2002年6月 カープ日程表のページに戻る カープのページに戻る
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=観戦予定
| 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | MVP(6月) | 投手 | 野手 | |
| 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 1軍 | 小山田、長谷川、高橋建、佐々岡、ラミーレス、幹英、玉木、広池、スタニファー | 金本、緒方、新井、浅井、キムタク、マッチー、木村一喜、野村、ロペス、エディ、兵動、岡上、福地、廣瀬、前田 | |
| ファーム | 横松、酒井、河野、佐竹、田中、大島、林、玉山、河内、山内、スタニファー、天野 | 栗原、松本、甲斐、末永、兵動、嶋、廣瀬、森笠、倉、田村彰啓、福地、朝山、石橋、岡上、鈴衛、山本翔 |
| 喜 | 怒 | 哀 | 楽 | 呆 | 困 | 驚 | 痛 |
| 日 | 曜日 | 相手 | 球場 | 得点 | 先発予想 | CARP | 相手投手 | 備考 | MVP | ファーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1 | 土 | G | 東京D 18:00 |
7-2 D (21) |
高橋建 |
○高橋建7.2/3回113球2失点 幹英 1/3回5球0失点 小山田1回8球0失点
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●上原 6.1/3回123球6失点 趙成ミン1/3回11球0失点 前田 1/3回3球0失点 アルモンテ1回17球1失点 河本 1回11球0失点
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決行日!!!広島、七回にイッキ4点逆転G倒!鬼門・東京ドームを突破だ 高橋建、チームトップの4勝目! お待たせの東京ドーム、今季初勝利だ。山本カープが6月を 白星発進した。読売に先手を許しながら2度追いつき、 七回の無死満塁から野村謙二郎の右ゴロで決勝点を挙げた。 先発の高橋建も八回途中まで2失点の力投でチームトップの 4勝目をマーク。攻守に粘りを発揮。 赤ヘルらしさが戻ってきた。6月反攻へ大きい野村の存在感! 山本監督が今年初めて東京ドームで笑った。同球場で 今季から始まった勝利監督のテレビインタビューに初めて 臨んだ。セ・リーグ6監督の中では最後の登場。 マイクとカメラを向けられた指揮官の顔は「初めてかねえ…」と 満面の笑みで崩れた。「粘りがあった。仕掛けは遅かったが、 みんなよくつないだ」2度も先手を取られて追いついた。 七回には9人攻撃が生まれた。七番・新井からの3連打で 無死満塁。先発復帰2試合目の野村が決勝点を叩き出した。 右前へ運ぶ当たりは、スタートの遅れた一塁走者・高橋建が 二塁封殺され、記録はライトゴロ。「点が入ったし、その後も つながったからいいよ」。逃した1安打への悔しさは みじんもない。初めて奪ったリードはその後に続いた3安打と 犠飛で一挙に4点と広がった。先頭打者で迎えた六回には 先発復帰後、初安打となる左翼フェンス直撃の二塁打で 2度目の同点を呼び込んでいた。「野村は戻ってきて 2試合目で地に足がついてきた。守備でも引き締めて くれている」と山本監督は存在感を再確認した。打線同様、 先発の高橋建も粘った。八回二死で降板するまで ソロ本塁打2本に抑えた。「何とか先発の仕事は できています」とチーム勝ち頭となる4勝目に胸を張った。 これで借金2から4度、踏みとどまった。5月2日を最後に 貯金がない代わりに借金も3以上には増やしていない。 我慢の5月は終わり、6月は白星で始まった。 「監督が言うように勝負は8月、夏場。それまでいい位置に いたい。あすも勝って気持ちよくW杯を見ましょう」 意気揚々と引き揚げたチームリーダー野村の姿が 6月反攻を予感させた。 粘りの投球、高橋建4勝目 ▽勝 高橋建9試合4勝4敗 ▽敗 上原10試合6勝3敗 ▽本塁打 松井13号(1)(高橋)阿部4号(1)(高橋) 新井10号(1)(アルモンテ) 広島は七回に読売の先発上原を攻略、単打を6本を 集中させて4点を奪い、突き放した。この回、新井、 木村一喜の安打と高橋建のバントヒットで無死満塁とし、 野村の右前ゴロで1点。一塁走者の高橋は二封されたが、 一、三塁の好機に木村拓が右前適時打。ディアスも 代わった趙成ミンから左犠飛を奪い、金本、緒方の連打で 加点した。八回には新井が10号ソロを放った。 先発高橋建は二回に松井に13号ソロ、五回にも阿部に 4号ソロを許したが、八回二死まで粘りの投球を見せた。 打線も四回にディアス、六回に金本が適時打を決め、 同点に追い付いた。高橋建は4勝目。 広島は今季東京ドーム初勝利。 「一生懸命」光るキムタク「ポジションが空けば取っている」。キムタクははっきりと言う。 レギュラーに対しても遠慮はない。試合に出たい一心から 常にがむしゃらだ。今は東出の欠場から目前にショートの ポジションがぶら下がっている。無失策の守備とともに、 その存在感が増してきた。この試合のラッキーボーイだった。 2度の同点ホームを踏むなど計3得点。目を見張る活躍では ないが、2番打者としてのつなぎ役は見事の一言に尽きる。 四回に安打と盗塁の後、ワンヒットでのホームインは、 上原攻略の糸口になった。12年目で投手以外のすべての ポジションをこなしている。本人も言うが決して器用ではない。 5年以上も前に初めてショートを練習させた 三村元監督によれば、高い運動能力を持つ選手という。 それも、どこでも守れる花マル級の万能型。そうでなければ、 東出の欠場をおつりが来るほど埋められない。これも努力と 反骨心だろう。昨年、広島市内に家を新築し、「借金を返して 家族を養うためにも頑張る」と屈託がない。その一室には、 畳と大鏡を備えた素振り部屋を作った。打って走って 守ってのすべてに一生懸命≠ネプレーには、日ごろの 姿勢がキラリと光る。 高橋建、「雪辱戦」で白星、チーム勝ち頭に高橋建が1週間越しのリベンジを果たした。 相手は先週と同じ読売、そして上原。「調子は よくなかったが、何とか先発の仕事は果たせたという 感じです」。先に点を与えながらも打たせて取る粘りの 投球で、逆転勝利を呼び込んだ。先週、広島での 対戦では一回、高橋由の3ランで先手を許した。この日も 二回、松井にバックスクリーンへ特大の先制ソロを 浴びたが、気持ちを素早く切り替えた。「仕方がない。 調子がいい時の真っすぐだったらショックだろうけど」と、 八回途中まで2失点。読売打線の狙い球を 巧みにかわし、23個のアウトのうち、15個を フライで仕留めた。前回打たれた高橋由を4打席 完ぺきに抑えた。上原に投げ勝ち、チームトップの 4勝目を挙げた。「4勝? やっとですよ。甘い球が 多かったけど、とにかく点を取られても必死で投げた」と 雪辱戦の白星に笑顔を浮かべた。惜しくも完投を逃し、 「次は最後まで投げたい。白星先行になれば いいですね」とチームの勝ち頭は力強く語った。 高橋建、読売打線をフライ料理で4勝目広島の左腕エース高橋建が読売打線を料理した。 8回途中までソロアーチ2本だけに抑え、チーム単独 トップの4勝目を挙げた。「調子はそんなに良くなかった」。 球速は140キロ台前半にとどまった。だが 「スピードガンは信用できないですよ。打ち上げてくれて 助かりましたね」。奪った23アウトのうち、飛球が 15個もあった。しかもファウルフライが7つという珍記録。 「見た目以上に伸びていた」(北別府投手コーチ)という 証拠だ。「もう年(33歳)だから(笑い)、健康に 気を使わないと」。今年からたばこをやめた。その効果から 食事が進み、体重が4キロ増えた。「これが夏場を乗り切る スタミナになればいいんだけどね」。夏バテした昨年は 6、7月に1勝もできなかった。今年は6月1日に 幸先よい4勝目。ようやく勝ち星が負け数に並んだ。 「やっとですよ。これから白星を先行させないとね」。 夏休み返上を誓っていた。 金本、19試合ぶりの猛打賞金本が4月30日の読売戦(東京ドーム)以来、 19試合ぶり3度目の猛打賞を記録した。特に 「集中できていたね」と六回一死一、二塁からの 右前同点打に笑顔。「今月は日程が空くから投手に有利。 その分、打つ方に責任が大きい。やらないといけない」。 昨季、打率・393と打ちまくった6月を迎えて 主砲が急上昇だ。 松原コーチに制裁金10万円 セ・リーグの豊蔵会長は、読売・広島戦(31日・ 東京ドーム)で誤審の審判への暴力行為で退場処分を 受けた松原誠チーフ兼打撃コーチに、厳重戒告と 制裁金10万円の処分を科した。 浩二「(今季、東京ドーム5試合目にして初勝利) 初めてかいねぇ。仕掛けは遅かったけどね。 バントミスなどあったが、みんなよくつないだよ。 (先発高橋建が先制点を許しながらも、八回途中まで 2失点と好投し) 前回(5月25日の読売戦)もそうだが、点を取られても しぶといね。崩れないようになってきた。(高橋)建の 粘りが七回のあれ(4点)を呼んだ。 (勝率5割まであと1勝に迫り) 一つずつですよ。」 |
キムタク @(1)、 輝君 @(1) |
T(由宇) 12:30 ○玉山5回22打者1自責点 佐竹1回4打者0自責点 玉木2回9打者1自責点 河野1回3打者0自責点
2年目玉山がプロ初 勝利挙げる! 今季7試合目の 登板となった2年目 右腕・玉山が1日、 ウエスタン・リーグ、 阪神戦(由宇)に 先発した。5回 4安打1失点で プロ入り初 勝利を飾った。 初回一死から 沖原に左越え ソロを浴びるが、 その後はMAX 138キロ直球と スライダーを 低めに集め、 阪神打線を 抑えた。5回を 投げ99球。 次回登板では 球数を減らす ことを課題に 挙げた。打線は 1点を追う三回、 失策で同点とし、 なお二死 一、三塁で 四番・栗原が 左中間に 2点適時二塁打を 放ち勝ち越しに 成功。五回にも 無死一、三塁から 兵動の左翼線 適時二塁打。 一死二、三塁から この日3打点目と なる栗原の 左犠飛で加点し、 試合を決めた。
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| 2 | 日 | G | 東京D 18:00 |
7-6 D (22) |
長谷川 |
長谷川6回116球4失点 ○幹英 2回29球2失点 S小山田1回11球0失点
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高橋尚6.1/3回98球3失点 條辺 2/3回8球1失点 ●岡島 1回25球3失点 趙成ミン1/3回6球0失点 河本 2/3回14球0失点
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決行日!!!「RSP」は、3月30日、6月1日に続いて、 これで、3連勝!!! 主催者の小西さん、やったね!!! マッチー、8年連続代打アーチ、日本新記録通算代打アーチ16本、セ・タイ記録。これぞ、職人芸。 聞き慣れた代打コールとともに七回一死から登場。 町田が、高橋尚の直球を仕留めた。左翼中段へ飛びこむ 1号は、プロ通算16本目の代打本塁打。リーグ歴代 トップに32歳で肩を並べた。 「1試合に1打席あるかどうかだから、大切に打った。試合に 貢献することだけ考えていたから、記録は関係ないよ。」 反撃の口火を切ったことが、うれしい。クールな男が、 珍しく両手を叩いて喜んだ。11年間の経験で 『試合で革命児たれ』との代打論にたどり着いていた。 FAイヤーの今季は開幕からプロ生活で最大の不振。 5月29日(対中日・仙台)に24打席目で初ヒット。 昨年入籍した由美夫人(37)にもようやく“開幕”を伝えた。 マッチーセ界タイ記録の通算代打16号広島が1発攻勢で勝率5割に復帰した。2点を追う7回表、 町田がセ・リーグタイ記録となる通算16本目の代打1号ソロで 反撃の口火を切る。同点に追いつき、8回表には読売の 中抑え岡島から、若き大砲新井が11号勝ち越し3ランを 豪快に左翼席中段に運んだ。鮮やかな逆転勝ちで 読売に連勝。まだ5位だが首位阪神まで5・5ゲーム差なら 十分にチャンスはある。異色の代打男が金字塔を打ち立てた。 5連勝中の巨人高橋尚にひと振りで襲いかかった。7回1死、 先発長谷川の代打で登場した町田が、反撃の号砲を鳴らす 1号ソロを左翼へたたきこんだ。「チームが悪い流れの時に 代打で出る時は、それを変えるようにしたい。その意味で いい仕事ができた。記録は関係ないよ」。通算代打本塁打 16本のリーグタイ記録を誇るより、チームの勝利を喜んだ。 開幕から23打席も安打が出なかった。4月にFA権を 取得した11年目、プロ人生最大の危機だった。しかし、 5月29日中日戦で、山本監督が1番スタメンに起用する 奇策。ようやく初安打を放ち、持ち前の勝負強さも取り戻した。 「感触はよかった。1試合にあるかないかの1打席を大切に、 チームに貢献するだけ」。せりふも憎い。もう1人、異色男が 価値ある1発を放った。「空に向かって打つ!」と公言して はばからない破天荒な新井が、東京ドームの天井を めがけるような有言実行の決勝弾を放った。4−4の8回表 1死一、二塁。岡島のカーブを高々とすくい上げた。 「失投をきっちりと仕留められました」。11号3ランが スタンドに飛び込んだ。11本塁打は日本人の右打者では リーグトップ。得点圏打率4割5厘はリーグ2位。勝利打点は 早くも7度目となった。プロ4年目でレギュラーに定着。前日は 「疲れがたまってる。早く寝よう」と誓った。が、チームきっての 酒豪で常人とはケタが違う。結局、眠りについたのは 深夜3時。それでいて「夏場を乗り切るには節制ですよ」と うそぶく。打ち合いを制し、5月25日以来となる勝率5割 復帰を果たした。「このゲームはこれから生きてくるよ」。 山本監督は逆襲への自信を深めていた。 町田がセ・リーグ最多タイとなる通算16本目の代打本塁打。 過去に16本は大島と川又(ともに中日)の2人が記録 (大島は日本ハム移籍後にも4本打ち、通算20本)。 プロ野球最多は高井(阪急)の27本。 町田の代打本塁打は92年に1本打ったあと95年から 〈3〉〈3〉〈1〉〈1〉〈1〉〈1〉〈4〉〈1〉本と、8年連続。 これまで村上嵩幸(近→西)が87年から93年、 川又が90年から96年に打った7年連続を抜く 日本新記録になる。 新井が決めたG倒弾!広島5割復帰2日連続の逆転勝ち、山本カープが二夜連続の逆転勝利だ。 8日ぶり勝率5割復帰の立役者は若大将の新井。 4−4で迎えた八回一死一、二塁から決勝の3ランを 左翼席へ運び試合を決めた。ヒーローは「誰も諦めていない。 みんな一丸になって引っ繰り返そうという雰囲気が ありますから」と胸を張った。新井が3球続いた読売・岡島の カーブを高々と打ち上げた。「(打球が)上がり過ぎて 入るかどうか分からなかった。最初にチャンスで変な 三振したので取り返そうと思っていた」2戦連続の11号で 8個目のMEP賞を手にした。勝利打点は早くも 7個目を数えた。もちろん、ともにチームトップ。 頼もしいポイントゲッターが七番にいる。昨季・271だった 得点圏打率も・405へと急上昇。”弟子”の勝負弱さを 叱咤(しった)し続けてきた主砲の金本は「今年はアイツが いいところばかり持っていく」とすっかり脱帽だ。 「うまく打った。大事な場面でよく打つ。成長した」。 山本監督からも褒める言葉しか出てこない。 新井で締めくくった赤ヘル打線は五回から4イニング連続で 得点した。失点するたびに追いついた。接戦続きの この3連戦、終盤3イニングで奪った得点は 計12点に上った。「ナイスゲームだった。全員でつないだ。 このゲームは今後に生きてくる」。笑顔の山本監督は これから始まる6月反抗を確信していた。 新井、完ぺき、読みの一振り新井がフルスイングした打球は、高く、高く舞い上がり、 左翼席を埋めた赤ヘルファンの元に届いた。 2夜連発となる勝ち越し3ラン。「高めに抜けてきた球。 高く上がり過ぎたんで、何とか入ってくれと思って走って いました。完ぺきなホームランじゃなかったですから。」 腕を回す三塁審判のゼスチャーで スタンドインを確認し、ダイヤモンドをゆっくりと一周した。 同点に追い付いて迎えた八回一死一、二塁。 「(二回の)先制のチャンスで変な三振をしてしまったので、 何とか取り返すつもりだった。走者をかえすことだけに 集中していました」と、得点圏打率4割を超える勝負強さで 最高の結果を残した。前の打席まで2打席連続カーブで 空振り三振。「次もカーブで勝負してくる」。3球続いた 岡島のカーブが甘く入るのを見逃さず、読みの一振りで 完ぺきにとらえた。2戦連続の終盤での逆転劇に、 「ベンチ全員が最後まで食らいつく気持ちでいる。 チーム一丸で、ひっくり返せると信じている」。 そんなムードを象徴する値千金の一発であった。 29打点はディアスに続いてチーム2位だ。 新井、千金の勝ち越し弾 読売に打ち勝つ ▽勝 幹英15試合2勝1敗 ▽S 小山田17試合1勝12S ▽敗 岡島21試合3勝2敗 ▽本塁打 金本7号1(高橋尚)阿部5号2(長谷川) 町田1号1(高橋尚)新井11号3(岡島)江藤6号2(小林) 広島が新井の3ランで読売に競り勝ち、勝率を五割に戻した。 4―4の八回、一死一、二塁から新井が読売の3番手岡島の カーブを左翼席へ運んだ。打線は五回にキムタクの 適時三塁打で先制したが、2度勝ち越され、六回は金本の 7号ソロで、七回には代打町田の1号ソロとキムタクの犠飛で 追い付いた。先発長谷川はカーブの切れが良く、五回 一死から江藤に左前安打されるまで無安打に封じたが、 ロペスの緩慢な守備と清水の適時打で2失点。六回にも 阿部に5号2ランを許し、5安打4失点。七回から登板した 幹英は八回に江藤に6号2ランを許したが2勝目。 九回を抑えた小山田が12セーブ。 粘りが力に 6月いける 面白い。何とエキサイティングで、スリリングな 野球だったことか。勝てば天国、負ければ地獄と言うような 乱戦を奪えば、今まさに至福の時である。歓喜に浸り過ぎて、 大事なものが芽生えてきたことを見逃してはならない。 ここ数試合で発揮されていた粘り腰が身に付き、 力となり始めた。「あきらめない」。簡単に口走れる言葉を 見事に演じ、その雰囲気が覆い始めたことに手応えを感じる。 五回、しらけるようなロペスのミスから逆転された。 流れは最悪。同点直後の六回には2ランを被弾した。 敗戦ならポイントになったであろう。2度の失態を 敢然と巻き返し、息を吹き返したことに価値がある。 勝負事は気合と精神力で大きく左右すると、 あらためて知った。不振で悩んだ姿が懐かしく思える マッチーの代打本塁打は典型である。たった一振りで 成し遂げた仕事は、チームに戦意を再注入した。 粘りは全員野球が大前提だけに、復調は実に心強い。 今回の勝率5割復帰は趣も風向きも少々、変わってきた。 読売との成績をほぼ互角に戻して、着々と戦力強化。 6月攻勢に現実味がある。いける。 浩二「(二転三転の接戦を制して笑顔) ナイスゲームやった。(小山田は)1点差は 久しぶりだったが、まっすぐで押す持ち味が出た。 (打線の奮起に) 最後まで1人1人があきらめなかった。野手全員が つないでいったのが大きい。これからのゲームに生きてくる。 (ロペスが送球の判断を誤るミスで逆転された 五回裏の場面を聞かれ) あれで何だ、となるところだったけど、よく粘った。 新井が良くなってきたよ。」 |
マッチー @(2)、 かんさん @(3) |
T(柳井) 12:00 ●矢野6回32打者7自責点 筒井1回6打者2自責点 田中1回4打者0自責点 天野1回4打者0自責点
先発の矢野が6回9失点の 大荒れ カープファームは 2日、ウエスタン・ リーグ、阪神戦 (柳井)で4―11と 惨敗した。今季 10試合目の 登板となった 先発・矢野は 6回11安打9失点。 3発を浴び 大炎上した。 「調子自体は 悪くなかった んですけど…」。 二回、根本に カウント2―1から 137キロ直球を 左越えソロ、 三回は無死 一、二塁から 曽我部に初球の 139キロ直球を 左越え 3ランされた。 四回にも一死 一、二塁から 梶原にカウント 2―2から カーブを右越え 3ラン…。 この日はMAXも 142キロ止まり。 変化球も本来の キレはなかった。 投球リズムの 悪さが守備陣の 3失策を生む 形となり、木下 ファーム監督は 「覇気が感じられ なかった」と おかんむり。 打撃では四回、 先頭打者の 松本が今季1号の 左越えソロ。 意地を見せたが 反撃には つながらなかった。
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| 3 | 月 | D | 黒田投手のお母さん・靖子さん(60)が、肺がんのため、大阪市内の病院で、お亡くなりになったそうです。 謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。 黒田、悲しみに負けず、頑張れ! 3日、大阪市内の斎場で通夜が営まれた。黒田は5月31日 読売戦(東京ドーム)の登板翌日、容態急変を知らされて チームを離れ、病床に駆けつけていた。4日、大阪市内での 葬儀に参列後、午後5時30分から広島市民球場で行われる チーム練習に合流する予定。首脳陣は「現時点では ローテーション通り」としており、ちょうど地元の大阪(大阪ドーム) での7日阪神戦のマウンドに上がる。 マッチー、通算代打本塁打セ・リーグタイひと振りに懸ける勝負師、プロ11年目を迎えた町田が球史に 名前を刻んだ。2日に行われた読売戦(東京ドーム)。七回に 代打で登場すると、逆転劇への口火を切る今季1号アーチを 放った。これが通算16本目の代打本塁打。大島、川又(ともに 元中日)が持つ通算代打本塁打のセ・リーグ記録に並んだ。 「記録のことは本当に意識していない。チームが勝つために どう貢献するかだから。」山本監督の親心が記録達成に つながった。5月29日の中日戦(仙台)。開幕から代打として 21打席連続無安打だった町田をコーチ陣の進言を入れて 「一番・中堅」で先発起用した。そして、通算24打席目で 待望の今季初安打が生まれた。「1本出て楽になった。 気持ちは全然違う」 呪縛から解き放たれた町田はその 中日戦以来の出場となった読売戦で代打記録を作った。 「いい流れは切らないように、悪い流れなら変えられる ようにする。それが代打の仕事。1試合に1打席あるかないか。 大切にしたい。」ひと振りに懸ける勝負師は今後も 山本カープに欠くことのできない切り札となる。 W杯日本戦時間帯に練習…ナインから大ブーイング 広島が4日、広島市民球場で『W杯無視』の練習を敢行する。 午後6時からW杯の日本−ベルギー戦が行われるが、 なんと同5時30分から練習スタート。TV観戦不可能な設定に、 ナインからは一斉に大ブーイングが沸き起こった。 広島ナインに予想外の災難?が降り掛かった。午後6時から、 待ちに待ったW杯日本代表初戦。さあサッカーを見るぞ! と意気込んだ選手たちが仰天した。なんとその時間に キッチリ練習が入ってるではないか。最強の“裏番組”の前に、 テレビ観戦計画もフッ飛んでしまったのだ。 「サッカーが見たいから練習がイヤなんていう選手は いないでしょ。」松原チーフ兼打撃コーチは、平然と練習強行を 宣言した。ベルギー戦キックオフの30分前、午後5時30分に 練習開始。メニューを考えれば、終了は7時過ぎが濃厚で、 少なくとも試合の前半は見逃すことになる。この日は、不運にも 社会人野球・都市対抗広島県予選の真っ最中。代表決定戦で 午後5時ごろまで球場を使用するため、やむを得ず ナイター練習となったが、ロッカー内では早くもブーイングが 起こっている。「こうなったら、球場で見るしかない!」 チームリーダーの野村は、堂々と“サボリ予告”。練習の合間、 選手たちがロッカーのテレビにクギ付けとなるのは 避けられそうにない。しかし6日からの阪神3連戦で結果を 残さないと、9日、14日の日本戦も、練習かも。 |
登る若ゴイ ファーム首位 投手陣が成長 3年連続を含め 4度の最下位、 そして5位。 過去5年間、 低空飛行を 続けていた広島の ファームが、 今季は上昇 気流に乗っている。 3日現在、 ウエスタン リーグで 17勝10敗 6分けの首位。 首脳陣は 「勝つ喜びを知り、 1軍予備軍として 形ができつつ ある」と手応えを 強調する。 育成重視の 方針が変わらない 中、今季は 2、3年目の 選手が台頭した。 中でも、投手陣の 成長が目を見張る。 2年目の横松、 玉山らが好投。 チーム防御率 3・17はリーグ 4位ながら、昨年の 4・02を大きく 上回る。清川 コーチは 「積んだ経験を 実戦に生かしている。 体力もついてきた」と 目を細める。 野手陣は3年目の 栗原が開幕から 4番に定着。 打率.287、 4本塁打、26打点は チーム三冠王。 チーム打率は リーグ4位の .250だが、好機に よく集中打が 出ている。守りの 凡ミスも減った。 今季の特徴と いえるのが 接戦の多さ。 2点差以内が 33試合中、 18 試合もある。 緊迫した展開の 中で選手は、 集中して 一つ一つの プレーをこなす ようになった。 今年、初出場した 5月14日の社会人 野球広島大会 1回戦で、 アマチュアに 敗れたのも 教訓になっている。 「恵まれた環境に 甘えていた」と 2年目の甲斐。 その日を境に、 休日返上で練習に 打ち込むなど 若手の姿勢が 変わった。 大野屋内総合 練習場には、 定期的に個人 成績表が 張り出される。 選手同士に 高い目標を 持たせるのが 狙い。木下 ファーム監督は 「すぐ1軍で 通用する若手は いないけど、 一歩一歩、実を 結び始めている」。 今季はファームの 戦いも注目である。 |
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| 4 | 火 | D | 黒田、母の死に「勝つことが供養」首脳陣の配慮で阪神戦メンバー外れる。 1日に母・靖子さんを亡くした黒田が4日、大阪市内での 葬儀に参列後、広島市民球場で行われたナイター練習に 参加した。一方、首脳陣の配慮であす6日からの 阪神戦メンバーを外れることが決まった。 午前11時から営まれた葬儀には阪神・星野監督からも 弔電が届いた。「広島に戻って気持ちを切り替えました」と 合流後はランニングなどで4日ぶりに体を動かした。 「気持ちの強い人でした。それを受け継いだお陰で この世界に入れたと思います。勝つことが供養だと思って これから頑張って行きたい」。棺にはカープの帽子を入れて 見送った。黒田が悲しみを力に変える。 靖子さんは堺市立商高で今年まで38年間、 体育教師を務めた。定年で学校をやめた時、卒業生の 教え子から「熱血教師」と縫い込んだジャージーを 贈られるなど、みんなから慕われたという。 黒田は「斎場に行く前に学校に寄っていただいて 全生徒、先生、食堂の方たちが手を合わせてくださって、 みんなに好かれていたのが分かった。プロの世界に 入れたのも母ちゃんが精神的な強さをくれたから」と話した。 小学生の時、初めてキャッチボールをしたのは元南海 主力選手の父一博さん(78)ではなく、靖子さんだった。 生で試合を観戦したことがない靖子さんに球場への招待を 約束していたが、夢はかなわなかった。だが黒田は 「これから、いつもどこかで見てくれてると思って投げます。 勝てば供養になるし、父や親類にも励みなるはず」と 天国へ届く力投を誓った。 幹英、中継ぎで光る安定感広島の中継ぎ陣にあって、幹英の存在感が増している。 15試合(17回3分の2)に登板し、防御率1・53と安定。 北別府コーチは「玉木がいない間、頼りになった」と 信頼を寄せる。ストッパーとして活躍した1年目ほどの 派手さはないが、渋い働きが光っている。29日の中日戦 (仙台)の投球が今季を象徴している。前日、四球を 与えて降板。後続が打たれ、それまで2回3分の1を 完ぺきに抑えながら敗戦投手になった。連投となったが、 「気持ち全開」(幹英)の投球で2回を無失点。 今季初勝利を手にした。昨年10月、2年目からの不調の 原因になっていた右ひざを手術。鳥取市のスポーツジムで、 肩やこ関節の可動域を広げるトレーニングにも取り組んだ。 持ち味の球持ちの良さがよみがえった。球速は140キロ前後で 昨年と変わらないが、球の伸びと切れは別人のようである。 昨冬、古里・新潟に帰省した際、新たな目標もできた。 2008年に新潟県立野球場が新設されることを知り、 「新球場で投げるまでは現役で頑張りたい」と誓った。 4日、広島市民球場であったナイター練習では、 合流した中継ぎエースの玉木とキャッチボールするなど 明るい表情で汗を流した。「まだ、大事なところでの登板は 2、3試合。小山田にいい形でつなぐことだけを考えている」。 相変わらず謙虚な「カンエイ」は、赤ヘルの勝利の方程式に なくてはならない存在になっている。 福地、ファーム戦出場で実戦感覚養う“つなぐ意識”心掛ける。打って、走って、いだてん男が 存在感を見せつけた。福地が4日、ウエスタン・リーグ、 近鉄戦(由宇)に一番・中堅で先発出場。4打数2安打、 1盗塁を記録した。「実戦感覚が戻ってきましたよ」。 現在、W杯期間中で1軍の試合は少ない。この日は1軍の ナイター練習に参加せず、実戦感覚を養うための 2軍戦出場となった。今季も代走のスペシャリストとして 開幕から活躍。そして、東出が右太もも肉離れで戦列を 離れてからは、5月25、26日の読売戦(広島)、28日の 中日戦(仙台)と3試合連続でスタメン出場を果たした。 すっかり1軍の顔になった”あかし”はスコアボードにも 記されていた。「福地」の文字は急きょ用意された 手書きのプレートが使われた。2年連続で2ケタ盗塁。 今季は14試合出場で、早くも4盗塁。「またスタメンの チャンスがあればバチっと決めたい。つなぐ意識で いきたいです。」チームのピンチを逆に、自分の チャンスにして、1軍定着の次はレギュラー奪取に向け 突っ走る。 オープン球場案最有力に。貨物ヤード跡地活用案 広島市のシンボルづくりを目指す東広島駅貨物ヤード跡地 (広島市南区)の活用策について、市都市計画局は四日の 市議会特別委で、民間が提案した三案(当初四案のうち 一案は辞退)の総合評価を公表した。実現容易性など 四つの視点で分析し、広島東洋カープや米国最大の 商業デベロッパー「サイモン・プロパティ・グループ」が 事業化する複合型オープン球場案を、最も優れた計画とした。 秋葉忠利市長は特別委の議論も踏まえ、六月末に結論を 出す方針を表明済みで、屋根を架けない複合型 オープン球場案に決まる可能性が濃厚だ。ただ、特別委では 議員からは「屋根架けの検討が不十分」「球場を使う立場の カープ球団が特定案に参画しているのに公正な評価と 言えるのか」と異論も相次ぎ、流動的要素も残っている。 市は、内部の評価委員会が五月二十日から計三回の 会合を開き、「事業主体になる意思がない」として選考を 辞退したNKKを除く三提案について、(1)実現容易性 (2)事業継続性(3)広域集客性(4)新たな広島の顔づくり ―の視点で分析。計二十九のポイント(各五点)を設け、 百四十五点満点で集約した。その結果、サイモンや カープ球団の案は、百二十七点▽五洋建設が中心の 複合型開閉式ドーム案が百七点▽三菱重工業が中心の 開閉式ドーム案が八十五点―となった。 市によると、サイモンやカープ球団案は屋根がない点を除き、 高い評価を得た。五洋建設案は、市財政に与えるリスクの 高さが響いた。三菱重工業案は、球場付帯施設の 事業計画がなく、低い評価にとどまった。 広島市、実現容易性に重点 屋根架けか、実現性か―。広島市は四日、東広島駅 貨物ヤード跡地(南区)の活用策三案について、 広島東洋カープなどが提案した「複合型オープン」球場を 最も優れた案とした。経済界などに屋根架けを求める声も 強い中、市は実現容易性に重点を置いた。 市議会特別委での論戦も交え、選択の基準を詳報する。 ○市の方針 民間提案の三案について市は、実現容易性▽事業継続性▽ 広域集客性▽広島の新しい顔づくり―の四つの評価軸、 二十九の評価項目(各五点)で点数化。実現容易性に 総点数の四割近くを配し、市のスタンスを明確に示した。 屋根架けを望む声は市民にも根強いが、高村義晴 都市計画局長は「ヤード跡地の活用策を早く決め、球場を 早く建設して、との思いが市民の多数意見。 厳しい財政事情の中、早期事業化のため(球場の 形態ではなく)実現性を評価の中心にした」と説明する。 ○評価内容 三案のうち、五洋建設などの複合型開閉式ドーム案は、 実現容易性を除く三つの評価軸でカープ案とほぼ互角だった。 しかし、球場賃借料のうち年間六億五千万円を市が 補てんするうえ、球場利用者が想定より少なかった場合の 経営リスクを市が負担する可能性もある仕組みに対し、 市は厳しい評価をした。三菱重工業などの開閉式ドーム案も、 市に借地料や税の減免措置を求めており、低評価だった。 市は、ヤード跡地を事業者に五十年間定期借地した場合の 市財政に及ぼす影響も試算。カープ案が三十億円の 黒字なのに対し、五洋建設案は八十五億円(市に入る 命名権料込み)、三菱重工業案は二百六十五億円の赤字を それぞれ見込んだ。 ○市議会特別委 複数の議員が、球場に屋根を架けなければ、市の中枢性 確保にはつながらない、などとして、評価のやり直しや白紙 撤回を要求。球場を使用するカープ球団が提案者になっている 点も指摘し「公正な比較ができるはずない」とただした。 市都市計画局は「評価結果とは関係ない」と答弁した。 広島新球場は“第2のパシフィックベル・パーク”型が有力に 広島市役所で4日、『都市経済活性化対策特別委員会』が 開かれ、建設を目指す新球場について、天然芝の複合型 オープン施設が最も優れているという市の結論を発表した。 米大リーグ・ジャイアンツの本拠地パシフィックベル・パークを 建設した会社も参入。新庄の本拠地に似たレトロ調球場が、 日本で初めて広島に誕生することになる。 夢のボールパーク構想に、方向性が見えた。市の都市経済 活性化対策特別委員会に、都市計画局が資料を提出。 (1)複合型開閉式ドーム(2)開閉式ドーム (3)複合型オープンの3種類の建設案について説明した。 財政負担や広域集客性など、29項目についてABCの 3段階チェック。それぞれ点数化したところ(1)案が107点、 (2)案が85点に対し、(3)案が127点をマーク。 No.1評価で、新球場の最有力候補となった。 「複合型オープン施設が、相対的に最も優れている。 現段階では屋根をかけるのは困難だが、可能性は 残しておきたい」(広島市都市計画局)屋根なし天然芝の 複合型オープン球場は、過去にパシフィックベル・パークを 建設した外国企業WPI(ワールド・プレミア・インベストメンツ) など6社が提案した。同球場は、新庄のいる SFジャイアンツの本拠地で、グラウンドは左右非対称。 レンガ作りのおしゃれな外見で、街の新名所となっている。 この案が採用されれば、第2のパシフィックベル・パークと 呼べる画期的な球場が誕生するはずだ。新球場は、 広島駅東の貨物ヤード跡地の再開発。一部のスタンドを 低くし、新幹線の車内からグラウンドが見えるという アイデアも検討している。天然芝も常緑化し、一年中 使用可能。テーマレストランや映画館も付属し、 野球以外でも楽しめることが目標だ。「選手のためには、 天然芝がいい」。常々天然芝を希望していた広島球団の 考えにも、複合型オープン施設は合致する。建設計画の 具体化はまだ先で、施工は早くて数年後。だが夢の ボールパークは、待ち遠しいニュースとなりそうだ。 練習していても落ち着かなくて… やはり練習と観戦のかけもちは難しい!?4日のW杯 日本戦とほぼ同時刻に練習を予定していた広島は、 山本監督の配慮で30分前倒し。午後5時から ランニングを始めたが、試合が始まると落ちつきをなくす 選手が続出。「ベルギーが1点先制したよ。ウソ〜」。 両チーム無得点の前半にデマを流した金本のように、 グラウンドでは情報が錯綜。打撃練習が終わると、 多くの選手がロッカーへ消えた。サッカー通の野村は、 汗取りの下に日本代表のレプリカユニフォームを着こむ 徹底ぶり。午後7時10分に練習が終了した後も、 ロッカールームでは歓声が飛び交っていた。 |
Bu(由宇) 12:30 3-3 河内8回29打者3自責点 天野1回3打者0自責点 河野1回4打者0自責点
河内、夏の救世主へ 猛暑で熱投115球 8回9安打3失点 怪物左腕が 夏場の1軍昇格に 向けて加速 してきた。今季 5度目の登板となる 3年目の河内が ウエスタン・リーグ、 近鉄戦(由宇)に 先発。今季最長の 8回を投げ 9安打3失点。 五回までは 毎回安打を 許したが、 六回以降は 無安打に抑える 粘りの投球。 課題とされた スタミナ面の 不安を克服した 姿を見せた。 課題のスタミナ面に 不安なし! 変身を遂げた。 五回までに 打たれた安打は 9本を数えた。 3点も失った。 今までの河内なら、 粘りなく ズルズルと 崩れていく パターンだった。 だが、この日は 違っていた。 「いつもは前半 良くて、後半 崩れて いくんですが、 粘り強く 投げられました。 悪いなりの ピッチングが できるように なりました。 スタミナ面も 問題ありません。 収穫です。」 六回からの 3イニングは 総て3者凡退に 打ち取った。 七回には 一死から中浜に 投げたカウント 2―3からの 直球がこの日 最速の148キロを マーク。空振り 三振に打ち取った。 「序盤は体が 突っ込んでいたけど、 六回からは ゆったりとした フォームに変えて 球が走るように なりました。 初回よりも 球がいってました」 シーズン後半の 活躍誓う! 同期入団の 選手が1軍で 活躍している姿が 刺激になる。 前日3日には 苫米地に 電話して 「お互い頑張ろう」と 会話を交わした。 気温30度を超える 猛暑の中での 115球には、 次はオレの番だ という思いが 1球1球に 込められていた。 今季最長の 8回を投げた 熱投の左腕に 清川投手コーチは 「きょうは ブルペンでは どうしようかと 思うほど調子が 悪かったのにね。 いつもとは、 違う自分が出て 自信になったんじゃ ないかな。 フォームも理想に 近いよ」と絶賛した。 「夏場にチャンスが あると思うんで、 しっかりこれからも 投げないと いけない」。夏には 1軍投手陣が 苦しくなる時が きっと来る。 河内がコイ投の 救世主となる。
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| 5 | 水 | D | ↓ 酒井(再調整) 「ベッカムヘア」はオレが元祖…長谷川が猛アピール長谷川が5日、吹田市内のグラウンドで練習。流行の 『ベッカムヘア』は自分が元祖だと、猛アピールした。 阪神戦7連勝に向けて、8日の第3戦(甲子園)に登板予定。 元祖ベッカムヘアを全国に広めるため、虎退治に全力を注ぐ。 金髪のモヒカン頭に、こだわりがある。W杯イングランド代表 MFのベッカムにあやかって火がついた『ベッカムヘア』。 急激なブーム到来に、長谷川がかみついた。 「僕が先なんですよ。去年のオフからやってたでしょ。 マネだって言われるのは心外です!」頭頂部に向かって高く 刈り込むベッカムヘア。球界では5月末にカットした読売の 元木や高橋尚がTVで紹介され、話題になっている。 しかし欧州サッカーに詳しい長谷川は、ベッカムヘアを いち早く昨オフに採用。一旦元に戻し、最近になってまた 復活させた。その結果、「元木のマネをした」と 揶揄される羽目に。プライドを傷つけられたため、 「オレが元祖」と反論したわけだ。そんな悔しさを晴らす、 絶好のチャンスが訪れた。昨年から6連勝中の虎キラーとして、 第3戦に登板。チームが1勝6敗の苦手を退ければ、 『ベッカムヘア=長谷川』のイメージも早く浸透するに違いない。 「捕手のサインに首を振って、納得してから投げろ。 大事なところで、自信のある球を放れ」 北別府投手コーチからは、球威を増すための『首振り作戦』を 授けられた。甲子園では昨年2勝0敗と、相性も最高。身も心も ベッカムになりきった右腕が、白球を握った指令塔と化す。 北別府投手コーチ 投手陣に「首振り指令」 「納得した上で投げろ」バッテリー強化に向けて、 北別府投手コーチが投手陣に「首振り指令」を下した。 「キャッチャーが若い木村一になって、リード面で少し経験不足が のぞく場面が増えてきた。サインが嫌だったり、 納得できなかったら、遠慮なく首を振れ、と話をしている。 納得した上で投げないとね」主戦捕手が西山から 木村一に移った広島バッテリーだが、チーム防御率は 4・52と低迷。2日の読売戦(東京)でも長谷川と木村一の 呼吸が五回以降に崩れ、116球でのKOを招いた。 「キャッチャー任せばかりだと、捕手の意図も見えなくなる。 苦労するのは結局自分なんだから、自信のある球を 投げるようにしろ。相手の意図も分かって、納得できれば 球に気持ちもこもるんだ」と北別府投手コーチは、 疑問を抱いた場合は首を振って拒否するか、マウンドに 捕手を呼んで説明を求めることも差し支えない、と強調した。 拒否して、自分の主張をするところからコミュニケーションも 始まる。投手陣への新しい指示が明日からの阪神戦で どう生きるか注目だ。 佐々岡、虎狩りに気合 初戦先発濃厚阪神の勢いを止める!対阪神戦の借金5に歯止めをかける。 今季、1勝6敗、防御率7・19と星野阪神を苦手としている 広島は5日、リベンジを誓って、吹田市内のグラウンドで 全員練習を行った。「阪神とはゴールデンウイーク以来、 1カ月ぶり。あのころは勢いがあったし、ウチも無駄な失点が 多かった。何とか接戦に持っていかないと」と、山本監督も 投打の主力の調整ぶりに熱い視線を送った。初戦先発が 予想される佐々岡も約30球を投げて万全の調整。 4月12日のヤクルト戦(広島)以来55日ぶりの勝利へ、 今岡斬りを焦点に掲げた。「無理に引っ張ってこないからね。 連戦の一つ目が大事。今岡とか、回の先頭打者を キッチリ抑え、勢いを止めることが必要。まずは自分の ピッチングに徹する」と気合を見せた。今岡の広島戦打率は、 脅威の・467。抜群の出塁率を誇る1番を封じることが、 好調阪神の得点力を抑え込む近道というわけだ。 前回5月3日の黒星で途絶えたが、99年10月から 7連勝を誇った元祖・虎キラーで初戦を取り、2戦目は 左腕・高橋建で勝負。表ローテで、まずは先手を取る。 6日から阪神3連戦、投手陣の踏ん張り期待 サッカーのワールドカップ(W杯)に配慮して3連休だった プロ野球は6日から再開され、広島は首位阪神との3連戦 (大阪ドームほか)に臨む。今季、1勝6敗と大きく 負け越している原因は、7・19という対阪神へのチーム 防御率が物語る。投手陣の一層の踏ん張りが欠かせない。 5月3日の6回戦(広島)が象徴していた。先発佐々岡が 2巡目の相手打線につかまり、4回6失点で降板。 中継ぎ陣もホワイトらに相次いで本塁打を浴びた。 結局、22安打、18失点と打ち込まれた。アリアス、 ホワイトらだけではない。今岡、浜中には右方向に運ばれた。 北別府コーチは「(阪神打線は)昨年みたいに何も考えずに 振り抜いてこない。状況に応じた打撃ができてきている」と 分析。走者を出した時には、「相手に応じて裏の裏≠ かく投球」を求めている。先発予定は佐々岡、高橋、長谷川。 各自、対策を考えて大阪入りしたようだ。6日の先発が 濃厚な佐々岡は「1番の今岡を出さない。先制点は 与えない。制球に細心の注意を払う」。長谷川は 「直球で押す時はとことん押す。変化球でかわす時は かわす」と、投球のメリハリの必要性を強調した。 山本監督は「これまでは打たれ過ぎた。でも、いまは 投打ともバランスが取れてきている」と期待を込めた。 勝率を5割に戻しただけに、一気に勝ち越しを狙う。 |
Bu(由宇) 12:30 9-3 ○大島7回27打者1自責点 筒井1回7打者0自責点 酒井1回3打者0自責点
![]() 若ゴイ・大島、並の ルーキーじゃない 7回を3安打 2失点の好投! こいつは並の ルーキーじゃない! ドラフト3巡目 ルーキー・左腕の 大島がウエスタン・ リーグ、近鉄戦 (由宇)に先発した。 5月24日の ウエスタン・リーグ トーナメント大会 (有田)以来となった、 今季3度目の登板は、 7回3安打2失点。 カーブでカウントを整え 五回までは1安打 無失点に抑えた。 安定した投球に 首脳陣も絶賛の嵐だ。 コーチ陣も絶賛! 凡打の山を築かせた。 五回までに許した 安打はたったの1本。 99球を投げ終えた 大島は充実感に あふれていた。 「テンポよく 投げられました。 きょうはカーブが 決まったことが 良かったです。 変化球を初球に 決めることが 課題だったんで」 カーブでカウントを 整え、140キロ 前半の直球で 仕留めていった。 六回にはエラーと 併殺崩れの間に 2点を失うが、 首脳陣もルーキー 左腕を大絶賛だ。 「たいしたもんだ。 本人も練習が 楽しみになるん じゃないの。次も 早めに投げさせ たいね」と木下 ファーム監督が 語れば、清川投手 コーチは「カーブに 尽きる。自分の 頼りにできる 変化球があると 違うね。カーブで ストライクを 取れるのがいい」と 目じりを緩めた。 体の硬さは、 チームでも随一。 座って足を 広げれば、後ろに 倒れてしまう始末。 投球にも影響するし、 ケガにも つながりやすい。 より高いレベルの 投球を目指すため、 体質改善に 取り組んでいる。 毎晩、りんご酢を 飲み、毎朝ゴム バンドで足を 引っ張る。 5月29日から 2泊3日で鳥取の スポーツジム 「ワールドウイング」 にも足を運んだ。 成果は出始め 「だいぶ柔らかく なりましたよ」と 誇らし気に語った。 「次からは ランナーが出ても 自分の間合いで ピッチングが できるように したいです」。 好投の余韻に 浸ることなく 課題を挙げる ところは並の ルーキーではない 証拠。大島の目は すでに次回登板へ 向かっていた。
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| 6 | 木 | T | 大阪ドーム 18:00 |
0-7 D |
佐々岡 |
●佐々岡4.1/3回83球6失点 広池 0/3回5球0失点 玉木 2/3回10球0失点 ラミーレス2回32球1失点 ベルトラン1回11球0失点
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○井川 9回129球0失点
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↑ 玉木 テレビ中継 ・東京MXテレビ(14ch) 19:00〜22:50 解説:中田良弘、佐々木誠 ラミーレス初陣、MAX149キロ 2回を1失点新外国人右腕・ラミーレスが1軍初登板。2回を2安打 1失点もMAX149キロをマークし、「初めてなのでちょっと 緊張した。もっと速い球を投げられる。きょうは変化球に キレがなかった。次はいい投球をして抑えたい」。 北別府投手コーチも「もう少し慣れてくれば」と 今後の成長に期待を寄せた。 ラミーレスについて浩二のコメント「キャンプの段階で選手契約をするかどうかの話に なったが、外国人枠で、すぐに契約せずに 5月18日に正式に契約した。ストレートがミットの 手前でグッと押し込む、チカラのある球を投げる。」 最近の佐々岡について北別府コーチのコメント「9回159球を投げた4月26日のドラゴンズ戦で 勝てなかった。それまでは防御率も1点台で非常に 良かった。しかし、それから腰痛などで登板を 飛ばしたので、なかなか本来の調子が出ていない。 でも調子が悪いわけではない。疲れでもない。 よくあるバイオリズムの波で上がってくる前の状態なので 心配する必要はない。ただ腰痛明けの2試合は球が ほんの少し高くなっているので、そこを相手に 打たれている。そこを気をつけてほしい。」 佐々岡無念… 虎に、はや7敗 ▽勝 井川11試合8勝2敗 ▽敗 佐々岡9試合2勝3敗 ▽本塁打 アリアス17号1(佐々岡) 広島は先発の佐々岡が乱調。打線は阪神・井川に 完ぺきに抑え込まれ、今季4度目の零封負けで 借金生活に戻った。佐々岡は二回、先頭のアリアスの 一発でリズムが崩れた。新井の失策と平下の右前打で 一死一、二塁。二死後、井川に中前適時打された。 今岡にも中前に運ばれて計3失点。失策絡みだった だけに、二死から井川に打たれた適時打は痛かった。 五回には一死から、アリアス以下に3連続長打されて 佐々岡は降板。この日は、打たれ出すと歯止めが 利かなかった。代わった広池も代打の八木に適時 二塁打を浴び、決定的な3点を奪われた。打っては 散発の3安打。二塁を初めて踏めたのが 九回とあっては7失点は重かった。 投壊・貧打 いわゆる完敗 試合前、山本監督と顔を合わすと、「お前が来ると、 うちの勝率が悪いらしいな」との皮肉。そう言われれば、 思い当たるフシがあるので、ドキリとするのである。 調べると、このコラムを担当した試合は7勝12敗1分け。 そしてまた、今夜もこれでは一層、監督と 話しにくくなってくる。そうは言っても負けたのは、 こちらの相性のせいだけでない。まずは佐々岡の 乱調であり、打線の貧打であり、付け加えると守備陣の 乱れである。どの部門を取り上げても敗因。いわば完敗と 称する負けである。なぜこうなったかは、サッカーの 「W杯連休」が要因になった気がする。特に佐々岡。 出足を直球主体に配したのは、中8日の登板で肩が 軽かったからか。実際、二回、アリアスの一発は 144キロの速球。いつになく球は走っているように 見えたが、本来は軽さに味がある投球が身上である。 以後の乱れは、軟投への切り替えがうまくできなかった からだろう。6月は「W杯連休」で、エース級の回転が 楽になるため、投手戦主体の戦いが予想されている。 となると、本日の打線の貧打は予想通り? そうだとしても、本調子とは見えなかった井川に 3安打はないだろう。 佐々岡、背信 五回途中KO 今季の阪神戦を象徴していた。井川の前に3安打。 三塁も踏めずに完封負け。攻守に圧倒され、攻め込む スキを見つけられない。阪神戦1勝7敗。これが現実だ。 五回途中KOの佐々岡は無言のまま。山本監督も 「もったいない。ササらしくなかった。接戦に持って 行けるよう、踏ん張らんと。あれだけ点取られて、あんな 投球されたら、思うツボだな」と苦りきった表情だ。 これで山本―星野の監督対戦成績も55勝56敗3分け。 開幕前の貯金6を使い果して黒星先行だ。「1勝7敗か。 何とかせんと。頑張らんといかん」。指揮官の言葉が 重く響いた。 浩二「(4.1/3回を被安打9、失点6と散々だった 佐々岡について) もったいない。らしくない。 (アリアスのホームランや2ストライクを取った後で 盗塁を決められたことについて) すべてボールが甘かったし、少し集中力が無かった。 佐々岡が踏ん張らないといけないのに、それができず、 タイガースの思う壷にはまってしまった。 (井川の前に、打線も散発の3安打と沈黙し) (佐々岡が)あれだけ点を取られて、(井川に)あんな 投球をされては…。接戦に持って行けるよう、 佐々岡が踏ん張らんと。 (阪神戦、1勝7敗について) 踏ん張らんといけんのにの〜。何とかせな。 頑張らないといかん。」 高橋建、夏バテ克服へ”地道な闘い”体質、生活を「改革」!夏場に向けた節制を 左腕・高橋建が始めた。禁煙と禁酒。体に悪いと されるものをシャットアウトし、その分勝ち星を 増やそうと、日常生活から変えはじめた。 「タバコはもうやめた。元々弱かったお酒もほとんど 飲んでいない。家でも家族がビールを飲んでも、 自分はウーロン茶。外で飲むのも控えているし、 飲んでも缶ビール1本。何とか夏場にバテるのを 防ぎたいんです。」夏に弱いことはデータが 証明している。特に梅雨と重なる7月はプロ入り以来、 29試合に登板して、白星なしの10連敗中。昨年も 7試合に登板して2敗という成績に終わっている。 「結局、内臓が弱いんだと思う。体質を変えるために、 2カ月分で2万円の酵素も食事と一緒に飲んでます。 味はいまひとつだし、高いけど、これが 効いてくれれば…。」地道な取り組みが実を結べば、 喜びは倍増する。7月に弱いというデータを払しょく するための試みが、白星ラッシュにつながることを 高橋建は信じていた。 |
金本 @(2) |
Bu(由宇) 12:30 6-3 ○山内6回23打者2自責点 林3回12打者1自責点 兵動6号 末永1号 松本2号
末永、豪快1号アーチ 前田2世だ!!! ”前田2世”が 真価を発揮した。 3年目の末永が、 ウエスタン・リーグ、 近鉄戦(由宇)に 一番・中堅で先発し 4打数1安打 1打点を記録。 2点をリードした 七回無死からは 今季1号となる 右翼越えソロを 放った。才能プラス、 今季はプロ入り初の 1軍も経験し、 自信も手に入れた。 もう1度1軍昇格、 そして定着を目指し 天才打者の 逆襲が始まった。 乾いた打球音と ともにボールは 芝生の右翼席に 突き刺さった。 少し照れながら 末永は小さく手を 叩いた。 「スライダーに体が 反応しました。 いつもだったら ファウルになる打球。 体をうまく 開かないで 打てましたよ。」 2点リードで迎えた 七回無死走者なし。 カウント1―0から 吉川が投じた 2球目に体が 反応した。 今季1号は 試合を決める ドドメの 一撃となった。 「練習の時から 体を開かず、 入れるように 心がけました」。 試合前、 原コーチに 「ホームランが 出ないのは、 大きな当たりが 全部ファウルに なるからだ。 体が開き気味に なっている」と 指摘された。 意識して 練習することで 難なく課題を 克服して見せた。 首脳陣からは ”前田2世”と 期待される 大器だ。松原 チーフ兼打撃 コーチは 「技術的には 何も直す ところがない。 後はスイングに キレを出すだけ。 車で言えば 前田とは排気量が 違うだけ。前田が 3000CCなら 末永が2000CC。 いいものを 持っているよ」と 素質に ほれ込んでいる。 見えた一軍昇格! 「今までは打席に 入っても 不安でした。 今は楽に 立てるように なりました。 去年までは、 いざという時に、 緊張して いましたから。」 今季は4月7日に プロ入り3年目で 初の1軍昇格を 果たした。 4月13日に 出場選手登録 抹消となったが、 代走で1試合 出場。そのことが 末永にとって 大きな自信に つながっている。 天才ぶりは 普段の練習から 表れ「素振りは 納得するまで やりますよ。 1000回だって やる。でも 納得できれば 1スイングで おしまいです」と おどけた 顔で語る。 一度味わった 1軍ベンチは 忘れられない。 技術に加え 自信を手に 入れた天才が、 再び大舞台を 目指しひと振りに 全力を注ぐ。 山内反省しきり、 6回を2失点。 1軍昇格を 目指し、今季 5度目の登板と なった先発・ 山内は6回 4安打2失点。 2発を浴びての 失点に「きょうは 気持ちが前に 行ってなかった。 1軍ではきょうの ような投球は 通用しない」と 反省しきり。木下 2軍監督は 「悪いなりに 工夫する様子が 見られなかったね。 自分のために 頑張って ほしいんだけど」と 奮起を期待した。
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| 7 | 金 | T | 大阪ドーム 18:00 |
9-5 D (23) |
高橋建 |
○高橋建5.0/3回101球5失点 玉木 1回12球0失点 幹英 2回22球0失点 小山田1回15球0失点
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●ムーア4.0/3回81球9失点 金沢 2回26球0失点 伊達 2回25球0失点 安藤 1回13球0失点
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テレビ中継 ・東京MXテレビ(14ch) 19:00〜20:55(放送を延長するかどうかは、不明) 解説:福本豊、伊藤文隆 努力重ねて偉大な一振りマッチー、初回代打先頭打者アーチ、代打アーチ・セ新記録(17本目) 偵察要員を入れていた1番の打順に代打で起用され、 カウント0―2からの真ん中寄りの直球を逃さず 左へ運んだ。背番号5は前日(6日)に4打数 3三振した借りを返すように、第2打席にも 左前適時打した。 代打本塁打の新記録については 「真ん中インサイド寄りのまっすぐ。ちょっと 詰まったんだけど、よく入ってくれました。昨日も1番に 使われて最初の打席三振してしまったので、 先頭打者としてなんとか塁に出たかった。得点への きっかけをつくりたかった。記録は関心がない。 積み重ねですから。記録よりも昨日の負けが 尾を引かない当たりで本当に良かった。」 コメントは 素っ気なかったが、顔にはうれしそうな笑みがのぞいた。 シャイで無口な努力家の町田が、一振りで2つの記録を 打ち立てた。セ・リーグの代打本塁打新記録と 30年ぶりとなる初回先頭打者代打アーチ。試合後、 「町田記念日」を祝う山本監督らの祝杯と握手攻めに、 町田はそっと涙をぬぐった。一回、偵察要員の鶴田に 代わって打席へ。カウント0―2、ムーアの内角寄りの 直球を左翼席へ放り込んだ。新記録は知っていても 「代打とは思っていない。日々の積み重ねの結果」。 派手なパフォーマンスもなく、淡々とベースを一周した。 今季は苦しんだ。初安打を放つまで開幕から2カ月を 要した。がけっぷちの中でのスタメン起用で出た安打。 首脳陣への感謝の念と「打てる」という自信が、町田を 支えている。前日、4打数無安打に終わったが 「気持ちを切り替えればいい」。初回の先頭打者 代打本塁打は30年前に山本監督が放って以来、 リーグで3度目の快挙。「若いころのことで 覚えていない。けど、きょうは町田の一振りに尽きる」と 山本監督。トンネルを脱した町田がこれからも 赤ヘルの窮地を救う。昨オフの契約交渉では、 先発出場の機会を欲し「トレード志願」の言葉を 口にしかけた。ひと振り人生を強いられてきた11年。 だが、その代償として、球史に残る記録という勲章を手に 入れた。試合後のロッカー室、記録達成を祝ってナインが 乾杯。歓喜の輪の中で、町田はただただ、はにかむ ばかりだった。仲間の気遣いは素直にうれしかった。 新井、5回2点タイムリーツーベース「球種はチェンジアップ。泳いでしまったが 前で捕らえた分だけ、飛んでいきました。 あとちょこっとで、ホームランだったんですけどね。 入んねえだろうと思って走っていたんですが。 (チームにも、勝負の上にも効果的な タイムリーだったと思うんですが?) そうですね建さんが、あまり調子よくなかったと思うので 粘って投げていたと思うので、何とか、あの場面で 点を取ってあげたかった。 (今年はランナーを置いた場面でベンチの期待に よくこたえているという印象があるんですが?) う〜ん、まあ、今のところは。でも、そうでもないですけど。 (新井選手にとっても、チームにとっても、昨日の おかえしはできましたね!) 阪神戦であまり勝っていないんで、何とか明日からも 頑張って勝ちに行きたいですね。 (明日はチームの貯金と対阪神戦の勝ち越しが かかっています。明日、勝たないと、今日、勝った 意味が無くなるんで、明日なんとか頑張りたいです。 (当然、そこには新井選手のチカラが 必要になってきますね?) 貢献できれば、それにこしたことはないんですが、 チーム全員が一丸となって、つないでつないで 頑張りたいです!」 岡上、今季初ヒット&初盗塁(2) 木村一喜、プロ初の猛打賞「タイムリーがほしい場面で出たので良かった。 猛打賞は初めてです。」と笑顔。 エディ、ツーベースを打ったあと、ひざを痛そうにしていて、すぐに岡上と交代。 かなり心配だ。 集中打でトラ退治 高橋建5勝目 ▽勝 高橋建10試合5勝4敗 ▽敗 ムーア11試合6勝4敗 ▽本塁打 町田2号1(ムーア) 広島は集中打で阪神戦の連敗を5で止め、勝率を 5割に戻した。4―4の五回、ディアスの二塁打と 金本の内野安打、重盗、緒方の四球で無死満塁とし、 前田の左前打で勝ち越した。さらに新井の二塁打、 木村一の右前打などで計5点を奪った。4点リードを 追いつかれただけに、大きかった。一回は代打町田が ムーアから先制ソロ。二死後、金本と緒方の短長打で 二、三塁と攻め、前田が2点適時打。二回にも町田の 適時打で加点した。先発高橋建は二回、失策絡みの 無死満塁から矢野の走者一掃の二塁打、今岡の 中前適時打で追いつかれた。苦しみながらも六回 途中まで投げ、3連勝で5勝目。 融通無げ打線が大当たり 前夜、3安打で零封されたチームが一転して14安打の9点。 この変わり身ぶりは何なんだ。紋切り型な見方をすれば、 前夜の屈辱がバネになったということになろうが、 それだけでは皮相的にすぎよう。実相はムーアが 悪かっただけの話。相手投手によって、どうにでも変わる 広島打線の特性を示した試合だろう。釣りに例えれば、 一回、町田の一投目でいきなり当たりがきて、金本からは 入れ食い状態といったところか。この日はよほどムーアの えさがよかったのだろう。五回は9人の釣り人のうち5人に、 結構な当たりがきて5点。これだけ釣果があれば、 以後は0点でも、やはりうれしい。一回はともかく、 五回の入れ食いには、山本監督の仕掛けがあった。 無死一、二塁からの重盗。サインはエンドランだったろうが、 この撒(ま)き餌(え)が効き、一気にムーア攻略に 結びついた。幸運である。こうなれば、大漁節の一つも うなりたいところ。が、高橋建も二回、入れ食い状態に されていては、満面の笑みとはいかない。加えれば、前日は 佐々岡の乱調。エースがこれでは、釣果をサカナに一杯 やるのは、8日の勝利を待っての方が美酒を味わえるか。 天敵3Kも高橋建不満顔広島チームトップの5勝目にも、高橋建に笑顔は少ない。 序盤に4点の援護をもらいながら二回に4失点。結局は 六回途中5失点降板に「打線のお陰。粘りのピッチングと 言えるような格好いいものでもない」と不満げに振り返った。 それでも広島にとっての“天敵”アリアスを3連続三振。 「首位の阪神に勝ったのは大きい。次はピシッといきます」と 話していた。 アリアスについて北別府コーチのコメント 「先日、倉敷でスリーランを打たれた。あれが、 きっかけになっているのでは。アリアスの間合いに 合わせるような投げ方をうちのピッチャーがしている。 これをまず崩さなければいけない。基本的に インハイとアウトローの対角線を使った攻めを 指示しているのだが、これをもう少し徹底させなければ いけない。アリアスは開幕の頃に比べたら、 フォロースルーが大きくな |