴びた。 六回には佐竹、河野が2点を失うなど、投手陣が踏ん張り切れなかった。 打線は0―6の六回、緒方が4試合連続となる24号2ラン。七回は二死満塁から 緒方が押し出し四球。金本の2点適時打で1点差まで詰め寄ったが、 そこまでだった。 中継ぎ左腕、補強不可欠 野球界の秋は、ウイークポイントがあからさまになる。弱点克服を試みる起用が 失敗に終わっても、辛い現実として受け入れなければならないように思う。 六回二死から佐竹が崩れていった場面は、苦戦した今季を象徴した。 中継ぎ左腕が不在のまま、シーズンは終わろうとしている。今年は菊地原、 ベルトラン、広池、佐竹の4人が1軍で投げた。ファームで故障の選手を除くと、 全員にチャンスが与えられたことになる。結果は誰が悪いというわけではなく、 故障や期待外れ、力不足とさまざま理由で芳しくない。各チームに左の強打者が そろっている今、計算できる左腕が不在ならチーム成績も見えてくるというものだ。 5年連続のBクラスが決まった。この日は先発がこけて、リリーフ陣も 乱れた試合で、中継ぎ左腕の不在が直接的な敗因ではない。しかし、 この点を克服しなければ、来季も同じ失敗を繰り返しかねない。野球界の秋は、 ストーブリーグの始まりでもある。現場からフロントへの要望には、中継ぎ左腕の 補強が挙げられているという。現有戦力のレベルアップはもちろんとして、 新戦力の獲得が欠かせないのも現実。一両日中にも第一弾が始まる。 浩二「(先発佐々岡の乱調ぶりに不機嫌さを隠さず) 切れがなかった。あの(四回の)3点がもったいないよ。投手に打たれたのが 大きい。もうちょっと気をつけて投げないとなぁ。 (中盤以降、追い上げながらも届かず) 八回の1点が痛かった。1点差なら違っていただろうよ。(二、七回の)チャンスに 新井がブレーキになったな。 (Aクラスへの望みが絶たれ、うつむきながら) ああ、そう。4位?そうやな、最後までやらんとな。」 |
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| 6 | 日 | G | 広島 18:20 |
雨天 中止 D |
矢野 | 西山 | 福地、打撃開花の兆し広島の代走のスペシャリスト福地が殻を破りつつある。最近12試合は、 先発出場を続けている。打率は2割6分7厘(53打数14安打)ながら、 猛打賞を2度マーク。課題の打撃に開花の兆しがあり、1番打者に 定着する勢いだ。約3カ月半ぶりに先発起用された、先月21日の阪神戦 (甲子園)が転機となった。「絶対やってやると、今年で1番気合が入っていた」。 4安打といきなり結果を出し、チャンスをものにした。この試合で放った 4安打目の打席で、打撃開眼のヒントをつかんだ。カウント0―2から 直球に的を絞り、イメージ通りの中前打を打った。「昨年から取り組んできた 甘い球を一発でしとめる打撃ができた」という。「3安打の後で余裕が あったせいか、いいコースに決められたら、仕方がないと思えた。 誘い球に引っかからなければ、相手投手は僕を四球で出したくないから、 甘い球が来がちになる」と打席でのゆとりも学んだ。変身へのきっかけは 先発で起用してもらいながら、結果を出せなかった5、6月にあった。 「何でも打ちにいき、相手の術中にはまっていた」と振り返る。その後は、 打撃練習でも狙い球を絞って打つよう徹底した。日々の経験が、すべて 糧となっている。「佐々岡さんの配球など、ベンチからと守りながら後ろから 見るのとでは、勉強になる度合いが違う。結果を出し続け、首脳陣に 使ってみたいと思われる存在になりたい」。残り7試合。来季の飛躍を目指す 福地にとっては、「今」が勝負の時である。 力投・粘投、強気の8年、山内投手が引退会見山内泰幸投手(29)が6日、広島市民球場内で引退会見をした。 入団した1995年に新人王を獲得した選手生活を「子どものころからの カープファンで8年間できた。監督をはじめ出会った人みんなに感謝したい」と 声を詰まらせながら振り返った。14日の横浜戦(広島)が引退試合になる。 濃紺のスーツ姿で会見、20歳代での引退を「3年前に右ひじを手術してから、 昔のフォームや球威が戻らなかった。元に戻す根性がなかったかのかも しれない。無念です」と明かした。球団とは先月下旬に話し合い、 コーチ就任の要請を受けた。「体力、技術的にも落ちていたし、自分で判断して 決めた」と心境を説明した。東広島市出身で尾道商高―日体大を経て、 ドラフト1位入団。95 年4月11日の阪神戦(甲子園)でプロ初先発 初勝利を挙げた。「大野さんから、ウイニングボールをもらった時が一番の 思い出」と懐かしんだ。「自分の力以上に燃えた」という読売戦では、 球界初となる初対戦から無傷の10連勝を飾った。来季からは3軍の 投手コーチを務める。「けがで苦しんだ経験を生かしたい」と抱負を話した。 プロ8年間は183試合に登板、45 勝44敗1セーブだった。 「対話で不安取り除きたい」山内、引退の心境語る来季3軍コーチに就任!山内泰幸投手(29)が6日、広島市民球場内で 今季限りで現役を引退することを表明した。「これで選手として野球を やることはないんだなあと思います」。グレーのスーツ姿で登場した山内は 心境を語った。通算成績は45勝44敗1S。1995年には14勝10敗で 新人王に輝いた。その中でも読売戦では、球団史上初の初対決から無傷の 10連勝を飾った。「ジャイアンツ戦は、自分の持っている力以上のものが 出ました。燃えて野球できました」と振り返った。会見後はグラウンドに 姿を現し、北別府投手コーチらにあいさつ。同コーチから「お疲れ様、 これからも頑張れ」とねぎらいの言葉を掛けられた。引退後は3軍の コーチとして後進の指導に当たる。「ケガをしている選手は不安も多いので、 よく話をして力を出せるようにしてあげたい」と意気込みを語った。 「ピッチングになるかどうか分からないけれど、最終登板は自分の中の 持てる力を出し切りたい」。本拠地最終戦となる14日の横浜戦(広島)では 引退試合も予定されている。背番号「16」がファンの前で 最後の雄姿を見せる。 山内が引退会見「みんなに感謝」山内泰幸投手(29)が広島球場内で引退会見を行った。95年の新人王は 「体力的にも技術的に落ちてきたのは感じていた」と引退を決断した心境を語り、 「街で出会った人も含めて、みんなに感謝したいです」と涙ぐんだ。 来季はリハビリや育成を担当する3軍コーチに転身する予定で、 「自分がケガに苦しんだ経験も生かしたい」と話した。山内は通算8年間で 45勝44敗1S。本拠地最終戦の14日横浜戦で、引退試合として登板する予定。 元阪神の西川がテスト受験 今季限りで阪神からの自由契約を告げられた左腕・西川慎一(35)投手が 6日、広島の入団テストを受けた。投球を見守った山本監督は 「力的にはある。1枚でも2枚でも左はほしいから」と獲得に 前向きな姿勢を見せた。 友情で西川再生だ 山本監督が“友情再生”に乗り出す。6日、ライバル・星野阪神から 戦力外通告を受けた西川慎一投手(35)をテストした。計算できる中継ぎ左腕 不在の現状から、シーズン終了後の正式獲得が決定的になった。 広島市民球場の一塁側ベンチで山本監督は鋭い視線を西川に向けた。 1球目から「ええ投げ方しとるな」。球数が40球を過ぎたところで 「クイックも見せてくれ」と指示。そのクイックも1軍トップ級の1・1秒台を たたき出し、満足そうな笑みを浮かべた。結論は“合格”だ。正式には球団が 決めることと前置きした上で「まだまだ十分やれるんじゃないか。 スライダーがいいようだし、力的にはある。ウチは一枚でも多く(中継ぎ) 左が欲しいんやから」と話した。計50球でMAX140キロ、持ち球すべての 披露を終えた西川は手応えを得た様子。「広島は子供の時に大ファンでした。 清川さん(2軍投手コーチ)が近鉄で一緒だったし、もし合格したら、 もう一花咲かせるよう頑張りたい。阪神戦?敵味方になれば関係ないです」と 古巣相手の恩返しの力投を頭に描いていた。 西川をテスト採用 広島は6日、広島球場で、阪神を戦力外となった西川慎一投手(35)の テストを実施。採用へ向け、前向きに検討する方針を固めた。西川は今季、 5試合に登板しただけで、戦力外通告を受けた。しかし、近鉄から移籍した 00年に中継ぎとして45試合に登板した実績もある。今年も中継ぎ左腕不足に 泣いた山本監督は、投球練習を視察し、「十分やれるんじゃないかな」と 合格点を与えた。 ![]() 山本監督、金本の残留説得に強い自信「公開でやってもいいぞ」!FAでの去就が注目される金本の残留説得に、 山本浩二監督が6日、強い意欲と自信を見せた。読売戦が雨天中止と なった後、金本問題について触れ、「いずれ話はするんだが、これまでも ちょくちょく話はしている。説得というより、来季も軸になる選手なんだし、 監督としても当然必要としている、という話をな」と、既に残留工作を 始めたことを明らかにし、「なんなら次は公開でやってもいいぞ」と 手応えをのぞかせた。一方の金本は「まだ五分五分という感じ。 そんなに真剣に考えてないからね。寝る前にちょっとくらい。 取るところがあるのか、どうかも分からないから」と語ったが、 「四番としての心得も教えてもらったのに、期待に応えられなくて、 監督には本当に申し訳ないと思っている」とするだけに、 監督出馬が広島の切り札になってきた。 金本残留に自信?山本監督が6日、今オフFAでの動向が注目される金本の残留に確信? の笑顔を見せた。読売戦が雨天中止となり、球場出口で帰りの車を待つ 山本監督と主砲が鉢合わせ。注目の金本を追いかけるカメラマンに 指揮官は「2人で撮ってええぞ。なんなら公開で(説得交渉を)やるか」と 笑った。金本はFAについて「考えるのは寝る前くらい。そのほかの時間は まだ真剣に考えていない」と結論を出していないことを強調した。しかし 山本監督は「前から言っとるようにちょくちょく話はしとるし、話すにしても 説得じゃなくて、軸になる選手だから残ってもらわないと困る」と、既に 金本の意思を確認している様子だった。すでに金本は本紙の取材に 対しても、残留濃厚のニュアンスを口にしている。指揮官が会心の 笑みを見せたのも、残留に手応えを感じているからだ。 金本金本のFA交渉に思わぬ障害金本のFA交渉に思わぬ障害が発覚した。長女の智萌美ちゃんが 1歳になったばかり。「起こしたらいかんから」と電話の際は、 自宅マンションのベランダに出るのが習慣だが、「こんな(FAに関する) 話、近所の人に聞かれてないか心配なんよ」。秘密裏に行うのが 常識のFA交渉も、金本は近所に筒抜け。残留か移籍の決断が 「まだ分からん」と長期化しているのも、ゆっくり電話できないせい? |
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| 7 | 月 | D | 攻守とも不振 「試練の秋」の東出東出が「試練の秋」を迎えている。守りに加えて打撃も不振で、 山本監督の下では初めて3試合連続のスタメン落ちを経験した。 首脳陣からは「もう4年目。将来性を考慮した起用はできない」と、 厳しいコメントも聞かれ始めた。今季は133試合中、100試合に出場し、 打率は2割3分8厘。規定打席に到達した30人中27位である。 失策数16はリーグワーストタイ。139の先発を含め、全140試合に出場した 昨年より、出場機会は少ないのに3年連続「失策王」という不名誉な記録の 可能性も残る。5月下旬には右太もも裏の肉離れで、42日間の登録抹消。 攻守で精彩を欠く状態から山本監督は、2日の横浜戦(広島)で スタメンを外した。山崎コーチは「今季は、欠場が増えた焦りからプレーが 小さくなっている。このままでは控えに回るかもしれない」と奮起を促す。 本人も「今を乗り越えるしかない」と危機感を口にする。右足の状態は 万全でないが、広島市民球場で連日、早出特打ちを続けている。 「結果が出ていない以上、何を言っても仕方ない」。 語気を強め、険しい顔つきでバットを手に取った。 7年目のベテランがユニホームを脱ぐ。背番号0の河田(元カープ)が、 今季限りで引退することを表明。この日、球団に申し入れ、了承された。 「やるべきことをやりきったし、悔いはないよ」97年のヤクルトとの 日本シリーズでは第2戦で3ランを放つなど印象に残る活躍を見せたが、 今年はけがにも泣かされた。今後は未定。 「昭和52年会」発足 会長は福留首位打者獲得で福留会長が誕生する!昭和52年生まれのプロ野球選手が 結成する「昭和52年会」が今オフに発足することが7日までに分かった。 ヤクルト・藤井が発起人だが、提案のきっかけとなったのは初の首位打者を ほぼ手中にしている中日・福留の活躍。同期の星を中心として、 藤井のほかヤクルト・石井、広島・長谷川、阪神・上坂、西武・星野ら 52年生まれの仲間たちで盛り上がろうというものだ。さらに藤井は 「首位打者を獲ったら福留を会長にします。同期の星として発奮して もらわないとね」と会長の座を発奮材料として用意する考えで、すでに 本人にも伝えてあるという。タイトルを獲得した暁には今オフ1泊2日で 発足会を行い、盛大な会長就任披露を予定している。読売・松井と しのぎを削る若武者を、25歳の仲間たちが後押しする。 |
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| 8 | 火 | YB | 横浜 18:00 |
長谷川 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 9 | 水 | YB | 横浜 18:00 |
苫米地 | 誕生日:永田利則(ファーム守備走塁コーチ) 前田、不屈のカムバック賞前田が9日、カムバック賞を受賞することが決まった。この日、東京都内で 行われたセ・リーグ理事会で決定したもの。今季は両アキレスけんに不安を 抱えながら121試合に出場。5試合を残して最終規定打席数をクリアし、 打率・313、20本塁打の好成績を収めた。しかし、この日の横浜戦(横浜)では 4打数無安打、チームも敗れ2年ぶりの負け越しが決まった。 孤高の天才打者に新たな勲章が加わった。横浜スタジアムに到着した前田は、 報道陣からカムバック賞受賞を伝えられた。「オレがカムバック賞なの? ノーマークだったよ。アララララ、そんなのもらえるの。今年はそれどころじゃ なかった。クビになるかと思っていたから」と驚きの表情を浮かべ、グラウンドに 飛び出した。悲壮な決意で臨んだ今シーズン。95年に右アキレスけんを切断、 2000年には左アキレスけんの手術を受けた。“復帰元年”の昨年は、 打率・296も、27試合にしか出場できなかった。今季も両アキレスけんに 不安を抱え、成績次第ではユニホームを脱ぐ覚悟でいた。 開幕戦で先発オーダーに名をつらね、4月5日の中日戦(広島)では 644日ぶりに涙の本塁打を放った。直後の4月7日には走塁をめぐって ロペスから暴行を受けた。6月16日の中日戦(広島)の試合前のシートノックで ボールを踏み転倒。左足首前距ひじん帯損傷で10日間出場選手登録を 抹消された。アクシデントはあったが、121試合に出場、打率・313、 4年ぶりに20本塁打の好成績がカムバック賞につながった。 天才打者ではあるが、陰で努力を重ねた。試合前には入念なストレッチ、 試合後にも両アキレスけんのケアのため球場に残ってランニングをした。 すべては完全復活のためだった。「球団、監督、コーチ、トレーナー、特に リハビリでお世話になった3軍スタッフ、裏方の方々に感謝したいと思います。 この賞を励みに始まったばかりのリハビリを重ねて、コンディションをつくって 来年、再来年と頑張っていきたい」。横浜戦では4打数無安打に終わり、 唇をかみながら球場を後にしたが、その目は来季以降に向けて ギラついていた。山本監督は「よかった。数字の上で結果を残したし、 あの足の状態の中で精いっぱいやっている」と喜んだ。その一方で 「来年以降は外野手としてもっと足を使わないといけない」とさらなる活躍を 願った。走攻守三拍子そろった本来の姿に戻ってこそ、真のカムバックとなる。 前田“悲運の天才”に勲章・前田、やったカムバック賞だ3年ぶりの最終規定打席、4年ぶりの20本塁打!悲運の天才打者が復活の 勲章を手にした。前田が9日、都内で開かれたセ・リーグ連盟理事会で 「カムバック賞」に選出された。広島での同賞受賞は1996年の加藤伸一 (現近鉄)以来、4人目。左アキレス腱故障など度重なるケガを乗り越えた 今季は3年ぶりに最終規定打席をクリアして、4年ぶりの20本塁打もマーク。 2002年を復活元年としてさらなる上を目指す。本人はビックリ! 笑顔の前田がいた。9日に都内で開かれたセ・リーグ連盟理事会で 「カムバック賞」の受賞が決定。練習前の横浜スタジアムで朗報に接し、 「もらえるの?あららら」と声が弾んだ。「(カムバック賞は)ノーマークだった。 今年はクビになるかどうかだったから」と表情がほころんだ。 選手生命の危機からよみがえった。一昨年は7月に左アキレス腱を手術して 後半戦を棒に振った。昨年も思うように回復が進まずプロ入り最少の 30打席に終わった。昨秋以降はほぼ無休でトレーニングに励んだ。 開幕後も入念に身体のケアに努めた。地元・広島市民球場では試合後、 いつも黙々とランニングする姿があった。今季は6月に左足首負傷のため 1軍を離れた10日間を除けばフル稼働した。愛息・浩由くんの1歳の 誕生日に当たる10月3日の中日戦(広島)で3年ぶり最終規定打席に 到達。打率は3割台を保ち、本塁打数も4年ぶりに20本の大台に乗せた。 「(カムバック賞に)選んでもらえて大変うれしい。球団や使ってくれた 監督、コーチ、それにトレーナーや3軍スタッフ。支えてくれたみなさんに 感謝したい」日々の努力を知る山本監督は「試合に出るため精一杯の ことをやっていた」と称え、「今年をステップにしてほしい。来年は 外野手としてもっと足を使わんとな」とエールを贈った。「この賞を 励みにしたい。リハビリを積み重ねて、来年、再来年もいいコンディションを 作って頑張っていきたい」4打数無安打と花を添えられず、試合後の 前田は笑顔を消した。残り5試合。公式戦終了後には若手中心で 行われる11月の秋季キャンプに2年連続で志願参加する。 復活を刻んだ2002年は序章に過ぎない。 前田にカムバック賞 受賞に驚きと感謝カンバック賞に決まった前田は、驚きを隠さなかった。球場入り直後に聞き、 「まったくの予想外。今年はそれ(賞)どころじゃなかったし…」と、故障続きの 足のリハビリで明け暮れた1年間の苦悩をにじませた。今季は9日現在で 121試合に出場。打率3割1分3厘で3年ぶりに規定打席にも到達し、 球団では4人目の受賞になった。昨季は2000年7月に手術した 左足アキレスけんの影響で、プロ入り最低の27打席。足に不安を抱える 状態から「クビ(解雇)になるかも」と考えた時期もあった。オフ返上で リハビリに取り組み、今季は開幕から出場。「リハビリに関して球団や トレーナー、3軍スタッフにお礼を言いたい。使ってくれた監督、コーチにも」と、 周囲への感謝を忘れなかった。山本監督も祝福した。「今年は来年への ステップ。もっと足を使っていかないといけない」。さらなるレベルを 求められた前田も「コンディションをよりいい状態に保って来年、再来年へと 励みにしたい」と意気込みを見せた。 長谷川、壁越えねば、信頼戻らぬシーズン終了直前にして、とてつもなく大きな憂いを感じている。 長谷川のKO劇は、ここ登板3試合のビデオを見ているようだった。 まるで変わらない投球内容に、がっくりを通り越して、早くも来季への不安が 芽生えてきた。単調で一本調子で、球威はあっても投球の意図も何もない。 単純に真っすぐだけを待っている打者に、ご丁寧にも真っすぐ勝負で痛打される パターンの繰り返し。緩急や制球は意識しているだろうが、結果に出なければ 何も残らない。それがプロの宿命である。試合後の山本監督は明らかに 怒っていた。激怒という表現の方が正しいかもしれない。北別府コーチにも 深刻な表情が見て取れた。両者の表情から推測すると、12勝して 積み上げてきた信頼や好印象が、すべて消え始めている。 長谷川は悩んでいる。プロ入りして初めてと言っていいほど、悩んでいる。 フォームやピッチング、感覚的なこと。すべてに釈然としないまま投げている。 1軍だけを目指していた2年前までとは、異なる悩みだ。こんな姿を開幕前に 最も危ぐしていた。事実上の「2年目のジンクス」に、今ごろになって はまってしまった。 今季の負け越し決定 長谷川4連敗 ▽勝 秦3試合1勝 ▽S 福盛31試合2勝3敗2S ▽敗 長谷川29試合12勝10敗 ▽本塁打 古木9号2(長谷川) 広島は先発長谷川が今季最短の3回4失点で降板、流れを呼びこめなかった。 一回は一死三塁から佐伯に先制の適時打を許すと、古木にも左翼席に2ラン。 三回には一死から振り逃げと暴投が重なり、打者田中一を二進させ、佐伯に 適時二塁打を浴びた。打線は高校出ルーキーの秦に六回まで3安打、零点に 抑えられた。しかし、七回に四球と浅井の右越え二塁打で一死二、三塁とし、 ここで代わった木塚から代打野村の中越え適時二塁打などで2点をかえした。 広島は残り5試合で借金が7となり、2年ぶりの負け越しが決まった。 長谷川は4連敗。 試合後、先発・長谷川について北別府コーチのコメント 「腕の振りが鈍い。勝ち星は去年より上でも“もっと上に”という自覚がない」 山本監督が激怒 山本監督が激怒した。チーム勝ち頭の長谷川に3回4失点で、今季最短降板を 命じた。「何回も同じことを繰り返しよって! 考えて投げてない」。 9月14日に12勝目を挙げて以来4連敗の長谷川にカミナリ。「次? 知らん」と 今季最後の先発はく奪も示唆した。「自分の投球ができていない」という 長谷川の10敗目で、2シーズンぶりの負け越しが決まった。 浩二「(三回に4失点で見切り、降板させた長谷川の投球に怒り心頭) 同じことの繰り返しばかりだ。特にインサイドのコントロールが悪い。 相手の投手はスピードがなくても、きっちりとコースを投げ分けて 抑えてきている。12勝もしている投手が、考えて投げているとかの 問題ではない。いつまでも球に聞いてくれの投球ではいかん。」 遠藤竜志投手がロッテ入団テスト戦力外通告を受けた遠藤がロッテの入団テストを受けたが、不合格となった。 高橋建、2年連続2ケタ勝利へラストチャンス2年連続2ケタ勝利へスタンバイOK―。左背筋痛のため9月10日に 出場選手登録を抹消され、戦列を離れている高橋建が9日、120球の 投げ込みを行い完全復活を強烈に印象付けた。大野室内練習場の ブルペンに入り、熊沢コーチの「行けるところまで行ってみようか」の 掛け声にうなずくと、左腕は1球ごとに集中力を高めながら投球を 繰り返した。「今季、投げるにしろ、投げないにしろ、しっかりしたフォームで 投げ込んでいたほうがいいと思って。痛みはないし、あとはまだ少し ずれているバランスを修正するだけ」顔からは、声がかかればいつでも 行けるという自信があふれていた。「周りの応援してくれている人たちへの ためにも、そして僕自身も(2ケタ勝利を)達成したい。投げるとしたら あと1試合だし、何とか頑張りたい」8月28日の読売戦(広島)で 9勝目を挙げ、王手をかけて以来、勝ち星からは見放されている。 チームは残り5試合。左腕エースはラストチャンスに総てをかける。 コージ許せ!星野監督が金本獲りに不退転の決意 友情は関係ない! 阪神・星野監督が9日、広島・山本浩二監督との 大学時代からの友人関係を抜きにして、金本のFA問題に当たる姿勢を示した。 金本がFA行使すれば、「友情? それは古代的な発想や」と闘将は 獲得に動く。友との絆よりも、猛虎再建…。不退転の決意だ。 情は不要! 星野監督は言葉にする前に、もう一度、自分に問うた。 ほんの数秒の自問自答。結論は、やはり同じ。答えは変わらなかった。 「友情? それは古代的な発想やな。もし遠慮して、他球団に獲られたら、 どうするんや」金本獲りに乗り出した場合、避けては通れないのが、 親友・山本監督との関係。友が育て上げた主砲を強奪することも考えられるが、 闘将は、あえて非情の道を突き進む。 たとえ友情関係が壊れても、 絶交状態になったとしても…。複雑な心境に重しを乗せて、鬼になる決意を 示した。この日も、星野監督は甲子園での全体練習に姿を見せた。 ユニホームに袖を通したが、「補強」が、心を捕らえて、離さない。 「土下座してまでも…」前日(8日)のコメント通り、近鉄・中村に興味がある。 ヤクルト・ペタジーニが退団すれば、一気に動く。大きな障害があると 思われた金本も…。「宣言するということは、その前の交渉で口説けんかった ということやないのか。オレが今、アイツに対して、話していたら 問題やけども…」ハラは固まっている。しかし、タンパリングの恐れが あるため、今言えるのは、ここまで。「これは金本が宣言したら、ウチが 獲りに行ったらという時の話。その時は、(山本監督に)報告申し上げるよ」 獲得に乗り出す時は、正攻法で臨む。敵将への最後の情だった。 この日、久万オーナーが神戸市東灘区の自宅前で、金本、中村、P砲の “トリプル交渉”を初めて認める発言をした。総帥から吹いた追い風を、 星野監督は広島からも感じ取っている。広島球団は松田オーナーらが、 金本の残留に全力を尽くすと明言している。しかし、提示する条件は、 1年契約なら現状維持、3年契約なら年俸ダウン。これで金本の心が 動くかどうか…。脈はある。あとは、その時を待つだけだ。「阪神ファンが 泣いて喜ぶ姿を見れば、オレのポリシーなんて、ちっぽけなモノや」 最大のバックアップは、白星に飢えた虎党の叫び。願いを叶えるためなら、 己を捨てる。そこから、猛虎復興の扉が開く。 【星野監督と山本監督との関係】星野監督が「コージ」と呼べば、 山本監督は「セン」と呼ぶ。同学年で星野監督は明大、山本監督は 田淵チーフ打撃コーチとともに法大で、切磋琢磨を重ねて来た。その後、 星野監督は中日、山本監督は広島にドラフト1位で入団。選手時代、 星野監督が広島遠征なら山本監督宅へ、広島の名古屋遠征の際は 山本監督が星野監督宅に泊り、球場に通ったこともある。 2人はほぼ同時期に監督に就任。星野監督がリーグ優勝を果たした 88年には、山本監督からお祝いの高級腕時計を贈られた。 また家族ぐるみの付き合いもしており、扶沙子夫人が97年1月に 死去した際には、山本監督は鏡子夫人を伴って、弔問に訪れ、 突然の死に涙した。ちなみに今季の阪神−広島の勝敗は14勝13敗。 12日、広島で最終戦を行う。 |
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| 10 | 木 | YB | 金本、FAに含み、「成績残せる環境を」今季、フリーエージェント(FA)権を獲得した広島の金本が10 日、 「(FAは)基本的に考えていなかったが、考える余地も出てきている」と話し、 オフの動向から目が離せなくなってきた。残留、移籍の選択の判断基準として 「成績を残せる環境」を最優先に上げた。5月のFA権取得時に示した残留の 方向性は今も強く、「山本監督の下で仕事をしていないし、愛着もある。 このまま出るわけにはいかない」。一方で、「同じ場所にいると甘えが 出てしまう。苦境で力を発揮できる新しい環境もいいのでは…」と 複雑な心中をのぞかせた。球団とは既に非公式な話し合いを重ね、 「金銭面の不満はない」という。今月下旬の湯布院リハビリキャンプで 熟考する考えで、「結論は早いうちに」と話した。山本監督は「来年も 必要な戦力。(FAするとは)考えていない」と話し、 説得に乗り出す意向を見せている。 金本、金銭面は納得FAでの動向が注目される金本が10日、球団と事前交渉をすでに始めており、 金銭面で納得していることを明らかにした。残留へ条件面での障害は なくなったが、今後は「(広島か他球団で)どっちが成績を残せるか。 やりがいの面で、てんびんにかけていく」と、環境面を重視してFA宣言するか 否かを熟考する。最終結論は、シーズン終了後にオーバーホールを行う 湯布院で導き出す。東京から移動して広島市民球場で練習を行った金本が、 既に球団と事前交渉を始めていることを明言した。球団に 「まだ決めてませんと言った」と返答する一方で、球団が提示した条件面には 「数字とかはいえんけど、示されたもんに不満はない」と、納得していることを 明かした。これまで広島は、FA選手に対して大幅な年俸アップはなかった。 金本も例外ではなく、今季年俸の2億4000万円(推定)から大きく 変わらない。「金が欲しければ100%出るし、悩みはしません」と揺れる 気持ちの要因は、野球のできる環境であることを強調した。「監督に対して 仕事をしていないし、このまま出るわけにはいかない。半面、そこに長くいると ついつい甘えが出てしまう。新しい環境でやるのもいいかもしれない。 要はどっちが成績を残せるか」来季、自分が一番力を発揮できるのは、 カープなのか他球団なのか―。その答えがまだ出ていない。金本は 「シーズンが終わらんと考えられん」と猶予を求めた。17日のヤクルト戦 (神宮)で全日程が終了する。21日からは主力勢とともに大分・湯布院で オーバーホールを行う。「湯布院ではボーとしたいけど、考えないといけない」。 湯布院をFAについての最終結論を導き出す場所と考えている。 金本が既に球団と下交渉!条件提示に「不満はないが…」結論はシーズン後!FA去就に注目を集める金本が10日、既に球団側と 下交渉したことを認め、今季と同じ年俸2億4000万円(金額は推定)、 1年契約とみられる条件提示に「不満はない」と話した。その上で 「お金じゃない。広島と新しい環境ではどちらがいい成績を残せるか」と 悩める心境を吐露。公式戦終了後に行われる大分県湯布院リハビリ キャンプ中にも結論を出す考えを明かした。広島か新しい環境か… 揺れる主砲!揺れる主砲が既に球団と下交渉を行っていたことを認めた。 遠征先の横浜から広島に戻った10日、広島市民球場での練習後に 注目されるFA問題について金本が口を開いた。球団側から提示された 条件は今季と同じ推定年俸2億4000万円での1年契約と見られる。 「不満はない。妥当だと思う」。球界全体の風潮からすれば決して 好待遇とは言えない数字にも不満顔はなかった。広島では野村、 佐々岡、緒方ら過去、FA権を取得した選手が残留する場合は 宣言することなく通年通りの契約を交わした。再契約金もなく、 FA権が年俸に大きく反映されることもない。「過去の例がある。 自分だけというわけにはいかない。残るなら宣言しない」。 金本も残留の道を選べば、この”広島流”に習う考えを明かした。 ただ、金銭面での”合意”が「残留」という決断に直結していないことも 事実だ。「お金じゃない。お金が欲しければ悩まない。宣言して、 てんびんにかければいいことだから」と言い切る。「要は広島と 新しい環境とでは、どちらで自分がいい成績を残せるか。 (山本)監督に対して仕事もできず、このまま出られない。 広島には愛着もある。反面、長くいると甘えが出る」揺れる心境を 率直に言葉に表した。残留か移籍か。「シーズンが終わらないと 考えられない」と首を振る。熟考の場にはシーズン終了後の 20日前後から始まる大分県湯布院でのリハビリキャンプを指定した。 「本当はゆっくり体を休めたいけど、そうもいかない。湯布院で 考えることになる」。野球人・金本がどんな答えを出すのか。 赤ヘル主砲の動向にますます注目が集まる。 山本監督、改めて来季の残留を熱望 山本監督は10日、あらためて金本の来季残留を熱望した。 「当然、必要な戦力という話を(本人と)しているよ。来年の話も しとるから」。金本獲得を狙う盟友、阪神・星野監督の発言についても 「新聞で見たよ。友情と補強は別?(宣言すれば)そりゃあ、そうやろ」と 受け流したうえで、「(金本のFA流出は)考えていない」と 主砲への変わらぬ信頼を強調した。 菊地原、来季は巻き返す! 左肩痛で7カ月の戦線離脱昨季は78試合登板も今季はわずか4試合…!来季はやるしかない―。 左肩痛のため4月10日に出場選手登録を抹消され、3軍でリハビリ トレーニングを続けている菊地原が、徐々にだが着実に復活への階段を 上っている。昨季は78試合に登板した左腕は、今季、故障のため 4試合の登板にとどまった。不本意なシーズンの屈辱を晴らすためにも、 来季こそは優勝に貢献する投球を目指す。“マウンドへの飢え”がバネ! 悔しさ、不甲斐なさ…。無念の思いをかみ締めながら、菊地原は 大野練習場でリハビリトレーニングを続けている。「左肩の状態は 順調と言えば、順調です」2002年シーズンは左腕にとって苦い以上 何ものでもなかった。開幕直後に左肩痛を訴え、4月10日に 出場選手登録を抹消。わずか4試合の登板で、残ったのは1回0/3を投げ 防御率27・00という屈辱の数字。昨季、78試合に登板し鉄腕・ 稲尾の持つ日本記録に並び、今季も首脳陣から活躍を期待されたが、 応えることはできないまま、シーズンは幕を閉じようとしている。 それでも「来季こそ名誉挽回」の思いを一心に練習に取り組んでいる。 遠投では球に勢いも戻ってきた。「今は八分ぐらいまできています。 でも、これまでも何回かここまで回復したことはあったから今が肝心」 一時は順調な回復を見せ、6月中旬には故障後初めてブルペンでの 投球練習を行った。だが、左肩に痛みが再び襲った。8月には 打撃投手としてマウンドに上がったが、またも痛みが走った。 回復と痛みの再発の繰り返し。それでも、現実から目をそむけることは なかった。「実際は、マイナス思考になりがちですが、切り替えて 行かないと。テレビで試合を見ると、自分は何をやっているんだという 気持ちになることもあります。そこで投げたい気持ちをバネに毎日 頑張っています」。復活のマウンドを目指し、ウエートトレ、走り込みなど 地道なトレーニングを欠かす日はない。「申し訳ないし、情けない。 来季は何とか結果を残して、信頼を取り戻したい」。再び、大観衆の待つ マウンドへ。左腕の復活は、V奪回へのカギの一つとなるはずだ。 「診断書」持って秋季キャンプへ 1、2軍スタッフ会議 個々の強化ポイントに沿った練習方法を作成!遠征先の横浜から 広島に戻った10日、広島市民球場での全体練習後に山本監督は 1軍コーチスタッフと木下2軍監督を交えたミーティングを開き、 秋季キャンプへ向けての話し合いを行った。スタッフ会議を終えた 山本監督は「キャンプについての話。日程とかメンバーとかな」と 内容の一端を明かした。志願参加する野村、前田を除けば若手中心で 編成される今秋キャンプの方向性が決まった。「あれもこれもとなりがち だから選手ごとの強化ポイントを絞りたい。細部はこれから決める」と 松原チーフ兼打撃コーチが補足した。発展途上にある選手個々の 「診断カルテ」を作成し、選手自身にも弱点を自覚させ、練習メニューも 強化ポイントに沿って特科する。この日のミーティングでは各担当コーチに この方針を示し、キャンプへ向けた準備を進めることを指示した。 公式戦は残り5試合。9日の敗戦でシーズン負け越しが決まり、 5年連続Bクラスと低迷脱出を果たせなかった。2003年の巻き返しへ 「鍛錬の秋」が始まる。 |
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| 11 | 金 | G | 広島 18:20 |
黒田 | 誕生日:笘篠賢治(守備走塁コーチ) 佐々岡、松井斬りも…10勝目ならず5回5失点、首脳陣の心遣いに応えられず。佐々岡が逆転三冠王を狙う松井の 前に立ちふさがった。初回の第1打席は135キロのシュートで二ゴロ、四回の 第2打席は142キロの外角直球で空振り三振に仕留めた。球界の注目を集める 読売・松井の今季最終戦。「これまで同様、普通に勝負させる。(松井は) 四球でもチャンスがなくなるから、投げる方にもプレッシャーがかかるよ」。 鯉投の大黒柱は北別府投手コーチが指摘した重圧に耐え、真っ向勝負で 抑え込んだ。しかし、2年ぶり2ケタ勝利という自身の目標もついえてしまった。 1点リードの五回、清水の中犠飛で追いつかれ、阿部の中越え3ランで 勝ち越された。この日は順番通りなら黒田の登板日。8勝の佐々岡が17日の 今季最終戦(対ヤクルト)と合わせて2試合に登板できるように順番が 入れ替わった。「2戦2勝で10勝を」という首脳陣の心遣いに応えられず、 5回5失点で降板した。打線も読売2番手の真田に抑え込まれるなど、 四回以降はゼロ行進。日本シリーズへ向けた準備のため一部主力を欠く 読売に完敗。今季70敗目を喫した。 佐々岡が松井斬りも5回KOにしょう然松井の3冠獲得の夢を打ち砕きながら、5回5失点KO。佐々岡が、ベンチで うなだれた。「意識がなかったと言えば、ウソになる。思い切り勝負に 行きましたけど、残念です」5打数4安打がノルマの松井を二回の第1打席で 高速スライダーで二ゴロに料理。その後も三振、一ゴロと打ち取り、 中継ぎ陣と合わせて今季初の5タコの屈辱を浴びせた。だが、五回に 3連打されると、阿部に3ランを浴びて沈没。黒星先行の9敗目で、 防御率も10傑から消えた。このまま『防御率10傑投手なし』となれば、 69年以来、球団では33年ぶりの危機。投手王国の完全崩壊だ。 最後の意地で、松井の3冠と清水の年間最多安打を阻止したが、 ベンチには、言いようのない空しさが残った。 佐々岡、10勝成らず今季最後の読売戦は寂しい内容で終わった。4年目・酒井、ルーキー・ 真田と若手の前に八回まで2安打。読売はシリーズ調整で清原、高橋由らが 不在なのに、どちらがベストオーダーか分からない。10勝へ望みを 託していた佐々岡も5回5失点KO。2年ぶりの2ケタ勝利は夢と消えた。 佐々岡の立ち上がりはよかった。直球は140キロ台後半を連発。だが 「調子がよかった分、丁寧さを欠いてしまった」。五回、制球ミスのシュートを 阿部に中堅左へ致命的な3ラン本塁打だ。本来なら黒田の 先発予定日だった。だが順番を入れ替え、佐々岡が中5日での 先発となった。この日勝てば、もう一度中5日で今季最終戦(17日・神宮)に 先発できるため、10勝の可能性が残されていたからだ。「山本監督の 配慮で今日投げさせてもらったけれど、応えられなくて残念です。 松井君に対しては展開にもよるけど、四球だけは避けたかったので 思い切り勝負しました」。3冠を狙った松井とは真っ向勝負で3打席凡退に 仕留めたが、慰めにはならなかった。山本監督は「今日はええやろ」とだけ 広報にコメントを預け、試合後の会見を避けた。あまりに覇気のない 70敗目。無理もなかった。 佐々岡、G松井と真っ向勝負佐々岡が松井に真っ向勝負。最初の2打席を抑え、逆転首位打者の夢を ほぼ消滅させた。「松井クンを意識してなかったと言えばウソになる。 四球で終わらせるのは失礼だから、思い切り勝負にいった」。 2回の第1打席はカットボールで二ゴロ。4回の第2打席では、144キロを マークするほどの力投で空振り三振に仕留めた。 投打さっぱり自力4位に赤信号 ▽勝 真田12試合6勝3敗 ▽敗 佐々岡25試合8勝9敗 ▽本塁打 阿部18号3(佐々岡) 広島は投打に精彩を欠いた。先発佐々岡は立ち上がりから球威があったが、 三回につかまった。四球をきっかけに二死二塁とした後、清水の左前適時打で 先制を許した。1点をリードした五回には、下位打線の3連打で無死満塁から 清水の中犠飛で同点。二死までこぎつけたが、阿部に3ランを浴びて力尽きた。 打線はわずか3安打。三回に緒方の左前適時打などで2点を挙げて 逆転したものの、四回以降は継投に屈した。 秋風しみる意地なさ 何ともさえない試合である。本来、野球とはチームスポーツのはずだが、 今夜のゲームは、個人最優先のまさに消化試合。記録だけのために戦っている 読売に対して、広島はスパーリングの相手としか見られていなかった。 そのためか、時折、繰り出すパンチが逆にむなしい。一体、見どころは 何だったのかと頭を抱えている。広島市民球場はカープの本拠地の はずなにの、どう見ても読売のための試合。松井の三冠王なるか。 清水のリーグ最多安打なるか。阿部の捕手として読売史上初の 打率3割なるか。久々に1万人を超えた観衆と、「大入り」となった記者席の 光景は、決して無関係ではない。結果はすべてを阻止して、意地を見せたと なるのだが、果たしてそうだろうか。そもそも読売はベンチ入りの選手を 20人としていた。清原も高橋由も江藤も河原もいない。飛車角に 銀と桂馬落ちの相手との対局で、「参りました」と頭を下げることが 無性に寂しいのである。4、5位の対戦となる12日の阪神戦に負けると、 自力4位の可能性も消滅する。活気に乏しかったシーズンで、順位まで 昨季よりも後退するのは勘弁を願う。 浩二「(逆転負け。記者会見場に姿を見せず、広報を通じて) きょうはもういいだろう」 コスモス・リーグ、23選手参加 広島は11日、コスモス・リーグに参加する23選手を発表した。同リーグは 14日から首都圏一円で、プロ10球団と社会人チームが交流試合を通して 若手育成を図る。広島は10試合が予定され、一部選手は1軍公式戦 終了後に合流する。参加スタッフと選手は次の通り。 ▽監督 木下▽コーチ 片岡、清川、阿部、永田、高、迫丸 ▽投手 横松、佐竹、大島、玉山、林、筒井、酒井、河内、天野、苫米地 ▽捕手 倉、山本翔、石原 ▽内野手 兵動、松本、栗原、山本芳、井生、岡上 ▽外野手 末永、田村、天谷、廣瀬 来季1軍定着へ!栗原「アテネ五輪も出たい」釜山・アジア大会、野球で6安打1本塁打の好成績!釜山・アジア大会の 野球日本代表として銅メダルを獲得した栗原が11日、広島市民球場を訪れ、 山本監督らに帰国報告を行った。貴重な国際大会での経験を生かして さらなる飛躍を目指す。「銅メダルはあまりうれしくないです。決勝に 行きたかった。悔しかったですねえ」目標の金メダルを逃したものの、 栗原自身は予選リーグ4試合と準決勝、3位決定戦の全6試合に 「六番・一塁」で先発出場して、16打数6安打、1本塁打4打点の 好成績を残した。「みんなテレビで見ているから恥ずかしい試合はできない。 緊張感の中でプレーできた。いい感じで打てました」。2年後に行われる アテネ五輪についても「出たいです」と夢を膨らませる。 大会中は日本代表強化本部長を務める長嶋茂雄氏から「若い時は ガムシャラに練習しなさい」と声をかけられたことも。ミスターの激励に 応えるように、この日から大野練習場で練習を再開した。13日には コスモスリーグへ向けて東京入り。11月には秋季キャンプが控える。 来季の1軍定着へ休息はない。 栗原、銅も不満顔アジア大会から10日に帰国した広島・栗原が球団事務所を訪れ、 松田オーナーらに結果報告を行った。16打数6安打1本塁打と活躍したが、 「銅メダルはうれしくない」と不満顔。それでも、日本代表編成委員会の 強化本部長を務める長嶋氏から褒められたことには「柔らかい打撃をすると 言われました」と笑顔。「2年後も出たい」とアテネ五輪出場へ意欲を見せた。 金本、家族から残留の勧め今オフのFA去就が注目される金本が、家族に残留を勧められていることを 明かした。「父親には残った方がと言われてる。(広島出身で)親戚や友達も こっちに多いしね。オレも若いときは都会にあこがれたけど、今は、 渋滞の多い都会より、広島の方が住みやすい」。移籍の方向へ気持ちは 傾いているとみられるが、シーズン後の家族会談も結論に影響を与えそうだ。 永川に「16」を用意 広島が今秋のドラフトの自由獲得枠での獲得を決めている亜大・ 永川勝浩投手(21)に、今季限りで引退する山内泰幸投手の背番号 「16」を検討していることが11日、明らかになった。広島では久々の 即戦力投手の期待がかかる永川に対して、背番号でもその期待度を示す。 引退する山内は東広島市出身。尾道商から日体大に進学、早くから 頭角を現して逆指名で広島に入った。永川は、その入団の経緯が 山内に似ている。広島県山県郡大朝町出身で新庄高から亜大に進学。 150キロの速球と落差の大きいフォークを武器に3年時から各球団の 注目を集めていた。背番号の“譲渡”は新人王を獲得し、読売キラーとして 名をはせた山内に、永川も続いてもらいたいという期待の表れだ。 球団は大卒即戦力投手、自由枠にふさわしい背番号を検討してきた結果、 現時点で「16」が最有力となっている。球団関係者は「空き番号と1位 (自由枠)を考えると、16はいい番号と思う」と話した。 横浜から新監督就任を要請された山下大輔氏は11日夜、横浜市内で 野口善男取締役編成担当と話し合いを持ち、受諾に当たり、コーチ陣に 外部からヤクルト・小谷正勝1、2軍巡回コーチ、広島・松原誠チーフ兼 打撃コーチ(58)の2人を招へいしたい意向を申し出た。話し合いを終えた 山下氏は「こちらからは外部の人間を2人(コーチ陣に)入れたいという 話をして、返事待ちの状態です。話し合って納得した部分もあるし、 食い違いもある」と話した。山下氏は会談の前、日本代表コーチとして アジア大会参加のため渡韓している間に、フロントが森投手コーチ、 辻守備走塁コーチの留任など内部昇格組中心の組閣人事に 着手したことに「時期的に(返事を)急がなければいけないのは分かる。 だが、自分も後悔したくない」と不快感を示し、交渉の長期化を示唆していた。 |
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| 12 | 土 | T | 広島 13:30 |
黒田 | ↑ 広池、朝山 ↓ 佐竹、松本 黒田、苦難の1年は10勝10敗 腰痛、最愛の母の他界…黒田が今季最終登板を白星で飾れなかった。12日の阪神戦で7回2失点と 粘投も打線の援護に恵まれず、6年越しのT戦連勝が「8」でストップ。 10勝10敗で2002年シーズンを終えた。序盤の2失点が最後まで響いた。 二回、浜中、アリアスの連打で無死一、二塁。片岡の左前適時打で 先制を許すと、山田の遊ゴロ併殺打の間にも追加点を奪われた。 「あの回は単調になってボールが中へ入ってしまった。リズムが悪かった」。 三回以降は2安打6奪三振と立ち直ったが、得意の阪神相手に 新人だった1997年以来の黒星を喫し、「最後の登板だったので 何とか勝ちたかった。残念です」と悔やんだ。苦難の1年だった。 春先は腰痛で出遅れ、6月には最愛の母・靖子さんを肺ガンで亡くした。 故障と悲しみを乗り越えて2年連続2ケタ勝利にたどり着いた。 8完投は上原(読売)、井川(阪神)と並ぶリーグトップタイ。単独ではないが、 3年連続リーグ完投王の座を死守した。21日からは湯布院リハビリ キャンプに出発予定。しばしの休養を取って来季への英気を養う。 金本”3戦無安打”FA不振?「夜も眠れません」注目の阪神戦、快音出ず…。金本、ついに不眠症。FA戦線で阪神から 熱い視線を送られる金本は、注目の12日の阪神今季最終戦でノーヒット。 最近3試合連続無安打と快音が止まった。「阪神戦ということは意識して いないけど、最近眠れないんよ。昨夜も5、6回トイレに行ったりしたからね。 神経性のものだね」とFA結論を前にして、苦悩の色を浮かべた。 結論を前にナーバスに。周囲も金本についてはピリピリムード。試合前に 星野監督と立ち話をした山本監督は「その話は一切してないぞ」と FAについての質問をシャットアウトした。14日は本拠地最終となる横浜戦。 FA移籍となれば、カープのユニホームを着ての地元ラスト試合となる。 「そうなれば、そういうことになるけど、意識せずに、残り試合に 集中するだけ」という金本の言葉にも力はなかった。 金本、不振の原因は阪神のラブコール?金本が12日、広島市民球場で、今オフのFA移籍先として最有力の 阪神と対戦。星野監督へのアピールチャンスで、3打数ノーヒットに終わった。 試合後、金本は神経性の不眠症に悩んでいることを告白。心を揺さぶる 阪神のラブコールが、皮肉にも不振の原因となっているようだ。 野球人生をかけた選択が、いつしか体を蝕んでいた。本拠地・広島で FA移籍最有力の阪神と対戦。星野監督の前で何とか アピールしたかったが、気合いが空回りしたのか3打数ノーヒット。 敗戦をしょい込んだ金本は苦しい心中を明かした。「最近、不眠症やからね。 目が覚めるんよ。神経性のものらしいよ」眠れない。疲れが取れない。 打率が・280を切る不振の原因は深刻な不眠症だった。 症状が出始めたのは8月ごろ。今も夜中に何度も目が覚め、トイレに 駆け込んでいる。遠征に専用枕を持ちこむなど、体調管理には人一倍 気を使う男。そこまで神経をすり減らすのはFA問題。阪神からの ラブコールと残留との狭間で、本当に悩み抜いている。星野監督が、 山本監督との友情を二の次にしても獲得を狙う決意を“表明”。 金本もFA権行使に前向きな発言をしている。そんな中で迎えた 今季最後の阪神戦。試合前のフリー打撃練習では、阪神側からも 熱い視線が送られた。だが、ネット裏の監督室の星野監督は 終始グラウンドに背中を向けたまま。不自然な姿は、“強い関心”に 映ったが…。14日は、横浜との本拠地最終戦。FA移籍すれば、 広島では最後の姿になるかも。「もしそう(FA移籍)なら、そう (最後に)なるね」。気分一新できる星野阪神は大きな魅力だが、 右翼席からの残留コールに胸も痛む…。少なくともFA宣言するまで、 熟睡は叶いそもうない。 キムタク、右下腿打撲で治療5日間キムタクが阪神最終戦(広島)の三回の攻撃で本塁に突入した際に 右足を痛め、四回裏終了後に交代した。広島市内の病院で検査を受け、 骨に異常はなく「右下腿(たい)打撲で治療5日間」と診断された。 阪神に2年ぶり負け越し 黒田援護できず ▽勝 金沢50試合5勝4敗1S ▽S 井川31試合14勝9敗1S ▽敗 黒田23試合10勝10敗 広島は、打線が力投の黒田を援護できず、阪神戦の2年ぶりの負け越しが 決まった。黒田は二回、浜中、アリアスの連打で無死一、二塁とされ、 片岡の左前打で1点の先制を許した。さらに、田中のバントが内野安打となって 無死満塁。山田を遊ゴロ併殺に打ち取ったが、その間に1点を加えられた。 しかし失点したのはこの回だけ。以降は立ち直っただけに、唯一の乱れが 悔やまれた。黒田の阪神戦の連勝は8で止まった。打線は三回、キムタクの 中前安打と死球、送りバントなどでの二死一、三塁から、東出の左前打で 1点をかえした。だが、以降は2安打と封じ込まれ、プロ初先発の金沢に 5勝目を献上した。 残り試合、若手使うべき 今や、心ここにあらずと言った状態なのだろうか。アウト数は着々と増え、 イニングも着実に進行していく展開。そこに細かなミスばかりが目につくのは、 何とも言いようのない、いらだちを感じる。一瞬の集中力はあっても、 プレーの各所では持続性に乏しい。とてもプロとして魅せる野球ではない。 プロ初先発の相手投手に5回をスイスイと投げられて、ワンポイント投手に 2イニングも投じられて…。正直に言えば心の中で「今年はもういいよ」と 叫んでいる。目標のない季節では、うつむいてベンチに帰る凡打の姿より、 悔しがって引き揚げてくれるほうが納得できる。闘志も覇気もない クリーンアップは、その象徴である。高めのボール球にやみ雲に手を出して 凡退するなら、1球、1打席に必死で食らいつく若手の方が、よっぽど 来季への経験になる。ベンチでウズウズしている選手はいっぱいいる。 首脳陣をどうこういう問題ではない。起用される以上、ベストな取り組みを 体現できない選手に問題がある。いっそのこと、残り試合は若手に 譲った方がいいのではないか。入場料を払って訪れているファンの目を 忘れてないか。 阪神戦2年ぶりの負け越し!貧打嘆く山本監督 山本監督もタメ息をつくしかなかった。「元気がなさすぎる。淡泊だ」 打線はわずか4安打。1点しか取ることができずに沈黙。阪神戦2年ぶりの 負け越しが決まった。昨年は20勝7敗1分けとカモにした相手だけに、 親友・星野監督に変わってからの様変わりにはショックを隠せない。 「これが現実と受け止め、課題にしていかないといけない」と 指揮官は口を真一文字に結んでいた。 浩二「(阪神戦の負け越し決定にも淡々) これは現実のものだから、(今後の)課題にしていかんと。 (打てない打線には首をかしげ) 粘りがないというか、つながりがない。悪い時の状態。元気のなさが 出ている。選手はやろうとしているが…。 (粘投した先発黒田を振り返り) 立ち上がり、球がそろい過ぎていた。(二回の)2失点なら何とか (逆転できる)と思ったが」 達川氏が星野監督と会談 来季の阪神1軍バッテリーコーチ就任が内定している元広島監督の 達川光男氏が12日、広島市民球場を訪れ、星野監督と会談した。 達川氏は「大きなチャンスを頂いた。矢野に続く2番手の捕手を育て、 阪神を優勝させたい」と意欲をのぞかせた。今季終了後に正式就任し、 11月の秋季キャンプ(岡山県倉敷市)から指導に当たる予定。 |
ファーム日本選手権 (松山) |
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| 13 | 日 | 山内、14日に有終のマウンド今季限りで現役を引退する広島の山内が、地元最終戦となる14日の横浜戦 (広島)に登板する。「今できる精いっぱいの投球をしたい。最後なので思い切り 直球勝負です」ときっぱり。8年間のプロ野球人生を締めくくるマウンドに 全力で挑む。引退試合を翌日に控えた山内は13日、広島市民球場であった 1軍の練習に合流した。久しぶりに顔を合わせたナインらと談笑を交えながら、 リラックスムード。ブルペンでは約30球を投げ込み、晴れの舞台に備えた。 練習終了後、ベンチで山本監督と対面した。「明日はどうする?」と尋ねられ、 「(相手の)横浜に迷惑を掛けられない。1人でお願いします」と即答。 試合展開にもよるが、終盤で打者1人限定の中継ぎという見通しになった。 約1カ月半ぶりの実戦に「しっかり投げられるかな」と苦笑いを見せながらも、 「トレーニングは続けてきた。応援に来てくれる家族や友人、そして ファンの皆さんに感謝して投げます」。184試合目の登板へ向け、 気力は充実している。 |
ファーム日本選手権 (松山)(予備日) |
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| 14 | 月 | YB | 広島 14:00 |
山内 | 山内泰幸、引退試合 山内、涙の“ラストUFO”オール直球…万感K締め!8年間ありがとう!山内、涙のラストマウンド―。今季限りで現役を引退する 山内が、本拠地最終戦となった横浜戦(広島)で引退登板を飾った。 八回一死走者なしからマウンドに上り、小川を空振り三振に。 8年間の現役生活に終止符を打ち、来季からは3軍育成コーチとして第2の 野球人生が始まる。来季、3軍コーチで2世育成!涙でキャッチャーミットが かすんで見えた。「野球での勝負が”これで終わるんだな”と思うと、ブルペンで 最後のボールを投げた時から涙が出てきた。”山内お疲れさま”という横断幕を 見て、ここまでファンの方が応援してくれるとも思っていなかったんで…」 八回、一死走者なし。「ピッチャー・山内」とコールされるとファンは総立ちで 右腕を迎えた。”最後の対戦相手”小川に投じた4球は総て直球。独特の 「UFO投法」で気迫を前面に出し空振り三振に仕留めた。スタンドでは 長女・あおいちゃん(1)とみずほ夫人(31)が観戦。「妻にはありがとうの 一言です。支えてくれたことに感謝しています」。夫人は「お疲れさまという 一言です…」と話し、涙で言葉を詰まらせた。入団1年目の1995年に 14勝を挙げ、新人王に。2年目にも11勝を挙げ、翌年の97年には 開幕投手も務めた。初対決からの読売戦10連勝は史上初で、 Gキラーの名をほしいままにした。しかし、99年11月に右ひじの手術。 失意の右腕を妻は励まし続けた。当時、婚約者だったみずほ夫人は 病院の食事では味気ないからと、毎日弁当を運んだという。「8年間か。 故障もあったけど、本人は悔いはないんじゃないかな。これから人生 長いから、いい仕事をしてほしい」と山本監督。「1軍でバリバリ勝てる投手を 育てていきたい。気迫のある投手を何人も」。来季からは3軍育成コーチに 就任。真っ向勝負で敵を震え上がらせ、ファンを魅了する”2世”を育てる―。 山内の第2の野球人生が始まりを告げた。 山内が引退登板「ヨメさんには感謝」八回一死走者なしからの、引退登板。オール直球で小川を三振に切った 山内が、プロ人生に幕を下ろした。試合後には仲間からマウンドで 胴上げされ、場内を1周。『山内コール』の中で感激に浸った。 「これで自分の野球で勝負することはなくなるんだなって。ヨメさん (みずほ夫人(31))には感謝しています」グラブを高く掲げる『UFO投法』で、 95年の新人王を獲得した個性派。来季からは、三軍コーチとして 若手の育成に全力を注ぐ。 山内サヨナラ登板元読売キラー・山内が涙の引退。八回一死無走者から登板し、直球で 小川を三振に仕留めた。試合後はナインに胴上げされ、場内を1周。 「これで終わりだなと寂しい気持ちもしたが、胴上げもしてもらい、 しあわせでした。」ファンに手を振って8年間の現役生活に終止符を打った。 来年は3軍コーチに就任する。「1人でも多く気持ちが前に出る投手を 1軍に送りたい」と決意を新たにしていた。 山内、涙のラストマウンド山内がズボンのポケットから塩を取り出した。「ありがとうございました」。 こうつぶやきながら、プレート付近に、そっとまいた。95年の新人王も、 ここ数年は右ヒジ、右肩の故障に苦しんだ。マウンドはそんな栄光も挫折も 支えてくれた。今季限りで引退する山内は、通算184試合目で 最後のマウンドに、感謝の思いを捧げた。引退登板は8回1死。 小川を直球で三振に取った。「自分が勝負する野球は、これで 終わるんだな」。投げ終わった山内は、涙をこらえきれなかった。 スタンドで見守ったみずほ夫人(31)も「お疲れ様、の一言です」と 言葉に詰まった。来季は育成担当の3軍コーチに転身する。 新井「五番」で勝利を呼ぶ2発今季初めてクリーンアップ五番に座った新井が2発で勝利を呼び込んだ。 二回に先制ソロを右翼へ、1点を追う六回には逆転2ランを右中間へ運んだ。 「お客さんがいっぱい入ってくれていた。勝ててよかった」と地元最終戦 白星に笑顔。「打順は意識してない。残り2試合も来た球を フルスイングします」と声を弾ませた。 金本、胸中は複雑「気持ち五分五分」本拠地最終戦に家族を招く。今オフのFA去就に注目を集める金本が 今季の本拠地最終戦を終えた。試合後には同僚・山内の引退セレモニーに 立会い「地元でやって地元で辞めていくのが一番いいとは思う」と発言。 主砲の胸中は揺れ動いている。胴上げの輪に加わった金本は 「一緒にやってきた仲間が去っていくのはさみしい」としんみり。 赤ヘル一筋で引退した同じ広島県出身の山内に感じるものがあった。 それでも今後の決断次第ではカープの一員として最後かもしれない 広島市民球場での一戦。スタンドには両親や裕美夫人(30)、 愛娘・智萌美ちゃん(1)を招いていた。父・判碩さん(62)は 「地元に残ってほしいとは思う」と残留を願いながらも、「私がどうこう言う 年じゃないでしょう」と本人の意思に任せる考えを示した。 「本拠地が最後かも?そういうことは全然考えてなかった。 気持ちは五分五分?そうそう。何も変っとらん」金本は現時点での白紙を 強調した。FA宣言すれば阪神などが獲得に名乗りを挙げるのは確実。 公式戦は残り2試合。秋の深まりとともに周囲のけん騒は高まっていく。 金本、家族で“記念撮影” 残留を基本線としながらも今オフのFA権行使に揺れる金本が14日、 広島市民球場で行われた今季地元最終戦の横浜戦に裕美夫人や 愛娘の智萌美ちゃん、さらに両親らを招待し、試合前には球場正面で “記念撮影会”まで敢行した。「(移籍か残留か)五分五分」と言うが、 地元で最後の勇姿となる可能性もあるだけに、その光景はカープ最後の 思い出作りとも受け取れる。金本本人は「姉ちゃんの子供が写真を 撮ってほしいというから。新ユニホームで撮るのは初めてだね」と 笑うだけ。FAについても「何も変わっとらんよ」と語るにとどめた。 息子の勇姿を目に焼きつけた父・判碩さん(62)は「残ってほしいと 願っているが、話す時間もないし…」と、決断は本人に任せている様子だった。 金本父「FA去就は本人の決断に任せる」今オフのFA去就が注目される金本が今季の本拠地最終戦。 カープの金本としては最後となるかもしれない試合に、家族や両親が 観戦に駆けつけた。これまで残留を勧めていた父判硯さん(62)も移籍を 容認する立場を示唆した。「こっちに残って欲しいけど、もう 小学生じゃないんで、ああしろ、こうしろ、とは言えない」。 広島市内の自宅から訪れた判硯さんは、金本の決断にゆだねる考えを 示した。移籍反対の立場を軟化させたことで、金本の移籍への障害が 1つクリアされた。夫人の裕美さん(30)は「わたしが話すと怒られるので、 主人に聞いてください」とコメントを避けたが、試合前には長女の 智萌美ちゃん(1)とユニホーム姿の金本との「記念撮影」も行った。 金本は2打数無安打2四球に終わり、豪快な1発を地元ファンに 披露することはできなかった。「最後かも? それは全然意識してなかった。 家族との写真? たまたまよ」と苦笑。しかし、同じく広島県出身の山内が この日引退登板を飾ったことに触れ「生まれた地元で辞めるのが、 一番いいんだろうね」と複雑な表情を見せた。 広島球団が“お別れ”かとギョ…金本が家族招待星野阪神がFA獲得を目指す、金本が14日、本拠地・広島市民球場での 今季最終戦に実父・判碩さん、裕美夫人ら家族を呼び寄せた。試合前に 記念撮影を行うなど、まるで“移籍儀式”に広島球団首脳は 「ショックだ!!」と動揺。これは虎への追い風なのか…。 これぞ移籍の儀式か…。試合開始15分前の広島市民球場の正面玄関。 ロッカーから駆けつけた金本が、愛娘・智萌美ちゃんに近寄った。 裕美夫人(30)、父・判碩さん(62)を交えて家族で記念写真を撮った。 一見和やかな風景だが、今オフにFA移籍すればこの本拠地最終戦が 最後の赤ヘル姿。家族と一緒に収まった記念撮影は、『広島』との 決別ではなかったか…。「(FA権行使への迷いは)何も変わってない。 広島は最後? それは全然考えていないよ。姉ちゃんの子供が写真を 撮りたいって言ったからね。家族はついでだよ」金本は、記念撮影の 特別な意図を否定。あくまで、家庭、親類へのサービスと強調した。 しかし広島でのマンネリ化を嫌う思いから、すでにFA権行使の魅力を 公言。家族を呼び寄せたことに『意味』があったとしても、不思議ではない。 「ワシらは、残るものとして考えている。家族で写真を撮った? それはショックだよ」FA権行使へ、振り子が振れたことを証明するかの ような行動。様子を聞いた球団首脳は、目を丸くして驚いた。 球団は残留を前提に戦力構想を練っているが、残留の確約は 得ていない。球団にも、激震が走った。写真撮影が済んだ家族を、 守備位置近くの席に座らせた。だが試合では左飛、右飛と不完全燃焼。 試合後は、山内の引退セレモニーに参加。場内を一周、ファンに別れを 告げる同僚を見る金本に野村が囁いた。「お前も回ってこい!」。 赤ヘル最後の姿はお前も同じ…。チームリーダーのジョークは、 不眠症になるほど悩んでいる男の耳にどう聞こえたのだろう。 「地元でずっとやって辞めていくのが一番いいとは思った」 東広島市生まれの山内は、拍手の中でユニフォームを脱いだ。 広島生まれの金本にとっては感じるものはあるが、星野阪神での 自分の姿も頭をよぎる…。プロ11年目で初めての家族との 記念撮影は、金本の“決意”も写している−。 〔金本とFA〕 01年12月14日、1800万円増の年俸2億4000万円で更改。 「優勝して、このチームでやることがなくなったら移ることもある」と FA移籍の可能性を匂わす 02年1月、広島市内のジムで自主トレ中に「いい成績を残れば、 条件も変わってくる」と、FAを視野に入れた発言 02年5月18日、翌日のFA権取得を前に秋田でコメント。 「田舎で育ったから広島がちょうどいい」と残留を予告!? 5月19日、FA権取得 9月16日、雨天中止の神宮室内練習場で「出るにしろ、残るにしろ、 できるだけ早く決めたい」とFA移籍の選択枝があることを示唆 9月27日、広島市民球場で「残る方向で考えている。でも出るとしたら 環境の問題。新しいほうが刺激がある」とFA移籍の魅力に言及 10月10日、広島市民球場で球団と下交渉したことを認めた。 「(金額に)不満はない。お金じゃない。広島と新しい環境では、 どちらで自分がいい成績を残せるかだ」 裕美夫人はFAについては一切ノーコメント 夫の勇姿を、目に焼き付けたい…。その思いが、ひしひしと伝わった。 金本の裕美夫人(30)は、左翼を守る夫がよく見えるように、三塁側 内野席の一番左翼寄りの席を購入。長女の智萌美ちゃん(1)や 親族とともに、試合を見届けた。「主人の許可がないと話せないんです」 FAについては、一切ノーコメント。FA問題を巡って、家族の間でも ナーバスな空気が流れていることを匂わせた。一方、実父の判碩さん (62)はバックネット裏で観戦。「残って欲しいという思いはありますが、 子供じゃない。大人だから…。話はしていません」と、 複雑な心境を吐露した。 新井2発、横浜に勝ち越し 5位確定 ▽勝 苫米地21試合5勝3敗 ▽S 小山田44試合2勝1敗30S ▽敗 谷口15試合1勝6敗 ▽本塁打 新井27号1(谷口)28号2(谷口)石井琢8号1(苫米地) 浅井4号1(谷口)緒方25号1(千葉) 4本塁打が効果的に飛び出した広島が、横浜に逆転勝ち。このカードの 6年ぶりの勝ち越しを決めた。1―2の六回、四球の金本を一塁に置いて新井が 谷口からこの試合2本目となる28号2ランを中越えに打ち込んだ。続く浅井も、 中堅左に4号ソロ。松原コーチは「横浜との長打力の差が出た感じかな。 谷口をやや打ちあぐんでいただけに、大きかった」と2人をたたえた。 七回には緒方の25号ソロで加点した。先発苫米地は粘りの投球。6回を投げ、 8安打を許したが2点でしのいで5勝目。九回、小山田が2点を失ったが、 1点差で何とか逃げ切った。阪神が勝ったため5位が確定。山本監督は 「投手を含めた守りの形がなあ…。しっかりやっていかないと、 こういう結果になる」と無念の表情だった。 今季5位に山本監督「申し訳ない」 広島は本拠地最終戦に勝利したが、阪神が勝ったため、今季の5位が決定。 昨年の4位から順位を落とした山本監督は「ファンの人に申し訳ない。 投手を含めた守備の乱れがこういう結果になった」と頭を下げた。しかし、 今季初の5番に据えた新井が2本塁打。「5番? のちのちはそういうケースが 出てくる」と金本がFA移籍した場合の新大砲に手ごたえを得た。 |
G(越谷) 13:00 |
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| 15 | 火 | YB | 広島 18:20 (予備日) |
「これで終わりだな」山内、マウンドに別れ1万2000人の観衆が総立ちで迎えた最後のマウンド。山内はこみ上げて くるものをぐっとこらえた。「これで終わりだな」。ポケットに忍ばせた塩をそっと マウンドにまき、8年間の感謝の気持ちを表した。3点リードの八回一死。 打者小川に対して投じた4球はすべて直球。「これしか練習していなかった。 ストライク付近にいってよかった」。真っ向勝負で空振り三振に仕留めた瞬間、 こらえていた涙があふれた。試合後、ナインの手で5度宙を舞い、現役に ピリオドを打った。「気持ちが前に出る投手を育てたい」。気迫の4球を スタートに、コーチとして新たな一歩踏み出す。 高橋建、2年連続2ケタ勝利へ最後の勝負だきょうヤクルト戦登板!左腕エースがラストチャンスにかける。 左背筋痛から復帰した高橋建が16日のヤクルト戦(神宮)に先発登板。 今季の最後のマウンドで2年連続2ケタ勝利の達成を目指す。 残されたチャンスは1回しかない。「全力を出し切りたい」。15日、高橋建は 広島市民球場で最終調整を終えると、表情を引き締めて東京へと向かった。 8月28日の読売戦(広島)での完封勝利で9勝目を挙げながら、以降は3連敗。 9月20日には左背筋痛のため出場選手登録を抹消された。8月頃から 不安視していた故障がついに限界に達した。王手をかけた2ケタ勝利が 一度は遠のいた。「野村さんをはじめいろんな人に励ましてもらった。 気持ちを奮い立たせてくれた」懸命にリハビリを続け、10日から 1軍練習に合流。首脳陣からもラストチャンスをもらった。 「10勝を2年続けられたら大きな自信になると思う。今年最後。 変な終わり方はできない」高橋建は有終の美を誓った。 2002年シーズンを節目の白星で締めくくる。 金本、FA去就結論メドつかず東京遠征中に球団と再交渉へ!今オフのFA去就で注目を集める金本が、 16日からの東京遠征中に球団との再交渉に臨むことになった。 ただ、球団からの意思確認には再度「保留」を返答する構え。 結論は湯布院リハビリ・キャンプ(21〜28日)後までズレ込みそうだ。 金本は、東京へ移動した15日も揺れる胸中を明かした。「客観的に見られる 第三者に相談したいし、湯布院ではチームメートに現状を説明して相談する。 メド?分からん。早く決めたいけど」一方で、争奪戦へ参戦気配を見せる 中日については「そうなれば(宣言すれば)話は聞く。でもピンとこんねえ」と 発言。残留か阪神移籍か…の二者択一を示唆した。 悩みが募る秋も グラウンドでは別。「残り2試合も勝ちたい」。締めくくりの2連戦に カープの主砲として最後まで全力を尽くす。 金本のFA移籍先は“消去法”では虎有力今オフのFAで阪神などが獲得を狙う金本が15日、広島市民球場で 練習に参加。FAでの中日入りに消極的な見解を示した。 阪神の他に中日、ロッテが獲得を狙っているが、先に読売入りを 否定したのに続いて中日も「ピンとこない」とピシャリ。 パ・リーグに移る考えもなく、心の中で選択枝は絞られてきたようで、 金本を熱望する阪神・星野仙一監督(55)には朗報だ。 広島を出ていくのか。それとも残るのか。明確な答えはまだ口にしないが、 ブ厚い筋肉に包まれた金本の胸の中で、少しずつ“選択枝”の絞り込みが 始まっている。今季最終となるヤクルト2連戦(神宮)に向け、 フリー打撃などで調整。東京への移動前に報道陣に囲まれると、 にこやかに話し始めた。金本がFA宣言した場合、中日が獲得に参戦する 見通し。その話題を振られ、少し目を細めた。「もちろん、そうなれば話は 聞かせてもらうけど、ピンと来んね」首位打者・福留を中心に Aクラス入りし、元気いっぱいの中日。だが頭の中で、ドジャーブルーの 自分のユニホーム姿を想像できなかった。FA宣言した場合には、 交渉の席に就いて話を聞く。だが簡単には、心は動きそうにない。 FAでの阪神入りへ、また前進した?読売には、「ないない。あそこは 選手がいっぱいるでしょ」と移籍の可能性を否定。参戦表明している ロッテに対しても、「投手が全員変わるからね。オレはヤマを張る タイプだから、イメージできん」と、リーグを越えた移籍に難色を示した。 メジャーは眼中になく、中日にも乗り気でない。残された移籍先の 選択枝は、阪神…。星野監督は、山本監督との友情を差し置いてでも ラブコールを送るつもりでいる。“消去法”では阪神と相思相愛状態だ。 「第三者で、ある程度野球を知っている人物にも相談するよ」 今後は野球に精通した相談役を立て、熟考することを明かした。 すでに、FA宣言した場合のシミュレーションは行っている模様。 残留の可能性も残してはいるものの、FA権行使へ色気はタップリだ。 「早く決めたいけど、メドはわからん。お金じゃないから。再契約金も 欲しくないしね」キーワードは『成績を残せる環境』。シーズンを終えれば、 21日からの湯布院オーバーホールで考えを固める。星野阪神か、 それとも…。選択枝は、そのあたりまで狭まってきている。 湯布院で情報収集!FA宣言決意には、チーム内の情報も重要な ファクター。金本は21日から始まる大分・湯布院オーバーホールで 温泉に浸かりながら情報収集するつもりだ。「チームメートにも 相談しないといけない。今の現状を説明してね」 広島では野村や 佐々岡ら、FA権を行使せず残留した“先輩”が多い。「残るなら(FA) 宣言しない」という金本にとって、彼らが『残留』した場合の生きた手本。 待遇や居心地はどうか。湯煙中の事情聴取が、野球人生を左右する。 中日は現状ではあきらめムード。FAでの“金本獲り”を視野に入れている 中日だが、現状ではあきらめムード。「厳しいだろう」と球団関係者は 話している。今年は大砲不在に悩まされただけに、金本はノドから 手が出るほど欲しい存在。FA宣言した場合、手を挙げる可能性は 残されているが、旗色の悪さを察知してか、中日サイドの熱は低い。 マッチーがFA権行使について微妙な発言オフの主役は金本だけじゃない? 今季FA権を獲得したマッチーが 15日、広島で休日練習。今オフのFA権行使について、微妙な発言だ。 「まだ何も考えていない。あと2試合あるし…。わからないです」 権利行使に含みを持たせたような内容で、過去に広島で多かった 『行使せず残留』も確約しなかった。代打本塁打のセリーグ記録18本を 持つスペシャリスト。推定年俸4500万円と“格安”で、FA宣言すれば 隠れた人気者になるかも。 マッチーは“白紙”を強調残り2試合に全力を尽くす!マッチーは15日、今季取得したFA権について 「分からない。まだ、何も考えていない」と白紙状態を強調した。 今季は3本の代打アーチを放ち、通算18本でセ・リーグの 代打本塁打記録を更新。「まだ、決めていない。あと2試合ある」と 金本同様、今季最終戦となる、きょう16日からのヤクルト2連戦に 集中する姿勢を示した。 主催試合の観客動員 104万6000人 広島は14日、横浜戦(広島)で今季の主催全70試合を終了。 総観客動員数は104万6000人で昨年を4万6000人上回った。 1試合平均は1万4943人。総観客動員数、1試合平均ともに最近10年間で 2番目に低い数字となった。内訳は本拠地の広島市民球場が60試合で 85万7000人、地方球場は10試合で18万9000人。 駒澤大が国学大との2回戦に5−3で勝ち、勝ち点4を挙げた。 2位以下のチームが勝ち点4となる可能性がなくなったため、優勝が決まった。 駒澤大は1部最下位校との入れ替え戦(11月9日から)に出場する。 昨季1部最下位となった駒澤大は入れ替え戦で専大に敗れ、 1949年秋に1部に昇格して以来初めて2部に転落。 今季は2部で負けなしの8連勝を記録した。 |
L(西武第二) 13:00 10-5 若ゴイ、 強敵・西武を 相手に大勝! 貝塚ら 日本シリーズ 参加選手を 相手に大勝した。 先発した5年目・ 林は味方の 守りの乱れから、 ピンチを招き、 7回7安打 5失点という 内容だったが、 課題にしていた インサイドを 攻める投球に 進歩の跡を 見せた。高卒 1年目の 山本翔との バッテリーで、 シュートを 中心に意欲的に 厳しい内角球を 使い、失点以上に 内容のある ピッチングを 披露した。 打線では兵動が 4打数2安打 3打点、 末永が5打数 3安打3打点 と活躍。 アジア大会の 代表メンバー 入りした西武・ 大沼を5回 8失点と 打ち崩した。 |
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| 16 | 水 | S | 神宮 18:20 |
高橋建 | 藤井 (石川) |
緒方、3年ぶり3割 ▽勝 石川29試合12勝9敗 ▽S 石井68試合6勝2敗5S ▽敗 高橋建26試合9勝14敗 ▽本塁打 町田7号1(石川)岩村23号1(高橋建) 広島は、序盤の拙攻で先発高橋建を援護できず、ヤクルト戦3年ぶりの 負け越しが決まった。打線は石川を攻め、五回まで毎回の8安打を放ちながら 8残塁。二回一死一、三塁で石原が三ゴロ併殺打、三回には一死満塁で 金本、新井が凡退した。四回、先頭町田の7号ソロ本塁打で1点を 返しただけで、六回以降は相手中継ぎ陣の前に1安打に封じられた。 高橋建は制球が甘くなった二回、4本の長短打を浴びて2点を先制され、 六回には先頭岩村に右翼席に23号ソロを許した。9三振を奪うなど、 球威はあっただけに悔やまれる。 歴史的な弱投、再建急務 今季は「歴史的な投壊」だったと言える。まだ1試合を残した16 日現在で、 今季のチーム被安打が1372となった。この数字は球団誕生の昭和25年に 記録した最多被安打1374が目前。17日にも 53シーズン目で最悪の記録を 迎えるのである。球団史を見ると、当時の弱投ぶりは、すさまじい。 防御率5・20 と失点877、自責点688は、今も残るリーグワースト記録。 戦力もままならなかったころの記録の一つを、今年塗り替えようとしているのは 一体どういうことなのか、理解に苦しむ。開幕前 |