カープ・ニュース (2002年12月) カープ・ニュースに戻る
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| 1 | 日 | 誕生日:芦沢公一(打撃投手) 往年の名選手に拍手 呉で日米プロOB野球 日本プロ野球名球会と各球団で活躍した米国選手の親善試合「日米OBドリームゲーム」が 一日、呉市制百周年事業として市営二河球場であり、六千人の観客が往年の名選手たちの プレーを楽しんだ。名球会は元広島の山本浩二さん、衣笠祥雄さん元読売の王貞治さんたち。 米国側は元阪神のバースさん、阪急など三球団で活躍したブーマーさんらが登場した。 ワンバウンド投球やエラーが続出する一方で、元ロッテの村田兆治さんがバットをへし折る 剛球を披露。試合途中に米国側が「緊急トレード」を申し入れ、元広島の北別府学さんが 米国側で登板するなど、いきな演出で観客を沸かせた。山本浩二さんは「懐かしい選手たちと いい汗を流せた。楽しかったよ」と笑顔で話していた。試合は4―4で引き分け、 最優秀選手には、適時打二本を放った元広島のギャレットさんが選ばれた。 “ミスター赤ヘル”浩二監督健在!日米OBドリームゲーム レフト前に貫録ヒット!市制100周年を記念して12月1日、呉市で「日米OBドリームゲーム」 (呉二河)が開催された。名球会とアメリカ選抜が対戦し、4―4のドロー。日本チームの 五番・左翼で先発出場した山本浩二・現広島監督は、現役時代ともに戦った”友”との再会を 懐かしんだ。MVPは元広島のヘンリー・ギャレット氏(59)が受賞した。 「疲れた、でも嬉しい」6000人の観衆が何度も沸いた。日本プロ野球史に名を刻む戦士たちの 一挙手一投足に注目した。「疲れたよ。でも、いい汗をかいた。楽しかったな。向こうのチームは 懐かしかったね。バースとか、リー兄弟とかみんな。ギャレットは特にな。奥さんや子供も 来ていたしな」。日本チームの「五番・左翼」で先発出場した広島・山本監督は久々の”友”との 再会にうれしさを笑顔で表した。試合前に行われた本塁打競争に出場。「ミスター赤ヘル 山本浩二選手です」とアナウンスされ打席に立った。現役時代のようにフェンスオーバーは ならず、スタンドからの「頑張れ」のコールには応えられなかった。それでも、試合になると 千両役者ぶりを発揮した。逆転の口火に 「ちょっとつまったけどな。まあなんとかな」。 2点ビハインドで迎えた四回には、二死走者なしの場面で左前打。背番号「8」の一打が 口火となり、そこから名球会チームは5本の長短打を連ね、6連打で一気に4得点。 一時は逆転した。MVPには3打数2安打1打点で元広島・ギャレット氏が輝いた。 「活躍できてうれしい。山本浩二さんや、衣笠祥雄さんも現役時代といっしょ。オレたちは 年を取ったけどこんなにプレーできるのはうれしいね」。1977年に広島に入団し、3年間在籍。 79年には2度目のリーグ優勝と初の日本一に貢献した助っ人砲は、満面の笑みを浮かべた。 市制100周年を記念して呉市で開催された、「日米OBドリームゲーム」。名球会のダイエー・ 王貞治監督(62)やアメリカ選抜の元阪神ランディ・バース氏(48)らのプレーは、 市民にとって、一足早いクリスマスプレゼントとなった。なお第2戦(最終戦)は7日に札幌で行われる。 豪華メンバーズラリ!日米参加選手一覧 <日本プロ野球名球会>金田正一、王貞治、山内一弘、小山正明、梶本隆夫、皆川睦雄、 広瀬叔功、稲尾和久、江藤慎一、米田哲也、張本勲、高木守道、土井正博、松原誠、 山本浩二、有藤通世、山崎裕之、衣笠祥雄、若松勉、平松政次、谷澤健一、鈴木啓示、 藤田平、福本豊、堀内恒夫、加藤英司、山田久志、村田兆治、東尾修、大島康徳、 新井宏昌、北別府学、駒田徳広 <アメリカ選抜>ダリル・スペンサー、ジャック・ブルーム、ロベルト・バルボン、 ジーン・バッキー、クライド・ライト、ヘンリー・ギャレット、レロン・リー、レオン・リー、 ランディ・バース、ブーマー・ウエルズ、アニマル・レスリー、カルロス・ポンセ、 ラルフ・ブライアント、トーマス・オマリー、市川和正、金石昭人 広島で通算102本塁打を誇ったギャレットが、3番・左翼でフル出場。一回一死三塁から 左前へ先制タイムリーを放つなど、3打数2安打でMVPを獲得した。「活躍できて、とてもうれしい。 コージ(山本監督)も、現役時代から変わっていないね。カープも頑張って欲しい」。 77年から3年間在籍。78年の40本塁打は、広島の外国人記録となっている伝説の助っ人だ。 第二の故郷に錦を飾り、最高の笑顔を見せていた。 北別府コーチ「ノリは打てない」金本にも痛烈“口撃”ノリは片岡の二の舞?北別府投手コーチが来季の虎の三番、四番候補にかみついた。 1日、日米OBドリームゲームに出場し1回を無失点に抑える快投を見せた同コーチは 投球同様に力強い言葉を口にした。「中村は、片岡の例もあるからね。パ・リーグの打者は、 追い込まれてもブンブン振ってくる。セ・リーグの投手は打てるところには投げてこんよ」 阪神へFA移籍する可能性がある中村を切り捨てると、返す刀で金本もバッサリだ。 「センター返しに徹する」という金本の言葉にも、「カネがレフト方向に強い打球を打とうとすると 手ごわいよね。カネがいい時は、強い打球をレフト方向に打とうとしていた時。来年そうされると 手ごわいが、まあ、1年で変わるもんじゃない。今年は落ちる球を全部引っ掛けとったでしょ。 結構甘い球が来ていたけど、インコースを意識しすぎて腰が引けていた」とキッパリ。 超重量打線にも、動じる姿勢はまったくない。 金本、中村恐クナイ!北別府コーチが強気診断北別府投手コーチが1日、呉二河球場で「日米OBドリームゲーム」に参加。ここで広島から 阪神へFA移籍した金本知憲外野手(34)と、近鉄からFA宣言し阪神移籍の可能性がある 中村紀洋内野手を強烈にコキ下ろし。注目の2人のFA砲が虎打線の4、5番に揃った場合の 驚異を一蹴した。他球団がうらやむ大補強にも、付け入るスキはある。阪神がもし近鉄を FA宣言した中村獲得に成功すれば、来季は4番・中村、5番・金本のコンビが完成。 虎ファンにとって“理想の主軸”となる2人に、北別府投手コーチが強烈なダメ出しだ。 「ノリと言っても、片岡の例があるからね。ショートを守ってくれたら、(自分たちにとって) おいしいよね」日本ハムの主軸だった片岡が、阪神移籍で成績が急降下した前例を 引き合いに出した。片岡の場合、同コーチは、甘い球の少ないセの投球へ対応できなかったからと 判断している。ならば中村も同じ。大阪ドームで見せるフルスイングも、セの厳しい配球の前には、 小さくなる、と読んでいる。さらに三塁・片岡、遊撃・中村の守備など願ったり叶ったり? 「三遊間を狙って打つ」とでも言いたげに、笑い飛ばした。金本は中村のセ・リーグでの活躍の 可能性に対して、「セでは右打者に落ちる球を投げることが少ないから」とその活躍に太鼓判を 押していたが、これにも反論。「自分が落ちる球を打てないから、そう言っているんじゃないの。 金本も、1年でそう変わるもんじゃない」。仲間として140試合見てきた金本については、 弱点が手に取るようにわかる。内角を打てず、外角の落ちる球に手を出す。その悪癖は、すぐには 直せない、というわけ。ただ、これって主砲を手放し、驚異になる相手へのヒガミともとれる? 北別府コーチの予言が当たるかどうかは、03年開幕のフタを開けてからのお楽しみだ。 近畿カープ・ファンが阪神・金本にエール汚いヤジも飛ばさない!近畿カープ後援会の「ファンの集い」が1日夜、大阪帝国ホテルで 約300人を集めて行われ、浅井、小山田、長谷川、木村一がゲスト参加した。 大阪のカープ・ファンの集まりとして、今回が28回目のパーティーとなったが、話題は阪神に FA移籍した金本に集中。会員の多くが甲子園の左翼スタンドでカープを応援。来年はこの パーティーに3度参加した金本を敵として見ることになるが、「カープの野球を忘れない、 という金本は応援していきたい」と参加者の意見は一致していた。同後援会の 花谷金剛会長(63)も「こうなった以上、敵でもいいプレーをしたときには拍手を送りたい。 汚いヤジも飛ばすことはない」と金本の健闘にもエールを送る姿勢を強調。甲子園でも プレーに集中できる環境作りを約束していた。 新入団4選手に巡回トレーニング指導 広島の石井、橋本両トレーナーが、新入団の4選手を巡回しトレーニング指導をしている。 「体力的に劣っている部分を知り、チームに合流するまでに少しでも鍛えてもらう」のが狙い。 新人選手たちは、ひと足早くプロの体づくりを体験した。2人のトレーナーは、選手の柔軟性や 筋肉の左右バランスを細かくチェック。ひじや足首など、関節の動く範囲や両太もものサイズの 差などを測定する。「左右の筋肉の鍛え方のバランスが大事。間違えばけがにつながる」と 石井トレーナー。筋肉の張り具合の偏りや骨盤のゆがみなども入念に調べ、 トレーニング課題を与えた。腰痛を持つ永川には「背筋に比べて腹筋が弱いのが原因」と指摘。 早速、腹筋強化を課し、適切なトレーニング法を伝えた。永川は「自主トレの参考になる。 キャンプで出遅れないよう、しっかり体をつくりたい」と目標を掲げた。1日は東京の帝京高を訪れ、 投手の吉田には「肩、ひじの鍛え方」を指導。松本には「こ関節の可動域を広げるように」と アドバイスした。2日には東海大の鞘師を訪問する。 |
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| 2 | 月 | マッチー現状維持、4500万円で更改、FA権行使せず残留、レギュラー取りへひと振りにかけてきた男が、レギュラー取りへ向け決意を新たにした。「ポジションが空くわけだし、 みんなにチャンスがある。残った選手がやらないといけない。レギュラーは今までなかったことなんで、 簡単なことではない。でも、ガムシャラにやっていきたい」今季、町田は6月7日の阪神戦 (大阪ドーム)で17本目の代打本塁打を放ち、セ・リーグ記録を更新(現在18本)。 打率は・216と低迷したが、勝負強さを評価され4500万円の現状維持で契約更改を果たした。 「カネさんがいなくなったんで寂しい。大学時代も、全日本とかで一緒だったし、冗談も 言いあっていた」。FA退団し阪神へ移籍した金本とはともに、91年に広島に入団した。 当時、8人いた同期は町田と金本の2人だけになっていた。11年間ともに戦ってきた同士が 敵となるつらさはある。自身も今季FA権を取得したが「一緒にやってきた仲間と一番上を 目指したい」と行使せず、広島に残留を決めた。金本が抜け空白となった右翼のポジションを狙うため 若手中心の日南秋季キャンプにも4年ぶりの志願参加した。「やっぱり野球をやっている以上は 体を動かすのが仕事。休むと体力が落ちる。それに、若い選手と触れ合うじゃないけど、 ノックの中とかでも言葉じゃなくボールを通してのキャッチボールで分かりあえることもあった」。 ベテランとしての責任感も強い。「やはり勝たないと面白くないし、勝つことでみんなが喜べる。 泥臭くなるかもしれないが、気持ちを今まで以上に出して、1年間頑張っていきたい」。 背番号「5」の心は、すでに12年目のシーズンを戦っている。 ![]() 東出、マッチーは現状維持東出と町田が2日、契約更改した。ともに増減なしの現状維持で、東出は年俸2400万円、 町田は年俸4500万円でそれぞれサインした。右太もも裏側の肉離れで、5月末から約1カ月間 戦列を離れるなど、不本意な成績に終わった東出は「来年は140試合、全イニング出るつもりでやる」 と話した。金本の阪神移籍があり、外野の定位置どりを狙う町田も「チームが勝つために、自分が やらなければという気持ちが強い」と、来季への意欲をのぞかせた。 ![]() 東出とマッチー、現状維持で合意広島の契約更改交渉は2日、広島市民球場内の球団事務所で東出と町田が臨み、 東出が2400万円、町田が4500万円のともに現状維持でサインした。「限りなくダウンに近い 現状維持です」。約30分間の交渉を終えた東出は、自らをしかるように切り出した。 「主張できる材料もない。成績も情けないという思いが強い」という今季は出場107試合で 打率2割3分9厘。守備でもリーグワースト2位の16失策と精彩を欠いた。交渉の場で、ショートから 二塁に転向する来季はレギュラーの保証がなく、競争になることを球団から伝えられた。 「自分でも分かっているし、そこで勝ってレギュラーになりたい。打って走ってリズムをつくるタイプだし、 積極的に走ることで自信を持っていきたい」と、危機感を口にしていた。5月に右足太もも肉離れで 戦線離脱したが、以後も故障再発の恐怖感にさらされていたことを明かし、現在も リハビリトレーニングを続けている。「来季はグラウンドに立つことにこだわり、140試合 フルイニングに出たい」と力を込めた。フリーエージェント(FA)権を行使せず残留した町田は、 「数字的には打率(2割1分6厘)が落ちたけど、(査定)内容は変わらないと言うことだった」と 現状維持で合意。同期入団の金本は阪神にFA移籍。「大学の全日本から一緒だったし、 ロッカーも隣同士だった。寂しい」と漏らした。「同期のかねもっちゃん(金本)がいなくなって寂しいけど、 個人のことよりみんなで勝つことによって喜び合いたい」と、勝利第一を強調した。 東出が現状維持でサイン「来季は二塁でフル出場」レギュラー返り咲き目指す!新ポジションで140試合フル出場―。東出が2日、広島市内の 球団事務所でプロ入り初の現状維持となる年俸2400万円で契約更改した。 今季は右太もも裏故障の影響から不本意な成績。今秋キャンプからは遊撃から二塁への コンバートに挑戦。福地らとの競争を勝ち抜いてレギュラー返り咲きを目指す。 「ゼロからのスタートです」…東出!失意の1年を反骨への力に変えた。定位置はく奪の屈辱は 胸の奥で闘志となって燃えている。「席に座ってすぐ判を押しました」。プロ入り以来、年俸増を 続けてきた東出が4年目で初の現状維持(2400万円)で一発更改した。増えない金額が 立ちふさがった壁を象徴していた。5月24日、読売戦の走塁中に右太もも裏を負傷。 翌日の同カードを欠場し、2000年途中から続けていた連続試合出場は「220」で止まった。 約1カ月半の戦列離脱。復帰後も故障の影響から納得できる動きはできなかった。 レギュラーの座も失った。遊撃では昨季27失策、今季16失策。シーズン終了後には 首脳陣から二塁へのコンバートを言い渡された。それも「レギュラーは奪い取れ」(山本監督)の 言葉とともに。その二塁は今季終盤に福地が台頭。東出に定位置は確保されていない。 今秋の日南キャンプではただ1人、”皆勤”。3度の休日もすべて球場に姿を見せて 新ポジションでの守備練習に汗を流した。21日間のフル稼働で足への不安も解消されつつある。 12月に入ってもほぼ毎日のように大野練習場に通い、リハビリとトレーニングの日課をこなす。 「打って走ってリズムを作りたい。納得いく形ができれば数字は付いてくる。守備もうまくなりたい。 競争に勝ってレギュラーを取る。140試合フルイニング出たい」昨オフ、同期入団の新井と 失策数の多い方が丸刈りにする約束を交わした。結果は16対17で辛勝も山本監督の 鶴の一声で両者とも髪切りが決定。来春2月1日のキャンプイン当日に”断髪”する。 「ゼロからのスタートです。他の人を押しのけてでも試合に出る。積極的な気持ちでいく」 原点からの再出発。初心に戻った東出が階段を上り直す。 東出が新井に丸刈り要求東出が新井に丸刈りの約束の履行を迫った。昨オフに失策数の多い方が丸刈りにする賭けを交わし、 新井が17失策。東出は16失策で勝利。「いまだに『何であんなことを言い出したんや』と文句を言ってる。 早くやってもらわないと」と口をとがらせた。東出は現状維持の2400万円で契約更改。 二塁手に転向する来季は低レベルの接戦から脱出したい。 東出、初の昇給見送り過去3年上がり続けてきた年俸が初めて現状維持となった。成績が反映され、数字的にも“停滞”の 事実を突きつけられた東出の表情はさえなかった。「今日はすぐにハンを押しただけ。主張できる材料は 何もない。限りなくダウンに近い現状維持と思います」と神妙に受け止めた。今季は規定打席にこそ 達したが、5月末に右太ももを痛め、約1カ月戦線離脱。打率は2割4分を切り、失策数16は 新井の17に続いてリーグ2番目に多かった。シーズン終了後、首脳陣から事実上の“遊撃手失格”と 来季の二塁コンバートを言い渡された。既に11月の日南秋季キャンプで二塁の守備練習に取り組み、 福地らと争う定位置獲りへ必死だ。「周りの人は、そっち(二塁)の方がいい、と言ってくれるけど、 まだまだ自分では分らない」。本当の自信を付けるのは今オフ、来春のキャンプが大事になってくる。 競争に勝つためのポイントを話す時、さらに表情を引き締めた。「僕の場合はやっぱり、打って走って、 という形にならないとリズムが出てこないから。自然にリズムに乗れるようにまず自分で 納得できる打撃、走塁、守備を心掛けます」戦列復帰後も抱えていた右太ももの不安はかなり 消えたという。「もう一度、特に走ることに関して自信を持ってやりたい。若手では新井さんと一緒に 引っ張っていかなければいけなかったのに、今年の自分の成績は情けなかった。 来年はゼロからのスタート。140試合フルイニング出場にこだわりたい」伸び悩み、二塁転向という プロ入り初の大きな挫折を味わった東出が来季の巻き返しに燃える。 自由契約選手96人、保留選手名簿公示 プロ野球のコミッショナー事務局は2日、今季の支配下選手のうち、12球団が来季の戦力として 契約する権利を持つ保留選手名簿と、名簿から外れた自由契約選手を公示した。 この日、自由契約選手となったのは96人。そのうちヤクルトとの契約更改交渉が不調に終わった ペタジーニは読売との契約がまとまり、阪神から戦力外通告を受けた舩木はロッテ入りが決まっている。 外国人選手では中日のバンチ、ゴメス、ロッテのボーリック、日本ハムのオバンドーらが名簿から外れた。 【自由契約選手】 ▽セ・リーグ 読売:趙成ミン投手、南真一郎投手、鄭ミン台投手、真木将樹投手、小野剛投手、安原政俊投手、 田中健太郎内野手 ヤクルト:島田直也投手、入来智投手、高橋一正投手、丹野祐樹投手、丹波幹雄投手、リーゴ投手、 青柳進捕手、ペタジーニ内野手、代田建紀外野手 中日:井本直樹投手、バンチ投手、川添将大投手、呂建剛投手、藤井優志捕手、ゴメス内野手、辻田摂内野手 阪神:横田久則投手、舩木聖士投手、弓長起浩投手、部坂俊之投手、成本年秀投手、山岡洋之投手、 原田健二投手、川俣ヒロアキ投手、面出哲志投手、西川慎一投手、根本隆輝内野手、吉田浩外野手 広島:遠藤竜志投手、田村恵捕手、長崎元外野手、スタニファー投手、ベルトラン投手、シュールストロム投手、 ロペス内野手、ディアス内野手、マテオ投手 横浜:野村弘樹投手、米正秀投手、神田大介投手、関屋智義投手、鈴木寛樹投手、石井浩郎内野手、 吉田好太内野手、八馬幹典内野手、井上純外野手、ロドリゲス外野手、光山英和捕手 ▽パ・リーグ 西武:安藤正則投手、佐藤秀樹投手、原井和也内野手 近鉄:石毛博史投手、山崎一玄投手、奈良将史投手、市原圭内野手、ウィルソン外野手、ジョンソン投手 ダイエー:鈴木平投手、土井雅弘投手、広田庄司投手、福山龍太郎投手、カスティーヨ投手、日笠雅人投手、 養父鉄投手、笹川隆捕手、バークハート内野手、野々垣武内野手、大野倫外野手、森山一人外野手 ロッテ:竹清剛治投手、礒恒之投手、亮寛投手、後藤利幸投手、ボーリック内野手、信原拓人内野手、 早川健一郎外野手 日本ハム:今井圭吾投手、柴田佳主也投手、藤崎大輔捕手、田中聡内野手、山地隆内野手、 原田政彦外野手、村西辰彦外野手、オバンドー外野手 オリックス:田村勤投手、余文彬投手、深谷亮司捕手、新井潔内野手、庄司大介外野手 広島球場にお別れ!阪神・金本がロッカーの片づけ終える荷物整理のため、2日に広島市民球場を訪れた阪神の金本が報道陣にも精神修養を勧めた! 今月中に決行する鹿児島・最福寺での荒行に触れ、「取材に来るなら一緒にやってもらうよ。 鍛えている人でも倒れるぐらい。来るなら命がけで来て」と不敵な笑み?一方でカープ時代に使用した ロッカールームの片付けを終え、「これで最後かなあ」と感慨深げな表情も見せていた。 契約更改(予定): 町田康嗣郎、東出輝裕 |
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| 3 | 火 | 広島は3日、元阪神の西川慎一投手(35)=175センチ・77キロ、左投げ左打ち=写真=と 年俸1200万円で来季の契約を結んだと発表した。背番号は60。今季の弱点だった左の 中継ぎ強化が狙いで、球団はワンポイントとして期待している。10月6日の入団テストで 最速140キロを記録、入団交渉を続けていた。西川は近鉄、阪神に9年間在籍。 通算成績は238試合に登板し、4勝5敗、防御率3・58。 カープ最年長・野村、T&Gに対抗心メラメラ負け犬根性払しょくするゾ!引き立て役は御免。チーム最年長36歳の野村が3日、 日本一の原読売や話題独占の星野阪神への対抗心を燃やした。「FAで選手が2、3球団に 集中しているけど、僕たちはエキストラじゃない。いつも主役でいたい。ウチの選手には そう思ってやってほしい」。チームは5年連続Bクラスと低迷中だけに負け犬根性払しょくへ ベテランの語気は強い。 野村は球界に警鐘野村が3日、FAで戦力が一極集中する球界に警鐘を鳴らした。大野室内練習場で トレーニングを終えた野村は「FAはいいと思うけど、結局2、3球団に選手が集中してくる。 それじゃあ野球が面白くないし、ファンも減る」と危機感を訴えた。97年にFA権を取得し、 日本人野手初のメジャー挑戦も考えたが、最後は権利を行使せず広島に残った男の言葉に 重みがあった。今オフは、チームメートの金本がFA権を行使し阪神へ移籍。戦力ダウンは否めない。 しかし、巨大戦力を整えるチームに対し「ぼくらは強いチームを倒そうと思っている。 ぼくらは主役でいたいし、エキストラじゃない。うちに来る選手はそう思ってくれればいい」と 反骨心をむき出しにした。 前田「走」でもカムバックだ!来季は“完全復活”目指すほぼ休日なしで自主トレを続行!打つだけじゃない。2003年は走る姿を見せる。 今季、「カムバック賞」を受賞した広島の前田が3日、不安を抱える走塁面でも完全復活を 目指すことを宣言した。昼過ぎに始まる大野練習場(広島県佐伯郡)での自主トレは ストレッチ、ゴロ捕球、筋力トレとメニューをこなし、最後は入念なマッサージ。今秋キャンプ後も 継続してきたこの5時間トレを施設の閉まる年末までほぼ休日なしで敢行する。 「人よりもたくさん練習せないかん。走れるようにならんと、怒られる。解説者に叩かれんようにする」 3年ぶり規定打席に到達した今季は打率・308、20本塁打とバットでは復活を遂げた半面、山本監督からは 「もっと足を使えるように」と注文も付けられた。無休トレで「打・走・守」そろった理想形を追求する。 前田オフ返上トレカムバック賞を受賞した前田がオフを返上、大野室内練習場で約5時間のハードトレーニングを敢行する。 両アキレスけんに不安を抱え、来季から左翼へコンバートされる前田は「走れるようにならなあアカン」と、 プロ14年目を迎える来季は走攻守すべての面で完全復活を目指す。この日、昼前に東出とともに 大野室内練習場にやってきた前田は、入念なストレッチをはじめ、ランニング、キャッチボール、ノックで 汗を流し終えると、マシンを使ったトレーニングを1時間以上も消化した。最後はトレーナーから マッサージを受け、帰路に就くころには日が暮れかかっていた。秋季キャンプに2年連続で志願参加した 孤高の天才打者は、ポストシーズンにもかかわらず約5時間の練習をほぼ毎日こなす。 「人よりたくさんやらなあアカン。走れるようにならなあ、怒られるから。評論家にたたかれんように せんとな」。言葉は少ないが、来季で14年目を迎えるベテランは、悲壮な決意をみなぎらせた。 今季は両アキレスけんに不安を抱えながら3年ぶりに規定打席に到達。打率・308、20本塁打の活躍で カムバック賞を獲得した。しかし、走塁面では足をかばいながらシーズンを送った。開幕直後には 走塁をめぐってロペスから暴行を受けたこともあった。それだけに、オフに入っても全力疾走できるよう 下半身を中心に体を鍛える。シーズン終了直後には、山本監督が前田の守備面での負担軽減を考え 右翼から左翼へコンバートを決めた。金本がFAで阪神へ移籍するだけに前田への期待は高まるばかりだ。 打撃面では復活したが、走攻守三拍子そろった往年の輝きを取り戻すためにも、体をいじめ抜く。 山内ら10人、第2の人生へ 今年もプロ野球ドラフト会議で華々しいスポットを浴びた選手がいる一方、野球にピリオドを打って 第2の人生に一歩を踏み出す人もいる。広島では1995年の新人王山内が引退し、 打点王ロペスら9選手が自由契約選手として2日に公示された。今シーズン限りで広島の ユニホームに別れを告げた退団者10人の進路にスポットを当てた。5年前のドラフト1位遠藤は 9月下旬に田村恵、長崎とともに来季の戦力外を告げられた。10月中旬にロッテのテストを受けたが 不合格。「不思議と悔しさが込み上げてこなかった。中途半端は嫌だし、野球をあきらめた」。 10月末、知人の勧めで広島市内の会社に就職し、営業の勉強に励んでいる。1軍未経験の長崎も 野球を離れる。現在、神奈川県藤沢市内の妻の実家で、痛めた腰の治療を続けながら就職活動中。 「まだ職種は絞り切れていないが、年明けごろには決めたい」と話す。山内は3軍投手コーチ、 田村恵はスコアラーとしてチームを支える。来季の契約がこじれて退団したエディは日米両国での プレーを希望。ロペス、スタニファー、ベルトランは米球界への復帰を目指している。 未定のシュールストロムについて、球団では駐米スカウトのポストを検討している。 ドミニカ共和国カープアカデミー出身のマテオは、150キロ近い直球を投げて将来性が期待された。 腰痛で支配下選手登録の70人枠から外れたが、球団は「本人の希望があれば、 カープアカデミーでの再契約もある」と話している。 |
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| 4 | 水 | 緒方、年俸も“カムバック”1億3000万円で更改来季の完全復活を誓う!もう1人の“カムバック男”が昨季の減俸分を取り戻した。緒方が4日、 広島市民球場内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の1億3000万円(金額は推定)で サインした。右足首故障などに苦しんだ過去2年間を乗り越えた今季は3年ぶり規定打席を満たして 3割、25本塁打をマーク。クリーンアップの一角として期待される来季へ向け、走攻守総ての面での 完全復活を誓った。「新たにやり直さないと」…苦汁2年間を力に!完全復活の階段にはまだ上がある。 緒方に派手な笑顔はない。「去年落ちた分を戻してもらった」と、年俸回復を淡々と受け止めた。 昨オフに古傷の右足首を手術。年明けにはハワイでの単身自主トレも敢行した。開幕後は5月に 左太もも故障で2週間リタイアした以外はフル稼働。規定打席が3年ぶりなら、打率3割も3年ぶり。 カムバック賞を受賞したチームメイト、前田に劣らず健在を印象付けた1年だった。 ただ、周囲の目と自己評価は違う。「完全には自分のいい時に戻れていない」と首を振る。 「今年は全試合に出ることを目標にしたから、守りに入った部分もある」。どこかに故障の陰を見る もどかしさは消えたわけではない。「自分の追い求める走塁、守備をできなかった。 新たにやり直さないといけない思いが強い」挙げる課題は同時に胸中に膨らむ希望の裏返しにもなる。 「トレーナーやトレーニングコーチの協力があった。感謝を忘れない」。来春キャンプでは支えてくれた 裏方への慰労会も計画。「来年も一緒に戦っていきたい」と力を込めた。交渉の席では球団から 「来季は三番を打ってほしい。クリーンアップとして勝負強い打撃を」と求められた。金本のFA流出によって 期待と責任は自然と高まる。1999年オフに達した自己最高年俸は1億6000万円。その後の2年間で 計5000万円ダウンした。取り戻さなければならない金額はまだ残っている。 「好きな野球をできる喜びを自分の中に持っていきたい。それが心の支え。ケガしたこともプラスに考えたい」 苦難を経験した言葉が重く響く。苦汁の2年間は力に変わり、真の復活へと緒方を導いていく。 緒方、2000万円アップ緒方は4日、広島球場内の球団事務所で更改交渉し、2000万円増の年俸1億3000万円でサインした。 緒方は右足のひざ、足首の故障を克服し、130試合に出場。3季ぶりに規定打席に到達し、 打率3割、25本塁打、73打点をマークした。「守りで期待に応えられなかった。年齢も(チームで)1番上の 組になるし、来年もう1回やらなくちゃいけない」と決意を話した。 浅井は600万円増の年俸5300万円、キムタクは現状維持の年俸4800万円で更改した。 緒方、1億3000万円でサイン広島の契約更改交渉は4日、広島市民球場の球団事務所で緒方、浅井、キムタクの3選手が臨んだ。 緒方が2000万円増の年俸1億3000万円でサインしたほか、浅井が600万円増の5300万円、 キムタクは現状維持の4800万円で更改した。3季ぶりに規定打席に達して打率3割、25本塁打を マークした緒方は約40分間の交渉。3年ぶりの増額更改を「昨年、下がった分(2000万円)を 戻してもらいました」と振り返った。「トレーナー陣に支えられたお陰」という今季の成績を、 来季のステップに位置付ける。「来年も野球ができる喜びを持って、次の段階に進みたい」と、 打撃だけでなく「走」「守」の復活にも意欲を見せた。交渉の席では球団から3番に座り、 得点圏に強い打撃と打点アップを求められた。「カネ(金本)が抜けて、個人的にもチームも危機感がある。 それを持たないと勝てない。やらなくてはいけないという気持ちが強い」と力を込めた。 12%増でサインした浅井は「存在感」を認めた球団の査定に納得した表情。代打で3割6分6厘の 好成績に加え、「ベンチに座っていても相手にプレッシャーを与えていると言ってもらえた」と満足そう。 「来年は外野が空いたとかではなく、試合に出るために自分のレベルを上げる」と話した。 キムタクは現状維持を素直に感謝した。「ダウンを覚悟していたが、いろんなポジションを守り、 その準備の必要性を評価してくれた」。来季はフリーエージェント(FA)権を取得するが「よその球団には 興味ない。カープに合っている自分のスタイルを生かしたい」と、レギュラー獲り再挑戦を誓った。 キムタクは渋々!?現状維持「何も言える数字じゃない」条件闘争なしの4800万円!主張する材料はなかった。今季の打率・238の成績に「何も言える 数字じゃない」と条件闘争はなし。「ダウンと思っていた。感謝してます」とキムタクは現状維持での 一発更改に納得の表情を見せた。二塁で62試合、遊撃で46試合、外野で36試合、三塁で9試合に出場。 故障者の出たチームを支えた。その万能ぶりは年俸査定にも反映された。「ひとつにこだわる方が ずっと試合に出られるのでは」と”器用貧乏状態”への葛藤(かっとう)もあった今季。今は「いろんなところを 守れるのは武器」とプラス思考へ切り替えた。「打てないと使ってもらえない。何かを怖がっていた。 ガムシャラな自分が一番合っている。またトップバッターを打てるようになりたい」 思い描くのは大ブレークした2000年当時の姿。初心への回帰からキムタクの巻き返しが始まる。 浅井“ニコニコ”5300万円で一発サイン、自身最高年俸を更新!浅井が4日、広島市民球場内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円増の5300万円でサインした。 代打の切り札として存在感を見せた浅井は来季の定位置獲得を、を誓った。数字に出ない影の活躍評価! ここ数年、長時間交渉を続けてきた浅井が1時間もたたずに晴れやかな表情で会見場に現れた。 自身の最高年俸で一発サイン。プロ13年目で初めて5000万円の大台をクリアした。 「話を聞いて納得しました。成績以外、数字に出ないところを評価してもらいました」 積み上げてきた代打男の実績が認められた。規定打席不足とはいえ打率・308。それ以上に評価されたのが ベンチで待機中も相手チームへプレッシャーをかける存在感だ。言わば”にらみ利かせ料”が増額分の半分 (300万円)を占めた。今季は51回、代打で起用されて41打数15安打9打点、代打率は驚異の・366を誇る。 勝負強さにさらなる磨きのかかった1年だった。「代打浅井」の場面で左投手が投入され、「代打の代打」を 送られるケースが2試合続いたことも。バットを振らなくてもベンチにいる浅井の姿に対戦チームは警戒心を強め、 頭を悩ませた。もっとも、今後も出番を待つだけの立場に甘んじるつもりはない。金本のFA移籍で来季は外野に 空席ができる。「一塁をやりたいけど、試合に出られるなら外野もやる。自分のレベルを1%でも2%でも上げたい。 一塁の守備には自信はあるし、足の速さでも新井に負けない。来年はキャンプから監督の気持ちをひきつける モノを出していきたい」ひと振り勝負に懸けてきた浅井が2003年は念願の定位置獲得を目指す。 浅井が更改…“用心棒代”300万!?「代打浅井」のネームバリューに300万円―。浅井が4日、600万円増の5300万円で契約更改した。 代打打率は3割6分6厘という活躍で、300万円アップを手にした。残る300万円の昇給は 「成績に出ない部分も評価してもらった」と説明。みかじめ料や用心棒代にも似ている。 ベンチに座っているだけでも、浅井に300万円分の価値が認められた。例えば、代打浅井の起用を ちらつかせば、相手は投手交代をためらう。そうした存在感で敵を威圧。「ベンチに座っていても、 過去何年かのボクの成績で、相手がプレッシャーを感じる。球団がそう理解してくれました」。 浅井の顔と名前に高値がついた。とはいえ、代打に甘んじるわけではない。金本が阪神にFA移籍。 外野のポジションが空いた。「外野?やれと言われればやるし、言われなくても(練習を)やるかもしれません」。 念願のレギュラー奪取を果たし、「代打男」の名を返上する。オフも三篠寮にある室内練習場でマシン相手に 打撃練習を続ける。「やる姿勢と結果にこだわっていけば、結果が出なかったとしても自信が持てる。 あきらめないで挑戦し続ける」。ベテランになってもレギュラーへの夢は捨てない。 存在感を査定…浅井がベンチにドッカで600万増浅井が4日、契約更改交渉に臨み、600万円アップの5300万円で契約を終えた。出場した97試合で 打席数は159にとどまったが、代打としてベンチに控えている“存在感”が加味されたものだ。 一流は、ベンチに座っているだけで財布が膨らむ?代打男の浅井が600万円増の5300万円で一発サイン。 昇給に至ったのは、存在感まで査定されたからだ。「成績に出ない部分の評価もしてもらった。 存在感というかね。代打で打って与えるダメージと、ベンチに座って相手に与えるプレッシャーも見てくれました」 規定打席には届いていないが、2年ぶりに打率3割(・308)をマーク。首脳陣に重宝されたが、 打撃成績とともに球団から高く評価されたのが存在感だった。代打としてベンチに残っていることで、 相手に投手起用の迷いが生じる。バットを振らずとも睨みを利かせることで、対戦チームにダメージを 与えたというわけだ。「一塁が好きですし、守備では誰にも負けないと思っています。競争に勝ったほうが 試合に出るわけですからね」今季28発を放った新井が来季は一塁専任。それでも守備力を生かし、 スタメン奪取へ真っ向勝負を挑む。球界でも珍しい“存在感査定”も、今年限りで見納めになるかも…。 契約更改(予定): 緒方孝市、木村拓也、浅井樹 |
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| 5 | 木 | 長谷川、強気で大幅増だ! 10日契約更改交渉目標額は4500万円!今季チーム最多の13勝を挙げた長谷川が強気の姿勢で10日の契約交渉に臨む。 「今年は先発ローテーションを守れた。球団からの期待を感じたい」。目標額には4500万円 (今季の推定年俸は1800万円)前後を設定。昨年は寝坊のため交渉よりお説教に時間を割かれた 苦い経験があるだけに、「今年は遅刻せず話し合う」と宣言。若手投手陣を代表して トレーニング施設改善なども訴える。 長谷川“銭闘宣言”長谷川が銭闘を宣言した。10日の契約交渉では、今季年俸1800万円からの大幅増が予想されるが、 「4000万円? それではサインできないかも。2年続けて活躍できたし、主張できる部分もある」。 ここまで保留者は一人という平穏交渉が続いているが、チーム勝ち頭は強硬姿勢。 とはいえ、昨年の交渉に遅刻しただけに、「寝坊だけには気をつけます」。 長谷川“銭闘”します長谷川が5日、今季チーム一の13勝(10敗)の成績を盾に年俸1800万円から最低4500万円への アップを狙うことを明らかにした。「まだ防御率(3・84)とか物足りないけど、今年は2年続けてやった (昨年9勝)ので頑張る。4000万円?それじゃハンは押しません」強気に言える材料はある。 黒田とともに先発ローテの柱としてチームを引っ張っていく覚悟だ。「僕が夏場に中4日で勝った 試合も多い。期待されて頑張れる部分も多いし、そういうのを数字に示してほしいんです」 その前に最大の難関?は交渉に遅刻しないこと。昨年は二日酔いと寝坊で30分も遅刻し、 大目玉を食った。「去年は1時間のうち50分間怒られてて何も言えなかった。 今年は昼(10日13時)だし、大丈夫」とキッパリ。ウエート器具の設備充実など チーム全体を考えての要望も訴えるつもりだ。 長谷川「キャスター」デビュー長谷川が5日、キャスター・デビューを飾った。中国放送の情報番組「ごじテレ」(広島ローカル)に コメンテーターとして生出演。今後も新井ら若手選手がリレー出演し、主婦などの視聴者層にも カープのイメージアップを訴える。「こういう機会はどんどん出た方がいいと思うんです。 広島って地味な感じがしませんか? 12球団が集まるイベントでも、居場所がない気がしますもん」 今季は初の2ケタ、13勝を挙げた。その実力に加え、ルックスも今風。流行のベッカム・ヘアーを 採りいれたこともある。「球場に見に来てくれる人が多いほど気合いが入る。野球をやっている限りは スポットライトを浴びたい」。ファン層拡大のために、チームカラーの改善を呼びかけた。 この日はスポーツニュースのコーナーでキャスターを務めた。「かしこまった番組には、 向いてないですよ」と照れながらも、はっきりとした口調で、Jリーグ広島の新監督決定の ニュースを伝えた。長谷川は6日も出演。さらに、栗原、東出、新井、河内が来年1月中旬まで出演予定。 若鯉たちがTVジャックし、ヤングカープをアピールする。 ルーキーの大竹、巻き返しに燃える広島のルーキー大竹が巻き返しに燃えている。期待された昨秋のドラフト1巡目投手は右肩痛に泣き、 3軍生活のままシーズンを終えた。「悔しかったけど、今はプロとしてやるべきことが見えている」と 振り返る。技術以前に、プロとしての体力のなさを痛感した1年目だった。午後7時をすぎた 大野屋内総合練習場で、たった1人で練習を始める。「遊んでいる場合じゃない」と自覚する。 「1軍に上がれたのは、栗原さんのように1人でも練習できる人」。身近に手本がいた。 今季は2軍で3試合に登板しただけ。5月末には右肩痛に襲われた。ほぼ状態は良くなった今でも、 筋力トレーニングの合間にはシャドーピッチングを取り入れ、肩の筋肉を入念にほぐす。 「トレーニングやケアの方法を学び、実践するのがいかに大事か」を学んだ一年だった。 定期的に訪れる緒方、前田の復活を見て肌で感じた。プロの世界の厳しさを感じただけでなく、 「親身になってくれる熱血漢が多い」周囲の環境にも助けられた。落ち込んだ時、橋本トレーナーからは 「おなかが出てまるで幼児体形。投げられなくても、することは山ほどあるよ」と指摘され、 体づくりの基本を学んだ。日南秋季キャンプでは、80球を投げ込むまで回復した。同期の読売・真田や ダイエー・寺原に水を開けられたことも実感している。「来年こそ1軍で活躍し、山本監督に 恩返しがしたい」。大きな目標を掲げ、自らを鼓舞している。 栗原“カリスマジム”に自費留学…目指せ!肉体改造広島県体育・スポーツ知事表彰式に出席!三塁の定位置を狙う期待の3年目、栗原が5日、 カリスマジムでの肉体改造を誓った。肩や股関節の可動域を広げるためイチローらも利用する 「鳥取ワールドウイング」に今月と年明け合わせて約2週間、自費留学(1泊2万円)する。 この日は今秋のアジア大会銅メダルによる広島県体育・スポーツ知事表彰式に出席。 「まずは開幕1軍。(三塁を争う)野村さんを超えるような成績を残してアピールしたい」と意気込んだ。 栗原定位置&新人王奪取宣言栗原が三塁での定位置奪取と新人王の両獲りを宣言した。3年目で初1軍を果たした今季は 23打席(4安打)で新人王資格を継続。この日は広島県庁でアジア大会銅メダルの活躍に、 県のスポーツ表彰を受けた。「(三塁を争う)野村さんにはまだ及ばないけど、それを超えて レギュラーになりたい。新人王?いいですね」と笑顔で話した。 エディ、600万円・・・今季限りで契約を打ち切ったエディに対して、今月15日までに(1)日本に放置したままの荷物の 母国ベネズエラへの郵送料600万円を球団に送金するか(2)荷物の自由処分を球団に 一任するか―のどちらかを選択、通知するよう代理人へ連絡した。エディには現在、日本の 他球団からの正式オファーはないという。一時は横浜が調査したが、獲得意思はもうない。 成績下降にもかかわらず、年俸倍増の1億2千万円&2年契約という法外要求をして、 広島から解雇された“ツケ”がさらに回ってきた格好だ。そんな八方ふさがりの元助っ人に広島は 一切同情などしない。球団首脳は「服やトレーニング器機も全部、置きっ放し。 最初の年俸要求といい、常識外れにもほどがある。自分でまいた種。送料600万円を送金するか、 捨てていいと認めるか、来週までに連絡して来いと言ってある」と今も怒りは増幅中だ。 00年オフにはミンチーが同じように荷物を日本に置いたまま帰国。後に交渉が折り合わず 契約を打ち切られ、その年オフにロッテと契約した。この時は日本国内で送料も比較的安く済み、 ロッテに荷物ごと引き取ってもらった経緯がある。エディが“泣きっ面にハチ”を回避するためには、 ミンチー同様日本の他球団と契約するか、もし話があれば米球界復帰を果たし、その球団に 送料を支払ってもらうしかなさそうだ。いずれにせよ「エディは本当にバカなことをしたものだ」 (球団関係者)の言葉が的を射ている。 守備力アップ狙える選手も 阪神から補償選手名簿届く 松田オーナーは5日、フリーエージェント(FA)で金本が入団した阪神から、補償選手名簿が 届いたことを明らかにした。名簿には外国人選手と阪神球団が任意に定めた30人を除いた選手が 記載されている。球団は同日までにリストに目を通した。最重点強化ポイントである、守備力アップが 担える選手名もあったもようだ。球団は現在、堅守のシーツ内野手(米大リーグ・デビルレイズ)獲得を 最優先に交渉を続けている。松田オーナーは「外国人選手が決まっていないので、(補償の)結論は 年明けに出そうと思っている。綿密に検討していきたい」と話し、場合によっては選手補償を求める 可能性も示唆した。FA制度は、選手を失った球団が、獲得した球団から選手補償と金銭補償を受ける。 金銭補償の場合は旧年俸の1・5倍が補償額になる。獲得を進める助っ人選手の交渉具合を 見定めながら回答期限となる来年1月6日まで考慮していく方針だ。 |
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| 6 | 金 | 廣瀬、正右翼手めざし連日の打ち込み廣瀬が連日の打ち込みで、課題の打力アップに取り組んでいる。「バットを振らずにはいられない」と 鋭い目付きでスイングを続ける。金本の移籍などで空席となった右翼手のポジション確保へ、 チャレンジ精神をかきたてている。大野屋内総合練習場でバッティングマシン相手のフリー打撃を1時間半。 他の選手が打ち終わっても、廣瀬は滴る汗をぬぐわずバットを振り続ける。 「秋季キャンプでつかみかけた打撃をものにするには、納得できるまで打つしかない」と言い切った。 スイングは500を超えていた。日南秋季キャンプで、内田コーチから「ためをつくって打つ」指導を受けた。 以前は機械的に「いち、に、さん」のテンポで打っていた。それでは、一定のタイミングでしか打球を とらえられなかった。「『いち、にーの、さん』の感じで振れば、それだけボールを見る時間が長くなり、 変化球にも対応できるようになる」。コーチのアドバイスが実感として身に付きつつある。 環境も変わった。11月初旬に婚姻届を出し、妻帯した。「もう1人じゃない。今年は妻に我慢してもらうけど、 来年の今ごろは晴れてハネムーンを」と新妻に誓う。定位置確保の好機を逃すわけにはいかない。 新井が「ノリ阪神入り」を歓迎 野球教室で語る「自分にとってプラスになる」!6日に広島市教育委員会企画による野球教室のため、真亀小学校 (広島市安佐北区)を訪れた新井は、近鉄からFA宣言している中村の阪神入りを熱望した。 同一リーグなら接する機会も増加。今季28本塁打の新四番候補はフルスイング魂を共有する強打者との 交流を、さらなる飛躍へのヒントにする考えだ。「セ・リーグに来てくれたらうれしい。あれだけの選手と 同じリーグでやれたら、自分にとってプラスになります」中村とは今年の球宴で初対面。 11月初旬の出身地別東西対抗戦では打撃フォームのアドバイスを受けただけでなく、 バット3本を頂いた。「(バットは)重心が先の方にあって扱うのが難しい。中村さんは技術もスゴい」。 心酔する”ノリ先生”の決断を注目して待つ。 |
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| 7 | 土 | ![]() 黒田&長谷川が中4日登板志願投手ローテの軸2人がフル回転宣言!来季の広島投手陣を担う両右腕がフル回転宣言。 今季10勝の黒田と13勝の長谷川が7日、そろって年間通した中4日登板を志願した。 広島市安芸区の瀬野川東中学校で野球教室を開いた黒田、広島市西区のショッピングモールで トークショーを行った長谷川。場所は違っても共通する思いがあった。5〜6日の登板間隔が 通例になっている日本球界では珍しい中4日での固定登板を申し出た。背景には今季6人目の 先発投手に苦しんだチーム事情がある。「自分が中4日なら少ない人数で先発を回せる」(黒田)。 その分、増員される救援陣の負担軽減にもつながるというわけだ。「中4日の方が調整しやすい」 (長谷川)と両者とも意欲満々。2人が低迷脱出への切り札になるかもしれない。 東出、反省バネに練習漬け 下半身強化東出が体を徹底的にいじめている。オフに入っても、大野屋内総合練習場と広島市内のトレーニングジムで 練習漬けの日々。「情けない成績。自分に腹が立つ」。反省点ばかりの今季の悔しさをバネに、 自信を取り戻そうと必死だ。今季は5月下旬に右太もも肉離れで戦線離脱。これが「誤算」のすべてだった。 治療に約1カ月半を要した上、復帰後も「また痛めるんじゃないか」と、再発への不安から 精彩を欠いたプレーが続いた。秋季キャンプでは下半身の強化に力を注いだ。連日の筋力トレーニングで、 「翌日は自分の足ではないんじゃないかと思うほど」。極限まで追い込んだ体で取り組んだ二塁守備。 ショートからの転向を命じた首脳陣から「元気がない」と指摘された背景には、不安克服への懸命な 取り組みがあった。キャンプ中から、読売の仁志から譲り受けたグローブを愛用。「見習うべき点は多いし、 アドバイスも参考にしたい」と名手をお手本にする。「とにかく練習して上達しなければ、 レギュラーは取れない」。大野屋内総合練習場では連日、ノック守備を欠かさない。春季キャンプで 本格化する二塁のポジション争い。「休んでいられる立場じゃない。けがをしない体をつくり、最初から アピールしたい」。5年目の再挑戦へ向け、危機感が東出を駆り立てている。 名球会が完勝!MVPは浩二監督 日米OB戦日米OBドリームゲーム最終戦が7日、札幌ドームで行われた。7回戦制で行われた試合は、 名球会が初回に山本(元広島)が中前安打、有藤(元ロッテ)が左翼線二塁打を放つなど4点を先制。 試合を優位に進めた名球会が6―2で勝った。MVPには先制2点タイムリーの山本が選ばれた。 なお同ゲームは名球会の1勝1分けで終了した。 |
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| 8 | 日 | ![]() "広島バトル"河内VS苫米地、勝ち星少ない方が1日タダ働きトークショーで“公約”!敗者は1日タダ働き―。広島の河内と苫米地が8日、広島市西区の ショッピングモールでトークショーを行い、両選手は「勝ち星の数が少ない方が1日アルバイト。 いや無償で働きます」と宣言。約500人のファンの前で来季オフ、ショッピングモール内の店舗で 1日店員となることを公約した。闘志メラメラ!「来年は倍の10勝を狙いたい」。今季5勝を挙げ 飛躍を果たした苫米地が語れば、1勝7敗と不本意な成績に終わった河内は「11勝を目指します」と 同期生へのライバル心をむき出しにした。同所トークショーでは、昨年も新井と東出が失策数で 丸刈りをかける約束を交わした。僅差で東出の勝利も、ともに失策が多かったため山本監督から 両選手とも髪切りを命じられた。若き両腕の成績はチームの浮沈にも結びつくだけに、 先輩の二の舞いだけはゴメンこうむりたい。 ![]() 河内、苫米地が勝星競争…罰ゲームは1日店員!?河内・苫米地が店員さん!広島の同級生コンビ、河内と苫米地が8日、広島市内のショッピングモール 「アルパーク」でトークショー。勝利数で下回った方が、来オフ、1日店員として働くことを公約した。 「勝ち星で負けた方が、アルパークでバイトします。罰ゲームなんで、ただ働きです」。 今季5勝の苫米地が宣言。今季1勝に終わった河内も「いいっすね」と受けて立った。 立ち見も出た500人の聴衆から大きな拍手が起こった。河内が99年ドラフト1位、苫米地が同6位で入団。 来季4年目の2人は対抗心を隠さない。苫米地が目標を「10勝」とすれば、河内は「11勝」とやり合った。 高卒入団の2人はアルバイトすら未経験だが、店頭に立てば女性ファンの大行列は間違いない。 |
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| 9 | 月 | 佐々岡“金本封じ”に自信佐々岡が阪神にFA移籍した金本攻略のヒントを示した。過去の観察から「投手が一番自信のある球に ヤマを張っている」と傾向を分析。「追い込んでからしぶとい」とも付け加えた。勝負球は、自信のある球種を ボールゾーンに投げて、手を出させる―。この日の契約交渉は1000万円ダウンの1億6000万円で 更改したが、ベテランは来季に向けて、元同僚対策をシュミレーションしていた。 ![]() ![]() 佐々岡・黒田・高橋建が契約更改広島の契約更改交渉は9日、広島市民球場の球団事務所であり、先発3本柱の 佐々岡、黒田、高橋建が臨んだ。佐々岡が1000万円減の1億6000万円で更改し、 黒田は1800万円増の9000万円、高橋建は1200万円増の6200万円でそれぞれサインした。 開幕前に大きな期待を集めた3投手の今季の成績は、計27勝33敗で負け越しだった。 全員、戦線離脱も経験した。総額3億1200万円で更改した球団は交渉の席で、 「先発ローテーションを1年間守り、(各投手で)貯金をつくってほしい」と、3人に同じ要望をした。 4年ぶりの減俸更改となった佐々岡は、「投球内容は評価してもらったが、(8勝9敗で) 貯金がなかった。投手陣では1番上だし、チーム成績に責任を感じている」と話した。 投手陣のリーダーとして、「柱として引っ張っていく。2けた勝利もあるけど、1年間の ローテーションを守る」と来季の目標を挙げた。1億円の大台が目前に迫った黒田は、 2年連続2けた勝利と、3年連続リーグトップの完投数が評価された。「柱になれと言われた。 いつまでも佐々岡さんに頼りきっていてはよくない。責任感をもっていきたい」ときっぱり。 10勝10敗の今季を振り返り、「来年はやらないといけない。自分自身で貯金をつくる」と強調した。 9勝14敗と負け数が先行した高橋は、佐々岡と黒田が抜けていた前半戦に好投したことで プラス査定を受けた。「8月以降(1勝7敗)の連敗でチームに迷惑をかけた。今季の成績を逆転させ、 先発5人で5つずつ貯金をすれば優勝争いもできる。その1人になりたい」。 3本柱の一員としての自覚をにじませた。 ![]() 「開幕投手は譲らん」黒田vs佐々岡が早くも火花サインした両エースが引っ張る!開幕投手は頂きます!黒田が9日、広島市中区の球団事務所で 契約更改交渉に臨み、1800万円増の年俸9000万円でサインした。今季は腰痛、母・靖子さん (享年60)の死を乗り越え2年連続の2ケタ勝利を達成。「佐々岡さんに任せきりではいけない」と 来季初の開幕投手に名乗りを上げた。一方、1000万円減の年俸1億6000万円でサインした 佐々岡は「まだまだ譲らん」と闘志。若きエースと大黒柱が早くも火花を散らした。 投手陣建て直しへ!予期せぬ対面に緊張が走った。契約更改を終えた若きエース・黒田が、 契約更改のため球団を訪れた大黒柱・佐々岡とニアミス。笑顔で会話を交わす中にも、 投手陣の柱としての意地がぶつかり合った。数分前に1800万円増の年俸9000万円で 契約を終えた黒田。会見の席上で佐々岡に向けて挑戦状を突きつけた。 「開幕投手はまだイメージがない。でも、佐々岡さんに任せきりというのもいけない。 そういう意味では責任感も感じている」今季は23試合に登板して10勝10敗、防御率3・67。 開幕直後に腰痛で約1カ月半の戦線離脱、6月2日には最愛の母・靖子さん(享年60)を亡くす苦難に ぶつかりながら、2年連続の2ケタ勝利、リーグ最多タイの8完投で3年連続”完投王”の座を守った。 自身も「野球人生の中で貴重な1年となりました」と今季を位置づけ、来季へ向け自信をつかんだ。 私生活でも大きな責任感が生まれた。11月18日には待望の第1子長女・妃奈月(ひなつ)ちゃんが誕生。 「忙しくて子供の顔が最近見れない」とパパの顔ものぞかせる。一方、3年連続で開幕投手を務め、 1000万円減の年俸1億6000万円で契約を交わした佐々岡は、挑戦を真っ向から受けて立つ構えだ。 「まだまだ譲らんという思いがある。その気持ちがなくなれば、先発として失格。いい刺激になればいい」。 自身は今季、腰痛、カゼ、左わき腹痛で3度の先発回避。25試合に登板し8勝9敗。防御率3・46の成績に 「来季は1年通してローテを守る」と意気込んだ。今季リーグワーストの防御率4・36の投手陣の立て直し、 12年ぶりの優勝を果たすため”ライバル”は競争を続ける。 黒田更改「来季は開幕投手目指す」若き豪腕、黒田が世代交代に突き進む。9日、広島球場内の球団事務所で交渉に臨み、 1800万円増の9000万円で更改。3年連続開幕投手の佐々岡に代わって、来季は初の栄誉を 目指すことを宣言した。「開幕投手?いつまでも佐々岡さん任せというのはよくない。もっと責任感をもって やらないといけない気持ちはある」今季は腰痛で1か月半も戦線を離脱しながら、10勝に到達した。 苦しみながらの2年連続2ケタ勝利に「来年はもっとやれるという自信になった」という。 8歳上のベテランの壁も、黒田は突き破る勢い。「エース」の象徴である開幕投手の座を 佐々岡から奪えば、チーム内の活性化にもつながる。対する佐々岡も「開幕投手を目指す気持ちが なくなれば、先発としてやる資格はない」と立ちはだかる構え。新旧エースが激しい火花を散らす。 高橋建、来季こそ真のエースに 2年連続2ケタVならず1200万円増で一発サイン!カープ投手陣の3本柱が出揃った9日の契約更改。最後の順番で 午後2時過ぎから交渉に臨んだ高橋建は1200万円増の年俸6200万円で一発サインした。 「去年(1700万円アップ)ぐらい行けばと思ったけど、そこまではいきませんでした。 でも、上げてくれた方だと思います」天国と地獄を見た1年だ。前半戦と後半戦で高橋建は対照的な 姿を見せた。黒田、佐々岡が相次いで故障リタイアした前半戦は先発陣の軸としてチームを支えた。 逆に後半戦はチームの低迷に同調するように失速した。プロ入り以来、未勝利だった7月にも 白星を重ねるなど苦手の季節を克服しながら、8月以降は1勝止まり。左背筋痛の影響で 9月後半には戦列を離れた。目標にしていた2年連続2ケタ勝利に届かず(9勝14敗)、 「後半戦はチームに迷惑をかけた。隠していたけど、(左背筋が)痛かったのは痛かった。 1年間通してできなかった、という思いです」と悔しそうに振り返る。勝敗数の“逆転”へ! それでも2年連続で規定投球回数をクリア。先発投手としての責任を果たした自負はある。 1人で借金5を抱えたのが最大の反省材料だ。球団からも「貯金を増やしてほしい」と注文を付けられた。 9勝14敗の”逆転”が2003年の目標になる。「来年は勝ちと負けの数字を逆にしたい。 先発投手が5個ずつ貯金を作れば優勝争いにも加われる。その中の1人になりたい」 ここ数年は筋力トレーニングを積極的に取り入れることで、もともと不安のあった左肩を鍛え、 貴重な先発左腕としての地位を築いた。「今年はある程度、下半身にも負荷をかけて練習したい」。 さらなるレベルアップを目指して来春キャンプへの準備を進める。 契約更改(予定): 佐々岡真司、黒田博樹、高橋建 |
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| 10 | 火 (大安) |
カープの東京での試合の宿舎として使われている、東京・品川プリンスホテル(8階『広島』の間)にて、 かねてから噂のあった、しずちゃんとfuku-chanが、2003年3月8日(土)、結婚披露宴を行うらしい! カープの永久欠番の背番号、衣笠の「3」と浩二の「8」をとり、その日取りに決めたようだ! 前田、チーム最高額の1億7000万円広島の契約更改交渉は10日、広島市民球場の球団事務所で前田と長谷川が臨んだ。 前田は2000万円増のチーム最高額となる年俸1億7000万円で更改。長谷川は球団から 投手陣で貢献度ナンバーワンの評価を受けて133%アップの4200万円でサインした。 3年ぶりの打率3割で球団4人目のカムバック賞を受賞した前田は約1時間の交渉。 2000万円増のアップ更改に「今年はこれで終わったらどうなるんだという気持ちでやってきた。 (契約して)来年のチャンスをもらえただけで十分です。野球ができる」と、素直に喜びを口にした。 123試合に出場した今季は「最悪の時代は逃れられたかなと思う」と振り返る一方で、 「チームに迷惑をかけた」という意識がある。特に走塁面で古傷の足の後遺症と戦う 葛藤(かっとう)があった。「苦しかった。(ここ2年)シーズンを乗り切っていないから スタミナや瞬発力、持久力でかなりの違いを感じた。監督に配慮してもらったり、リハビリを辛抱強く 続けるしかなかった」と話した。体調や精神面の波を乗り越えた結果、少なからずの不安を解消した。 「140試合に出たい。そのためにオフもリハビリに集中して体を動かし、(故障後に)忘れたものを 取り返したい。後は神様に祈るだけです」と締めくくった。今季チーム最多の13勝を挙げて 2400万円増で更改した長谷川は、年俸面でも堂々の主力入り。「黒田さんたちに早く追いつき、 追い越したい」と3本柱を視野に入れた。「200イニングが最低の目標。マイナスポイントだった序盤の 大量失点などは、僕の未熟さで、直せばもっと評価してもらえると思う。球種に磨きをかけたい」。 初の2けた勝利で得た自信を、言葉の端々に漂わせた。 前田1億7000万でサイン「もう”走”のトラブル起こさぬ」決意の無休トレへ!もう「走」のトラブルは起こさない。今シーズンは123試合に出場し、 打率・308、20本塁打、59打点をマーク。セ・リーグのカムバック賞も受賞した前田が10日、 2000万円アップの1億7000万円で契約更改した。復活を果たしたシーズンだったが、 開幕直後に自らの走塁で「ロペス暴行事件」の当事者になるなど、”走れない前田”のイメージも。 「足のことでチームに迷惑をかけた。まずは140試合出られるように、もっとリハビリをしないといけない」と 決意を披露。年末年始返上の無休トレで2003年のシーズンに臨む。「来年ダメなら覚悟は出来ている」 3年ぶりの打率3割。4年ぶりの20本塁打。前田のカムバック賞は暗い話題が多かった今年の広島にとって 大きな収穫、明るい材料だった。左アキレス腱(けん)手術から続く下半身の不安も打ち消したかに見えた1年。 しかし、前田は満足していなかった。「足のことでもチームに迷惑をかけた。監督やいろんな方に 配慮をしてもらって何とか乗り切れたけど、ケガの間に失ったものはまだ取り戻せていない。 まずは140試合出られるようにすること。まだ、そういう次元なんです」開幕直後の4月6日に起こった ロペスによる「暴行事件」も前田の足が引き金になった。ロペスが中前打を放った場面で、二塁走者の前田は 三塁にストップ。一塁ベース上で激怒していたロペスと、攻守交代の間にベンチ裏で話をしようとしたところ、 前田は胸を突かれた。「ショックだった」と後日明かした前田だが、その後も「走れないなら試合に出るな」の 声を何度も聞いたシーズンだった。走攻守のバランスが取れたプレーを理想とする前田にとっては 「苦しかった」という1年でもあった。だからこそ「もっとリハビリをして、自分の感覚を戻したい」の思いが 今は強い。秋季キャンプ後も大野室内練習場通いを続けているが「年内も正月も年明けも リズムを変えずにやる。動きっぱなし。始動というのはない」と無休トレを誓った。走れないことでチームに 迷惑をかけたり、トラブルを起こすことは、もうしない。それが前田の決意だった。契約更改も1時間で終了。 昨年の1億5000万円から2000万アップで一発サイン。「またチャンスがもらえた。でも来年ダメなら 覚悟はできている」足に泣いた男が、来年は足に懸けている。 前田3年ぶり志願!来春C「紅白戦に出る」前田が来春キャンプでの紅白戦出場を志願した。10日、2000万円増の1億7000万円で契約更改。 来季は左翼手に転向することもあり、3年ぶりの紅白戦にも出場する。「最悪の事態(引退)は逃れた。 このまま終わりたくない気持ちがあった」。両アキレス腱の故障を乗り越え、今季は3年ぶりに 打率3割(3割8厘)。天才復活を印象付け、カムバック賞も受賞した。「来年も野球ができるチャンスが もらえた」と謙虚に話した。来季は左翼手にコンバートされる。故障を抱える下半身の負担を減らそうという 山本監督の配慮で、前田は「慣れることが大事。紅白戦、オープン戦と、ゲームの空気の中で 試していきたい」とどん欲。過去2年はマイペース調整を続けてきた前田が、3年ぶりの紅白戦出場を 志願した。そのために、年末年始もほぼ無休でトレーニング。金本の抜けた新チームを 前田が先頭に立って引っ張る。 前田、2000万円増1億7000万円前田は10日、広島球場内の球団事務所で更改交渉し、2000万円増の年俸1億7000万円でサインした。 前田は左足アキレスけんの故障を克服し、今季123試合に出場して規定打席に到達。 打率3割8厘、20本塁打、59打点をマークしてカムバック賞を受賞した。 前田は「(起用法などで)配慮してもらいながらだが、1年間を乗り切れたのはプラスになった。 恩返しのためにも、来年は140試合にチャレンジしたい」と話した。 また今季チーム最多の13勝を挙げた長谷川昌幸投手は、2400万円増の4200万円で更改した。 長谷川133パーセント増長谷川が約133%増となる4200万円で契約更改した。初の2ケタ13勝はチームトップ。 交渉の中でも200万円の上積みを勝ち取った。「球団なりの金額で1年間先発で投げた評価を 表してくれた」。2001年の年俸600万円から7倍としたシンデレラボーイは「黒田さんが手本にもなるし、 早く追いつきたい」と次世代エース争いへの参戦を表明した。 長谷川133%アップ、満足更改!来季はタイトル獲得だ!チーム最多の13勝を挙げた長谷川が、契約更改交渉に臨み、2400万円増の年俸4200万円でサイン。 「今年1年の結果を高く評価してくれました」と満足げな表情を見せた。今季5回2/3届かなかった 200イニング到達を来季の最低ノルマに設定。さらに「現役で投手をやっている限りは、 タイトルを取りたい」とも。広島では1997年の大野豊氏(最優秀防御率)以来、途絶えている 投手部門のタイトル獲得を誓った。 オープン型で事業化の方針 広島新球場問題 広島市南区の広島駅貨物ヤード跡地に建設を計画している新球場問題で、広島市の 秋葉忠利市長は、10日の市議会で「早ければ2004年度にも事業着手できるよう努力したい」と 発言した。地元財界が求めていた屋根付き球場案には「資金調達の点からも見通しは非常に厳しい」と語り カープなどが提案するオープン型球場で事業化する方針を示唆した。 ヤード跡地、2004年着手!「屋根は厳しい」広島市長が方針 商業機能を備えた複合型球場を民活で整備する広島市の東広島駅貨物ヤード跡地(南区)の活用策で、 秋葉忠利市長は十日、早ければ二〇〇四年度に事業着手する方針を正式に表明した。 市民の強い要望を受け、実現可能性を追求してきた球場への屋根架けは「資金的に非常に厳しい」との 見通しを明らかにした。市議会一般質問で答えた。秋葉市長は年内にも、屋根架けにこだわらない方針を 事業化交渉している企業体「チーム・エンティアム」(米国不動産投資信託大手のサイモン・プロパティ・ グループや広島東洋カープなどで構成)に提示する。エンティアムは当初から「大リーグでの流行」 「採算性」を理由にオープン球場を主張し、屋根の建設に資金投入しない考えを明言している。 市長の今回の方針表明で、交渉が大きく進展する可能性が高くなった。市はエンティアムと交渉を 始めた九月以降、経済界有志との意見交換を本格化。百二十億円とされる屋根の建設資金を地元で 独自調達する手法を探ってきたが、「実現性の高い案は出なかった」(秋葉市長)という。一方で 「財政難の中、現実的な選択を」「貴重な財産であるカープの思いを尊重して」との意見が多くあり、 広島都市圏の活性化のために早期事業化が不可欠、と判断した。ただ、秋葉市長はヤード跡地の 活用策については「全市民的な合意が必要」と説明してきた。このためシンポジウムの開催など、 本年度内にも市民に理解を求める場を設ける方向。将来的に屋根を加える可能性も事務的に検討を続ける。 屋根架けをめぐってはエンティアムが九月、資金調達の具体策を年内に示すよう市に要望し、 遅れる場合には撤退もありうるとしていた。エンティアム提案の球場は、野球場を核に商業機能を 一体化した施設。総事業費は三百八十八億円で、うち五十億円は公的支援。 契約更改(予定): 前田智徳、長谷川昌幸 |
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| 11 | 水 | 誕生日:町田康嗣郎 小山田、守護神は譲らない!「競争で抑えの座を勝ち取る」プライドにかけて守護神の座は譲らない。小山田が11日、首脳陣が来季の抑え起用を検討する 自由獲得枠・永川について触れ、「守りの姿勢ではいけない。競争で抑えの座を勝ち取りたい」と 言い切った。この日は、東広島市で行われたゴルフコンペに山本監督ら首脳陣とともに参加。 ラウンド後に心境を語った。小山田は今季、球団記録を更新する30セーブをマーク。1年を通して不動の 守護神としてチームの勝利に貢献した。当然、ルーキーに負けるわけにはいけない。 13日に行われる契約更改交渉にも「楽しみ。自分の背番号”39”ぐらいまでいってくれれば。 内容はともかく、結果としてチームの勝利の半分は貢献していますから」とこちらも強気の姿勢。 今季年俸の1300万円から一気に3倍増を狙う。 「内角が有効」 金本攻略法まとめる 広島のスコアラー陣が阪神に移籍した金本の対策をまとめた。今季の全604打席から コースや配球、球種など数十項目のデータを分析。他球団の主力約30選手の攻略法とともに、 来季初対戦の金本攻略にはより力が入っている。「内角が有効」という結論は、金本に対する 古田(ヤクルト)の配球がヒントだった。来季は11年間、ともに戦った打者が対戦相手になる。 スコアラー陣はFA宣言後の11月から金本対策に着手した。同一リーグ移籍を逆手にとり、 他球団の配球を参考にした。球団別の対戦成績ではヤクルトが2割1分2厘と抑えこんだことに着目。 古田の配球を解析した結果を1枚の紙にまとめた。コース別の打率をはじめ、球種や初球の入り方での 打率などを分かりやすく数値と図、配球表にまとめた。内容は「対右投手の場合、 ○○(ある変化球)から初球を入ると、その打席は11打数0安打」など、十数項目が並んでいる。 既に他球団の主力と来季開幕戦のヤクルト打線を含めた約30選手の解析も終了した。 16日から道原バッテリーコーチに説明する。長島スコアラーは「コースや球種から数値化することで 投手や捕手への説得力も増し、心理的にも自信を持って投げられるはず。金本はヤマを張るタイプ。 内角球を使うのが有効になる」と話し、来春のキャンプ中に投手と捕手の全選手に浸透を図る。 カープ、来春のオープン戦は15試合 プロ野球の来春のオープン戦日程が11日、発表された。2月22日のヤクルト―横浜(浦添) 日本ハム―中日(名護)の2試合で開幕。前年より4試合少ない105試合を予定し、3月24日に終了する。 試合数は中日とヤクルトが最多の20試合。広島は日本ハムとともに最少の15試合で、 2月23日のロッテ戦(都城)からスタート。中国地方では計7試合を行う。3月2日のオリックス戦など 3試合が広島市民球場、13日の読売戦など2試合が倉敷マスカットスタジアムであるほか、 15日にはオープン戦初開催となる尾道(びんご運動公園野球場)でダイエーと対戦。 23日のオリックス戦(福山)が最後となる。公式戦はセ・パ両リーグとも3月28日に開幕する |
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| 12 | 木 | 河内変身、肉体改造に手ごたえ広島の河内のオフが例年とは違う。連日、大野屋内総合練習場で自主的に筋力トレーニングや キャッチボールを続けている。左ひじなどのリハビリに明け暮れていた昨年の姿とは一変、 「やっとプロの体つきになった」と、表情は明るい。自信の背景は日南秋季キャンプの成果にある。 より腰のひねりを意識したフォームへの修正など、課題克服に努めながら連日100球以上を投げ抜いた。 これまで、左ひじ痛などに泣いてきただけに、プロの練習に耐えられる体になった喜びを感じている。 オフは連日、同練習場での自主練習に余念がない。12日に参加したゴルフコンペも貴重な練習の場と 位置付ける。一打ごとに飛んだ位置まで走る。57オーバー、129のスコアとあって、走る距離も人一倍だ。 「起伏あるコースを走ると、筋力バランスが取れて故障しにくい」と苦笑いする。 今オフは年末まで広島に残り、年明けには鳥取市内のジムでトレーニング。ゆっくり休む暇はない。 「肩、ひじを柔らかくしながら筋力アップに励む。そしてフォーム固めをしていく」。 来季の先発ローテーション入りを見据え、鍛え抜く。 倉はエクスポズ・大家と自主トレ、正捕手争いに強〜い味方!正捕手獲りを目指す倉がメジャーリーガーを味方につける。今季13勝を挙げたエクスポズの大家とは、 京都成章高時代にバッテリーを組んだ仲。年末には顔を合わせるだけに「練習を一緒にやりたい。 毎年肩をつくるのに時間がかかるので、毎日投げている。大家がキャッチボールの相手になってくれれば」と 希望する。”大物助っ人”の力を借りて、ベテラン西山や若手の木村一とのシ烈な正捕手争いを勝ち抜く構えだ。 自主トレにはグラブと教科書持参!野球よりも学問に全力投球!?自由獲得枠で広島に入団する永川(亜大)が、 プロ入り前の”壁”を乗り越えようと懸命だ。「卒業しなきゃいけない。練習はランニングなどで体を軽く 動かす程度にして、まずは勉強です」。経済学部に通う21歳は、1年時からの必修科目「ミクロ経済学」の 単位を残したまま。1月末の試験に向け必死だ。「ドミニカでも頑張らないといけません」。 1月上旬から約2週間の予定で行われるドミニカでの合同自主トレに参加。 右腕はグラブとともに教科書もトランクに詰め込む。 |
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| 13 | 金 | 小山田”不動の守護神”になる!!2100万円増の3400万円で契約更改!今季、球団新記録の30セーブを記録した小山田が13日、 広島市民球場内の球団事務所で契約交渉に臨み、2100万円増の年俸3400万円(金額は推定)で サインした。約1時間45分に及んだ話し合いの末、当初の球団提示額から100万円の上積みを勝ち取った 新守護神は、「次へのステップにします」とさらなる飛躍を誓った。目標の3倍増に届かずも 「次へのステップに」!目標に設定していた背番号「39」と同じ3倍増には届かなかった。 「内容と信頼感です」。小山田は苦笑いで同じ言葉を何度も使った。約1時間45分に及んだ話し合い。 「ヒートアップした瞬間もありました」。粘り腰の訴えの末に当初の球団提示額から100万円の 上積みを勝ち取った。「気持ちを整理するのに時間がかかった。納得してハンコを押した。 保留は気持ちいいものじゃないですから」開幕から抑え役に指名された今季は44試合に登板して 2勝1敗30セーブ、防御率2・72。数字に表れないマイナス要素が響いた。最終回を任されながら 走者を出す”綱渡り救援”にベンチは何度も肝を冷やした。疲労のため球速の落ちた夏場以降は 救援失敗も経験した。内容と信頼感にマイナス要素…新入団・永川の入団で危機感つのる。 「1年間通して抑えをやれたことは満足しているけど、内容も信頼感もいまひとつ。シーズン後半は 尻すぼみして、首脳陣に来年への不安を抱かせてしまった」今オフ、山本監督は来季のストッパー候補に 新入団の永川を挙げるなど、小山田に絶対的な地位を保証していない。「自分では抑えに定着したとは 思っていない。また抑えの座を勝ち取るつもりでやる」課題は決め球習得と下半身の強化。 150キロ近い球速維持を「生命線」とする一方、決め球としてフォークボールやパームボールの完全習得を 必須課題に掲げる。筋力強化のため今オフには金本らも利用するスポーツジムへ通い始めた。 今春キャンプは右ひざ痛の影響で走り込み不足に陥った反省から下半身強化に重点を置いて 来春キャンプへの準備を進める。「出て来たら相手チームが黙るような抑え投手になりたい」 不動の大魔神級ストッパーへ。小山田の挑戦はもう始まっている。 小山田が3400万更改…来季も格安抑え広島の守護神、小山田が13日、2100万円増の3400万円で契約更改した。1セーブ当たり70万円の 昇給額に怒りを隠さず、先輩を待たせてまで熱血交渉を挑んだ。だが、約2時間で撃沈。 来季も超格安ストッパーとして骨身を削る。「ボクの心の中はみなさん(報道陣)が思っている通りです」。 作り笑顔もひきつった。交渉が予定の1時間で終わらない。球団広報が、小山田の大先輩になる 西山、野村の交渉開始時間を遅らせることを発表。交渉の席では、小山田がマウンド上と同様の 真っ向勝負を挑んでいた。「かなりヒートアップしました」。最低希望額の3500万円を目指して食い下がった。 今季は1300万円の球界最低年俸ストッパー(10Sのオリックス萩原を除く)ながら、球団新記録の30S。 球宴、日米野球にも出場。リーグ有数の抑えとなった。だが、球団提示は3300万円。約2時間の交渉で 100万円の上積みを得たが、1S当たり70万円のアップにとどまった。「保留も頭をよぎったけど、 イヤな気持ちが残るから。来年は、この気持ちを爆発させたい」。年俸も一流とするため、来季も奮闘する。 小山田162%アップ、![]() 野村・西山ダウン広島の契約更改交渉は13日、広島市民球場の球団事務所で野村、西山、小山田が臨んだ。 球団記録の 30セーブを挙げた小山田は162%増の年俸3400万円で更改。 野村はチームで最大の減俸となる2000万円ダウンの1億5000万円、西山も1000万円減の 7000万円でそれぞれサインした。津田の持つ球団セーブ記録を塗り替えた小山田は、今季の 1300万円から3倍の3900万円が希望額。交渉は今年の契約更改で最長の1時間45分にも及んだ。 「ヒートアップしてしまいました。今も興奮してます。納得してサインしたかったので、長くなりました」と 顔を赤くした。「1年間やった自分の思いを素直に話せた」という小山田に、球団は投球内容を指摘。 シーズン終盤は走者を出して挙げたセーブが多く、全幅の信頼感は得られなかった。 「来年も抑えを勝ち取り、信頼感も勝ち取って、胸を張って更改したい」と飛躍を誓った。 85試合で打率2割1分1厘に終わった野村は、「試合に出ていないのだから、何も言えることはない。 自分に腹立たしい」と神妙な表情。スタメン落ちが続いたつらさを明かし、「夢にも出てきたし、 葛藤(かっとう)があったけど、キャンプに参加して自分を見つめ直せた。来季は自分のことだけを 見つめていきたい」。15年目の来季に勝負をかける決意をのぞかせた。1000万円ダウンの西山は 「もう少しまけてくれと思ったけど、駄目だった。バッテリーは一心同体だから」と、同額減俸の佐々岡を 引き合いに笑わせた。選手会長にも決まり、最後は「目標はもちろん優勝。最善の努力をする」と力を込めた ![]() 野村&西山“金本は敵!”ともにダウンでサイン金本はもう敵だ。現役最年長・野村とベテラン17年目の西山が13日、契約更改に臨み、2人とも ダウンでサインした。今季85試合出場、187打席と出番が減った野村は「大幅にダウンです。 今季に関しては何も言うことがないから」と2000万円ダウンの1億5000万円で更改。 「いろいろモヤモヤもあったけど、秋季キャンプに出て、吹っ切れた。ユニホームを着て、好きな野球をするのが やっぱり一番」と初心に戻る決意を披露。来季から選手会長を務める西山は1000万円のダウンに 「監督の期待を裏切った分、優勝に向けて頑張るしかない」と言い切った。来年の阪神戦では気心の知れた 金本が相手。西山が「抑えるために一番いい方法を取るし、投手にも思い切っていってほしい」と言えば、 野村も「出ていった人間。もう仲良し気分はない。闘志ムキ出しでいく」とベテランが攻略への 手本を見せる決意だった。 野村は2000万円減野村が2000万円減の1億5000万円で契約更改。引退もチラつく苦境に「グラウンドに立たないと、 チームを引っ張ることもできない。まずは自分のこと」と“チームリーダー”返上を宣言。 今季は控えに甘んじ、打率も2割1分1厘。「周りから年齢(36歳)のことも言われるが 結果を出せば関係ない」とレギュラー奪回に闘志を燃やした。 世界最大級の曼陀羅できた 広島市民球場 世界十六カ国・地域のボランティア約一万人が縫ったというパッチワークをつなぎ合わせ、 世界最大級の曼陀羅(まんだら)をつくるイベントが十三日、広島市中区の市民球場であった。 曼陀羅はフェルト製で縦七十メートル、横五十メートル。各地で縫われた八十一のパーツが グラウンドに運び込まれ、約百人がファスナーでつなぎ合わせた。その後、一般公開され、訪れた人たちは 千円または三千円の賛助金でハトやハートの形をしたアップリケを購入。名前を記入して外枠に縫い付けた。 東区戸坂山根、主婦渡辺昭子さん(58)は「戦争のない世の中に、少しでも役立ちたい」と取り付けていた。 イベントは、東京都に事務局がある特定非営利活動法人(NPO法人)のエム21ネットワーク (片桐靖忠代表)が企画した。各地で同様のイベントを開き、収益をネパールでの学校建設などに充てる。 十四日も午後一時からつなぎ合わせ作業があり、三時ごろから一般公開する。 契約更改(予定): 野村謙二郎、西山秀二、小山田保裕 |
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| 14 | 土 | 誕生日:浅井樹 広島は14日、獲得交渉を続けてきた米大リーグ・デビルレイズのアンディー・シーツ内野手(31)= 188センチ、81キロ・右投げ右打ち=の金銭トレードが合意したことを明らかにした。 また、米・独立リーグに在籍するジミー・ハースト外野手(30)=199センチ、102キロ・右投げ右打ち=の 獲得も合意。来週早々に松田オーナーが渡米し、両選手と契約を含めた最終交渉に臨み、正式発表する。 守備の立て直しを図る広島が、堅守の現役大リーガーをリストアップ。ここ3シーズンで遊撃と二塁を中心に 出場102試合で3失策のシーツに注目し、デビルレイズに金銭譲渡を申し入れていた。 両球団が移籍金20万ドル(推定)で合意した。今季は41試合に出場し、打率2割4分8厘、4本塁打。 マイナーリーグ3Aでは98試合で打率2割9分4厘、14本塁打、69打点だった。 デビルレイズの球団公式ホームページによると、シーツは「いいチャンスをもらった。チームを離れるのは 残念だが、私と家族にとって最善の選択」とコメントした。ハーストは金本に代わる大砲候補として 交渉を進めてきた。今季は独立リーグで113試合に出場、打率3割4分1厘、35本塁打、101打点で 三冠王に輝いた。パワーヒッターで、右翼手が予定されている。松田オーナーは「契約の詳細な部分は 残っているが、課題の守備と打線の軸となる選手が獲得できた。特にシーツの守備は、若い選手の いい見本にもなると思う。渡米中に先発候補をもう1人、探したい」と話した。 浩二「シーツの守備はビデオで見てもうまかった。一番大事な守備の補強が決まり、投手陣にも 好影響が出るだろう。ハーストは4番候補。これで戦える戦力になってきた。 デビルレイズは13日、テネシー州ナッシュビルのウインターミーティング会場で、 アンディ・シーツ内野手(31)を広島に譲渡したと発表した。契約年数は明らかにされていない。 シーツは今季、二塁手、三塁手、遊撃手として41試合に出場、打率・248、4本塁打、22打点。 マリナーズ、エンゼルスなど大リーグ5球団で通算356試合、打率・216、19本塁打、113打点。 デビルレイズは、今月10日にもスティーブ・コックス一塁手を横浜に契約譲渡しており、今週2件目の 日本球界への譲渡となった。開幕ショートだ!14日、デビルレイズとシーツの金銭トレードで合意に 達したことを明らかにした。年俸など条件面の話は既についており、16日に松田オーナーが渡米し 詳細な最終交渉を行う。日本時間の19日にも、正式契約が結ばれる見込みだ。この日、山本監督は、 自身主催のゴルフコンペに参加。「シーツが一番大事な懸案だったから。東出を二塁に行かせて、 待っていたわけだから。現時点では開幕ショートはシーツ」と獲得の朗報に笑みを絶やさなかった。 広島が新外国人として、守備の名人、アンディ・シーツ内野手(31=デビルレイズ)を獲得することが 14日、決まった。堅実な守備が売り物で、山本監督は「補強の一番のポイントは守りだった」と 不動の遊撃手誕生を喜んだ。この日、条件面でほぼ合意。正式契約を交わすため、松田オーナーが 16日に渡米する。米大ウインターミーティングでは、デ軍もシーツの広島への譲渡を発表した。 広島は今季もリーグワーストの89失策。山本監督は内野の守備の要を求めていた。 シーツは内野ならどこでも守ることができ、特に遊撃手としては名人級。最近3年間、遊撃手として 70試合に出場し、わずか2失策。この間の守備率は9割9分3厘で、今季のセ・リーグトップの 中日井端(9割9分)を上回る。シーツの安定した守備力は、これまで守乱に泣いた投手陣も 立て直すことになりそうだ。さらに、山本監督はシーツにコーチ役も任命。 「戦力のプラスというだけでなく、若い選手がプレーを見て覚えることもある」。 二塁手に転向する東出ら若手への生きた教材としても期待した。 広島は14日、来季の正遊撃手にタンパベイ・デビルレイズのアンディ・シーツ内野手(31)の獲得を 決定した。守備の要として期待大の助っ人で、週明けにも、松田オーナーが渡米して正式契約を結ぶ。 シーツの獲得により、補強はほぼ完了。山本監督も来季戦力に手応えを感じている。 待ち続けた朗報に山本監督は笑みをこぼした。広島県佐伯郡のゴルフ場で自身主催のコンペ 「8友会」のラウンド後、「シーツが決まったか。よかった。ショートは最重要の補強ポイントだったから」と 声をはずませた。「守備は本当に定評ある選手。チームへのプラスはもちろん、周りの若い野手、 新井らにもプラス。手本を間近で見て覚えられる」とシーツの相乗効果に期待を寄せた。 メジャーデビューの96年から二塁、三塁、遊撃のどこでも無難にこなし、強肩とフットワークで 守備のスペシャリストだった。広島は9月末にビデオを取り寄せて研究。フロント、首脳陣ともに早くから 「守備は驚くほど素晴らしい。絶対に欲しい選手」として獲得調査を進めていた。 「(シーツの守備で)投手も投げやすくなるはず。打たせればいい、となれば、四球も減る。 目に見えないエラーも含めてミスからの失点を少なくするのが第一目標やったから」と説明した。 シーツの獲得が決まり、来季の布陣もほぼ決まった。抑え候補に即戦力新人の永川が入団し、 4番候補に米独立リーグ3冠王のハーストの獲得も決定的だ。山本監督の口から、今オフ初めて 自信にあふれた言葉が飛び出した。「かなりやれる戦力が整ってきた。シーツは打つ方はそこそこでいい。 打順はキャンプで見てから考える。4番?構想はいろいろ。新井やハーストも候補。前田は6番がいい、 と言ってるようだけど、じっくり話して本人のいいように組む」。笑みが絶えない山本監に、来季への 手応えが、大いに膨らんできた。 山本03年新プラン「前田が4番」山本監督が前田を新4番とする構想を披露した。広島県内のゴルフ場で主催した親睦コンペ後 「前田は足の状態が良ければ3番がベストだが(走者を)返す打順に回るだろう。4番以降だ」と話した。 前田は3年前、4番での起用に不満を示したこともあるが、山本監督は「じっくり話していく」と 説得に自信。金本がFA移籍で抜けた4番の穴を前田に託す。 阪神・達川バッテリーコーチ「捕手道はラーメン道!?」達ちゃん流珍野球論を展開!リードはラーメンに通ず。阪神の達川光男バッテリーコーチが14日、大阪市北区の毎日放送で テレビ収録後に会見に応じ、”珍捕手論”を披露した。「キャッチャーの目的は皆、いきつく所は一緒。 いかにバッターを抑えるかということ。ラーメン屋みたいなもの」と話した。リードも独自の味を作れ!! 世に野球論はあふれているが、こんなにユニークなのも珍しい。”リードはラーメンに通ず”。 達川コーチらしいユニークな捕手論だった。「キャッチャーの目的というのは、いきつくとこはみな一緒。 いかにバッターを抑えるかということ。ラーメン屋みたいなもの」。捕手の究極の目的は投手をリードして 打者を抑えることで、その目的を達成するための方法はそれぞれで違う。一方ラーメン屋も、 麺やスープにそれぞれ違う工夫をすることで、その店独自の味を作り出してはいるが、うまいラーメンを 作るという目的はみな同じ。つまり捕手のリードとラーメン作りには共通点がある、これが達川理論だ。 だから達川の味を伝授するつもりはない。阪神の捕手一人ひとりが自分自身で考えて、自分だけの 味を作り出さなければいけないのだ。「達川商店はもう廃業したんよ。矢野商店には矢野商店の味が、 野口商店には野口商店の味があるはず。それを期待したい」。2月1日のキャンプインまでに それぞれがどんな味を作り上げているのか、新コーチは楽しみに待っている。 |
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| 15 | 日 | 「復肩」へ筋肉強化トレ、菊池原2001年シーズンに78試合登板の日本タイ記録をつくった左腕、菊池原にやっと笑顔が戻っている。 今季は酷使した左肩の治療とリハビリに専念。シーズンオフのいま、大野屋内総合練習場の ブルペンで、投球練習を再開するまでに回復した。それまでの8年間、1軍とファームを 行き来きしていた左腕が、にわかに脚光を浴びたのは昨年だった。マウンドに急ぐ回数が増えた。 「大事なシーズン」と迎えた今季、最初に痛みが出たのは春季キャンプ中だった。 「しっかり治せ」という周囲の声を押し切って開幕に間に合わせたが、4月10日に登録抹消。 5月27日には長女芽衣ちゃんが誕生し、さらに焦りが増した。結局、左肩の筋肉全体のバランスを崩した。 ファームでも登板できず、わずか4試合で10年目は終わった。治療とリハビリに終始した 悔しいシーズンだった。「山本監督や娘のために投げたかった。悔いはない」と受け止める。 このオフ、投球練習を再開した。歯を食いしばって左肩の強化トレーニングに取り組んでいる。 「監督への恩返しをしないまま、野球をやめるわけにはいかない。もちろん、娘に活躍する(パパの)姿を 見せたいからね」の思いは募る。11年目の来季に、選手生命をかける。チームと自らの復活に向け、 自主トレーニングは一段と熱を帯びる。 新井、2ケタ失策で罰金!山崎コーチが“愛の脅し”三塁から一塁へコンバート!2ケタの失策犯せば罰金徴収だ!来季三塁から一塁に転向する新井に 山崎隆造守備走塁コーチが15日、「一塁手ならエラーは5個。ま、最低でも1ケタだね。 2ケタいくと罰金もんよ」と愛の”脅し”をかけ、発奮を促した。今季はリーグ最多の17失策を犯した。 そのうち三塁が16個で、守備率・930。一方、一塁の守備率は・998だった。だが、この数字に 山崎コーチは不満顔。「一塁はいつでも守れますと言うとった。でも、妥協せず10割を目指さんと」と バッサリだ。新井は神妙に「減らさないと。シーツにも守備について聞いてみたい」と、 獲得が決まった守備の達人にさっそく弟子入り志願も。この日は、広島市民球場で行われた野球教室に参加。 オフは多忙を極めるが「忙しさをいい訳にはしたくない」。ノルマ達成へ弱音ははかない。 新井、来季2ケタ失策なら罰金だ新井が15日、広島市民球場で野球教室に参加。山崎隆造守備コーチ(44)から「来季2ケタ失策なら罰金」と 提案され、“受諾”した。今季は三塁手として17失策でリーグ最多。守備力アップのための必要経費は、 果たしていくらになる?金本が抜けた後の4番候補でも、弱点は放っておけない。今季28本塁打の新井が 野球教室に参加。子供に守備を教える姿に、山崎守備コーチが大胆提案だ。「来年は一塁でしょ。当然、 エラーは1ケタでないと。2ケタになったら罰金モノですよ」今季から主に三塁で起用された新井は、 チーム2位の本塁打を記録。しかし17失策でリーグの失策王となってしまった。来季は一塁転向するが、 守備力向上が不可欠。そこで失策が2ケタなら罰金を科すという“荒療治”を考え付いたのだ。 「そう言われるなら、しょうがない。でもエラーを恐れていてはダメ。思いきってやります」 新井も、渋々ながら罰金プランを受諾した。チーム失策数は、99年から4年連続でリーグ最多。 “エラー王国”の汚名を返上するには、少々の出費は覚悟しかいといけないようだ。 新井、2ケタ失策なら罰金!?新井に15日、来季の「失策数1ケタ」が厳命された。今季は三塁中心でリーグワーストの17失策。 来季は三塁より送球機会が減る一塁中心の起用が決まっている。山崎守備走塁コーチは 「一塁で10何個もエラーされたらたまったものじゃない。2ケタいったら罰金」と断言した。 同コーチによると、新井は一塁守備について少し安易に考えているという。「今年も一塁では 僕の守備率はよかったんです、とか言ってたけど、とんでもない勘違い。捕球でも押して捕る送球と 引いて捕る送球とか奥は深い。基本も応用もまだまだ標準以下だから」前日、守備の要として 遊撃手を予定するデビルレイズのシーツの獲得が決まったばかり。首脳陣は波及効果で若手の 守備力アップも狙う。だが一塁・新井、二塁にコンバートされた東出(今季16失策)の2人の失策数が 減らなければ、あまり意味はない。新井の勘違いにクギを刺す意味でも2ケタ即罰金を科した。 新井は既に来春2月のキャンプ中に、今季、東出に失策数で負けた罰として丸刈りが決定している。 来季は2年続けて、今度は罰金というリスクを負って守りに就く。「2ケタで罰金?しようがない。 とにかくエラーを減らすように思い切りやる。シーツにもいろいろ聞きます。男は黙って結果を残せばいい」と 自信満々だが、さて結果は!? |
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| 16 | 月 | 誕生日:N.マテオ 「振る」で基礎固め 内田打撃コーチに聞く 広島の1軍スタッフに、内田打撃コーチと高守備走塁コーチが新たに加わった。 今季、読売の打撃担当だった内田、2軍守備走塁担当だった高の両コーチ。 今季の広島の戦いぶりを振り返り、秋季キャンプで得た手応えや課題などを聞いた。 ―読売ベンチから見た今季の広島攻撃陣はどうでしたか。 主力選手のけがの影響で、本来のカープの野球ができていなかった。緒方、前田も足に爆弾を 抱えながらでは、パワーもスピードも不十分。相手が一番恐れる足を絡めた攻撃を、 読売にやられたという感じでしょう。 ―10年ぶりの広島復帰。就任会見では「昔の赤ヘル軍団ではない」と指摘されました。 もっと全選手が「あきらめない気持ち」を表に出して戦わなければ駄目。5点取られたら6点奪う、 というしつこさがカープのカラー。個々の選手の力は読売の方が上。チーム一丸で立ち向かわないと いけない。幸い、選手、スタッフの勤勉さは昔と一緒。僕のハートを熱くさせてくれる。 ―日南秋季キャンプの手応えと今後の課題を教えてください。 野村、前田らは積極的に体をいじめており、やってくれるはず。若手は読売と比べても見劣りしない。 末永は非凡な打撃センスがあり、栗原は中軸を打てるパワーがある。2、3年先が楽しみだ。 福地、森笠、岡上などスイッチヒッターは多いが、左打ちのスイングができていない。「打つ」以前に 「振る」ことに立ち戻った練習が必要。東出も才能と体の強さを生かしきれていない。 若い選手は休む間も惜しんでバットを振り込み、基礎を固めてもらう。 ―金本が抜け、ファンは打力の低下を心配しています。 与えられた戦力を生かしていくだけ。新井ら中堅がレベルアップし、若手が台頭してこなければいけない。 そのためにも、選手を「鍛え、育て、つくる」ことが大事になる。非常にやりがいを感じている。 ―来季への意気込みをお願いします。 開幕までにシーズンの大半が決まる。山本監督が自信を持って起用できる「こま」を用意したい。 グラウンドで選手たちと向き合い、話し合い、一緒に汗をかいてアドバイスしていく。 古葉氏、広島市長選立候補を正式表明、政党推薦求めず 元広島東洋カープ監督で野球評論家の古葉竹識氏は十六日、広島市中区のホテルで記者会見し、 二〇〇三年二月二日投開票の広島市長選に立候補することを正式に表明した。 午前十時からの会見で古葉氏は、重点を置く政策として、教育や医療、スポーツ振興、環境問題、 平和活動の支援などを織り込んだ五つの柱を挙げ、「広島をあらゆる情報の発信拠点とし、 落ち込んでいる広島を元気にしたい」と述べた。また、政党への推薦申請はせず、無所属で 立候補することも明らかにした。古葉氏は熊本県出身。広島や南海ホークス(現福岡ダイエー)の 内野手として活躍した後、一九七五年に広島の監督に就任。この年、初のリーグ優勝に導いた。 在任十一年間で四度のリーグ優勝、三度の日本一を達成した。市長選には、現職の秋葉忠利氏が 再選を目指すのが確実なほか、前回次点だった元市助役の大田晋氏(55)が立候補を決めている。 共産党を中心とした革新系団体も候補擁立を検討している。 みんなが住みたいと思うまちづくりへ! 広島市長選への立候補を正式表明した野球評論家の古葉竹識氏 に、 決意や選挙戦の態勢づくりなどを聞いた。 ―立候補した動機は? いろいろな方から「一緒にやろう」との言葉をいただき、決意した。景気が低迷する中、地方都市でも にぎわうまちがある一方、広島は随分落ち込んでいる。みんなが行きたい、住みたいと思う まちづくりをして活性化につなげたい。それが、お世話になった広島への恩返しになると思う。 ―どのような市政を目指しますか? 平和問題をはじめ、教育、環境問題などについて、あらゆる活動の発信拠点にしたい。 民間非営利団体(NPO)などを育成し、官民一体の活動が必要。スポーツ王国復活の運動も 明るいまちづくりの一つだろう。自分が野球をやって得たのは、みんながチームとして一つになれば 必ず道が開けるということ。市政も一緒だと思う。 ―選挙態勢は? 政党への推薦申請は考えていない。無所属で臨む。いろいろな市民、友人の方が今、僕の支援者の 輪の中心にいる。みんなに応援してもらい、「市民党」「古葉党」という形でこれからも進めたい。 選挙をやる以上は絶対勝ちたい。 ―行政手腕を懸念する声もあります。 心配はあると思う。だが、一人では限られた範囲しかできない。あらゆる人の知恵を借り、 教えてもらいながら、僕自身も成長したい。広島の広告塔になるのが僕の役目。 にぎわうまちになるよう、いろんな所に出向き、お願いしたい。 ―この四年間の市政をどう評価しますか? 歴代の市長が頑張っているから、広島はいいまちになっている。批判はないが、市長と、 市民、市議会、職員の間で距離を感じる。みんなが一つにならなければ、落ち込んでいく広島を 元に戻すことは難しい。 古葉氏が出馬会見「チームワーク大切に市政を」 プロ野球広島東洋カープ元監督で野球解説者の古葉竹識氏は16日、広島市で記者会見し、 来年2月2日投開票の広島市長選に立候補することを正式に表明した。古葉氏は「野球で大事なことは チームワークであり、市政も一緒。みんなで何かできれば」と語った。野球の経験談を交え、 平和、教育問題などを話したが、具体的な政策内容については「これから勉強したい」と述べた。 政党への推薦申請はしないという。 |
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| 17 | 火 | 誕生日:福地寿樹 新井、年俸倍増で来季に意欲新井が17日、広島市民球場の球団事務所で契約更改交渉に臨み、野手では最高の増額となる 2300万円アップの4500万円でサインした。日本人選手は全員が更改を終えた。 今季の2200万円から2倍以上の提示。「考えていた通りの金額でした」と声を弾ませた。 4年目の今季は140試合フル出場し、打率2割8分7厘、28本塁打、75打点。いずれも自己最高の 成績をマークした。「(140試合)フルにやったのは初めてだし、無我夢中だった」と振り返り、 「今年より来年、というように(成績を)伸ばしていかないと意味がない」と強調した。 課題の守備に話題が移ると神妙な顔つきに。失策はリーグワーストの17。「投手にも、チームにも 悪いと思っている。うまくならないと…」。反省の言葉が続いた。来季は、中軸打者として期待される。 「金本さんの穴を埋める、と言えるだけの実績は残せていない。でも、そういう気持ちでやる」と、打線を引っ張る 自覚は十分。「『何かを期待させる』ではなく『期待に応えられる』選手になりたい」と意欲をみせた。 新井「4番は任せろ!」4500万円で一発サイン2300万円アップ!広島の新四番候補、新井が17日、広島市民球場内の球団事務所で契約交渉に臨み、 2300万円増の年俸4500万円(金額は推定)でサインした。プロ4年目で初の全試合出場を果たした今季は 28本塁打をマークする活躍。来季はFA移籍した金本に代わる大砲として期待がかかる。 カープ選手による契約更改の最後を若大将の笑顔が飾った。約40分間の話し合いを終えた新井は 満足そうに笑った。「金額は思っていたぐらいです」。2300万円増の年俸4500万円でサインした。 飛躍の1年だった。4年目の今季は初の全試合出場。開幕戦を除く139試合に先発。 規定打席を初めて満たし、3割に届かずとも打率・287、75打点の堂々の数字を残した。 28本塁打はセ・リーグの日本人右打者では最多。「大砲候補」から「候補」の文字は外れたと言っていい。 「無我夢中で終わったシーズンだった。初めてフルに出て、その大変さを体感できた。ホームランをもうちょっと 打てるんじゃないかと思っていたけど、甘かった」交渉の席で球団からかけられた期待の言葉を 重く受け止める。「中心選手としてチームを引っ張ってほしい、中軸を打ってほしい、と言われた。 そのつもりでやりたい」と自覚にあふれる。温めている夢がある。1年目オフに呉市内の養護学校を訪問。 以来、社会福祉への関心を抱き続けてきた。「僕でよければ力になりたい。『カープの新井が来た』と 喜んでもらえる選手になれるよう頑張りたい」。来オフにも慰問などを実行したい考えを明かす。 その思いはさらなる飛躍へ向けた原動力にもなる。「来年はレギュラー2年目とか、簡単に試合に 出られるとか安易な気持ちはない。まずは試合に出ることが目標。今年は今年で終わった。 また新たな気持ちでスタートしたい」金本のFA移籍で空いた赤ヘル四番の座。「いつかは四番を打ちたい。 でも、今はそんなことを言える実績はないです」。その「いつか」の日はそう遠くない。 新井4500万円「ガンガン使う!」宵越しの金は持たん!新井が17日、約105%増の4500万円で契約更改。大幅アップに 「ガンガン使う!」と公言した。このオフ、ベンツを購入した。独身寮を出て独り暮らしするプランもある。 だが有頂天になっているわけではない。「貯金も必要でしょうけど、ガンガン使ってその分、自分に プレッシャーをかけたいんです」。通帳の額を見てニヤけるような男になりたくない。豪快に使った金は 豪快なフルスイングで取り返す。野球人としての肥やしとするため、今どき珍しい破天荒な 生き方を宣言した。一方、心やさしい一面もある。無名だった新人の時に、養護施設を訪問。 体が不自由な子供たちが懸命に生活する姿に心を打たれた。「それ以来、『カープの新井が来た』って 喜んでもらえるような選手になろうと頑張ってきた」。今季はリーグ5位の28本塁打。 カープ1の人気者になった新井は「子供たちやその親たちを勇気づけたい」とボランティア活動に 積極的に参加する意向を明かした。金本が阪神にFA移籍したため、新井は来季の4番候補。 「金本さんほどの実績はないけど、金本さんの穴を埋める気持ちでやります」。 読売松井が抜けた本塁打争いで、伏兵以上の存在となる。 新井が105%増の4500万で一発サイン広島の新井が17日、広島市民球場内の球団事務所で契約交渉を行い、105%増の年俸4500万円で 一発サインした。師匠の金本がFA退団した来季は、増額分を後輩の面倒を見る資金に充てる決意。 打撃だけでなく、『新井派』結成で真のリーダーを狙う。なお広島は、これで全選手の更改が終了した。 弟子を名乗るからには、『ポスト金本』の責任を果たす。前田、野村らを押しのけて、新井が大トリで 契約更改。2200万円から倍増以上となる4500万円でサインし、豪快に“新井派結成宣言”だ。 「貯金もいいんですけど、ガンガン使いたいですね。ガンガン自分にプレッシャーを掛けていく。 後輩にもおごります」チーム2位の28発を放ったパワーと同様、金払いの良さにも自信がある。 25歳には、手に余るほどの大金。それでも手堅い貯金ではなく、後輩の飲み代を肩代わりするなど、 遊興費に使うことを決めた。今年までは、主砲の金本が後輩を連れて一団を結成。遠征先などで、 身銭を切って食事を振舞ってきた。だがそんな先輩がFAで阪神移籍。その心意気は、 師匠と慕ってきた自分が継ぐしかない。親密な付き合いは、やがて新井派結成にも…。 これぞ、ニューリーダーとしての自覚。 「球団からは“中心になって引っ張って欲しい”と言われた。 自分もそういうつもりでやる」グラウンド内外で若手のリーダーとなるべき来季、プロ初の 30本超えを狙う。頻繁にネオン街を闊歩することになりそうだが、今度は飲み過ぎが心配? 新井“ポスト金本”任せたポスト金本、任せたゾ!―。広島の若大将・新井が17日、広島市中区の球団事務所で 契約更改交渉に臨み、2300万増の4500万円で一発サインした。“師匠”の金本がFAで阪神へ 移籍したことで、次代のスターとして球団の期待も増大。年俸大幅アップとともに「カープの顔」に 駆け上がる。予定の午前11時に広島市民球場に到着した新井は、交渉の部屋を通り過ぎ、 球団事務所の奥までズンズンズン…。「素(す)でやっちゃいました。初めてなもんで」。 主力扱いとなる球団事務所での契約更改は初体験。苦笑いを浮かべながらUターンして 交渉の席についた。波乱のスタートとなったが、球団提示額は4500万円。「満足しています。 チームを引っ張れるように頑張ってほしいといってもらいました」と納得の一発サインで 来季の契約を結んだ。プロ4年目で初の140試合フル出場。打率・287、28本塁打と堂々の 成績を残した。FAで金本が抜け、着実に成長する新井への期待は高まるばかり。 「金本さんがいなくなったのは、ぼくにとって一番大きい。穴を埋めるといいたいが、そんな実績は 残していない。でも気持ちはそういう気持ちでやります。今まで金本さんに頼った部分あったと思うし、 独り立ちじゃないけど、そういうふうにやらないと」オフは行事の出演が殺到した。忙しい中で 「福祉の仕事を考えている。今年は終わったんですが、障害を持った子のところに慰問に行きたい。 当事者もそうですが、そういう親の方を勇気づけられたらいいなあと思います」と、一流選手として 社会還元を考える。来季へ向け、正月は例年通り黄金山を駆ける。「期待にこたえてくれる 選手だという信頼を得たいですね」。赤ヘル軍団の主軸選手に一歩ずつ前進する。 ノックの数、ファーム並みに 高守備走塁コーチに聞く ―ファームから1軍へ移り、印象はどうですか。 元気のなさを感じた。シーズン中、集中してプレーすれば、防げるはずのミスが多かったように思う。声を出して 元気を出せば、もう一歩、体は動く。長いシーズン、どれだけ集中力を持続できるかがポイントになる。 ―失策数は89個で4年連続リーグ最下位。17個の新井、16個の東出ら内野強化は重要課題です。 数字を気にしすぎる必要はない。数よりも重要な場面でのエラーをなくす方が大事。守備は練習で 1本でも多く打球を捕った者が勝つ。日南秋季キャンプでは、2軍並みの数のノックを打った。 春季キャンプも続ける。ゴロのバリエーションを工夫し、動きを体に覚えさせたい。 ―高さんは現役時代、好守の内野手でした。精神面でのアドバイスは。 僕は守備固めで出場すると「自分が一番うまい。打球が飛んで来い」と言い聞かせていた。 練習では「最も下手」と思って人一倍、量をこなしたから自信がついた。 ―シングルヒットで一塁走者に三塁を許すなど、数字に表れないミスも目立ちました。 「走るすきを与えない」という意識を持ってほしい。例えば、日南秋季キャンプで、外野陣に低い球での 返球を徹底した。内野のカットマンが処理できる返球であれば、余分な進塁は防げる。 ―盗塁数59は、ここ20年間で最少です。 守備と走塁は表裏の関係。いかに相手のすきを見逃さないか。次の塁を狙う気持ちが相手の焦りを誘い、 ミスを生む。盗塁もスタートの構えを見せるだけで、バッテリーや内野陣にプレッシャーをかけられる。 「すきあらば」の姿勢を、印象づけることが大切だ。 ―来季の抱負は。 凡プレーと好プレーを分けるのは、意識の持ち方。ナインの「意識づけ」に、常に目配りするのが僕の役目。 ワンプレーごとに、その場で反省するくせをつけるように指導したい。 若手はがむしゃらに声を出して競争し、山本監督が起用に困るぐらいレベルアップしてほしい。 聴覚障害者のスポーツ支援 トレーナー育成に力 スポーツを楽しむ聴覚障害者を支えるため、同じ障害のある人にトレーナーの技術を身に付けてもらおうと、 広島市中区のスポーツトレーナー保科寿直さん(48)が二十一日、国内初の 日本聴覚障害者スポーツトレーナーズ協会をつくる。講習は主に広島市内で開き、保科さんが担当する。 所属する国際救命救急協会(東京都)内に本部を置く。協会独自で認定資格を設定。 体力づくりから応急処置、けがの予防が指導できるトレーナーを育てる。来春から、保科さんが作った カリキュラムに沿って、運動生理学や救命救急法などの講習会を開く。聴覚障害者のスポーツイベントを 企画したり、資格を取得したトレーナーを派遣する。保科さんは二年前、県聴覚障害者サッカーチームの 主将立川智隆さん(24)=安佐北区=から、「周りの気配を感じられないので、けがが絶えない」と聞いた。 トレーナーを志す立川さんに教え始め、協会設立を思いつき、トレーナー仲間に協力を呼び掛けた。 保科さんはトレーナー歴二十五年。米国で取得した「運動心理生理学」の博士号も持つ。 中区でジムを開き、広島カープなどさまざまな競技選手の相談に乗っている。保科さんは「同じ障害の ある人同士だと、手話や読唇術で意思疎通が早い。自分の経験が役立てば」と意気込んでいる。 立川さんも「今まで道がなかったので、とてもうれしい」と張り切っている。 広島支部設立準備室、電話082(511)3035。ファクス082(511)3036(ともに二十四日以降)。 契約更改(予定): 新井貴浩 |
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| 18 | 水 | 世代交代を象徴 契約更改終わる 移籍と新入団を含む、広島の日本人全選手の契約更改が終わった。5年連続Bクラスの今季の 成績を反映し、チーム最高のアップ額は近年で最低になったほか、全体の66%が 現状維持か減俸で更改。ベテラン勢は1000万円以上の減俸が昨年より増えるなど、 チームの世代交代期を印象付けた。今年のアップ額の最高は長谷川の2400万円増。 貢献度ナンバーワンの評価を得たが、増額分としては最近10年間の広島では最低だった。 突出した成績を残した選手がいなかったことを裏付けた。減俸や現状維持が多かった中で、 保留は木村一喜が1回。主力選手に事前に金銭提示を伝える下交渉が定着した格好だ。 ダウン率を見ると、若手投手に厳しい査定が目立つ。菊地原の 24%をはじめ、 澤崎が17%などの減俸。一方で、ベテランは6〜13%のダウンで、実績を重視する 「広島方式」と言える。ポジション別では投手、捕手、内野手でトップのベテラン勢に、 若手が迫る構図となった。9000万円で更改した黒田は来季、1997年の緒方、金本以来となる 1億円プレーヤーに挑む。例年に比べ、成績以外にチームの貢献度への査定が金銭的に反映された。 浅井には、代打出場で相手投手を交代させるなどの「存在感」を認め、4ポジションを守ったキムタクには 日々、備えている姿勢を評価。「これまでは成績以外の査定をはっきりと伝えていなかった面もある。 今年は選手の役割を評価し、詳しく話し合った」(太田球団部次長)という。カープの顔となる最高年俸は、 金本の移籍により前田が3年ぶりに返り咲いた。日本人選手の総年俸は昨年より1億2370万円減となった。 「金本の弱点見つかった」攻略法完成だ! 内角攻めがポイント。前主砲への対策は万全だ。広島スコアラー陣が阪神にFA移籍した金本の攻略法を 18日までに完成させた。蓄積資料の分析から弾き出された「内角攻め」の方針を、来春オープン戦までに 鯉投に浸透させる。実力を知るからこそ警戒心が強まる。優先的に金本分析を進めてきた 球団スコアラー部は、今季のヤクルト戦で5球団中最低の対戦打率(・212)に抑え込まれたことに注目。 「弱点は見つかった。内を攻めることが大事」(長島スコアラー)と骨子をまとめた。 既に川端投手コーチや道原バッテリーコーチがこのデータを持ち帰るなど、まずは首脳陣が 金本対策に着手した。「最初が肝心。遠慮せず厳しく投げてほしい」(同スコアラー)。 注目の初対戦は来年3月4日のオープン戦(松山)。非情に徹して前チームメートの胸元を攻める。 阪神、金本の背番号は「6」阪神は18日、広島からフリーエージェント(FA)宣言して移籍入団した金本の背番号が「6」に決まったと 発表した。金本は「藤田平さんや和田さんも着けた、いい番号。サインにも書ける」とコメントした。 |
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| 19 | 木 | 広島は19日、新外国人選手としてアンディ・シーツ内野手(31)=188センチ、81キロ、右投げ右打ち=、 ジミー・ハースト外野手(30)=199センチ、102キロ、右投げ右打ち=、デーブ・ランドクイスト投手(29) =188センチ、90キロ、右投げ右打ち=の3選手を獲得したと発表した。渡米中の松田オーナーが18日 (日本時間19日)、ロサンゼルス市内で交渉し、合意した。全員1年契約。年俸はシーツが60万ドル (約7200万円)、ハーストが30万ドル(約3600万円)、ランドクィストが15万ドル(約1800万円)で、 それぞれ出来高払いが加わる。シーツは今季、米大リーグ、デビルレイズで41試合に出場。 98年ワールドシリーズ(パドレス)にも出場した。守備力が武器のシーツは「打者としても頑張るが、 守備面で大きな貢献をしたい。求められている守備力で勝利に貢献したい。外国人選手に求められるのは 本塁打、打点だと聞いているが、オレは守備面で貢献したい」と球団を通じてコメントした。 今季、独立リーグで5冠王に輝いた大砲で、金本に代わる大砲候補のハーストは「シーツが守備ならば、 私は打撃で貢献する」。米大リーグ・パドレス傘下の3Aビーバーズに在籍し、今年10月に入団テストに 合格したリリーフタイプのランドクィストは「優勝したい」と話した。既に元ヤクルトのニューマンを 獲得している広島は今後さらに先発を任せる外国人投手の調査を進めていく方針。 広島の松田元オーナー(51)は18日、当地で来季の新外国人3選手と正式契約を結んだ。 前デビルレイズのアンディ・シーツ内野手(31)とは年俸60万ドル(約7200万円)、前独立リーグ・ ニューアークベアーズのジミー・ハースト外野手(30)とは年俸30万ドル(約3600万円)、 前パドレスのデーブ・ランドクィスト投手(29)とは年俸15万ドル(約1800万円)で、 それぞれ出来高払いを加えた1年契約を交わした。ポスト金本は“神”としのぎを削った男だ。 広島と正式契約を結んだハーストは、松田オーナーとガッチリ握手。その後の代表取材で、 驚きの過去を明らかにした。「マイケル・ジョーダンと対戦したことがあるんだ。元から野球をしていたら、 一流の選手になっただろうね」NBAの神様ジョーダンが、94年に大リーグ挑戦。その時に、マイナーで 対戦相手として戦っていた。ハースト自身も特技はバスケット。高校時代には優秀選手に輝いたほどの 運動神経の持ち主だ。本職ではなかったが、“神様”との対戦は大切な思い出。 昨年のジョーダン現役復帰に刺激を受け、今季は独立リーグで3冠王に輝いた。 「優勝したい。打撃で広島に貢献するよ」山本監督の構想では、FA流出した金本に代わる4番候補。 ジョーダンから学んだ“パワープレー”で、打線にポッカリ空いた風穴を埋める。 シーツには遊撃のレギュラーを用意 センターライン強化へ、最高の助っ人だ。契約したシーツは、今季大リーグ41試合で1失策。 二塁コンバートの東出に代わり、遊撃のレギュラーを用意されている。「広島が求めてきたのは 守備だそうだね。守備で貢献したいね」98年にはパドレスでワールドシリーズに出場。 豊富な経験で守備に不安のある内野を引っ張る。「テストで行ったときに、広島が気に入った。 日本語を勉強したい」一方、10月1日の入団テストで合格したランドクィストは、キャンプが 待ちきれない様子。91年以来12年ぶりの優勝へ、助っ人パワーが頼りだ。 来季のカギを握る野手2人が加入した。この日(現地時間18日)、ロサンゼルスで松田オーナーが ほれ込んでいたメジャーの名手・シーツと、独立リーグ3冠王のハーストと契約。前者は遊撃手。 後者は右翼で新井、前田との兼ね合いでは4番も考えられる大砲だ。当初はメジャーへの未練も残し、 交渉が難航しかけたシーツは気持ちを切り替えてやる気満々。「日本では外国人選手には 長打力が求められると聞いている。もちろん打撃も頑張るが、カープが求めてきた守備力で 貢献したい」と話した。199センチ、102キロの巨体でボブ・サップのような威圧感を 漂わせるのがハースト。97年タイガースで13試合、打率・176、1本塁打とメジャー実績は乏しいが、 今季独立リーグのベアーズで3冠王。打率・341、35本塁打、101打点を残し、パワフルな打撃は 相当、期待できそう。ハーストは「目標は優勝。マイナーや独立リーグでは野球以外のことにも 重圧を感じていたが、カープに契約してもらい野球に専念できると思う。シーツが守備なら私は 打撃で貢献したい」と力強くコメントした。 |
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| 20 | 金 | 誕生日:大島崇行 再起かけ、ドミニカ共和国へ、横山!横山に明るさが戻ってきた。開幕時に先発投手陣の一角に入りながら右肩や右足首の 故障に泣いた今季。「3年間もただ飯を食っている。でも、勇気ある撤退をした年だった」と プラス思考で振り返る。故障もほぼ治り、持ち前の負けじ魂で練習を続けている。 冷え込む大野屋内総合練習場。連日のように、朝から夕方まで走り込みと筋力トレーニングに励む。 「無理に投げ込んでも故障するだけ」。白い息を吐きながら、黙々とランニングを続ける。 今でも5月14日の夜をよく思い出す。故郷、福井での先発を翌日に控え、宿舎の川端コーチの 部屋を訪れた。「右肩が痛くてもう投げられない」。川端コーチからは「もう一度だけ投げてくれ」と 頼まれたが「これ以上悪化すると投手生命にかかわる」と断った。翌日、登録抹消になった。 不運は続いた。3軍で調整中に右足首をはく離骨折。8月下旬に手術を受けた。「15勝できる器」 (松田オーナー)と言われながら、今季の登板は6試合。1勝4敗、防御率は8・60だった。 あれから4カ月。故障中、減量のために野菜中心の食事を作り続けた妻香織さん(26)に支えられた。 「体の『うみ』は取れた。右肩もほぼ大丈夫」と石井トレーナー。横山は「妻のためにも来季はやります」。 目指すは開幕ローテ入り。再起をかけた自主トレーニングのため、来月、ドミニカ共和国へ向かう。 東出、守備開眼へ シーツに弟子入り志願来季から二塁へコンバートされる東出が20日、前日19日に入団の決まった新外国人シーツに 弟子入り志願した。遊撃手に期待される新助っ人はここ3年でわずか3失策の守備力が自慢。 失策数が昨季27、今季16の東出は「キャンプでは一緒にノックを受けたりして、 リズム感を学びたい」と徹底マークでレベルアップを目指す。 |