カープ・ニュース (2002年2月) カープ・ニュースに戻る

( パソコンの文字サイズを、少し小さくすると、読みやすいかもしれません!!!)

今月のカープ・ニュース登場回数 (2月28日まで)
1 金本知憲 15 10 R.ベルトラン 6 17 野村謙二郎 5 31 小林幹英 2 31 菊地原毅 2 43 大竹寛 1
2 新井貴浩 13 10 R.スタニファー 6 17 E.ラミーレス 5 31 町田康嗣郎 2 31 玉木重雄 2 43 山崎健 1
3 筒井正也 12 10 山内泰幸 6 23 広池浩司 4 31 瀬戸輝信 2 43 石橋尚登 1 43 河野昌人 1
3 佐々岡真司 12 10 前田智徳 6 23 岡上和典 4 31 倉義和 2 43 浅井樹 1 43 林昌樹 1
5 矢野修平 11 10 緒方孝市 6 23 E.シュールストロム 4 31 木村一喜 2 43 廣瀬純 1 43 朝山東洋 1
6 長谷川昌幸 9 10 横山竜士 6 23 高橋建 4 31 嶋重宣 2 43 甲斐雅人 1 43 N.ミンチー 1
7 東出輝裕 7 17 小山田保裕 5 27 E.ディアス 3 31 玉山健太 2 43 松田耕平 1
7 石原慶幸 7 17 苫米地鉄人 5 27 木村拓也 3 31 河内貴哉 2 43 田村彰啓 1
7 黒田博樹 7 17 酒井大輔 5 27 佐竹健太 3 31 鶴田泰 2 43 国木剛太 1
10 L.ロペス 6 17 松本奉文 5 27 森笠繁 3 31 福地寿樹 2 43 西山秀二 1

曜日 できるだけ、良いニュースです!
1 沖縄(主力)、日南(若手)、キャンプイン
《沖縄キャンプ》
【監督】山本【コーチ】松原、北別府、川端、長内、山崎、笘篠、道原、石橋、永田、熊沢
【投手】菊地原、黒田、山内、佐々岡、長谷川、鶴田、高橋、横山、小林、玉木、佐竹、小山田、
スタニファー、ベルトラン、シュールストロム、苫米地、筒井、矢野、酒井、広池
【捕手】木村一、瀬戸、石原、西山、倉【内野手】嶋、東出、新井、ロペス、松本、岡上、福地、ディアス
【外野手】木村拓、町田、浅井、金本、広瀬、森笠
【打撃投手】芦沢、多田、井上、高橋(英)、田中、太田、大野、吉年
【ブルペ捕手】松本、水本【フロント】阿南、鈴木、太田
【マネージャー】三輪、衛藤

沖縄県沖縄市と宮崎県日南市の二カ所でキャンプ・イン。
十一年ぶりとなる悲願の優勝に向けて本格的に始動した。
「Red Power 燃えろ!」のキャッチフレーズの横断幕が張り出された沖縄市野球場では午前十時前、
山本浩二監督以下、選手、スタッフ計四十九人がグラウンド中央に集合した。
円陣を組み、新井貴浩内野手が中央に進み出て、
「今日は野球の正月。声を出して頑張っていきましょう」と元気に話すと、
全員で「よしっ」と気合を入れ、入念な柔軟体操から練習を開始した。
気温一八度、曇りとまずまずのコンディションの中、選手たちは元気にランニングやダッシュで汗を流した。
午後からは野手と投手に分かれ、ボールを使った練習も開始された。
沖縄での練習は十一日まで。十二日に日南へ移動する。

11年ぶりの優勝を目指す広島は、沖縄市でキャンプイン。
午前7時半の体操から夕食後のプールなどの練習まで、12球団で随一と言われる濃密なメニューをこなした。
山本監督は「前向きな姿勢が、一つひとつのプレーに見える」と手応えを感じ取っていた。
広島のキャンプ初日。スタートを引っ張ったのは、投打の主役である佐々岡と金本だった。
午前11時半からの投球練習で、真っ先に投げ始めたのは佐々岡
捕手を立たせたまま、感触を確かめるように33球を投げた。投球ローテーションは6人1組。
佐々岡は、首脳陣の信頼と「リーダー」としての期待を担い、最初の組に入った。
「一番? それより、初日に投げられる喜びを感じる」と話し、
「若手の成長でブルペンの雰囲気は明るい。
(1軍枠の)投手選びで監督に悲鳴を上げさせたい」と声を弾ませた。
金本は佐々岡とは対照的に、風邪による胃腸炎で前夜は点滴を受けた。
「初日リタイア」も考えられたが、アップから打撃練習まで「背番号10」は消えなかった。
フリー打撃では51スイングでサク越え3本を含め、安打性の当たりが23本。
「意地もある。初日に打たなければ気持ちも盛り上がらない」。主砲の「けじめ」をみせた。
山本監督は2人の姿に目を細めながら、「ベテランがやれば、若手はそれ以上にやるものだ」。
より積極的に動いた若手を評価し、「昨年よりチーム力は数段伸びた。
上出来のキャンプインだ」と締めくくった。
11年ぶりの夢へ、山本カープが走り出した。

新ストライクゾーン元年。広島の沖縄キャンプには、小林毅セ・リーグ審判部長ら、5人の審判団が集結。
ブルペンでは山本監督が自ら打席に入って、新ゾーンを細かくチェックした。
「高いね。打席から見た感じでは、顔のあたりぐらいにストライクがあるように感じるほど」。
その山本監督から「逆に低めもしっかりとるように」と要望を受けた小林毅部長は
「むろん、低めも崩したくない。キャンプで生きた球を我々もしっかり見ることで、
調整をしっかりしていきたい」と語っていた。

横山竜士山内泰幸、初日から、投球練習

シュールストロムが風邪のため、ウオーミングアップだけで早退。
今キャンプのリタイア第1号となってしまった。

対照的に、ライバルとなる新外国人投手2人は、初日から精力的にブルペン入りした。
スリークオーターのスタニファーは打ちづらそうなクセ球を披露。
左腕のベルトランは、多彩な変化球をアピールした。
北別府投手コーチは「2人ともコントロールで苦しむことはなさそうだ」と評価した。

ロペス内野手(38)は3日に成田着の日航機で来日する。

《日南キャンプ》
【監督】木下【コーチ】清川、原、阿部、高、片岡、迫丸、古沢(ドミニカ担当)
【投手】横松、河野、沢崎、大竹、河内、田中、大島、遠藤、天野、玉山、林、国木、バレラ、マテオ、ラミーレス
【捕手】田村恵、山本翔、鈴衛【内野手】兵動、野村、栗原、甲斐、山本芳、井生、石橋
【外野手】前田、緒方、朝山、末永、田村彰、長崎、天谷
2 誕生日:横松寿一

長谷川が日南2次キャンプ(13日〜)で一日400球の投げ込みをする考えだ。
「今年は初めて投げ込みをしようと思う。どうせやるなら去年の佐々岡さんや黒田さんより多く、
できれば400球はいきたい」と話した。敢行予定日は20日ごろ。
もし成し遂げれば、最近では類を見ない驚異的な球数だ。

開幕候補、黒田博樹投手(27)にイエローカード(警告)が下された。
沖縄キャンプ初日に続いて2日もブルペン入りを回避。
オレ流調整を希望する黒田に山本監督、北別府投手コーチが第2クール(5日)からのブルペン入りを厳命した。
いくら開幕候補でも勝手は許さん?
3日までの第1クールは猶予をやる。でも、第2クールもオレ流は許さない。
新エースの黒田にブルペン入りの警告が下された。
「次のクールから“立ち投げでいいから(ブルペンに)入れ”と言ったんだ。
オレ流? 去年ぐらいでそこまでできる実績じゃない。遅ければケツを叩く」
北別府投手コーチが、2クール目からのブルペン入りを厳命した。
2日目までに広島投手陣でブルペン入りしていないのは、黒田とベテランの高橋の2人だけ。
山本監督も黒田に「どこか悪いんか」と促した。
黒田は昨年チーム勝ち頭の12勝。新エースとして開幕投手候補に。
今キャンプは、初日から遠投主体のマイペース調整をしていた。
ただ、チーム首脳陣にしてみれば、まだ昨年初の2ケタ勝利。
ベテラン、故障者以外、キャンプ初日からのブルペン入りが暗黙の了解の広島で、
まだまだオレ流は許されないわけ。
「今はブルペンに入らなくとも遠投をしっかりやれば問題ない、と思ってましたが…。近々入ります」。
警告を受けて黒田も、ブルペン入りを決意。
これ以上オレ流を押し通して、エースの座剥奪のレッドカードを出されてはたまらない。

新ストライクゾーンの確認のため広島・金本がブルペンで打席に立った。
違和感はあまりなかったようだが「頭の上の方から来る感じの球だった」
という高めのカーブがストライクとコールされると首をひねった。
新ゾーン対策について「自分は初球からガンガンいくタイプではないけど、集中力を持たないとね」
と早いカウントでの勝負を意識していた。

松田耕平オーナーが視察に訪れた。午前中はあいにくの雨だったが、午後には天気が回復。
山本監督らの説明を聞きながら、打撃練習などを見守った。
星野新監督を迎えた阪神が注目されているが、
同オーナーは「派手さはないけど、十分盛り上がっている」と自らのチームを評価。
最後には「実力はうちの方が上だから」と付け加えた。

矢野修平、山本浩二監督の目の前で、大デモンストレーション
山本監督の若手投手推奨株の一番手、4年目の矢野が沖縄市野球場でのフリー打撃に登板した。
倉、福地を相手に直球ばかり40球を投げ、倉に一発を浴びたが安打性の当たりは4本に抑えた。
「相変らず出来がいい。オープン戦の開幕戦で投げさせる」。
山本監督は 24日のロッテ戦(宮崎県都城市)での先発起用をあらためて明言、オープン戦開幕投手が決まった。
「ブルペンではもっとスムーズに投げられるんですが…。バランスが悪かった」と矢野。
反省の言葉と裏腹に、投球内容は抜群だった。
課題の制球難は影を潜め、伸びのいい直球が捕手の構えているところに決まった。
「思ったところにボールがいかないのは、左足を上げるときに体の軸がぶれるから」。
北別府投手コーチの指導で、左足を意識して高い位置に一度止めるようにして投げるフォームに変えた。
秋季キャンプからの取り組みが実を結び、「監督にアピールできた思う」と笑みを浮かべた。
投げ方だけでなく、考え方もプラス思考に変えた。
オフの間、筋力を鍛えるため通った鳥取市内のスポーツジムがきっかけになった。
ヒントを与えてくれたのは、一緒に練習したソルトレークシティー冬季五輪ジャンプ日本代表の船木だった。
「失敗ジャンプのあと、どう気持ちを切り替えて飛ぶかが大切。
失敗には原因があるし、修正すればいい、と教わった。投球にも当てはまるんです。
今まで打たれたあと、悪いほうにばかり考えていましたから」
技術面に加え精神面もレベルアップ。21歳の若武者が、先発争いに勢いよく名乗りを挙げた。
3 東出輝裕新打法で、パワーアップ

日南で前田緒方のベテランが合わせて52発のド派手なアーチ競演でスタンドを沸かせた。
故障明けのため沖縄の主力部隊と離れて2軍キャンプで調整する2人。
フリー打撃で100スイング中、前田が27本、緒方が25本。
「監督さんと球団に何とか恩返ししたい」と寡黙な前田が熱っぽく話せば、
緒方も「不安の中で、懸命に自分を探し出しているんです」とうなずいた。
ともに完全復活への手応えをつかんだようだ。

佐々岡真司投手(35)が3日、沖縄キャンプ恒例のゲン担ぎ投球を敢行した。
今季の標的は阪神で、星野監督の背番号77に投球数を合わせた。
星野効果の変貌ぶりを鯉投のリーダーとして警戒、連日賑わう安芸も気に入らない。
打倒・星野阪神へ、ジェラシー&メラメラだった。
投げたのはピタリ、77球。今年のターゲットは決まり。星野阪神だ。
「何よ人の球数えて…。77球? ちょうどいい数字になってしまった」。ウフフ…と佐々岡が笑った。
ブルペンで立ち投げながら77球。例年、ゲン担ぎに一度は、今季、特に倒したい相手の背番号の球数を投げている。
これまでも松井(55)、江藤(33)など。今年は阪神・星野新監督の背番号に合わせた。
「警戒? そうやね。星野さんになってムードが変わるはずだからね。実際、変わっていたよ」
テレビのスポーツニュースで阪神のキャンプ地の様子を見て驚いた。
「選手が明るくなってる。あの広沢さんまでが声を出してる。こりゃ、ちがうぞ」。
対阪神には昨年、先発で3年越しの7連勝をマークするなどカモにしているが、
星野効果のある今季は甘くないと実感。そこで、「今年も負けない」と手綱を締めた。
さらにおもしろくないのが、そのフィーバーぶり。初日から3000人を集めた安芸はこの日5000人のファン。
広島は日曜日でも250人の“不入り”。「うらやましいよ。人気がちがう。
沖縄(市営球場)もビックリするぐらいファンが入ってくれんかな」。
ジェラシーの炎も燃やした。先発に専任する今季。大入りの甲子園で77番に絶対、地団駄を踏ませる。

山本監督、手応えいっぱい
この日が第1クール最終日。山本監督は手応えいっぱいだ。
「動きが全然ちがう。投手陣も野手も全ていいよ。みんな十分体重も調整してきている。
宿舎で体脂肪を計ったが、太っているのは2,3人だった」。手放しのほめよう。
これまでの4勤1休から今年は3勤1休にキャンプの練習日程を縮めた。
集中力がついて予想以上の動きのよさに山本監督も効果を実感したようだ。

キャンプ初の好天。一気に調整のピッチが上がり、ベテラン投手陣が次々にカーブを投げ始めた。
最初に数球投げたのが「キャッチボールの時からそのつもりだった」という山内
これに刺激され、隣で投げていた小林幹英も2、3球を投じて「まだまだ、おじぎしただけ」。
最後は佐々岡までが投げ、「全然曲がらないけど、明日(4日)は休みだから」。
それぞれが順調な調整ぶりを披露した。
黒田も投球を開始し、ノースローは高橋一人になった。
「スタートは休み明けの5日以降かな」と、マイペースの高橋は焦りを感じさせなかった。

やっと顔を出した沖縄の太陽に誘われたのか、当初は5日から投球開始予定だった黒田がブルペン入りした。
捕手を立たせたまま、1球、1球、感触を確かめるように44球。
「肩、ひじ、指先。どこも心配なく投げられ、高めのボールの回転もよかった。
後は飛ばしすぎないようにするだけ」。今年の初投げを心地よい汗とともに終えた。
昨年、チーム最多の12勝をマーク。秋季キャンプを初めて免除され、じっくり肩を休めた。
1月24日からの沖縄合同自主トレでも、早々と投球を開始した矢野ら若手を横目に遠投までにとどめていた。
「焦らないことも大切。準備ができるまでは…」。
スケジュールを早めたとはいえ、実際には準備万端の初投球だった。
沖縄から日南移動後の20日すぎには、恒例となっている300球を超える投げ込みを予定。
この荒行で自信を確信にかえ、昨年の成功につなげた。
当然、佐々岡と並ぶ開幕投手の有力候補である。
「開幕? 全然、意識はしない。まずは自分の投球ができるように仕上げてからの話」と意に介さない。
初投げをじっくり見守った北別府コーチ。
「自信がみなぎっている。昨年までの佐々岡についていけば、という姿が消え、
ともに引っ張ろうという姿が見える」と目を細めた。
11年ぶりの優勝に向け、若きエースの右腕が徐々にうなりを増していく。

風邪で金本激ヤセ5キロ減
風邪余波で金本が激ヤセ。激しい下痢はおさまり、ようやく体調が回復したが、
この4日間で体重が5キロも減ってしまった。
「もうお腹も治りましたけど、きょう計ったら85・5キロにやせてました。
最低でも88キロにはしとかないと…。タンパク質をたくさんとって太ります」。
ランチ特打で66スイング中サク越えを9本記録したが、「バットが振れない。もう終わったよ」とガックリ。
開幕までの目標は太ること。とんだ風邪の後遺症だ。
風邪による体調不良で第1クールはすべて早退した広島・金本が5日の第2クールから完全復帰する。
現在の体重は5キロ減って85・5キロ。この日のフリー打撃でも66スイングでサク越えは9本にとどまった。
しかし「第2クールからは通常メニュー。もう一度やり直す」と宣言。
山本監督も「第2クールは十分練習できるやろ。問題ない。全然慌てる必要はない」と期待を寄せていた。

元気者の新井をほめた山本監督
「しっかりしてきた。名前みたいに荒い(新井)のが少しづつなくなってる。新井の荒さがな」

ルーキーの筒井は投球練習で山本監督、北別府投手コーチに密着されて緊張しきり
「一足先にプロデビューのマウンドの緊張感を味わわせてもらいました」

4日も休日返上トレを予定している東出。何時から始める?
「あしたは朝の4時から練習しよかな。今晩、メシ食って、寝ずに飲んで…。早起きしなくていいでしょ」。

風邪による下痢からこの日朝、完全復活した金本
「きのうも15回ぐらいトイレに行ったのに、きょうは朝に1回だけ。
それも固かったから、思わずガッツポーズが出ました」

夫人の出産のために来日が遅れていたルイス・ロペス内野手(37)が、成田着の全日空機で来日した。
4日に沖縄入りし、5日から練習に合流する。

日南キャンプ、持久走、1位・甲斐、2位・石橋、3位・田村彰啓
4 沖縄キャンプ、休日
日南キャンプ若手、休日

初の休日。新井東出松本岡上木村一喜福地森笠の9選手が
沖縄市野球場の屋内練習場で1時間半、練習に取り組んだ。
目を引いたのが新井。昨季まで内外野兼任だったが「今年は三塁で勝負したい。守備にも自信がでてきた」。
レギュラー獲得に意欲をみせ、精力的に動いている。
昨季は自己最多の18本塁打をマークしたが、守りのミスが目立った。
今年は「守備の課題を克服し、打撃につなげる」をテーマに掲げる。
この日の練習では「一撃」の文字が入った空手のTシャツ姿。理由をこう説明した。
「これまで自分に欠けていたのは攻めの心。それが守備面にも影響していたと思う」
年明けの3日間、米子市の空手道場に通った。空手技を学ぶのではなく、精神面を鍛えるためだった。
「格闘家は相手から一撃された時に、引いたら倒される。逆に前へ、前へ出ることを学んだ」と説く。
「今年は(ほかのポジションに)逃げずに三塁一本で勝負したい」。
自主トレで「一番、三塁」を宣言した駒大の先輩、野村に挑戦する。
キャンプには形態が微妙に違う3種類の三塁用グラブを持ち込だ。
練習を重ねて、開幕までに1つに絞り込むという。
打撃を生かすために、守備を鍛える。
「逆転の発想」が「未完の大砲」の完成度を高めつつある。
長内打撃コーチとともに指導した松原チーフ兼打撃コーチは
「若手はやらないと駄目。特に東出、新井あたりは技術的にことしが勝負なんだから」と、
4年目の2人の名前を挙げた。
名指しされた新井も「3勤1休は関係ないです。ずっとやります」と宣言した。

赤ヘル打線が新ストライクを「無視」する。
広島山本浩二監督(55)は5日のミーティングで、
高めに広がった新ストライクゾーンへの過剰意識を排除するよう、選手に指示する。
また、バントの際に高めの球に手を出した場合、罰金を徴収することを決めた。
「今まで通りのスイングをすることが大事。高めに投げてくるまでに、ひと振りで決めろ」。
キャンプインから3日間、新ゾーンを確認。その上で、山本監督は結論を下した。
追い込まれるまでは、新ストライクを無視させる。
第1クールでは、新井が高め打ちの練習をするシーンがあったが、松原チーフ兼打撃コーチは即座に中止を命令。
この方針を、第2クールがスタートする今日5日、ナインに徹底させる。
また、高めの球をバントすれば、罰金も徴収する。
「高めは失敗の可能性が高い。顔の付近に来る球を初球からバントすれば、罰金を取る」(松原コーチ)。
打者をブルペンに立たせるなどの最低限の対策は取るが、過剰反応は不要。
球界全体に困惑が広がる中、広島打線は低めの球を狙い打つ。

ルイス・ロペス内野手(38)がキャンプ地の沖縄入りした。
5  JCB会員限定、公式戦チケット先行販売
開幕戦ほか広島市民球場の全試合分は、2月15日(金)正午〜26日(火)17:00、
関東でのカープ開幕戦となる4月2日(火)vs.ヤクルト(神宮、18:20)は、
2月18日(月)正午から発売。

長谷川がフリー打撃に登板。
岡上、瀬戸、木村一の3人に計56球を投げ、回転のいい直球で仕上がりの早さをアピール。
「バランスと回転を考えた。いい感じ。あとは変化球がどれくらい投げられるか」 昨年は9勝をマーク。
北別府投手コーチは「油断が一番怖い。ことしもがむしゃらにやれ」と奮起を促す。
7年目の右腕は「ことしやらないと、去年やったことの意味がなくなる」と気を引き締めている。

星野監督の命を受けた阪神・松井編成部課長、山本スコアラーが陣取ったが、
山本監督は手の内を隠すどころかすべてオープン。
「阪神の偵察部隊? ウエルカム、ウエルカム」と不敵にほほ笑んでみせた。
昨年は阪神を20勝7敗と圧倒。
今キャンプでも投手陣が順調な仕上がりで、今回の“門戸開放策”も指揮官の自信の表れだ。

キャンプに合流したロペスが、びっくりの三冠王宣言をぶちあげた。
「打率3割5分、56本塁打、160打点」。夢のような数字を笑われると一喝した。「これは冗談ではない」
第二子の出産に立ち会い、待望の長男誕生を見届けて4日夜に沖縄入りした。
時差ぼけのため別メニューで40分間、室内練習場で打ち込み。
力のある打球を防球ネットに弾ませ、新ストライクゾーンの見極めもした。
精力的に動いた姿は、心技体の充実をうかがわせる。
今季の立場は決して安泰ではない。首脳陣には、不振の時に新井を一塁に回す構想がある。
今年38歳を迎え、肉体の衰えを指摘する声も。そのすべてを反発心にすりかえた上での「三冠王宣言」だった。
優勝を誓い、長男には「VICTORY(勝利)」から「ビクトリア」と命名。
出産準備を手伝う合間は、筋力トレーニングとランニングで体を絞った。
昨季は序盤の不振を後半戦で巻き返し、「3割、30本塁打、100打点」をクリア。自信を深めた。
今季、好調だった昨年後半の打撃を1年間続けても、「三冠王」の目標をクリアするのは打率だけ。
実現性は乏しくても、意気込みは買える。「(昨年は)戦い続ける強い意志と、突き進む価値を学んだ。
今年はチームと同様に私も優勝へ向かって、すべてに積極的だ」。
究極のプラス思考に変身したロペスは燃え上がっている。
6 カープ・グッズの商品カタログは、2月末から3月上旬に発送予定
詳細は、轄L島東洋カープ・商品販売部 TEL 082−227−8500

沖縄市野球場に出店しているカープグッズの店が暇そうだ。
店員に聞けば、連日200人前後が訪れる観客数は例年通りだが、
「売り上げは、いまひとつ」としんみり。原因を2つ挙げた。
1つはユニホームの変更。46年ぶりの縦じま復活に伴い、グッズも3月から一斉に衣替えする。
買い控え客が目立ち、「今のユニホームの思い出に」と言う人は少数派らしい。
もう1つは前田の日南スタート。昨年の売り上げ1位選手の不在が響いた。「追っかけの人も少なくて…」
大阪から車ごとフェリーで運んできた約50種類の商品は、12日にチームとともに日南に移動する。
「福袋を用意します。8000円相当が2000円です」。その表情は、選手に負けないほど必死だった。

横山が復活に懸ける
右肩の関節が緩む「ルースショルダー」の持病を抱える横山が、フリー打撃に登板した。
期待と不安が交錯するマウンドだったが、結果は上々。
「入団8年目で、こんなに早くフリー打撃で投げられたのは初めて。
不安なく腕が振れ、100点満点」と目を潤ませた。
西山と倉を相手に直球だけ37球を投げ、安打性の当たりは5本。
「昨年のシーズン中より、肩の具合はいい。気持ちが良くて、涙が出そうです」
速球と大きく割れるカーブを武器に、97年に10勝したが、
ルースショルダーに悩まされ、ここ2年間は計3勝に終わった。
昨年末から2度、鳥取市内のスポーツジムで肩関節を強化。医学的なレクチャーも受けた。
「いつまでも(肩を)不安がっていられない」と、気持ちも切り替え、例年より早い初登板となった。
順調な滑り出しだが、本当の戦いはこれから。肩に負担のかかるカーブをまだ投げていないからである。
北別府コーチは「カーブ(を投げるの)は、本人の判断に任せる」とし、
横山は「次のクールから投げます」。97年当時のビデオを宿舎に持ちこみ、フォームチェックも忘れない。
現時点では5人の先発投手のうち、佐々岡、黒田、高橋、長谷川は当確。
残り1人を横山、鶴田、河内、スタニファーらが争う。
山本監督は「競争は激しい。仕上げてきた者が勝ちだ」と言いながらも、
横山の復活を心待ちにしている。

山本浩二監督(55)が、「捕球の音が悪い」と
4巡目・石原慶幸捕手(22)=東北福祉大=に初のカミナリを落とした。
正捕手候補に期待を込めた愛のムチだ。
小気味いい音が響くブルペンに、緊張が走った。「オイ、音が悪いぞ!」。野太い声の主は、山本監督。
“落雷地点”は、小山田の球を受けていた石原。にこやかに見守っていた指揮官が一瞬、鬼と化した。
「ミットの音がなあ。ブスブスと。投手がガクッとくるやろ。だんだん良くなっているけど」
捕球音が不満だった。ミットのしんで捕ると「バシッ」といい音が出るが、外れると音が鈍い。
投球のリズムを手助けするためには、音も大事な要素。
しかしキャンプ6日目でもまだ、“ジャストミート”に四苦八苦している。
遠投100メートルの即戦力で、ことし35歳になる西山の後を継ぐ正捕手候補。
期待が大きいからこその喝入れだ。
「いい音が出せないですね。早く投手の球筋を覚えないといけない」
猛アピールを誓ったキャンプで大目玉。石原は神妙な面持ちで反省した。
受けた投手の球筋をノートに書き込み、やがてはしんで捕球ができる見込み。
次こそ、「パシッ」といい音を響かせる。

キムタクフォーム改造へ特打ち
木村拓也が昼食時間に特打ちを行った。両打ちだが、左打席だけで約20分間、
特に内角への直球やスライダーを意識しながら打ち込んだ。
一昨年は136試合で165安打を放った。しかし、昨年は137試合で145安打で、三振が80から129に増えた。
木村拓也は「左打席での失敗が響いた。スタンスを狭く、ひざを楽にして球をよく見極める。
去年とまったく違うことを意識してやっている」と、打撃フォーム改造に意欲をのぞかせた。

主砲・金本が予定していた沖縄での打ち込みを中止した。
第1クールで急性胃腸炎のため体調を崩していた主砲は、フリー打撃で47スイングしてサク越えゼロ。
「上と下がバラバラだ。全然ダメ。バットが振れていない。もう沖縄では打ち込みはしない」と予定変更を決めた。
本塁打量産の新打法習得を目指すが、ちょっぴり心配だ。
7

 スーパーサブの筆頭格である浅井の心に変化が生まれている。
打撃練習でスタンドに快打を連発するわけではない。
守備練習でも物静かに黙々とこなす姿は例年と同じ。変わったのは秘めた内面にある。
「なんでオレは控えなんだ」。過激な言葉で自らを鼓舞し、レギュラー取りをあきらめない。
代打の切り札として過ごしてきたここ数年、オフになるといつも思った。
「今年も代打で終わった。レギュラーとして1年を乗り切る苦しさと充実感を味わいたい。
代打だけの成績ではもう満足できない」。
現実の厳しさは分かっている。首脳陣もファンも望む緒方と前田の復活次第でポジションはない。
一塁の優先順位もロペス→新井。一方で、チームの勝利と優勝を狙うシーズンに、
代打の必要性は十分理解し、首脳陣からの信頼には喜びもある。
しかし、安泰する気はなくなった。「欲を追求しなくなれば、このまま終わってしまう」という危機感もあった。
打撃練習で毎日の課題を着実にこなす。地味な取り組みも12年間で培った経験だ。
「(パフォーマンス的な)アピールはいらない。僕のアピールは結果だけ。
1年間出られれば、成績を残す自信はある」。31歳。代打専門から常時出場へ。
毎年のテーマだが、今季の浅井は一味違う。

山本監督が打撃フォームを崩している主砲・金本にアドバイスを送った。
ロングティー打撃をする金本に歩み寄り一言。
「下半身を安定させて打つように言われた。あんな打ち方もあるんだなと思った」と、
山本監督の言葉に納得した様子だった。

ロペスが、今キャンプ初のフリー打撃で好調ぶりをアピール。
下痢の後遺症にあえぐ主砲・金本を尻目に、2年連続となる
「打率3割、30本塁打、100打点」の突破を宣言した。
厚さを増した胸板が、強く鋭いライナーを生み出した。
合流3日目の初打ちは、96スイングでサク越え3発、ヒット性の当たり29本。
夫人の出産のため来日は遅れたが、筋力トレに励んだおかげで筋肉は2・5キロ分もアップしたという。
「状態は去年よりはるかにいい。まだ胸の筋肉が硬いけど、ほぐれてくれば飛距離ももっと出る」
と自信の笑みが自然と浮かぶ。
昨シーズンも打率3割8厘、32本塁打、100打点を挙げるなど、
来日6年目にしてまだまだ進化を続けるロペス。「今年はすべての面で去年を上回りたい。
もっと高いレベルへ届きたい」とどん欲な舶来砲が、
下痢の後遺症で調子を落としている金本に代わって、
11年ぶりのV奪回を目指す赤ヘル打線を強力に引っ張っていく。

新たな抗争がボッ発だ! 56発宣言しているルイス・ロペス内野手(37)が
沖縄キャンプ初のフリー打撃を行い、「どうして新井がライバル!?」と挑発。
一塁を争う新井貴浩内野手(25)も「56発も打てるわけない」と応酬した。
一塁の定位置を巡って、火花パチパチだ。
火花が散るほどの激突だ。ロペスと、成長著しい新井が争う一塁争い。
初のフリー打撃を行ったロペスが、声を荒げた。
「きょうは悪くなかったね。一塁のライバルは新井?
俺は100打点を挙げて、30発打ったんだ。どうしてアイツが競争相手になるんだ?」
相当な自信だ。5年間で3割を4回、100打点を3回。
去る5日には『3割5分、56発、160打点』の新目標を掲げた。
初打ちでも96スイングで安打性29本、サク越え3本と、上々の滑り出し。
実績のない新井がライバルなんて…と言わんばかりだ。
しかし、新井も必死。入団から7、16、18と本塁打数が増加。
今季は三塁と一塁でレギュラーを狙っている。実績で上回る敵にも、堂々と宣戦布告だ。
「56発も打てるわけないじゃないですか。オープン戦でちょっと打って、デカいこと言うのと同じ。
僕は試合に出たい。結果を出していくだけ」
希望は三塁だが、野村の活躍次第では、一塁の競争に参戦する。
山本監督は「ロペスは打つ方ばかり。新井も力が付いている」と、“一塁戦争”を大歓迎した。
56発宣言の助っ人か、将来有望な若手の大砲か…。生き残るのは、どっち?

D8位・筒井のフォーム矯正に北別府投手コーチが厳しい目
ドラフト8位・筒井が、フォーム矯正の危機だ。
フリー打撃に登板、40球で安打性は3本。
ボール9球と制球力を見せたが、北別府投手コーチに厳しい評価を下された。
「腕が上から出るから、制球はいい。でも球速が出てないなら、(矯正)指導も考えている」
球速は130キロ台。前評判の150キロをキャンプ中に出せないと、近々メスが入る!?

ドラフト8巡目のルーキー右腕・筒井がフリー打撃に初登板した。
100キロもある体重と同様に重いストレートが持ち味だが、
同じ新人で4巡目指名の石原にヒット性の当たりを連発される場面も。
「球の切れ、回転にまだ納得できません」と不満顔の即戦力候補に、
山本監督は「体重オーバーやないか」とチクリ。
自己採点は厳しいが、ネット裏の見方は違う。
阪神・山本スコアラーは「実戦タイプ。テークバックが小さいから球の出所が見づらい。
ブルペンでの評価を変えないと」と要注意マークを付けた。
11日には紅白戦での登板が決定。
「変化球もどんどん仕上げる」と初実戦へ気持ちを切り替えていた。

ピッチの上がらぬ2人の新外国人投手に、北別府投手コーチがイエローカードを出した。
第2クールが終了したが、右腕スタニファー、左腕ベルトランともにブルペンでは40球程度。
ベルトランは球速120 キロ にも届かぬ有り様で、
北別府コーチは「もうちょっと何とかならんのか」と我慢の限界。
山本監督も「適性の見極め? そこまでいかんよ。ボールが来てくれんもん」と呆れ顔。
9日からの第3クールの内容次第では、日本流の調整ペースを強制させることになった。

昨オフに広島からテスト入団したロッテ・山崎健が復活へフォーム改造に取り組んだ。
右の横手投げの山崎健の理想とするフォームは斎藤雅(巨人投手コーチ)。
その斎藤雅と広島時代の自分のフォームを並べた特製VTRで研究しており、
この日も入念にフォームを確認した。「徐々に似てきてると思いますが、まだまだですね」。
打者のタイミングを外すためサークルチェンジも習得中で
「今年駄目だったら終わりという気持ち」と必死だった。

8 沖縄キャンプ、休日

広島の新球場は、天然芝の複合型オープン施設
広島市の新しいシンボルを目指す東広島駅貨物ヤード跡地(南区)の活用策について、
市は八日の市議会都市経済活性化特別委員会に、
広島東洋カープが経営参画する複合型オープン球場案を「実現性に優れる」とする報告書を提出した。
市民の意見を受け、オープン球場案に屋根を設置した際の建設・管理費の検討結果も初めて公表した。
市によると、オープン球場は天然芝のフィールドで、収容人員三万二千人。
広島市が土地を貸し付け、民間企業が建設、経営する事業構造にする。
球場と一体化する商業施設と合わせた事業費は三百四十億円。
初年度収入二十七億二千万円、利益三億円を見込む。
特別委で市はカープ球団の意向について、
「ドーム球場や、開閉式屋根架け球場では、経営リスクが高く事業主体になることは考えていない」と説明。
一方で、屋根架けを求める声が根強いことも報告した。
これを受け、オープン球場に簡易な新しいタイプの開閉式屋根を設置する折衷案も公表。
建設関連の民間四社からの提案を受けた結果、
追加事業費が六十〜八十億円で、毎年の管理費は二億円に上る。
整備する場合は(1)補助金支出(2)屋根だけ公共施設として建設―の二つの考えを示したが、
多額の経費がかるため、市民合意も含め重要課題と位置づけた。
広島市民球場(中区)の建て替えは、「三万人球場にするには隣接地の取得が必要で厳しい」と判断。
跡地利用策としてセントラルパーク構想など四案を示した。
市は、複合型オープン球場を活用策の最有力案にする方針を固めているが、
最終決定まではドーム球場、本格的な開閉式屋根架け球場、にぎわい施設―
の三案について民間の提案を募集。市民の合意を図るという。
最終結論を出す時期について、高村義晴都市計画局長は
「実現可能性、次代の広島に重要な施設という視点で、速やかな決定に全力を尽くす」と説明。
特別委の酒入忠昭委員長は「特別委は骨太の方向性は出すが、決定の場ではない。
市は事業化に向け、早急に努力してほしい」と述べた。

 2度目の休日。それでも、若手9選手が休み返上でバットを振った。
練習に付き合った松原コーチがぽつり。「森笠、首がすわってないねぇ」
打つ瞬間に首が投手方向に突っ込むくせを指摘し、修正を求めた。
途端に、森笠は快打を連発。「フォーム改造でもなんでもない。
でも、赤ちゃんの首がすわるのには生後3カ月ぐらいかかるからね。そう簡単にはいかないよ」と松原コーチ。
赤ちゃんに例えられた?森笠は真剣そのもの。
「意識していなかったけど、球を芯(しん)でとらえる確率がアップした感じ」と、手応えを口にした。

成長著しい新井が、休日返上練習を免除される可能性が出てきた。
休日のこの日、室内練習場で行なわれた打撃練習中に松原コーチが
「もう(休日練習に)出てこなくてもいいくらい。それくらい成長している。
恐いのは油断だけですから」と“卒業”を示唆した。
新井は「結果を出してから」と、今キャンプは無休を続ける。

15年ぶりに拡大された新ストライクゾーンの対策を広島が棚上げした。
15〜20センチ上がった高めを「必要以上に意識する必要はない」(山本監督)。
具体的な対応策を中止し、「投球は低め」「打撃は打てるポイントの確率アップ」と
基本の習熟を優先することにした。
キャンプ初日に新ゾーンの目安としてブルペンに張られたゴムひもが、第2クール終了前に撤去された。
攻撃陣も高めを想定したティー打撃が禁止に。目に見える新ストライクゾーン対策は、グラウンドから消えた。
「内角高めは効果的だが、長打の可能性が大きい高めより、
長打の少ない低めの制球力を磨く方が大事」と北別府コーチ。
各投手とも高さの目安は確認したが、高めでストライクを取りにいくような投球をしていない。
制球力が売りの佐々岡は「(新ゾーンは)ほとんど無視」と話している。
打者は、自分のスイングをしっかり作るのが先決となった。
新ゾーンに目を奪われて戸惑い、本来の打撃が狂う危険を嫌った形。
松原チーフコーチは「投球は高めばかりではない。
これまで通り、早いカウントから甘い球を一振りでとらえる確率を上げる練習をする」と継続性の重視を強調した。
バント練習は高めを捨てた。「低めの球をきっちり転がすのが基本。
意識すれば構えてから上下動が激しくなり、バントを決めるのが難しくなる。高めは見送らせる」と山崎コーチ。
9日からの第3クール以降も、新ゾーンへの順応対策を凍結して、チーム全体で基本の徹底を図る。

沖縄キャンプ最終日の11日に行われる最初の紅白戦で、
4年目の矢野と8年目の山内が先発を務める。
首脳陣の構想でオープン戦開幕投手を務める矢野の先発は予想通りだったが、
95年の新人王・山内の先発は1、2軍の当落線上にあることを物語るもの。
若さでアピールを狙う矢野に対して山内は「置かれた立場は分かっている。やるしかない」と
あくまで結果にこだわる構えだ。

鶴田泰投手が、キャンプの秘密兵器を明かした。
腹筋などを鍛える通信販売商品「アブトロニック」で、昨年故障したわき腹を強化。
2ケタ勝利で、目指すは初のCM出演だ。
ランディ・ジョンソンに対抗するのは、オレや!
ベテランの鶴田が、アッと驚く構想を秘めていた。
6日に70球を投げるなど、調整は順調。その活躍は、ある秘密兵器に支えられていた。
「いつでも鍛えられていいですね。わき腹は突発的なものだから、やっているだけで違うはず。安いもんですよ」
こっそり持ち込んだのは、TVの通信販売で知られる「アブトロニック」。
通電ジェルを塗り、ベルトを締めると電気がピリピリ…。
筋肉が収縮し、10分間でなんと腹筋を600回行ったのと同じ効果があるそう。
昨年4月に痛めた左わき腹の強化を考えていた鶴田は、すぐに反応。
低周波治療器なら約300万円のところを、9800円の格安で済ませた。
キャンプでは連日、練習後に約1時間使用している。
プロ10年目の右腕は、実は通販マニア。
自宅には『金魚運動機』や、細いバーを振って上半身強化する『ボディブレード』が並んでいる。
あちらは世界no.1左腕のランディ・ジョンソンが、ブンブン振って出演。
ならばこちらも「これで勝ちました」とCM出演を目指すというワケだ。
「目立たないように、こっそりやりたいね」
背番号を17から21に変更。最多7勝からの生まれ変わりを図っている。
故障せすにローテを守れば、2ケタ勝利も可能。そのあかつきには、ベルトを締めて初のCM出演。
普段は寡黙なベテランだけに、シブーい演技を、ぜひ見てみたい。

ウエスタン教育リーグの日程表
9 日南キャンプ若手、休日

プロ11年目の町田の調整ピッチが上がってきた。
昼食時間には志願の特打ち。
130スイングで、さく越え10本を含め3分の1が安打性の当たりだった。
「代打だと思ってやっていないからね。FAは、シーズンが終わってからのこと。
1年ずつ契約をしてもらっているのだから、今はシーズンのことしか考えてない。
足元を見つめて結果を残したい。技術的にはまだまだ。
ペースは昨年と同じ」と煙に巻いたが、順調なようだ。
あと一軍登録10日でFA権を獲得するが、『行使か否か』の答えは凍結。
代打本塁打15本(球団記録)、代打満塁本塁打4本(日本タイ記録)の持ち主。
年俸4500万円だけに、成績を残せば、金本とともに騒がしいオフになりそうだ。
昨年は代打の切り札として活躍。
「もっと試合に出ないと」と高い目標を設定してキャンプインしている。

広島の弱点だった抑えにエリック・シュールストロム投手が“内定”した。
『魚・肉断ち』の猛ダイエットで、8キロの減量に成功。肉体改造で、外国人3投手の競争を大幅リードだ。
無駄なゼイ肉とオサラバして、存在感が増した。新助っ人2人を従えて、ブルペンで35球。
力感あるシュールストロムの投球に、北別府投手コーチが感嘆の声を上げた。
「去年と違ってキレがある。かなり絞っているね。
抑えはシュールと小山田になるだろう。経験ではシュールだね」
150キロ右腕の小山田とともに、早くも“ストッパー内定”。
一軍を争うスタニファー、ベルトランに大差をつけた。
日本ハムで9勝4敗15S、昨年も7試合連続など11Sをマーク。
実績がある上に、今年は気合が違う。
昨シーズン終了後に、「絞ってくる」と宣言。米国で、過酷なダイエットに挑戦した。
食べてもいいのはフルーツと野菜、プロテインだけ。
肉や魚は厳禁で、ビールやパンに加え、普段なら10個は平らげるアイスクリームも、スパッと止めた。
その一方で筋力トレを、毎日実行。昨秋の111キロから、103キロまで減らした。
体にキレが出て、球威も戻ってきたのだ。
「まだまだ体を絞るよ。今の体重なら、40セーブもオッケーだよ!」
なかなかペースを上げない新外国人2人と違い、心意気はよし。
スキンヘッドの“ツルツル魔神”として、チームの失点も減らせるか。

新外国人の名前をなかなか覚えられない山本監督 
「ホラ、あの右投げのヤツ。ステファニーだったっけ? あしたになったら、また忘れとるやろうな」
(正しくはスタニファー。ステファニーは、ディアスの子供の名前だっちゅうの!))

ストッパー候補1番手小山田に光が見えた。
「今季の命運を握る」と公言する決め球のフォークを初投げし、
「手ごたえがあった。制球も良かった」と自画自賛。
約2カ月半ぶりに投じた5球に、首脳陣の期待もグンと増した。
直球の感触を確かめながら球数が60球を超えた時、「フォーク行きます」。
途端に山本監督が捕手の後ろに回り、北別府コーチが背後へ。
コース、高低を意識した球はすっぽ抜けることなく、構えたミットに収まった。
「今までは試合に出られれば良かった。でも、今季は抑えだけに絞っている。
ボールの落ち具合はともかく、直球と同じ腕の振りで投げられて、制球もあった」。
命運を握る球種を、うれしそうに振り返った。
「試合を締めくくる妙味を覚えた」という昨季。抑えの魅力を知り、決め球不足の辛酸も味わった。
昨年11月から始め、開幕までの5カ月間でフォークを修得する計画。
それだけに、初投げで後退するわけにもいかない。
山本監督は「落ちる球がある、ないでは大違い。シュールストロムと競わせる」と、期待感を見せた。
入団後3年間を「何もかもが中途半端だった」という小山田は外見からもアピールする。
「ひげを伸ばしたのも、抑えとしての威圧感と知性を醸し出すため」。
ストッパーのカギとなる決め球の完全マスターへ、小山田が力強く踏み出した。

第2クールでプロ入り初めて沖縄キャンプ中にフリー登板を果たした横山が、
この日は封印していたカーブを初めて投げた。
一昨年の開幕直前、カーブを投げた時に肩が抜けるルーズショルダーになった経緯があるだけに
「投げる前は怖かったけど、思ったよりスムーズに投げられた。
でも、いい時に比べたらまだまだ。これからです」とじっくり段階を踏む予定。
「いい時は打たれなかった。ストレートでファウル、カーブで見逃し。
2球で追い込めたんです」と横山の持ち味の強気も戻ってきた。

キムタクは、外野ではなく、セカンド1本で練習中

読売、阪神、横浜、中日のスコアラー陣が広島のブルペンに集結した。
佐々岡、黒田、高橋らが投球練習を行う姿に山本監督は「ブルペンに行くのが今は楽しみ」と満足げ。
巨人・樋沢編成部次長は渡辺スコアラーと2人態勢でチェックし
「若さが目立つ。いい高校生を集めて育ててきている広島の良さが出ていた。
十分に優勝を狙える戦力だと思う」と警戒感を強めていた。
10 誕生日:黒田博樹

阪神が広島に“友情トレード”の申し入れ?
阪神・竹田球団常務と黒田球団本部付部長らが、広島のキャンプ地・沖縄を訪問、
星野監督の親友である山本監督に異例のあいさつをした。
過去に中日時代の星野監督と山本監督との間では、数件の友情トレードが成立しており、
今回わざわざキャンプ地を訪ねたのは、その準備とも取れる。 
トレードの申し入れについて竹田球団常務は「まったくない」と否定。
しかし2人の監督の友情の深さは、想像を越えるものがある。
フロントとしても、山本監督に筋を通しておきたかった。
異例の阪神球団トップ2の来訪に山本監督は「初めてだろう。
何やかんや話したけど、あいさつを兼ねて施設を見て回っとったな。
いい方向にしようというのもあるわな」と歓迎した。肝心の友情トレードについては
「分からんよ。あるかもしれんしな」と笑顔でごまかした。
カープや選手にとってメリットの無い無駄なトレードは、してほしくない!

ディアスあわやリタイア第2号!? 
練習開始直後のアップで、ディアスが突然、腰を押さえながら、練習から外れた。
沖縄キャンプのリタイア第2号かと報道陣が集まったが
「マッサージを受けたら、また楽になった」と投内連係から練習に合流。
ノック、フリー打撃と通常メニューをこなした。
体重88 キロ からの5 キロ 減量を目指し、猛練習を続けてきた疲れが出た形。
山本監督も「何も心配してない。きのう特守を受けて、張ってただけ。
本当に痛かったら、あんなもんじゃない」と一笑に付した。

新外国人投手、スタニファーベルトランの調整ぶりが波紋を広げている。
キャンプインからマイペースな練習を続け、仕上がりの遅れも際立つ。
首脳陣のムチ入れ効果≠烽「まひとつで、「困った。評価のしようがない」と頭を抱え始めた。
若手投手で活気のあるブルペンに、2人とも立たなかった。
その後もコーチ陣を横目に、2人は笑顔を交えながらランニング。早々に宿舎に引き上げた。
スタニファーは「きょう投げると3連投になる。あした投げても1日40、50球。それがオレのやり方」とケロリ。
ベルトランも「今のペースでも、開幕には十分間合うよ」と意に介していない。
しびれを切らした北別府コーチは、「もっとピッチを上げろ」と注意した。
「OKと言ってはいたが…。まあ、彼らの習慣だろうが、郷に入りては郷に従えだろう」と半ばあきれ顔だった。
スタニファーは先発か抑え、ベルトランは中継ぎでの起用が構想にある。
首脳陣は力量を早く知りたいが、現在の調整では実力を測りかねているのが現状。
日米の調整ペースの違いが、困惑につながった格好だ。
山本監督は「2人にとって順調な調整でも、わしから見れば明らかな出遅れ。
シュールストロムは1歩じゃない、5歩もリードしとる」と、危機意識を求める。
好調な投手陣の仕上がりに水を差しかねないスロー調整ぶり。
実力のほどは23日の紅白戦まで持ち越されそうな雲行きだ。

日南では広島入団を目指して3人のドミニカアカデミーの投手がピッチを上げている
日南キャンプは、多くの若手選手の両親が見に来ていて、
「授業参観」状態で、盛り上がっているようです!

明日の紅白戦について、
矢野「できればストレート主体で。次は無いものと思って頑張る。」
11 紅白戦(先発は、矢野修平山内泰幸
筒井正也苫米地鉄人広池浩司佐竹健太酒井大輔小山田保裕も、登板予定)

今年最初の紅白戦速報
沖縄市野球場で紅白戦をし、沖縄キャンプを打ち上げた。
山本監督は「故障者もなく、チーム全体がレベルアップしている」と総括。
打撃の松原、投手の北別府、守備走塁の山崎の各コーチも順調な仕上がりに平均「94点」を付け、
手応えを強調した。チームは12日、沖縄から空路、鹿児島経由で日南入りした。
「ペナントの大きな目標に向かって日南で頑張ろう」―。
11日の沖縄キャンプの打ち上げで、山本監督は選手を前にあらためて優勝への激を飛ばした。
暖かい沖縄で順調な調整を続けた選手たちは、真剣な表情で指揮官の言葉に聞き入った。
日南キャンプに向けて決意も新たに、一本締めを任されたのは新井。
「沖縄のみなさん、ありがとうございした」と、
紅白戦を観戦した約1000人のファンとともに、一本締めの音頭を取った。
▽紅白戦
0 0 0 1 0 0 0 1
0 0 0 0 0 2 0 2
(紅)山内、佐竹、苫米地、筒井(愛知学院大)、酒井―倉、石原
(白)矢野、広池、筒井、渡辺(同大)、小山田―木村一
矢野修平、6打者2奪三振
山内泰幸、2回完全
山内が紅白で6人斬り
復活を期す山内が紅白戦で2回を投げ、打者6人をピシャリと抑えた。
浅井、金本を内野ゴロに打ち取るなど完ぺきな内容。
今季から広くなった高めのストライクゾーンでカウントをかせぎ、
低めで勝負する新しい投球パターンを披露し「新ストライクゾーンは効果的に使いたい。先発を狙います」。
山本監督は「高めを使おうとしていたな」と工夫ぶりを評価していた。
spacer
沖縄キャンプ最終日に行われた紅白戦で、石原筒井の新人コンビがアピールした。
五回に登板した筒井が三者凡退に打ち取ると、石原は1安打を放ち、松本の盗塁も阻止。
元幕下力士の父・芳夫さん譲りの100キロの巨体から速球を繰り出す筒井は
「最低限のことはできた」と安どの表情を浮かべ、
石原は「もっと自分のいいところを出していきたい」。
山本監督も「これからも実戦で試していく」と期待を寄せていた。

4巡目ルーキー石原慶幸捕手(22)が、紅白戦で打っては1打数1安打、守っては二盗を刺す大活躍。
山本浩二監督(55)もベタ惚れで、オープン戦帯同が内定した。
即戦力捕手の実力を示す、豪快デモンストレーションとなった。
今年最多1000人の観衆が、思わず息を呑んだ。
七回二死一塁で、松本が二盗のスタート。
酒井の速球を受けた石原は、瞬時に持ちかえて放り投げた。
素早い送球で、松本は二塁手前でアウト。
今年初の紅白戦を、ルーキーが豪快な“レーザー送球”で締めた。
「雰囲気を持っているわ。捕ってからの早さとか、キャッチングの技術がある。
オープン戦で確かめていきたいね」
センス抜群のルーキーに、山本監督はベタ惚れ。
正捕手候補として英才教育を施すため、オープン戦帯同を決心した。
ルーキー9人の中で、一軍当確の第1号だ。
D4巡目入団の即戦力捕手は、五回の守備から出場。しかし、町田、木村拓が楽々と盗塁。
リードでも乱調の酒井を引っ張れず、2点を失った。それでも最後に、さすがのレーザー送球。
遠投100メートル、捕球から送球が二塁到達するまでが、ヤクルト・古田並みの『1・8秒台』。
評判の強肩はホンモノだった。打っては六回に中前打。しっかり結果を残すところは、勝負強い。
「守る方で、もっとアピールしないと。開幕一軍に残りたいけど、精いっぱいやるだけです」
石原も、11日間の1次キャンプに手応えアリ。
卒業試験のため12日に仙台へ戻り、15日に宮崎・日南の第2次キャンプに合流する。
34歳の西山の後を継ぐ、次代の正捕手は誰か…。
球団が悩んでいた命題の、最右翼に躍り出そうだ。

山本監督が沖縄キャンプ打ち上げでカミナリを落とした。
初の紅白戦で六回無死一、三塁から酒井が盗塁を許す投球に
「状況判断しろ。あんな大きなモーションで投げたらイカン」とおきゅうをすえた。
「チーム全体がレベルアップしている」と喜んだ一次キャンプだが、
手綱を締めることも忘れなかった。

新ストライクゾーン対策OK―。新井が、高めの球の攻略に自信をのぞかせた。
沖縄キャンプ打ち上げのこの日、紅白戦では無安打だったが
「もっと実戦で慣れていけば、去年とそう変わらない」と超強気だ。
初の実戦、新井は六回の3打席目で“新ゾーン打法”を試した。
同大・渡辺の2球目はインハイの直球。「去年までなら完全にボール」という球をフルスイングした。
結果は捕邪飛に倒れたが、納得したような表情を見せた。 
定位置を奪い取るために、高め攻略は「絶対的条件」と考えている。
「こう言うと今日の投手に悪いけど、もっと一線級で高めを狙って投げられる人にも
対応できるようにしていきたい」と、自らにより上のレベルの課題を設定した。

佐々岡、100点満点の100球
4年連続開幕投手を狙う佐々岡がブルペンで区切りの100球を投げ沖縄キャンプを打ち上げた。
直球、カーブを低めに集め好調ぶりを確認。「今キャンプはすべて予定通りできた。
100点満点ということで100球投げたよ」と話した。
20日過ぎには1度、300球前後を投げ込むことも宣言していた。

愛甲(元ロッテ、中日)が、行方不明だそうです
12 沖縄キャンプを打ち上げた山本監督と選手が、2次キャンプ地の日南に移動した。
同地でのキャンプは40周年で、市内の体育館に市民550人が集まり、セレモニーが行われた。
チームに感謝状が渡され、あいさつした山本監督は「日南は第二の故郷です。
今年はチーム力がつき、優勝できる戦力だと思います」とV宣言。
広島・日南協力会会長の北川昌典市長は「今からいうのもなんですが、是非パレードをやりたい」
とキャンプ地での優勝パレードを要望した。 
13日からは、2軍スタートの野村、緒方、前田の主力勢も合流する。
宿舎で3人と顔を合わせた山本監督は「みんな元気そうやった。明るい表情をしとる」
と3人の動きを見るのを楽しみにしていた。

浩二インタビュー

一軍メンバーが、日南に移動。
一、二軍の入れ替えが行われ、二軍スタートしていた前田野村緒方の『御三家』が一軍合流した。
「今は70%の状態と聞いている。アップは別でも、守備とか打撃に入ったりするやろ」
山本監督は、元気な3人との再会にニッコリ。
現時点で3人を含めた主力に故障はなく、シート打撃や紅白戦が充実するのは確実だ。
いよいよベテランが、ピッチを上げていく。

日南に移動し、一、二軍の入れ替えを発表した。
広池筒井苫米地松本がファーム降格
代わって野村、前田、緒方の3野手が一軍昇格する。

沖縄から日南への移動日にもかかわらず、新井が若手とともに体を動かした。
フォームをチェックしながら、軽い素振りにティー打撃を行い
「これからは実戦に備えバッティングのウエートを上げていく」と語った。
13日には三塁の定位置を争う野村と初顔合わせ。
「目標とする選手が近くになるので、気分的にも違うし、
沖縄の時よりずっと気合が入る」と意欲を見せていた。

阪神の安芸キャンプを視察した巨人前監督の長嶋茂雄氏が、
星野仙一監督と「今年は広島要注意」で意見が合致した。
これは、激励に訪れた高知県の橋本大二郎知事が暴露したもので、
星野監督が「まず広島をたたく」と闘志をあらわにすれば、
長嶋前監督も「今年の広島は要注意」と同調したという。
伝統の一戦でしのぎを削ってきた巨人と阪神が、広島つぶしへ“共闘”する可能性が出てきた。
『今年の浩二は余裕がある』
阪神キャンプを激励に訪れた橋本高知県知事に長嶋、星野の豪華けんらんスリーショット。
一見和やかな雰囲気に見えたその陰で、実は驚くべき会話が交わされていた。
「ええ、お2人とも広島が要注意だとおっしゃってました」と、密談の中身を明かしてくれたのは橋本知事。
まず先制パンチを放ったのは、山本監督とは旧知の間柄の星野監督だったという。
「今年の浩二を見てると、あいつは余裕を持ってる。
今年はまず広島をたたきたい。何とかあいつをたたいてやる!」
舌ぽう鋭く言い放った星野節に、長嶋前監督も即座に同意。
「確かに今年の広島は強い。長年の積み重ねで選手が熟して、チームとしていい時期にきている。
広島はいいところにきますよ」と、星野監督に徹底マークを促したという。
ひらめきでもなければ“カンピューター”が作動したわけでもない。
長嶋氏からすれば、広島マークは2年越しで展開している持論だ。
山本監督の広島復帰が決まったばかりの2000年12月には「赤ヘル打線」の復活を予言。
「コーちゃんが戻って選手の気持ちも一新され、広島はひとつになるはず。
あの強力な赤ヘルが戻ってくるはずです」と警報を発令していた。
長嶋前監督の鬼気迫るリアクションに「だからオレの言った通りだろう」。
満足そうに胸を張って、星野監督はまくし立てた。
「カープというのは若手が実戦で育ってきたチーム。達川監督の時代から我慢して若手を使ってきたからな。
そして山本監督だ。(1軍の)実戦で育てるのが一番力がつく。ファームよりもそっちの方が断然いいんだ」
両者とも「広島警戒」はマジモード。広島包囲へ、GT連合を結成しかねない勢いだ。
13 1軍に合流した前田野村緒方に、浩二監督がノック!
広島の二次キャンプが日南・天福球場でスタートした。
故障などで沖縄キャンプに参加せずファームで調整を続けていた
野村、緒方、前田の主力3人衆が一軍に合流。ノックやフリー打撃でこれまでの調整ぶりを披露した。

練習が始まった午前10時の気温は7・6度。肌寒い天候のため、アップは別組となったものの、
守備や打撃などのメニューは金本ら沖縄組と一緒に消化。
山本監督も「合格点を出してやるか」と喜んでいた。
野村は屋内練習場で非公開のサインプレーにも参加。ノックでは、三塁で無難な捕球と送球を見せた。
フリー打撃はミートを心掛け、50スイング中さく越えが3本。
11日に足の張りを訴えるなど「調整はまだまだ」。それでも、
「今年はゆっくり仕上げたいと思っているが、みんなと一緒だとさすがにテンションが上がったよ。
これからが本当のスタート。数字の目標は無い。優勝の2文字だけ。機は熟した。みんなで優勝したい!」
昨年10月に右足首を手術した緒方は、守備練習で慎重な足運びが目を引いた。
寒さからか意識的に動きをセーブし、右足首痛の再発防止に懸命だった。
3人の中では最多のさく越え9本を放ったが、「まだメニューを全部こなせていない。どうこう言えない」
と厳しい表情を変えなかった。
最も動きが良かったのは前田。裏方から冷やかしの言葉に軽口で返すなど終始、明るい表情。
ノックでは素早い反応を見せ、きっちりと本塁に返球した。
フリー打撃でも左右に打ち分け、8本のさく越えを放った。
練習後は約2時間、筋力トレーニングやストレッチなどで入念に体を手入れした。
報道陣には両手を合わせて頭を下げながら、無言を貫いた。
三者三様の1軍合流。しかし、チームの雰囲気はさらに引き締まり、
「やっぱり3人には存在感がある」と金本。
役者がそろい、若手の調整ピッチも自然と上がるなど、活気が出てきた。
自らノックバットを握り、緒方と前田に白球を追わせた山本監督。
全然違和感ないやろ。予想していたより動きは良かった。
3人とも思った以上の出来で、この時期にしては十分。暖かくなれば、もっと動けるだろう。
実戦復帰はオープン戦終盤ぐらいになるだろう。しようがない。合格点を出してやろう
と話し、予想以上の出来にうなずき、目を細めて、満足そうに引き揚げた。
日南キャンプは27日まで行なわれる。

金本エンジンがかかってきた
沖縄では風邪をこじらせて打ち込み不足だったが、日南キャンプ初日のこの日、いきなり1時間半の特打。
「毎年この時期に1クール2回ずつやる。これで例年のペースと同じになった」
珍しく松原チーフコーチから、バットの出方についてアドバイスを受けるなど意欲的だ。

ポルノグラフィティのオールナイトニッポンスーパー(ネットで聞けます)
RCCのアナウンサーは、「夢は農業の矢野修平」がイチオシ!
番組で矢野のニックネーム、キャッチコピーを募集!
20年以上も変わっていない、RCCのカープの試合中継テーマ曲を
ポルノグラフィティがつくるそうです!

Connie's CARP Page】さんの、『RED STORM PROJECT〜赤い嵐作戦〜』に
賛同させていただいております!!!みんなで、市民球場の開幕戦を真っ赤に染め上げましょう!!!
(2002年、第1弾、3月30日!!!)
14 山本浩二監督が、1・2軍の全選手を集めて、宣言
「優勝を意識してやろうじゃないか!」
日南キャンプ40周年の植樹

山本監督が初めてファームの練習を視察。
ブルペンに足を運び、ドラフト1巡目の大竹と、ドミニカから来た練習生ラミーレスの投球に注目した。
「いい投げ方をしている。コントロールが良さそう」と大竹の素質に目を細めた。
突然の“御前投球”となった大竹は「監督が来ると聞いていなかったので意識した。
ボールが指にかかっていたんでよかった」と満足。

ドミニカ共和国カープアカデミーから来日した練習生3人が一躍、注目を集めている。
他球団のスコアラーらも視察のため2軍の練習場に足を運び始めたほか、
山本監督も出向いて投球チェック。快速球と制球力から「隠し玉」になってきた。
13日は巨人、この日は横浜と阪神の偵察隊が1軍の天福球場ではなく、2軍の東光寺球場に姿を現した。
マテオ、バレラ、ラミーレスの3投手のうち、スコアラー間ではラミーレスの株がうなぎ昇り。
ペースの上がらない1軍のスタニファー、ベルトランの両新外国人選手を
他球団が見切る形で、「うわさ」の右腕に見入った。
山本監督はブルペンの真後ろに陣取った。
ラミーレスは伸びのある145キロ台の直球、キレのあるスライダーなど40球を投じた。
1週間前に左足を痛めた影響を感じさせない好投。
「監督の前で緊張した」と、思わぬ注目に驚いた様子だった。
横浜の宮里編成担当は「球持ちがいいし、仕上がり具合に関係なく使えそう」と分析した。
阪神飯田スコアラーは「150キロ近く出るよ。しかも、
コントロールも悪くない」と要注意マークをつけた。
読売の“007”も警戒。三井スコアラーは、投球練習を凝視。
「佐々岡、高橋と比べても球自体は一番いい。チェコみたいになったら嫌だよね」と指摘した。
昨年秋のキャンプに練習生として参加。
春季キャンプに合わせて再来日し、他の2人と選手登録入りを争っている。
山本監督は「登録枠は1つ余っているが、もう少し様子を見たい。まだ誰にするかは言えん」
と言葉を濁したものの、確かな感触に笑顔がこぼれていた。

主砲の金本が、K・1ファイターの中迫の激励に日本一達成を約束した。
この日、広島ファンの中迫が日南キャンプを訪れ、球界でも格闘技通として知られる金本と意気投合。
中迫からパンチの打ち方を教わった金本は「右のストレートを打つときも体重移動が大事。
その意味ではバッティングと似ていると思う」と話し、
発奮したようにメニュー終了後も2日連続の居残り特打に汗を流した。

豊蔵一セ・リーグ会長が13、14日と2日間にわたって広島のキャンプを視察した。
日南でのキャンプは今年で40周年。「地元の協力と相まって、いい関係が続いている。
将来の各チームのキャンプのあり方の手本になる」と絶賛。
また「決して広い球場ではないが、狭い中で濃密でムダのない練習をしている。
けが人さえ出なければ、相当やれるのでは」と、昨年4位に終わったチームの躍進も“予想”した。
15 開幕戦ほか広島市民球場の全試合分、JCB会員限定、公式戦チケット先行販売、開始。
正午から。【2月26日(火)17:00まで】
→とりあえず、開幕戦、内野1塁側のチケット2枚、キープしました!友人と東京から乗り込みます!


2年連続で「リーグ失策王」の屈辱を味わった東出岡上に、元広島コーチの広岡達郎氏が直接指導した。
守備の心構えから捕球、送球までの流れを1時間近くも実演。
基本動作の反復を課していた山本監督や山崎コーチも見入り、堅守の遊撃手作りのヒントを探った。
1970年から2年間、広島コーチを務めた広岡氏は70歳。
現役時代は読売で三塁・長嶋、遊撃・広岡として一時代を築いた。
広島OB、球界の先輩として東出の守備には度々、苦言を呈してきたが、
日南まで足を運んでコーチ役を買って出た。
早速、守備の構えの悪さを指摘した。「最初の動作ができてないから打球とおっかけっこになっている」と、
備えの大切さを強調。東出は真剣に聞き入り、うなずくシーンが何度もあった。
昨季27失策の内訳は捕球ミス13、悪送球13、落球1。課題のスローイングもアドバイスを送った。
捕球後に素早く取って投げるスナップスローを教えたが、
「無理」と判断すると、また下からボールを投げさせた。遊び心からヒントを与えるアイデアも満載だった。
広岡氏は「肩も足もセンスがある。練習で優しいゴロを取り続け、
体で覚えていけば、間違いなくうまくなる」と、継続性を訴えた。
指導を受けた東出は、「技術を感覚として体で覚えることだと思った。
まだまだやることがいっぱいです」と恐縮。
山崎コーチは「早速取り入れたい」と、広岡道場からヒントを得た様子だった。
山本監督は「球界の大先輩に教えていただくのはいいこと」と感謝した。
東出は「達人の動きでした。言われたことを意識して、何とか自分のものにしたい。
いい勉強になりました、とくにスナップスローの送球などはずっと練習で続けていきたい。
夢に出るまで意識すれば自分のものになるはず。」と話した。

今キャンプ初のシート打撃があり、1番野村、3番前田、6番緒方で、そろい踏みした。
結果は前田が三遊間(筒井)と中前(広池)に2打数2安打、
緒方がライト線に1打数1安打、野村は2打数無安打。
3人と対戦した新人の筒井も重い速球を思い切り良く投げ込み、
即戦力の呼び声もある実力の片りんをのぞかせた。
「前田はさすがだよ。あの速いボールをきっちりとらえるんだからな。見事なもんだよ。
ボールの捕らえ方が全然違うよ」と一流のテクニックを絶賛した山本監督。
このシート打撃では、3番前田、4番金本、5番ロペス、6番緒方という理想のオーダーが出そろった。
もちろん、古傷は万全ではない。キャンプ中の紅白戦にも出場しない。
前田は安打の後も首を傾げた。緒方は「まだ走れない。今は忍耐」と打ち明ける。
だが、「試合に出るために、最低限の準備をしていかないと」と開幕をにらんだ。
昨季の公式戦で一度も見られなかった豪華ラインナップの実現に、
山本監督は「気持ち良く見られた。やはり3人が並ぶと違う」と笑顔で話した。
筒井は、金本から三振を奪うなどの力投で、逆転1軍切符をつかんだ。
山本監督は「143キロぐらい出てたぞ。ブルペンより実戦向きだ」とオープン戦に帯同させ、
再チャンスを与えることを明言した。
玉山は、ディアスに左中間を深々と突破された。

スタニファー
ベルトランが、ブルペンに入り、徐々にペースを上げ始めた。
16 日南キャンプ一軍、休日
日南キャンプ若手、休日

主力組が日南に合流して初の休日。
キャンプ日程も折り返しを過ぎ、「3勤1休」のリズムも選手の体になじんできた。
「4勤1休」が基本で、かつては練習休みが週に1度のこともあった中、異例ともいえる練習日程変更。
ここまで目立った故障者もなく、一番の狙いである「故障防止」の効果が出ている。
この日、ナインの多くは温泉に行くなどリフレッシュに努めた。
福永トレーナー部長は「故障を生みやすくなる疲労を回復させるには、休養が絶対に必要」と強調する。
練習密度が濃くなった分、ケアも細心だ。
練習後の夜、プールで体をほぐすなど、疲労回復の工夫がなされている。
選手への、休日の有効利用の意識付けも進む。泳いだり、温泉と水ぶろに交互に入ったり。
選手たちは、独自の方法で体力の回復を図っている。
石橋トレーニングコーチは「休日も軽く動いて疲れを取る習慣をつけてもらいたい。
休みの過ごし方は自主性に任せているが、温泉やプールに連れて行ってほしい、
と申し出てくる選手が増えた」と姿勢の変化を喜ぶ。
若手の野手の多くは休日も約1時間、打撃練習する。技術の向上だけでなく、「体をほぐす」のも目的。
「休みが増え、きっちり気分転換ができるのがいい」(廣瀬)「より練習に集中できるようになった」(新井)。
選手が歓迎する「3勤1休」は、精神的ゆとりという副産物をチームにもたらしている。

東出が日南キャンプ初の休日のこの日、花粉症対策のためサングラスを装着して天福球場に現われた。
花粉の侵入を防ぐためレンズが肌にフィットするように作られたスグレモノだ。
外野席の周りは一面杉林の同球場。新兵器導入で、更なる飛躍を目指す。
「守備も打撃も集中力を保ってやらないと…。まばたきしているとボールが見えない」
と東出は“新兵器”の導入に踏み切った理由を説明した。
2年連続失策王となった守備など課題の多い東出にとってキャンプは何より大事にしたい修練の場。
サングラスで杉花粉を跳ね返せば、練習の密度も自然と濃くなるはずだ。

卒業試験のため宮崎・日南の1軍キャンプを離れていたルーキー石原が4日ぶりに再合流した。
「卒業は大丈夫です。単位を取る自信はあります。それより練習の方が気になります。
4日も離れていて一緒にやっていなかったことが不安でした」と休日返上で練習。
225球のティー打撃で汗を流し「バッティングはまだまだなので、
いっぱい振って自分のものにしたい」と気合十分だった。

休日練習について、松原コーチ
「私の趣味です。楽しくて、楽しくて!」

昨年9勝を挙げた長谷川が17日、紅白戦で新球シュートを披露する。
「全部の球種を投げます。打者を相手に投げないと、シュートがどれぐらい使えるか分からないですからね」。
紅白戦は、味方の打者が相手で、死球となる恐れもある。
しかし、初の2ケタ勝利を狙うため、味方相手でもお構いなしだ。

ウエスタン・リーグ、公式戦の日程表!!!
(8月に、宮崎県営と都城で、試合があります!)

球団公式HPリニューアル!
新ユニフォームなどが発売されています!
(しゃもじは、無いようです。)
17 紅白戦(苫米地長谷川が登板予定)

あいにくの雨で、室内練習場を中心に軽めの練習メニューとなった。
紅白戦を広島の放送局が中継する予定だったが、中止。
それに代わる“サービス”として、午後1時の中継開始と同時に、室内練習場での特打が始まった。
野村緒方金本前田。主力4選手の打撃練習が放映された。
ブルペンに主力投手がずらりと並んで投球練習した。
調整の順調な佐々岡高橋黒田長谷川と、抑え候補の小山田が一斉に投げ込み、
雨の中つめかけたファンを喜ばせた。山本監督は「(ファンに)アピールせにゃいかんからな。
紅白戦は、あさって(19日)5イニングの予定を7イニングにして行う」と話した。
粋な演出を成功させた山本監督は「テレビにもアピールせんとな」。
ベテラン佐々岡も「こんなの初めて。(自宅で)子供も見てくれたかな」と笑顔を振りまいた。
9選手中、紅白戦に出場予定だったのは、長谷川と金本だけ。
練習中継の方がはるかに「豪華キャスト」だった。
長谷川昌幸「去年の成績をフロックにしたくない。自分自身、やっと上を目指せる感じ。
去年までは、悪い所を直すのが精一杯だったが、、今年は悪い所もあるけど、
良い所をもっと伸ばしたい。まだ自分でもつかみきれていない理想像、そこに近付いていきたい。」
ローテーションの柱の1人として期待される長谷川が、順調なキャンプを過ごしている。
やや抑え気味の黒田、高橋らをしり目に「先発陣の中では今、球が一番鋭い」
と北別府コーチが絶賛する仕上がりである。
この日、先発する予定だった紅白戦を雨で流した。
そのうっぷんを晴らすかのようにブルペンで直球にカーブ、新球のシュートも交え、力を込めて105球を投げ込んだ。
ゆったりとしたフォーム、落ち着いたプレートさばき…。しぐさの端々に余裕が漂う。
それでも、投球練習後は「休み明けで体が軽すぎ、バランスが悪かった」と反省を忘れない。
現状に満足しない姿勢は、目指す場所の高さを示している。
昨季、あと1つ届かなかった2けた勝利。
それ以上に20試合に先発しながら2つしかなかった完投数が口惜しかった。
「交代させられないよう、首脳陣の信頼感を高めたい。
そのためには、試合でもブルペンでも結果を出し続けるしかない」。
キャンプイン後、たばこをきっぱりとやめた。
成長著しい右腕に対し、「下半身の使い方を覚え、リリースのタイミングをつかんだ」と北別府コーチ。
「今年は15勝ぐらいを狙ってもらわないと。長谷川はもう計算できる投手。
15勝してくれんと困るし、その力はある。」と大きな期待を寄せる。
「15勝に近い成績を残したい。でも、例え20勝できたとしても満足しない。
満足したら、そこで成長が止まってしまう」と長谷川。
この言葉がもうビッグマウスに聞こえないほど、その姿には存在感がある。

新人筒井、不敵な笑み
24日のオープン戦帯同が決まっている新人の筒井。「初戦にいくぞと言われている。
他チームのプロの打者と対戦できるのが楽しみ」と不敵な笑みをもらした。
100キロを超す巨漢。首脳陣からは減量指令が出ているが、
「無理なダイエットで筋力が落ちるのがこわい。練習しながら自然と減量したい」と指令もどこ吹く風。
キャンプイン後、まだ1・5キロしか減っていない。
「オープン戦では直球で押しまくりたい」。巨体を利した、豪快な投球を披露するつもりだ

金本の“弱点”露見
キャンプの応援に訪れていた新婚の裕美夫人(29)と生後5カ月の長女、智萌美ちゃんが帰宅したが、
愛娘との別れを寂しがる金本は「飛行機の最終便の時間ギリギリまで、顔を見せてちょうだい」と哀願。
赤ヘルの主砲も子供には勝てないようで、
裕美夫人に「出発する時は泣くんでしょうね」と冷やかされていた。

日南キャンプに“新兵器”が登場。「ロングトスマシン」という名称で、
約10メートルの距離から打撃練習用に時速45キロ以下の“遅球”を射出する機械。
試し打ちした金本は「タメて下半身で打つ練習になる」と歓迎。
この日はあくまで試打だったが、山本監督は「いい練習や」と絶賛しており、導入は確実。
定価18万円で指揮官が常々訴える「タメ」を会得できるなら安い買い物だ。

新井選手のバットプレゼント
スポーツ報知はキャンプ期間中、選手、監督が愛用しているサイン入りグッズを日替わりで1人にプレゼント中。
17日は将来の4番候補として売り出し中の新井貴浩内野手から、バットの贈り物です。
プロ3年目の昨年、打率2割8分4厘、18本塁打と大きく飛躍した25歳。
連日の居残り特打、夜間練習で振り込まれたバットには、
三塁のレギュラー取りを虎視たんたんと狙う若き大砲の汗がしみ込んでいます。
希望者ははがきに掲載日と選手名、〒住所、氏名、年齢、職業を明記し、
〒108―8485 報知新聞社「野球グッズプレゼント」係まで。締め切りは2月25日必着。
18 関東でのカープ開幕戦となる4月2日(火)vs.ヤクルト(神宮、18:20)の、JCBチケット先行発売日

ホームランガールの応募締め切り

 菊地原毅セットアッパーについて
「やっとみつけた自分のポジション。10年目の今年も投げまくる。
キャンプのテーマは、シュートに磨きをかけること。」

昨季、大ブレークしたディアスのピッチが上がってきた。
ここまではゆったりしたペースで仕上げていたが、この日はキャンプ初の特打に取り組むなど、
ようやく開幕を見据えた調整モードに入った。
ランチ特打で約40分間、スタンスやグリップの位置などを確認しながら打ち込んだ。
鋭い打球に、見守った松原コーチは「しっかりした技術が身についている。
もう少し体を絞って切れが出てくれば、心配ない。昨年より打つんじゃないかな」と見た。
昨季は3割4厘、32本塁打、85打点を残した。堂々たる成績で、
年俸が22万5000ドル増の52万5000ドル(約6900万円)に。
母国ベネズエラに持つ牧場の牛も100頭増やし、300頭になった。
「仕事は野球がメーンの今は世話をするにはこの頭数で限界」と言うが、
「引退後は600から800頭にしたい」ともくろんでいる。
キャンプインの段階で「88キロ」と話していた体重が、実は92キロあったことがこの日判明。
それでも「ここまで4キロ落とした。ベストまであと3キロ」と意に介さない。
昨季の実績が練習ぶりや言動に自信をもたせるようで、
「開幕には完調に持っていけるよ」と余裕の表情を見せた。
これまでのがむしゃらさが謙虚さに変わったのも余裕の表れ。
「去年ほどの爆発はできないかも。俺は七番打者でいい。ヒット狙いで3割を目指す」。
その慎重な口ぶりが逆に、再ブレークを予感させる。
 
「運玉投げ」お見事
山本監督と選手会長の佐々岡が、チームを代表して鵜戸神宮へ必勝祈願参拝を行った。
恒例の「運玉投げ」では、眼下約30メートルにある洗面器大の水ために
佐々岡が初球を見事にストライク投球。山本監督はワンバウンドで入れてセーフ。
「去年も入らんかったし、選手時代からも初めてだよ」と縁起の良さにニッコリ。

石原打撃フォームの改造開始
ドラフト4巡目の新人捕手、石原が松原チーフ兼打撃コーチの指示で、打撃フォーム改造に取り組み始めた。
「根本的に変えなければ駄目だと言われた。頭の中がぐるぐるしています」。
全体練習終了後には、打撃マシンを相手に1時間以上打ち込んだ。
付きっきりで指導した松原コーチは「まだまだ高校生レベル。
今までのものをいったん壊して、まず一つ、下半身を使うことだけ。
とにかくバットを振らせる」と、鍛え直しを宣言した。

黒田博樹自己最多343球の投げ込み
初の開幕投手を狙う黒田が約1時間45分で、自己最多の343球の投げ込みを行った。
昨年の340球の時と違って今年は変化球はわずか5球だけ。
「去年もこうやって結果が出たので、続けようと思った。投げるための筋力はできた。
直球だけでこれだけ投げられたのはすごい自信になった。この時期に投げられて良かった。
ひとつ課題をクリアできた。」と笑顔。
後半の170球を打席で見続けた山本監督はこの気迫の投球に、シビれた。
途中からは打席に立ち、ゲキを飛ばし続けた。開幕投手は佐々岡との一騎打ち。
「佐々岡は中6日が必要だが、黒田は中5日でもいける。
黒田を軸にしてローテーションを回していくことができる
300球過ぎてもいい球が来ていた」と手放しで褒めた。

山本監督の心は、黒田の開幕投手指名に傾いた。
キャンプ当初はスロー調整で、首脳陣をヤキモキさせた。
だが、2年連続リーグ最多完投男は、343球ピッチングで無尽蔵のスタミナを顕示。
「完投が取り柄なんで、もっと伸ばしていきたい。開幕投手候補?
それに見合うピッチャーになります」。343球の強烈なデモで、初の栄誉に向けて前進した。
19 誕生日:松本 隆(ブルペン捕手)

 キャンプ2度目の紅白戦があり、11年目の町田が光った。
この一戦で唯一の本塁打を左翼席に見舞った。11年目のベテランからすれば、たかが紅白戦の一発。
準レギュラーの立場からすれば、されどの一発。いずれにしても、その存在感を示す一撃となった。
それでも町田は、最後までグラウンドに残っていた。ウエートトレーニング場を出てきたのは午後5時過ぎ。
日は傾きかけていた。「レギュラー獲りへのライバルは、自分自身と右肩の故障」。
今季、復活が予想される緒方や前田らに対するより、自分との戦いが優先と考えているのだ。
昨年5月の試合中、飛球を処理しようとした際に外野フェンスから落下。右肩を強打した。
「目いっぱい投げるのはまだ怖い」。練習後は、今もアイシングを続ける。
地道な努力にも、「そんなにやってない。普通のこと」とさらり。
本塁打についても、「バットの先っぽに引っ掛かっただけ。結果オーライ」と納得はしていない。
真剣な態度に、見守る首脳陣の評価も高まる。
松原コーチは「頑張ってるね。レギュラーになろうという気持ちが見える」と目を細めた。
定位置争いに対しても、「みんなに取り残されないように付いていくだけ」と慎重な言葉に終始した。
「人生徐々にやっていくのが一番。すべては一歩から始まるんです」。
去り際に残したこの哲学的なせりふが、現在の心境を言い表していた。

日南、初の紅白戦

0 0 0 2 0 1 0 3
0 1 1 0 0 3 5 10
(紅)長谷川、小林、佐竹、小山田―木村一、石原
(白)矢野、酒井、筒井、シュールストロム―瀬戸、倉
▽本塁打 町田(紅) ▽三塁打 福地、東出(白)
▽二塁打 瀬戸、倉(白)、岡上、松本(紅)
矢野修平白組先発、3回10打者1被安打0失点の好投、
24日(都城、対ロッテ)のオープン戦開幕投手の最終テストに合格した。
紅白戦は通算2試合で5回無失点。成長株No.1の若手が2002年の先陣を切る。
「結果は0点だけど、まだまだ未熟です。オープン戦では成長したところを見せたい」。
山本監督はローテーション候補と期待しており秘密兵器となりそうだ。
荒木大輔さんのコメント、「広島日南キャンプで楽しみな投手を見つけた。
若い矢野が、角度のあるボールを投げ込んでいた。1 メートル 84という長身に加え、
しっかりと上から腕を振り下ろすことができる。この日の紅白戦では疲れからか、
スピード(最速138 キロ )が物足りなかったが、あれだけの角度をつけて投げられるのは
大きな武器。フォームの上下のタイミングが合うようになれば、もっと球威も出るはずだ。
本格派として、1軍で活躍できそうな能力を感じるし、
今年から先発ローテーションに入る可能性もある。」
酒井大輔2回9打者4被安打2自責点、町田にホームランを浴びるなど炎上
筒井正也1回5打者1被安打1自責点
エリック・シュールストロム1回4打者1被安打0自責点
長谷川昌幸紅組先発、3回15打者3被安打1自責点
エラーがらみで2失点(MAX143キロ)、新球シュートに手応え
紅白戦でロペスへの初球に新球を披露。自らはツーシームと申告したが、
ネット裏の阪神・渡辺長助スコアラーは新球シュートと分析。
昨シーズン、5勝をマークしたトラキラーが、阪神007にいきなり脅威を与えた。
トラキラーの1球を見逃さなかった。ネット裏の阪神の渡辺スコアラーが驚きの声を上げた。
「あれはシュートやろ。去年から練習しているとは聞いていたが…。右打者は打ちづらいよ」
長谷川が新球を披露したのは三回一死三塁。ロペスに対する初球だ。
全投球の43球中のたった1球。胸元をつく投球にロペスはバットを出したが、ボテボテの遊ゴロ。
「あれはシュートじゃないです。昨年から使っているツーシームですよ。
スコアラーがシュートだって?後ろから見てそうなら打者はもっと見えにくい」と長谷川。
プロ入り6年目の昨季、9勝をマーク。とくに阪神戦で5勝を稼いだ。
鯉投随一のトラキラーは新球を否定したが…。
「長谷川については、まだこの時期ではいいか悪いか判断しにくい。
オープン戦も何試合か見て三宅チーフスコラーに報告するよ」と、
警戒感をあらわにする渡辺スコアラー。内角を突く“謎のボール”が早くもお得意さんを震え上がらせた。
長谷川は、「だいぶ良いですよ」と感触は悪くない。
「去年良かったツーシームと、新しいシュートを投げ分けて行きたい」と、手応えを感じ取っていた。
小林幹英2回7打者0被安打0自責点
佐竹健太1回7打者4被安打3自責点
小山田保裕1回9打者5被安打5自責点
岡上和典1安打、全打席出塁、1盗塁
松本奉文3打数2安打
(紅)
(4)8 キムタク 4 0 0
(6) 岡上 1 1 0
(3) 浅井 3 1 1
(7) 金本 2 0 0
4 兵動 1 1 1
(9) マッチー 3 1 1
(8)7 森笠 2 0 0
(D) 西山 1 0 0
D2 石原 2 0 0
(2)D 木村一 3 1 0
(5) 松本 3 2 0
(白)
(7)4 福地 5 1 1
(6) 東出 5 1 2
(4) エディ 2 0 0
(3) ロペス 2 0 0
9 末永 3 1 0
(5) 新井 3 2 0
(8) 廣瀬 3 1 0
(2)D7 瀬戸 4 3 3
(D)2 3 2 0
(9)3 4 1 2

山本浩二監督がカミナリを落とした。紅白戦で、若手投手が次々と撃沈。
変化球に頼りっぱなしの投球を、山本監督が「ハツラツさがない」と一喝した。
ガッカリしたのは、抑え候補と期待する小山田の乱調だ。1回で5安打5失点。
新球のフォーク、シンカーの試投には成功したが、
最大の武器であるはずの直球がことごとく痛打された。
「小山田は変化球を使いすぎる。この時期は真っすぐ主体に投げていかないと。
ピッチャー全体に言えることだが、もう少しハツラツさが欲しい」。
リードする捕手にも非難の目を向け「キャッチャーも結果を欲しがりすぎてる」と指摘。
紅白戦終了直後にナインを招集し、厳しい言葉を投げかけた。
道原バッテリーコーチにも配球改善を指示した。
抑え就任を目指す小山田は「真っすぐがもっと走らないと、シュート、フォークが生きてこない。
次はしっかりと打たさないようにします」と硬い表情だった。

4年目の新井が白組の5番サードで出場し、3打数2安打1打点と結果を出した。
悲願のスタメン定着へ向けて順調な足取りだ。
三回に紅白戦2戦目で初安打となる適時打。長谷川のシュートを鋭いスイングで左前に弾き返した。
六回にも佐竹の直球を再び左前へ運んだ。
本塁打へのこだわりを抑えて「甘い球を確実に仕留める」のが、昨秋からのテーマ。
テレビドラマの「必殺仕事人」よろしく「一撃必殺」を目標に、
下半身主導のシャープなスイングが成果になって表れた。
2打数ノーヒットのロペスに1歩リード。

山本監督が瀬戸びっくり
瀬戸が紅白戦でいいところを見せた。先発マスクをかぶって岡上、森笠の二塁盗塁を阻止。
打っても二塁打1本を含む3安打3打点。
「瀬戸はどうなっとるんだ?」と、山本監督をうならせる活躍だった。
プロ12年目。倉、木村一ら若手捕手に追われる立場のベテランは「打たないより、打った方がいい。
アピールの場は少ないから、しっかりやらないと」と気持ちを引き締めた。
3人の娘を持つチーム一の“子だくさん”には、生活をかけたアピール。
「オレも負けてはいられない。必死だよ。」と子供たちからの「頑張れコール」を励みにしている。

長嶋茂雄終身名誉監督が、実は、広島・日南キャンプに最大の関心を寄せている。
時の人、阪神・星野仙一監督とも意見が一致した、広島急浮上論があるからだ。
長嶋本人は、2002年ペナントレースの台風の目は、山本広島と予想している。
「ちょうど今が旬のチームになっている」と、高く評価している。

国木が、高橋建投球にクギ付け
ドラフト6巡目の国木剛太投手が、プロのピッチングにクギ付けになった。
昨夏に骨折した左手首の治療のため、投球練習ができず、
2軍本隊から離れて、1軍球場のトレーニング室でウエート。
その隣にあるブルペンで同じ左腕の高橋が投球練習を始めると、食い入るように観察した。
「やっぱり一流の投手の球は違いますね」。
4月ごろまで投球はお預けだが、その間はしっかりと勉強に充てていた。
20 社会人との交流試合
vs.JR東日本(日南)
松本奉文、猛打賞
マテオとバレラは、炎上
苫米地鉄人玉山健太、いまひとつの内容だった。
苫米地は、力が入り、上体が突っ込み、ボールを押さえ込むようなリリースになっていた。
腕をしっかり振るには、余分な力を抜くことが大事(三村敏之・談)

広島は3月1日から今季の広島市民球場で主催する、公式戦全58 試合の入場券を発売する。
午前10時から同球場3塁側の前売り券売り場や広島市中区のカルピオで発売するほか、
JR西日本みどりの窓口や中国新聞の各販売所などでも販売。
発売日に限り、読売戦の指定席は1試合100枚の制限がある。
料金は内野指定のA席が3200円、B席は2500円。外野指定は2000円。
自由席は大人が内野2000円、外野1500円。小中学生は内野が800円。外野は700円。
また、3月3日(対西武)と、新ユニホームのお披露目となる16 日(対ダイエー)のオープン戦入場券を、
25日午前10時から、同球場1塁側2番ゲートで販売する。

捕手陣の争いがし烈さを増している。開幕1軍切符は3枚で、現在の候補は5人。
西山、瀬戸のベテランを追い上げる若手3人も成長著しく、全体のレベルが底上げされてきた。
長く正捕手の座を守ってきた西山は今年、35歳になる。
昨季は120試合に出場したものの、先発マスクは82試合にとどまった。
道原コーチは「今季も中心は西山になるが、若手のサポートは不可欠だし、
彼らにとってはチャンスでもある」と強調する。
激戦を象徴したのは19日の紅白戦。瀬戸が3安打3打点、盗塁刺殺2と気を吐けば、
負けじと倉が2安打1打点、木村一も1安打1盗塁と結果を残した。
「瀬戸さんが打つから、自分も打ってやろうという気持ちにはなった」と
木村一も「自分が正捕手を奪うぐらいの気持ちでいきたい」と、口をそろえる。
新人の石原もマスクをかぶり、存在感をアピールした。
挑戦を受けて立つ西山は「『あいつらには負けんよ』とか言わせたいんでしょうが、言わない。
まあ、試合に出られる状態にまで持っていくだけです」と、ベテランらしい口調でかわした。
「若手がかなり伸びてきて、西山を抑え捕手にするなど、さまざまな起用法も考えられる」と道原コーチ。
捕手陣の激しい争いが、優勝を狙うチームの勢いにつながりそうだ。

金本がペースを上げてきた。昼食時間に打撃特訓。
全体練習終了後にも、室内練習場で打ち込むなど、この日だけで約700スイング。
今キャンプで最も多くバットを振り込んだ。キャンプ直前に風邪をひいて体調を崩し、調整が遅れ気味だった。
「基本は忘れがちだから。きょうはバッティングデーだ。
キャンプももう少しで終わるし、打てるときに打っておかないと。残りの日も打てるだけ打つよ。
腰の入り方とか、バットの出し方とか、基本的なことを体にしみ込ませる」と気合を込めた。

佐々岡真司が、フリー打撃に初登板。
新井、東出を相手にストレート主体で49球。
ヒット性は7本。上出来の内容だった。

ベルトランは先発失格…いつまでたってもMAXは130キロ
先発候補の新外国人・ベルトラン投手が、日南キャンプでフリー打撃に登板。
得意のスクリューボールを交え89球を投げたがMAXは130キロ止まり。
この低速に北別府投手コーチは「いつになったら速くなるのか…。中継ぎにしか使えんよ」と、ご立腹だった。
いくらムチを入れても効果無し。北別府投手コーチの堪忍袋の緒が切れた。
「先発として期待していたのに…。全然、スピードが出ない。これじゃあ中継ぎにしか使えんよ」
怒りの矛先は左腕先発候補のベルトランだ。この日、フリー打撃に登板。
緒方、前田。そして金本と主力3選手に89球。ストライクが入らない。打席の金本がバットを振れないほど。
「あのスピードならぺイさん(北別府投手コーチ)くらいのコントロールがなきゃ」と苦笑いだ。
得意のスクリューボールにはヤクルトの井上スコアラーは「同じフォームで緩急をつけられるし、
球種でも緩急がある。あの球は打ちづらいよ。実戦向きだね」と警戒していた。
だが、肝心要めのストレートは低速も低速。MAX130キロでは話にならない。完全に“先発失格”だ。
ベルトラン本人は「ボクはスロースターだ。いつもシーズンに入ってから調子を上げていくタイプ。
100%に仕上がれば140キロは出るよ」と、いたってのんびりムードだ。
投手陣を預かる北別府投手コーチはそうはいかない。高橋建に次ぐ
左腕先発2番手に予定していたベルトランの低速投球、スタミナ不足におかんむり。
「50球投げた当たりでバテとったからな。いくら早く仕上げてくれっと言ってもこれではなあ」
23日の紅白戦に登板するベルトラン。わずか2日の休養で“自己申告の140キロ”が出せるのか?

スタニファーもスピード不足
ストッパー候補の新外国人・スタニファーがフリー打撃に登板。
倉、野村ら3人に70球を投げたがMAXは130キロ前半とベルトラン同様、スピード不足。
スライダー、シンカーなど多彩に小さく変化するクセ球を披露したスタニファーは
「きょうはグッドだよ。ストレートももっと速くなるからね。
ストッパー?とにかくチームが勝てばいい」と、余裕たっぷりだったが…。
150 キロ の豪腕という触れ込みの片りんは見られず、北別府投手コーチは「今のところは中継ぎ。
抑えというほどのスピードがない」。抑え候補という期待はしぼむばかりで、
オープン戦では中継ぎでテストすることを決めた。先発左腕、ストッパーが最大の補強ポイントだったが、
2人の低調ぶりに、戦力構想の修正を余儀なくされてきた。

ポルノグラフィティのオールナイトニッポンスーパー(ネットで聞けます)!
吉田拓郎、「スタニファーって、名前が良いなあ!」
RCCのアナウンサーは、「秘密兵器、背番号108番の練習生、エミリオ・ラミーレス」がイチオシ!
番組でラミーレスのニックネーム、キャッチコピーを募集!
岡上和典のニックネームは「鬼神(きじん)」
『RED STORM PROJECT〜赤い嵐作戦〜』が紹介されました!
21 日南キャンプ一軍、休日

新ストライクゾーン武器になるのは?スコアラー部が分析!
今季から約15センチ〜20センチ高めに広がったストライクゾーン。
広島のスコアラー部は、この新ゾーンを生かせる可能性のある投手を
セ・リーグ6球団からピックアップした一覧表を作成した。題して「ブレークリスト」。
それによると、「広島投手陣、大ブレークの可能性あり」と出た。
作業はまず昨年、全投球数の高めのボールゾーンに外れたパーセンテージを弾き出した。
その割合が高く、球速があって縦の変化球を持っているため、
@勝利を伸ばしそうな投手A若手で勝ち始めそうな投手に分けて、まとめた。
名前が出てきたのは約60人。広島では13人が候補に挙がった。
リストの筆頭格の長谷川は昨季、2313球中、約20%の462球が高めに外れていた。
このうちのいくらかがストライクになり、またこのコースを意識して使えれば、
強力な武器にもなるというわけだ。
広島の@には長谷川のほか、黒田高橋建横山玉木佐々岡
Aには矢野酒井小山田河内河野広池苫米地が挙がっている。
他球団では、@は五十嵐(ヤ)上原、入来(巨)斎藤隆(横)川上、バンチ(中)
井川、福原(神)らのリーグを代表する投手が並ぶ一方、
Aには鎌田、本間(ヤ)酒井、内園(巨)矢野、神田(横)朝倉、小山(中)
藤田、伊達(神)らの有望株が名前を連ねた。
広島の長島スコアラー課長は「可能性のあることなので現場の要請があれば、
すぐに資料を示せるよう早めにチェックをした」と説明。
「うちの投手は速球派が多いので、有利になるのでは」とみている。

 河内貴哉50球の投球練習
キャンプ前半に体調を崩していたが河内の表情は明るい。
「オープン戦の中盤に1軍に上がりたい」

「月刊アスリート・マガジン」到着
開幕特別増刊号の発売日は3月30日です!

広島は今季主催する広島市民球場58試合の前売り入場券を、
3月2日から球団のホームページ(HP)やiモード、ファクスで予約を受け付ける。
また、同日から中国新聞の各販売所でも取り扱いを始める。
いずれも2日の受け付け分と受信分からで、事前の予約はできない。
球団のHPとiモードのアドレスはhttp://www.carp.co.jp/
ファクスは082(502)1189。

パソコンによっては、パソコンの「アドレス」の欄に、
「URL」ではなく、「カープ」と入力しても、球団公式HPが表示される!


横山、右肩違和感

ドミニカのカープアカデミーから練習生として参加中のラミーレス投手の入団が濃厚になった。
投球練習を視察済みの山本浩二監督は、「いい投手や。150キロは出る」とベタ惚れだ。
広島投手陣に強力な助っ人の出現だ。
ドミニカのカープ・アカデミーからキャンプに練習生として参加しているラミーレス。
昨年3月からアカデミーの臨時投手コーチを務めている古沢憲司氏も絶賛する逸材だ。
「ストレートは常時144キロぐらいは出るよ。それに切れのあるスライダーにシュート。コントロールもいいしね」
山本監督も沖縄から日南に移動してきた14日のブルペンでラミーレスの実力を確認済み。
「とにかくスピードがあるよ。150キロは出せるな」。
清川2軍投手コーチも「切れ、コントロールも十分ある。これからもっと上がっていく」と話していた。
新外国人投手のスタニファー、ベルトランは調整不足に加え、速球も130キロ前後とスピード不足。
そこで投手陣の強力助っ人として白羽の矢が立ったラミーレス。
この日は、天福球場のブルペンで20球の投球練習を行った。
「調子はいいです。きょうも144キロは出ていた。契約してもらえるのがボクの希望だし、頑張ります」。
ラミーレスは22日、社会人交流試合の対東京ガス戦に先発。その結果次第では正式契約を結ぶ日も近い。
22 社会人との交流試合(ラミーレスが先発。広池筒井も登板)
CARP8-2東京ガス(日南)

ドミニカ共和国のカープアカデミーからテスト参加しているエミリオ・ラミーレス投手が
社会人野球の東京ガスとの練習試合に先発し、MAX147キロとスライダーを交え
3回2安打、4三振、2失点だった。ラミーレスは「きょうはよかった。
支配下選手になれるかどうかは球団次第。一生懸命頑張るだけです」と、正式契約に必死の形相を見せていた。
近日中にも広島と正式契約を結び、早ければ3月初旬に1軍に合流することになった。
「きょうはちょっと力みすぎた。もっと速くなるよ」。野手出身だけにフィールディングも抜群で、
山本監督も「ほおー、147キロ出たんか。そこそこ状況に応じたものはやるな。
1軍合流はすべての手続きを終えてからになるな」と20歳の右腕に期待していた。

左のエース高橋建が3年連続でこの日、222球の投げ込みを行った。
背番号22、長女の誕生日が2月2日という理由で始めたゲン担ぎ。
2月22日とくれば、背番号22の「高橋デー」。この数字にちなみ、恒例となった222球の投げ込みを実施した。
入団から5年間で計15勝しかできなかったのに、一昨年からこれを始めた途端、
勝ち星が5勝、10勝と倍増した縁起物。「昨年よりいい感じ」とあれば、計算上、今年は20勝?
投げ込みには山本監督も打席に入り見守った。150球あたりから肩で息をし始めた高橋を、
「もう先が見えたやないか」「段々ようなっとる。あと200ぐらいいくか」と軽口でサポート。
この支援に乗って、222球すべてを速球で通した。気迫と球威は最後まで衰えなかった。
山本監督が「励ましてやろうと思ったが、必要なかったな。生きた球がきていた」と目を細めれば、
高橋も「監督の乗せてやろうという気持ちが伝わってきた」とエールを交換して、ともに好仕上がりを喜んだ。
ここまでの高橋は、昨季の実績を認められてのスローペース調整。
右足を痛めていたことと合わせて、やや遅れ気味だったが、
「故障は(マスコミの)皆さんが大きくとり上げたから、大げさになっただけ。
もともと大したことはない」。この日の内容でその言葉を証明した格好だ。
昨季の初の2けた勝利が弱気さを払しょくし、先発3本柱の一角としての自信がのぞく。
「これを目標に調整してきた。去年(の2月22日)よりもムラなく投げられた。
この投げ込みで打者と対戦できる段階はクリアした。
あとは実戦で打者との間など、感覚を磨いていきたい。
球数については自分がやる、と決めたことですからね。
ことしの目標は先発で2ケタ。欲を言えば15勝です」。
目標の15勝に向け、その視界は良好のようである。

長谷川昌幸、400球の投げ込みを目指していたが、
マメをつくり、投げ込み延期

金本が、”特打強奪”を決行した。予定されていた新井に代わってランチ特打に登場。
「試合に出ない者は打たんでええよ」とニヤリ。
「今まで室内での打撃練習が多かった。打球の伸びを確認したかったからね」と志願して打ち込んだ。
山本監督は「良うなってきたよ」と意欲的な主砲に目を細めた。

全メニュー終了後、新井貴浩が特守
山崎コーチがボールを投げてもらってからそれを打ってのノック
(実際の打撃を再現して、新井の反応力を養うため)

広島市議会、新球場について
大小ドーム球場や、オープン球場ほか、4案のしぼりこみは無し。

開幕2戦目のチケットも、2枚購入しました!
23 紅白戦(スタニファーベルトランが、登板予定?投げられるのか?)
黒田も登板予定)
2 0 1 0 5 8
1 0 0 0 0 1
(紅)黒田、山内―木村一、石原
(白)鶴田、ベルトラン、シュールストロム―瀬戸、倉
▽本塁打 石原(紅)
▽三塁打 西山(紅)福地(白)
キャンプ最後の紅白戦に、先発ローテーションを担う黒田と鶴田が先発した。
黒田は直球を主体に3回10打者2安打1自責点。
福地スリーベース、東出犠牲フライ)
「手投げでした。多少疲れもあるし、広島に帰ってからコンディションを整えます」と、
結果は気にしていない様子だった。打者への感覚を取り戻すのが
一番の目的であることを強調した。
「開幕投手については、いい目標として、やって行きたいです。」と、きっぱり。
山内2回6打者0被安打0自責点