カープ・ニュース (2003年1月) カープ・ニュースに戻る


曜日 できるだけ、良いニュースです!
1  あけまして、おめでとうございます!!!

 黒田「開幕投手“奪取”宣言」佐々岡さん覚悟!!
苦難乗り越え、さらにたくましく!新しい年の始まり。黒田は、あふれ出す熱意を自覚していた。
2003年、150キロ右腕がカープ投手陣をけん引する。新エースへの土台は完成した。
昨季は春先に腰痛のため約1カ月半の戦列離脱を経験。6月には最愛の母・靖子さんを肺がんで亡くす
悲しみにも襲われた。肉体的、そして精神的な試練を乗り越えて2年連続の2ケタ勝利を手にした。
「ケガをしたのに2ケタ勝てたことは自信になった。今年はもっとできる、やらないといけないと思う」
10勝10敗、防御率3・67。数字の上では一昨年(01年は12勝8敗、防御率3・03)を下回った成績にも
手応えを感じる。黒田は苦難の数だけたくましさを増した。自身初の大役も明確な目標として
見据えるまでになった。昨年まで佐々岡が3年連続で務めた開幕投手。「いつまでも佐々岡さんに
任せ切りではいけないと思う」。偉大な先輩に対して堂々と戦いを挑む。
昨年11月には長女・妃奈月(ひなつ)ちゃんが誕生。新しい家族の存在は何よりも大きな原動力となる。

 山本監督「金本にゃ打たせん!」
昨日の友は今日の敵―。山本監督は阪神にFA移籍した金本への対策に自信を見せた。「複雑な心境?
いや、割り切っとるよ。当然、対策はある」。金本の移籍決定後、スコアラー陣に解剖を指示。
昨季の金本が苦手にしたヤクルトを参考にして攻略法を完成させた。さらに、金本の欠点は山本監督の
頭にインプットされている。これまで師匠として、欠陥改善に助言してきたが、今年は、その欠点を
徹底的に攻めたてる。自軍の補強も狙い通りに運んだ。金本の穴は、米独立リーグの5冠王
ジミー・ハースト外野手が埋める。さらに、「1番の課題は守備」として、遊撃手シーツを獲得した。
東出を二塁にコンバート。足に不安のある前田を左翼に回し、守備優先の陣容が固まった。
「外国人は全員変わったし、キャンプで見るのが楽しみだよ」。金本が抜けても、災い転じて福と為す。
変貌した新チームで、赤ヘルを再建する。
2
3  新井真の主砲へ「がむしゃら精神」
2003年、新井が真の主砲へ飛躍を誓う。昨年の打率2割8分7厘、28本塁打、75打点は山本浩、金本の
同じ4年目を上回る。老若男女を問わずファンを沸かせる21世紀のミスター赤ヘルへ、「がむしゃら精神」で
突き進む。全140試合に出場した昨季、初出場した球宴では本塁打を放ち、全国デビューを飾った。
オフは多忙を極める。だが、慢心はない。合間には広島市内のトレーニングジムに通う。「あれこれ考えず、
打ち込むだけ」とバーベルを握った。その姿勢には山本監督も目を細める。自身は5年目に成績が落ちた。
それだけに、「チーム内での自分の地位を気にせず、野球に集中することが大切」とアドバイスを送る。
最大の持ち味である「『がむしゃらさ』を失わないことに尽きる」と期待を込めた。レギュラー定着で芽生えたのは、
今年への課題ばかり。定位置を獲得する重圧との戦いの中で学んだ。打撃不振や失策で心身ともに苦しくとも、
「試合に出続け、結果を残さないといけない」という信念だ。だからこそフルイニング出場を最大の目標に掲げる。
正選手になって初めて、師匠と仰ぐ阪神・金本の徹底したプロ意識を身をもって学んだ。「これ以上疲れると
試合で打てない」と、トレーニングジム通いを休んだ日があった。そんな時でも金本は欠かさず通った。
「限界だと思っても、もう一歩追い込まないと成長はない」と思い知った。中軸として3割、30本塁打は
ノルマととらえる。それ以上に目指すのは好機に強い打者。ストライクゾーンぎりぎりの球を的確に見分ける
「球ぎわの判断力」をポイントに挙げる。「僕は天才じゃないし、数をこなすしかない。
好機に期待通りに打てる打者になる。」と言い切る。レギュラーから強打者へ。今季の決意は揺るがない。

 永川、日本人最速160キロ宣言!!
まだまだ“発展途上”「十分いける」!鯉投ルーキーの脳裏にビッグプラン!自由獲得枠で広島に入団した
永川が3日、日本人最速を改めて誓った。夢の「160キロ」だ。「自分の売りは直球。160キロを出したいです。
まだ鍛えていない状態で152キロが出ましたから、これから十分いけると思います」。自己最速から8キロの
上積みにも自信たっぷりの表情を浮かべる。「とにかくケガをせず、先発なら2けた。抑えなら50試合は
投げたいです」。正月を父・義夫さん(47)の実家(岡山市)で過ごした右腕は、毎年足を運ぶ近所の教会で
プロ1年目の活躍を祈った。9日からはドミニカ共和国カープアカデミーで行われる合同自主トレに参加する。
「楽しみです。暖かいところでしっかり体を作ろうと思います。春季キャンプでフリー打撃の時には
前田さんとか抑えて、監督にアピールしたいです」。北別府現投手コーチ(通算213勝)が現役時代付けていた
エースナンバー、背番号「20」を継承する22歳。頼もしい言葉同様、頼もしい活躍が期待できそうだ。

 箱根駅伝、駒澤大学、2年連続、総合優勝!
4 誕生日岡上和典

 山本&仙監督「ペタから崩す」巨倒で共闘
山本浩二監督が親友の阪神星野仙一監督と「読売包囲網」を誓い合った。ともに休暇を過ごしている2人は
この日、日本料理店で顔を合わせ、打倒読売の話題で盛り上がった。
星野監督「あの戦力だからね。勝ち越しても負け越しても、1つか2つだろうな。でも、おもろくはなるで」。
山本監督「仙も恐るべしというか、今までにない動きで補強した。阪神との勝負とは別だが、昨年は読売に
あれだけ見せられたわけだからね。策を練りましょうということやね」。
昨季、阪神は読売に対し12勝15敗1分け。優勝した85年を最後に17年連続負け越しという
屈辱的な記録を更新した。一方、広島も11勝16敗1分けの借金5。両チーム合わせて8個の貯金を
読売に進呈した。今年はそうはいかない。ペナントレースを熱く盛り上がらせる意味でも、打倒読売に
執念を燃やすことを親友は誓い合った。星野監督が「おもろいで」とニヤリと笑ったポイントは松井の抜けた穴だ。
「打つ方は(マイナス要素は)ないんじゃない。ただ守る方がな」。阪神も狙っていたペタジーニを加えた打線は
今年も脅威。だが、ペタジーニの右翼の守備には付け入るスキがあるとみている。
星野監督「松井の守備はヘタじゃなかった。メジャーでもうまい方に入るやろ。ペタは最初の年に少し左翼を
守ったぐらいやろ。最終的には一塁に回ると思うがタツ(原監督)がそのへんをどう考えるかやな」。
ペタジーニが一塁に回るということは、清原が浮くか、離脱を意味する。加えて「ペタはマイペースなタイプ。
ただ、そのわがままがヤクルトで通用しても読売ではそうはいかんで」。昨年にはない問題が読売を
揺るがすかもしれない。巨大戦力を打破する共闘タッグはあらゆる策を講じていく。

 ペタの右翼はねえ…豪で山本・星野両監督がG倒密談
山本浩二監督がゴールドコースト市内の日本料理店で、親友の阪神・星野仙一監督とバッタリ遭遇。
約20分間の“密談”の後、「ペタちゃんのライトはねえ」とロベルト・ペタジーニ外野手の加入が宿敵読売の
死角になりかねないことを指摘した。緊急のG倒作戦会議で、2人は強力G包囲網を確認し合った。
真夏の太陽が降り注ぐゴールドコースト市内の昼下がり。とある日本料理店で、セ界の指揮官2人が
偶然にも、顔を合わせた。「コージ」と声を掛けた星野監督に、「センやないか」と返した広島・山本監督。
大学時代からの親友2人が偶然に出会い、しばしの“密談”へ…。話題はもちろん、一つしかなかった。
闘将は単身で、広島の将は家族を連れ立ってのバカンス中。軽口を叩きながらも約20分間、話し続けた。
突如始まった作戦会議。その一端を、星野節が明らかにした。「ペタちゃんのライトはねえ。辰ちゃんが
そのへんをどう考えているかだけど、結局ファーストになるんじゃない。清原も故障が多いしね。
まあ、おもろくなるわ」打倒読売は2人の共通項。巨大戦力にも隠せないスキがあると、はっきりと言い切った。
今オフ自らも獲得に乗り出した、ペタジーニの新加入。打撃面では松井(ヤンキース移籍)の穴を埋めると
予測したが、その存在がチーム構成に歪みを生むとも予告した。原監督の構想通りP砲が不慣れな
右翼に入れば、それこそ目に見えた守備の穴。高橋由が中堅に回ることになるが、「そら由伸はライトに
おるほうが怖いよ」と三塁、本塁への走塁面で“歓迎”の意向を示した。また、常時出場が難しい清原に
代わってペタジーニが一塁に入れば、中軸から大砲が1人消えることになる。ポジションが重なり、清原の
プライドを傷つける恐れもある。「ウチだけが読売に3連敗してないんや。ヤクルトもしとるし、コージのところは
2回もしとるやろ。ウチが一番抵抗しとるんや」故障者続出の昨季でさえ、対戦成績は12勝15敗1分。
借金3の格差を、確実に埋められる補強はできている。投手で伊良部、下柳。野手では金本、野口。
プラス要素しかない自陣に対し、敵には泣きどころがある。「やはりあの戦力だからね。勝ち越しても
負け越しても、1つか2つまでじゃないか」最後の日本一に輝いた85年を最後に、読売戦の負け越しは
実に17年連続。真の変革は、この悪しき伝統を断ち切ってこそ完成する。親友と約束したG包囲網の結成。
その先頭に立つ意気込みで、火の玉野球が王者唯一のスキにつけこむ。
山本監督は打倒Gのタッグ結成宣言!
家族3人で豪州滞在中の山本監督は、闘将との対面に打倒読売へのタッグ結成を宣言した。
「阪神との勝負は勝負。それとはまた別で、去年読売にあれだけ見せられた(対戦成績は11勝16敗1分け)
んだから、お互いしっかり策を練りましょうやというところだね」今オフには金本がFA宣言して阪神に移籍。
親友に主砲を奪われてしまったが、新井ら若手の成長でカバーできる計算がある。「センも恐るべきというか、
今までにない動きで補強をしているからね」。移籍決定の際には直々に報告も受けており、大学時代以来の
友情に変わりはない。昨季阪神との直接対決は13勝15敗も負け越し、意地をみせられなかった。すでに
「金本対策も考えないと」と宣戦布告しているミスター赤ヘルとの第2ラウンドも、激しいバトルになりそうだ。

 ペタの外野守備つけ込め!山本・星野両監督がg倒包囲網
阪神・星野監督が、広島・山本浩二監督と打倒読売へ強力タッグを組むことを誓った。親友の2人は、
当地の日本食レストランで約2時間にわたって歓談。日本一軍団の死角は新戦力・ペタジーニの
外野守備にあると指摘した。
年末年始の静養先を例年、豪州に決めている2人。読売の弱点を
分析し合った結論は明快だった。「ペタの外野守備は悪影響が出る。来日当初は少しレフトを守ったが、
以後ファーストしかやってない」P砲の不慣れな外野守備から読売のほころびが生じる、と星野監督は
自信満々だ。もちろん、ヤンキースに移籍した松井のマイナス分も計算している。「彼の抜けた影響は
打線より守備力に出る。中堅守備は下手じゃなかったから。(コンバートが予想される)高橋由はライトの方が
向いてるし。今年は面白くなる」就任1年目の昨季は12勝15敗1分け。17年連続負け越し中の宿敵を
さかんに挑発し、不敵な笑みを浮かべた。昨年5位の広島も負けてはいない。「昨年は読売に強さを
見せつけられた。仙とはお互いしっかり策を練ろう、と言ったよ」昨年11勝16敗1分けと叩かれた山本監督も、
死角の外野守備を突こうと気合十分。包囲網結成で原巨人のV2を阻むつもりだ。

 沖縄で連投の安仁屋、2回を0封、マスターズ・リーグ
58歳、鮮やか勝利投手に!元広島の安仁屋がご当地沖縄で連投、スタンドを沸かせた。
首位・東京への挑戦権をかけた福岡―大阪戦が4日、沖縄・北谷で行われ、14安打6点で快勝した福岡が
勝率でも名古屋を抜いて単独2位に躍り出た。スタンド沸かせた安仁屋の力投!前日3日の浦添に続き、
志願して2日連続で先発のマウンドに上った安仁屋は、58歳の年齢を感じさせない投球で2回を無失点で
投げ切り、勝利投手に。さらに前日タイムリーを許した石嶺を初回二死一塁で三ゴロに抑えてリベンジを果たし、
「スライダーを打たれたので、4球シュートを続けた」と得意満面だった。
福岡・稲尾監督「打撃のチームのうちらしい、理想的な点の取り方が初めてできた。本人の希望もあって
1カ月前から、この沖縄シリーズでは安仁屋の連投を決めていた。やっと東京への挑戦権を得た。
東京ドームでの直接対決では頑張ります。」
5  永川実家で自主トレに向け本格始動
広島に自由獲得枠で入団した亜大の永川勝浩投手が5日、ドミニカ共和国である自主トレに向け、
三次市の実家で本格的に始動した。午前9時。気温は氷点下3・1度、約40センチの雪が積もる実家前で、
約30分間、ランニングなどをこなした。「この雪のように真っ白な気持ちでプロの世界に挑みたい。
シーズンを通して1軍で投げることができれば結果はついてくるはず」と、明るい表情を見せた。
年末年始は実家や父親の郷里の岡山市内で過ごした。母校、新庄高の同窓会や激励会などに追われる中、
毎日、ランニングやキャッチボール、腹筋運動などを続けてきた。2日には同郷の阪神・福原の実家を訪ねて
春季キャンプの心得を聞き、「徐々に不安と期待が高まってきた」という。横山や同期入団の鞘師らとともに、
9日にドミニカ共和国へ出発。25日に帰国する。温暖な気候のカープアカデミーで、球団トレーナーらの
指導を受けながら体力強化に励む。「春季キャンプで練習についていける体力を付けたい」と意気込む。
大学の残り単位を取得するため、5日午後には上京。練習を続けながらレポートを書き上げる。
「何事もやり遂げないと」と気持ちを引き締めていた。

 永川、有名になってCM女王と結婚だ
自由獲得枠で入団したルーキー永川が5日、三次市の実家近くで始動。ストレッチとランニングで
1時間ほど汗を流した。練習後には、新人王、セーブ王獲得への意欲を示すとともに、来オフ、年末年始の
テレビ番組の“売れっ子”になる野心を口に。さらには女性有名タレントと結婚…という壮大な?野望も
披露した。152キロ右腕・永川が、大きな野望を胸にプロへの助走路に立った。自宅近くで午前9時から
約1時間、沿道に積もった約40センチの雪を見ながら、ランニング、ストレッチで体をほぐした。
早朝まで旧友と飲み明かし、睡眠時間はわずか1時間。眠い目をこすりながらの始動だったが、
練習後は「これから頑張るんだという感じ」と、一汗流したそう快感を笑顔で表した。
即戦力、抑え候補とチームの内外から期待される永川にとって、「新人王」は優勝と並ぶ大目標。
しかし、どん欲なルーキーにはそれだけでは物足りない。「バリバリ、テレビに映りたい方」という
根っからの目立ちたがり屋は、実家で過ごした年末年始、テレビの特別番組に大きな刺激を受けた。
そして“野心”も大きく膨らんだ。「テレビに出てるのは巨人の選手ばかり。(広島の選手が)呼ばれるには
新人王だけでいいのかな…。セーブ王も獲れたら出れますよね」さらに「芸能人の知り合いをつくりたい。
タレントと結婚?いいですねえ。好きなタイプは伊東美咲さん。番組で知り合えたら…」と、
有名人になり、CMの女王で知られる人気女優との結婚―という壮大な野望も披露した。
野望実現へ準備に抜かりはない。9日には合同自主トレ参加のため、ドミニカへ向かう。
横山ら先輩投手とともに常夏の国で体をつくる。この日の午後には卒業試験免除の最終的な了解を
大学側から得るため、新幹線で東京へ。自主トレ参加のため試験を受けない代わり、8日までに2科目の
リポートの提出が義務付けられることになるとか。出発までの3日間、まずは野望実現へ向けた
最初の“試練”を乗り越える。

 長谷川にライバル出現!伊東美咲のため、永川が賞獲りに燃える
広島の自由獲得枠ルーキー、永川が5日、三次市内で自主トレ。新人王と最優秀救援投手賞の
ダブルタイトル獲得を目標に掲げた。有名になって全国ネットでテレビ出演し、人気女優・伊東美咲(25)と
知り合いになるのが狙いだというが…。 美咲ちゃんが相手なら、喜んで逮捕されちゃう?
積雪40センチと極寒の三次市内で、朝から軽くランニング。昼過ぎに東京行きの新幹線に乗りこんだ永川が、
ドーンと一年の計を公開した。「僕も全国放送のテレビに出たいんです。新人王とセーブ王を取れれば…。
芸能人と知り合いになりたい。伊東美咲さんが好きなんですよ」伊東美咲と言えば、昨年のドラマ
『逮捕しちゃうぞ』で主演し、現在も化粧品CMなどで世の男性をとりこにしている超美形女優だ。
男なら、誰だってお近づきになりたい。その人気女優と友達、果ては彼氏になろうというのだ。
まず出会うチャンスを作るには、広島ローカルではなく全国ネットのテレビ番組に呼ばれなければならない。
そこで全国区になるために、チーム6年ぶりの新人王だけではなく、最優秀ストッパーのダブル獲得を
目標に掲げたのだ。目指すは、タレントや女子アナと大胆に交際している在京球団の選手。
同級生の西武・松坂のように“フライデー”されることも、むしろ大歓迎だ。「1年間一軍にいれば、結果は
付いてくる。カープが勝つために投げたい」。MAX152キロと2種類のフォークを持つ守護神候補。
伊東美咲と会えるなら、少々の無理だって耐えられる!
9日にドミニカ自主トレに出発年末から帰省していた永川はこの日、都内の亜大合宿所へ戻った。
6日から卒業のための2科目(憲法、商法)のレポート作成に取りかかり、9日に成田から
ドミニカ自主トレに出発する。「しっかりと体を作ってきたい。海でも泳いでみたいですね」
球団がアカデミーを持つ縁で、過去に新人時代の沢崎が挑戦し、その年に新人王を獲得した。
温暖な地域で午前中に2時間体を動かし、午後は自由時間。山育ちのためここ10年近く海水浴の
経験がない永川にとっては、海も楽しみの1つ。帰国する25日には、体も仕上がっているはずだ。

 永川「新人王よりチームの勝利」広島県三次市で始動
「真っ白な気持ちで頑張りたい」!新人王よりフォア・ザ・チーム―。自由獲得枠で広島に入団した永川が
5日、故郷の広島県三次市で自主トレを開始。大寒波が襲い、一面銀世界の中での門出。
40センチ以上も降り積もった雪面を見つめながら、右腕はプロ1年目を思い描いた。
「この雪のように真っ白な気持ちで初心に戻って頑張りたい。新人王にはこだわらない。
自分の記録よりチームの勝利。カープが勝つ試合で投げたいです」気合は行動となって表れた。
新年2日の朝、プロの心得を聞くため同郷の先輩阪神・福原の実家に足を運んだ。
「オレは(1年目)キャンプ3日目でつぶれてしまった。投げ過ぎはいけないが、体力づくりは
いくらやってもいい」と助言を受け、気を引き締め直した。この日は約1時間のトレーニング後、上京。
6日から8日まで、卒業に必要なリポート提出のため大学に通い、9日からドミニカのカープアカデミーで
行われる合同自主トレに参加する。「ドミニカではキャンプについていけるような体をつくってきたい」。
コイの救世主は自らの足元を見つめながら、いよいよプロの世界へ旅立つ。

 ルーキー永川がセーブ王宣言
広島の自由枠ルーキー永川が5日、実家のある広島県三次市で自主トレを開始した。あいにくの大雪にも
「雪のような真っ白な気持ちで、初心に戻って頑張ります」と決意表明。柔軟体操やランニングで
約1時間、汗を流した。9日からは「しっかり体を作ってきたい」と話すドミニカでのトレーニングが待っている。
前回97年(1月)の同トレには、当時の新人・沢アが参加、ルーキーイヤーに12勝を挙げ新人王。
効果抜群で縁起もいいトレで続く構え。「新人王だけでなく、セーブ王も取れればいいですね。
でも、まず自分が納得いく成績を残して、カープが勝つために投げたい」。
大雪のように白星を積み重ねるべく、永川のプロ1年目が幕を開けた。

 永川、幼なじみ阪神福原に厳しい体験談
昨年の大晦日から父・義夫さん(47)の故郷・岡山に帰省していた永川は、三次市の実家に戻った2日夜、
同市内にある阪神福原の実家を訪ねた。4歳上の福原とは、永川が小学生だったころからの知り合い。
広島入団にあたり、球界の先輩を年始訪問した。福原から教えられたのはプロキャンプの厳しさ。
「福原さんは『(入団1年目は)キャンプ3日目でつぶれたかな』と。それを聞いて、しっかりと体を作って
いかないととより思いました」。反面教師?と言っては失礼だが、先輩福原の体験談が
永川の気持ちを引き締めた。
6 誕生日河内貴哉

 新井が一本立ち宣言
新井が6日、広島市内のスポーツジムで本格始動。師と仰ぐ金本の阪神移籍に「グラウンドの中で
先輩後輩は関係ない。乱闘も辞さずの気持ちでやる」と一本立ちを宣言した。今季の目標に30本塁打を掲げ
「早くキャンプインしたい。『金本をぶっ飛ばすぞ』と言えるようになりたい」と意気盛んだった。

 新井始動!武闘派宣
昨季打率.287、28本塁打とプロ入り最高の成績を残し、広島の新4番として期待される新井が6日、
広島市内のスポーツジムで本格的に始動。約1時間の練習後、師匠と慕ってきた阪神・金本への
対抗心をメラメラと燃やした。今季は敵となる同郷の先輩に対し、「乱闘も辞さないつもり」ときっぱり。
“武闘派宣言”に主砲としての責任感がみなぎった。親愛の情が憎しみに変わった、とは言わない。
だが、あえて憎しみに近い感情を持って“師”を超える。広島市内のスポーツジムで約1時間、
ウエートトレ中心のメニューをこなした新井は、敵チームの主砲となった金本への気持ちを
「グラウンドの中では先輩も後輩もない。乱闘も辞さないつもりでいきます」という言葉で示した。
同郷・広島の大先輩。昨年までは心のよりどころでもあった金本に対し、ここまで過激な表現を
使うのは初めてだ。金本がFA移籍の意思を表明した昨年10月31日には「寂しいばかりで…」と
目を潤ませた。キャンプ中の11月2日には「練習中、ふと金本さんのことを考えている」と
複雑な心境を明かした。12月17日、契約更改後の会見でようやく「独り立ちじゃないけど、
そういうふうにやらないと…」とし“金本離れ”を決意した。年末年始に旧交を温めた友人から
「4番頼むぞ!」と声をかけられ、周囲の期待の大きさを痛感した。相手投手のマークが
厳しくなることが予想される中、今季の目標に「30本は打ちたい」と昨季を上回る本塁打数を
掲げたのも、強気なまでのこの日の“宣戦布告”も、金本移籍を吹っ切り主砲としてチームを
引っ張る自覚が芽生えたことの証だ。「(去年の同時期より)体重(98キロ)は2キロ増えたけど
すべて筋肉分」と、成長した肉体に胸を張った。“西の番長”と呼ばれる金本に、心を鬼にして立ち向かう。
日ごろから金本に教えてもらった闘争心が、新4番・新井の五体から早くも噴き出している。

 新井始動!30発で「金本超え」
30発で金本越えだ!新井が6日、広島市内のジムで自主トレーニングを本格始動した。
ウエート中心のメニューで大粒の汗を流した新井は、今季のノルマとして「最低でも30本(塁打)を目標に
頑張る」と宣言。FAで阪神へ移籍した先輩金本には「グラウンドの中では先輩、後輩は関係ないですから。
強い者に弱い者が向かって行く感じでいきます」と対抗心を見せた。昨年は全試合出場を果たし、
自身最多の28本塁打を記録。しかし、金本の29本塁打には1本及ばず。「去年とは気持ちの入り方が違う。
チームが勝つために打たないと、ワンランク上のことを考えている」。年明けから気合は十分すぎるほど。
「今、キャンプに入っても大丈夫。問題ないです」と、金本越えの挑戦が始まった。

 新井、金本に乱闘予告!“仁義なき戦い”挑む
市内のジムで自主トレ!新四番候補が新年早々の乱闘予告―。広島市内のスポーツジムで自主トレ中の
新井が6日、阪神へFA移籍した金本に果たし状を出した。「グラウンドでは先輩も後輩もない。
乱闘も辞さないつもりでやります」。広島時代から慕う師匠に”仁義なき戦い”を挑む。
打倒・虎の金本へ闘志!元日始動から6日が過ぎ、心身とも戦闘態勢に入った。「今すぐキャンプインしても
大丈夫。待ち遠しい」。プロ4年目の昨季は28本塁打をマーク。「金本さんが抜けてやらないといけない」と、
自覚する若き大砲への期待は一段と高まる。今季の阪神戦では金本との四番対決が実現する可能性も。
「そういう希望はなきにしもあらず。オーダーを見て、周りが納得してくれるように力をつけたい」と
夢を膨らませた。打倒・虎の金本―。自身初の30発を最低ノルマに掲げ、闘志を燃やす。

 新井東出始動、「目標30本塁打」「140試合出場」
2003年の新年を迎え、プロ野球の主役たちが6日、相次いでシーズンのスタートを切った。
12年ぶりの優勝を目指す広島は、5年目の東出と新井が本格的に始動。広島からフリーエージェント(FA)で
阪神に移籍し、主砲として期待される金本は筋力トレーニングで汗を流した。昨季6勝に終わった西武の
松坂は、西武第二球場で約2カ月ぶりにボールを握った。東出は広島県の大野屋内総合練習場で練習。
キャッチボールやティー打撃などで約3時間、汗を流した。「(昨季痛めた)右足はもう心配ない。
(15日からの)合同自主トレまでにさらに鍛える」と、筋力トレーニングも入念にこなした。
正月は福井県の実家に帰省し、約1週間を過ごした。「いつもは行かない」という初もうでで、
「1年間、けがせずプレーできますように」と願った。順調に伸ばし続けた打率、打点、盗塁数などが
4年目の昨季、いずれもダウン。5月末の右太もも肉離れが原因だった。「失敗を繰り返すわけにはいかない」。
トレーナーと相談を重ね、自主トレのメニューに坂道ダッシュを取り入れて下半身強化に努める。
「140試合出る気持ちでやる」と意気込んだ。
昨季28本塁打を放ち、打線の軸として期待される新井は広島市内のトレーニングジムで体を動かした。
目標に30本塁打を掲げ、「キャンプインが待ち遠しい。実績を残して『金本さんをぶっとばすぞ』と
言えるくらいになりたい」と、威勢がよかった。

 新井東出が始動
新井、東出両内野手が始動。新井は広島市内のトレーニングジムで約1時間。東出は広島県大野町の
ファーム室内練習場で約2時間汗を流した。阪神へ移籍した金本に代わり主軸の期待を集める新井は
「4番」奪取に意欲十分。阪神戦で金本とともに4番に並ぶ場面を想像しながら、「(みんなに)おおっ、と
言われるぐらいになりたい」と話した。昨季故障に泣いた東出は「今年は故障しないようにやりたい」と、
控えめだった。


 前田「オレに休む暇はない」宣言通り無休トレ
広島のもう1人の四番候補・前田は昨年末の宣言通り無休トレを貫いた。「オレには休む暇はない。
リハビリやからな」。この日は大野練習場(広島県佐伯郡)で午後1時から約4時間、ランニング、
守備練習、ティー打撃などで汗。東出らにノックを打つ姿もあった。「体調がいいか悪いかは
実戦を行わないと分からない」と語りながら、時折見せる笑みは余裕すら漂わせていた。


 前田5時間トレ
宣言通り、オフの無休トレを続けている前田がこの日も大野練習場で精力的に動いた。
キャッチボール、ティー打撃、ウエートトレをみっちり5時間以上。「年末年始も?ウン、体はずっと
動かしてる。僕はいつもリハビリですから」と明るい表情で話した。


 広島球団も仕事始め
松田オーナーは今年を「原点」と位置付けた。広島市内の球団事務所で会見した同オーナーは
「今年は(初優勝した)75年(昭50)と曜日の回り方が同じ。(昭和)50年はカープの原点。
あの時も前評判は高くなかったが、足を使って先取点を奪う野球が復活すれば、いい戦いができる」と
期待を口にした。今年と同じく、元日が水曜で始まったここ3年(75、86、92年)で、広島は2度優勝。
ヒツジ年もここ2回が優勝という縁起の良さで、ペナント奪回を狙う。

金本の補償は金銭で
広島は6日、金本がFA移籍した阪神に金銭補償を求めることを決め、正式に手続きをした。
仕事始めの同日、松田オーナーが明らかにした。補償額は広島時代の年俸の1・5倍で、
推定3億6000万円。FA移籍では、選手の旧所属球団が金銭か選手による補償を受ける。
広島は、阪神の選手補償名簿を検討。重点補強の内野手については、シーツの獲得で
めどが立ったうえ、「先発投手候補を名簿の選手に求めて中途半端な形になるより、(補償金を)
外国人投手獲得に充てる」と決めた。また、松田オーナーは年頭のあいさつで「ひつじ年
(91年リーグ優勝、79年日本一)は験がいい。今年の暦(1月1日が水曜日)も初優勝した昭和50年と
同じ」と強調。「下馬評の高くなかった当時のような野球が復活できれば、楽しみな年になると思う」と話した。

古葉氏“開幕ダッシュ”狙うぞ 広島市長選1月19日告示
本格的な選挙戦を開始!選挙はスタートダッシュで勝負。1月19日に告示、2月2日に投開票が行われる
広島市長選挙に立候補する元広島東洋カープ監督の古葉竹識氏(66)が6日、広島市内各地で
行われた新年会、互礼会を回り、本格的な選挙戦を開始した。年末年始も返上して、各地でミニ集会を行い、
「広島を再び元気な町にしたい」とアピール。政党や各種団体の支援は特に求めず、ボランティア中心の
市民派として戦う選挙となったが、一方で有力市議、商工会議所なども回り、全方位外交でブームを
起こすことを狙っている。「告示からの1週間でどれだけ盛り上がるか、盛り上げてもらえるかが勝負の
分かれ目になると思う。最低でも15万票は取らないと勝てない。支援の輪が着実に
広がっている手応えはある」終盤追い上げではなく、序盤で一気に盛り上げ、保守票を取り込むのが
古葉陣営の描く必勝パターン。8日には市内中心部の本通で選挙事務所開き。15日には市内のホテルで
「励ます会」を行う予定。カープOBの高橋慶彦氏、プロゴルファーの倉本昌弘も応援に
駆けつけることも決まっている。
7  野村脱・自己流」 15年目のスロー調整
今年9月に37歳を迎える広島の野村が、メジャー流の体づくりを始めている。大リーグの一線で活躍する
同世代の調整を参考に、これまでの激しい内容の自主トレを変更。「今年は己を知ったうえで
スロー調整をやっていく」と、プロ15年目を静かにスタートした。7日は大野屋内総合練習場で、
関節や筋肉の状態を確かめながら、筋力トレーニングとストレッチ。既にキャッチボールやティー打撃を
始めた若手とは別メニューで、黙々と取り組んでいる。スロー調整を始めたのは「オーバーワークが
けがにつながった」という反省がある。昨年12月に訪ねた米国でヒントを得た。元広島のメディーナら
大リーグ関係者から「年齢的に過度な練習は悪影響になる」とアドバイスを受けた。
同世代の大リーガーは肉体と相談し、トレーナーの組んだプログラムに沿って体づくりに励んでいることも知った。
取り組みの変化は考え方までも変えた。「開幕に合わせたいけど、10日遅れたらそれでいい。
今年は10年以上やってきたスタイルを変える」。2000本安打まであと237本。
野村は14年間の「自分流」と決別した。

 野村スロー調整「抑えて抑えて」
野村が7日、自主トレ中の大野練習場で、今年のテーマにスロー調整を掲げた。「年齢的なこともあるし、
自主トレでもキャンプでも抑えて抑えてやる」とオーバーワークによるケガを防止する姿勢を示した。
きっかけは昨年12月に訪れた米国。旧知のメディーナ(元広島・93〜95年)の友人であるメジャー関係者に
「練習のしすぎだ」とアドバイスを受けた。「競争の中で、どうしても性格的にやり過ぎるけど、
気持ちをしっかり持って自分を中心に考えたい」とマイペースを貫く決意だ。3月28日の開幕戦
(対ヤクルト・神宮)に関しても「間に合わせたいとは考えるけど、もし遅れていたなら4月になってもいい」と
あくまで無理はしない。

 佐々岡が自主トレ始動
佐々岡が7日、島根県金城町の金城CCで沢崎、酒井とともに自主トレを開始した。

シュールストロムをスカウトに
広島が昨年限りで退団したエリック・シュールストロムを駐米スカウトとして採用することが7日、分かった。
近日中に契約を結ぶ。松田元オーナーは「性格面を考慮して決めた。今春の(米国の)キャンプから選手を
見て回ってもらうことになる」と話した。同氏は日本ハム、広島で主に抑えとして計4シーズン、プレーし、
日本の野球を熟知しているだけに、投手力の補強が急務な広島にとって貴重な戦力となりそうだ。
8 誕生日栗原健太

 黒田が自主トレ開始
開幕投手最有力候補の黒田が、広島県大野町の大野寮屋内総合練習場で自主トレを開始。
軽いキャッチボール、ウエートなどを約2時間行った。昨年は腰痛に悩まされ、10勝10敗とやや不本意な
成績に終わった。それだけに「(初詣でで)背番号くらい勝てるように祈った。タイトルも何か一つ取れれば」と、
15勝とタイトル獲得を目標に掲げた。


 黒田、目標は背番号「15」勝
黒田が8日、今シーズンの目標に「15」勝を掲げた。この日、広島大野練習場での自主トレを開始し、
初投げを行った黒田は、初詣の際に設定した目標を披露。「平成『15』年だし、背番号が『15』なので
『15』勝。それぐらいは勝たないとと思ってます」と自己最多の勝利数に挑む決意を語った。
もちろん、ただ白星を追うわけではない。負け数を減らし、貯金を作ることも課題に挙げる。
「去年(10勝10敗)は貢献できてない。2ケタの貯金は難しいかもしれないけど、それくらいできれば
チームにも貯金ができる」と意気込んだ。昨年11月からFM放送(HFM・毎週金曜)で
メーンパーソナリティーも務めている黒田。「経験しようと思ってもできないことだし、いろんな質問なんかが
来て楽しい」と都合がつけばキャンプ中も続行の予定だ。

 今季の目標「15勝」へ黒田始動
2年連続2けた勝利を挙げた黒田が8日、大野屋内総合練習場で自主トレを開始した。
平成15年と、背番号にちなんで、掲げた今季の目標は「15勝」。自己最多勝利へ向け、若きエースが
動き出した。ランニングやダッシュなど2時間余りのトレーニング。昨年11月の出身地別東西対抗戦
(ナゴヤドーム)以来、約2カ月ぶりにボールを握り、軽めのキャッチボールをこなした。
昨年は腰痛に苦しんで10勝10敗。「貯金なしではチームに貢献したとはいえない」と反省する。
再発防止のため、腹背筋の筋力アップに取り組む。調整方法も見直した。「ある程度ストップをかけるのも
責任感」と、キャンプ恒例の300球以上の投げ込みは、体調次第では見送るつもりでいる。
1日未明、大阪市の実家近くの神社へ初もうでに出かけた。「背番号ぐらいは勝てるように」と
新年に誓った。開幕投手の呼び声もある中、「そのつもりで、気持ちで仕上げていく」とエースの自覚は
十分だ。3年連続の「完投王」ながら、メジャータイトルには無縁である。「取るにこしたことはない。
周りの見る目も変わってくるはず」と、タイトル獲得を目指す。「金本さんが抜けて弱くなったと
言われるわけにはいかない」ときっぱり。新しいチームの顔としての風格をのぞかせた。

 黒田が始動
黒田が8日、広島県内の大野練習場で始動。キャッチボールやウエートトレーニングで汗を流し
「背番号(15)くらいは勝ちたい。平成15年だしね」と目標を掲げた。昨季は10勝(10敗)を挙げたが、
腰を痛めてシーズン序盤に約2カ月間戦列を離れた。エースとして今年にかける思いは強い。要注意チームに
阪神を挙げ、「強敵になるが、負けたくない。一番抑えなきゃいけないのは金本さん」と闘志を燃やした。

 新選手会長・西山が自主トレ開始
今シーズンから選手会長を務める西山が、大野練習場で自主トレを開始した。若手選手らと笑顔で
あいさつを交わしながら、キャッチボールなどで約1時間の始動。「選手会長?そうだからといって特に
変わりはないよ。みんなが盛り上げてくれるやろう」とチーム一丸でシーズンへ向かう構えを示していた。
9  永川鞘師ら、ドミニカ自主トレに出発
ドミニカ共和国のカープアカデミーで自主トレする永川、鞘師両新人と横山、矢野の計4選手、山内コーチ、
小山トレーナーの一行が9日、現地へ出発した。昨年、けがに苦しんだ4人が温暖な気候の中で
トレーニングを開始するのが目的。2月のキャンプインに向けて約2週間、体力づくりに専念する。
腰痛に悩む永川は「しっかり鍛えて、プロの練習についていける筋力をつけたい」と話した。
昨季、春季キャンプで右肩を痛めた矢野は「今年は飛ばし過ぎず、尻上がりに調子を上げていきたい。
走り込んでくる」と意気込んでいた。6人は26日に帰国予定。

 東出、仁志グラブで守備力アップだ
東出が今季、読売仁志モデルのグラブで守備力向上に努める。自主トレ中の大野練習場で、昨年11月に
仁志からもらったグラブについて「ボールが吸い付く感じです」と違いを口にした。昨季、遊撃で
16失策を記録した東出は、新外国人シーツの加入で今季から二塁へコンバート予定。
「新しいポジションで1から頑張ります」と、二塁手として4年連続ゴールデングラブ賞の仁志に追い付け、
追い越せ精神で出直す。すでに同型のグラブを発注済みで近日中に手元に届く予定だ。

 東出”G仁志のグラブ”で定位置獲りだ!
昨季終了と同時に遊撃から二塁手転向を命じられた東出が、読売・仁志が使うグラブで定位置確保を誓った。
「吸い付くイメージがあって、やはり違います。球界を代表する二塁手ですからね。シーズンも同じもので臨みます」
昨年11月7日の出身地別東西対抗戦で、二塁手として4年連続ゴールデングラブを受賞している仁志から
譲り受けたのがきっかけ。一昨年に27失策、昨年は16失策を犯した東出に希望の光をともした。
以後は肌身離さず使い続け、さらに同じモデルを四つ発注。24日からの沖縄自主トレには手元に届く予定だ。
自主トレは6日から継続中で、9日も大野練習場(広島県佐伯郡)で約4時間、守備練習などに汗を流した。
「一から頑張るしかないです」。勝負の5年目。まずは新グラブで定位置をキャッチする。


トレーナー陣、12人に増強 球界トップ級

広島がトレーナー陣の一層の強化と充実を図っている。昨季の8人体制から、今季は世界で最も
権威があるとされる全米アスレチックトレーナー協会(NATA)の公認資格者ら4人を新たに採用。
「12球団トップクラス」(球団)となる12人体制で選手をサポートする。増員する4人のうち3人は、
NATAから招いた。運動生理学や栄養学などを学び、大リーグなどで1500時間の実習を積んだ
米国仕込みのリハビリやトレーニングの専門家。一昨年に採用したNATA出身の橋本トレーナーが、
足の故障に悩んでいた緒方や前田の復活を支えたことで一気に増員を図った。開幕までには、球団で
初となる理学療法士も採用する。球界でもトップクラスの12人体制で担当も細分化した。
トレーナー部はトレーナー課とコンディショニング課に分け、治療やリハビリ、トレーニングを選手の状態に
応じてサポートする。新採用の1人はドミニカ共和国での自主トレに帯同。2月のキャンプでは全員、
チームに合流する。福永トレーナー部長は「スポーツ医学が野球界に浸透する中でも、カープは先駆的に
進み始めている。各部門の専門家が増えることでトレーナーのレベルも上がり、選手の体に対する意識も
高まる」と、期待している。
10  河内、巻き返し誓う
河内が今季の目標に「借金返済」を掲げた。昨季は左の先発として期待されながら1勝7敗と低迷。
「自分だけで6つも借金をしたので、今年は返すつもりで貯金を6つしたい」と宣言した。
この日から大野練習場での自主トレをスタート。過去3年はケガに泣かされてきたが
「今年は順調にきてます。1年間、1軍にいられるようにやりたい」と巻き返しを誓っていた。

 高校生ルーキーの吉田・松本高、大野入寮

広島の高校生ルーキー、吉田圭と松本高明(ともに東京・帝京高)が11日、広島県大野町の
カープ大野合宿所に入寮した。大学生の永川勝浩(亜大)と鞘師智也(東海大)は、ドミニカ共和国
カープアカデミーで自主トレ中のため、2人がひと足早く合宿生活をスタートした。
午後1時過ぎ、緊張した表情で到着。スパイクなど真新しい用具を受け取り、それぞれ1階に
割り当てられた部屋に入った。荷物整理を始めた吉田は「風邪に気をつけなければ」と、加湿機を
持ち込んだ。先輩へのあいさつや施設見学を済ませると、早速、軽めキャッチボールなどで汗を流した。
吉田は「キャンプはきついと聞いている。体を動かしておかないと」と気を引き締め、松本は
「プロ入りした実感がわいてきた。不安の方が大きいけど頑張ります」と気持ちを新たにしていた。

 広島カープにサッカー部誕生!? 帝京の新人コンビがサッカートレ導入へ
吉田と松本が大野合宿所に入寮!広島に赤ヘルサッカー部が誕生する!?2巡目ルーキー・吉田と
5巡目の松本が広島県佐伯郡の大野合宿所に入寮。野球だけでなく高校サッカー界の強豪でもある
帝京出身の新人コンビは、春季キャンプへ向けた体づくりにサッカートレを取り入れる。
今冬の高校サッカー選手権で帝京はベスト8進出。吉田、松本のクラスメートにもU―18代表の大沢ら
多数のサッカー部員がいた。入寮に際してサッカーボールをせんべつ代わりに贈られ、2人は
「練習でも使いたい」と声をそろえた。

 故松田耕平氏が野球殿堂入り
野球殿堂入りを決める野球体育博物館の競技者、特別両表彰委員会は10日、東京都文京区の
同博物館で今年の被表彰者として阪急(現オリックス)の監督時代に日本シリーズ3連覇を達成した
上田利治氏(65)ら5人の選出を発表した。殿堂入りは計149人となった。競技者表彰の上田氏は
阪急、オリックス、日本ハムの監督を務め、20年でリーグ優勝を5度達成し、1322勝を挙げている。
競技者表彰はこのほか、元ヤクルト監督の関根潤三氏(75)が選ばれた。関根氏は2リーグ分立時の
1950年に近鉄入り。投手、外野手として活躍、投手としては65勝をマーク、打者では1137安打を放った。
投手、野手で球宴にファン投票で選出されたのは関根氏だけ。特別表彰は広島球団の前オーナーで
昨年7月に死去した故松田耕平氏が選ばれた。松田氏は70年にオーナーに就任、情熱を注いだ球団経営で
75年の初優勝をはじめ、6度の優勝(日本一は3度)を見届けた。
海越え次々進取の試み!昨年7月10日に亡くなった松田耕平氏にとって、この日は月命日。
あいさつに立った二男の弘さん(49)は、まずそのことに触れ、「照れながらニッコリした顔が思い浮かぶ」と、
父親をしのびながら栄誉を喜んだ。弘さんの一番の思い出は、やはり1975年の初優勝。「優勝した翌朝、
東京で『全部の新聞を買ってこい』と言われて行ったら、早朝で売店が閉まっていたのを思い出す」と、
せっかちだった父親に苦笑した。この日、配布された履歴には、数々の功績が記されている。
米大リーグ教育リーグへの選手派遣、球界初の海外キャンプの実施、球界初の外国人監督の起用、
キャンプ地の屋内練習場の整備、ドミニカ共和国のアカデミー設立…。そして「地方球団として特色のある
チームをつくり上げ、日本プロ野球界の発展に尽くした」と結んである。自動車販売会社の社長を務める
弘さんが、同じ経営者として注目するのは、これらの新機軸を打ち出した理念。「やはり人を育てるには
外からの刺激もいるし、新しい情報もいるということ」と共感。「父親は新しい物が好きだったし、海外に
人脈や情報を持っていたから可能だったのでは」とその足跡を分析した。96年に殿堂入りした野球評論家の
衣笠祥雄氏(55)も駆けつけ、お祝いの言葉を述べた。衣笠氏は耕平氏に、特にかわいがられた一人。
同じ会場に2人のレリーフが飾られることから「また一緒に話をさせてもらえる場が増えてうれしい」
と言って目を細めた。
喜び分かち合う広島在籍の上田・関根氏!上田、関根両氏はともに、かつての広島在籍者。
松田弘さんと3人で喜びを分かち合った。上田氏は59年、広島に入団。現役はわずか3年間で
62年から8年間、コーチを務めた。「広島時代が僕の指導者としての原点」と言う上田さんは、
「先々代の恒次オーナーから『お前は選手としてではなく、指導者として取ったんだ』と言われてね」と、
当時のいきさつも披露。「東洋工業(現マツダ)の幹部研修によく通ったもんだよ」と笑った。
関根氏はコーチとして70年のわずか1年の在籍だったが、広島の山本浩二監督や衣笠氏を育てた
指導者として知られている。「最初、恒次オーナーから『4年間は全敗してもいいから、5年後に
天下を取れるようにしてほしい』と言われたのには、びっくりした」と懐かしそう。「だから公式戦も
オープン戦のようなものなので、思い切り若手を育てることができた」と振り返った。

 前広島オーナーの故松田耕平氏、特別表彰で殿堂入り
地域密着型球団経営に力、赤ヘル黄金時代を築き上げる!昨年7月10日に亡くなった松田耕平・
前広島オーナーが特別表彰で選ばれた。70年にオーナーに就任後は地域に密着した球団経営に
力を入れ、同時に大リーグへの選手派遣、海外キャンプ、球界初の外国人監督の起用と大胆な発想で
75年に悲願の初優勝。リーグ優勝6度、日本一3回と赤ヘル黄金時代を築き上げた。二男・弘氏は
「父の月命日に栄誉を頂けて感謝してます。照れながらニッコリ笑っている親父の顔が浮かびました」と話した。
広島・松田元オーナー(前オーナーの故松田耕平氏の特別表彰について)「父の野球殿堂入りの知らせを聞き、
大変光栄に感じております。この栄誉を授かったのも歴代の監督、コーチ、選手たちが父を支えてくれた
おかげであり、また父の野球への情熱を皆様が応援してくださったからだと思っております。
この栄誉を父のもとへ報告するとともに、あらためて皆様に深く感謝します。」
11  長谷川 入籍していた
昨季、チーム最多の13勝を挙げた長谷川が11日、昨年12月9日に広島市安芸区在住の女性(24)
=家事手伝い=と入籍していたことを明かした。昨年1月に知人の紹介で知り合った2人は夫人の
誕生日にあたる12月9日にゴールイン。長谷川は「シーズン中、一緒にいて落ち着いたし、これからも
一緒にいたいと思った」と笑顔で結婚を決めた理由を話した。「社会人としてプライバシーを大切にしたい」と
夫人の名前、写真などはあえて公表しないことで、大黒柱として家庭を守る自覚を示した長谷川だが、
自覚が増したのは先発の柱としても同じだ。今キャンプでは400球の投げ込みに再チャレンジする。
昨年は親指にマメができてしまい、315球を投げ終えたところで断念。その悔いはいまだに残っている。
「昨年は400球を投げ切れなかったから13勝止まりだったかなとも思う。ツメの甘さが共通するというか…」と、
スタミナと集中力不足から失速した昨季の終盤を反省し、今季こそ400球を投げきる決意だ。
さらに、「勝ち星、防御率、投球回数で去年を上回りたい」と昨季の13勝、防御率3・84、1941/3回をしのぐ
「15勝」、「2点台」、「200回」の目標を掲げた。長谷川が、さらなる飛躍を目指す。

 今まで通り…虎キラーの長谷川が今年も自信
阪神キラーの長谷川が11日、広島市内でのイベントに参加し、大補強を行った阪神について
「特に対策はない。気にせず今まで通りやればいい」と強気な姿勢を見せた。昨季は自己最多の13勝。
このオフは結婚もし「奮い立った。より上を目指す」と気合十分だった。


 長谷川、うわぁ!!ラブラブ…結婚公表 新妻は24歳
名前はヒミツ?でも、選手名鑑作成時には協力してね!昨季、チーム最多の13勝を挙げた長谷川が
11日、広島市安佐南区でトークショーに出演。2月の春季キャンプでは1日400球の投げ込みに
挑戦することを表明した。併せて昨年12月9日に広島市安芸区在住の24歳の女性(家事手伝い)と
入籍したことを明かし、「自分を奮い立たせたい」と意気込んだ。「肩は消耗品」などというやわな表現は
持ち出さない。キャンプでの投げ込みを慣例とする鯉投の中でも飛びぬけた数字を掲げた。
「400球を投げる。去年(1日最高は315球)はできなかったから13勝止まりだった。
スタミナが足らなかった」例年、首脳陣から出されるオフの課題は今年はなく調整も任せられた。
「自覚が出てきます。自分自身に妥協すると昔に戻ってしまう」。過酷な400球には慢心を戒める意味も
込められる。結婚という人生の門出も迎えた。「プライベートなことなので名前の公表は差し控えたい」と
話しながらも、昨年11月下旬から始まった新婚生活に「一緒にいて落ち着ける。支えになります」と
笑顔を浮かべた。最高のパートナーを得て次代のエースへと歩んでいく。

 長谷川、入籍していた
長谷川が11日、昨年12月9日に入籍していたことを発表した。お相手は広島市安芸区在住、家事手伝いの
24歳女性。名前等については長谷川の意向で公表しない。この日、広島市内でトークショーに出演した
長谷川は、新婚で迎える今シーズンに「(入籍は)自分を奮い立たせる。最低でも去年の数字を上回りたい」と
昨季の13勝以上の活躍を誓った。すでに夫人と交際していた昨季はチームトップの勝ち星(13勝)、
投球回(194 1/3 )を記録。今季の目標はさらに高く「勝ち星、防御率(昨季3・84)、投球回で去年を
上回りたい」と宣言。達成に向けては「キャンプで(1日に)400球を投げ込む」とスタミナ強化のプランを掲げた。

 河内、勝負の4年目へ早くも“開花宣言”
準備期間よサラバ!未完の大器が勝負のプロ4年目を迎えた。山本監督から今春オープン戦の開幕投手
(2月23日、ロッテ戦・都城)に指名されている河内が今年こその飛躍を誓った。都内トレーニングジムでの
元日始動を経て10日から大野練習場(広島県佐伯郡)での自主トレを開始。1勝7敗と大きく負け越した
昨季の借金返済へまずは充実の春を実現させる。山本監督もOP戦の開幕投手に指名!
精かんさを増した河内がいた。「燃えています」。わき上がる気持ちを素直に言葉にした。入団4年目。
今秋には大学を経た同級生がプロの世界に入ってくる。”準備期間”はもう終わりだ。勝負の1年が始まる。
都内の実家に帰省していた河内はプロ入り以来、初めて元日から動いた。品川のジムで筋力トレーニングで
汗を流すと、3日には同期入団の苫米地とのキャッチボールで初投げ。10日から大野練習場の自主トレを
スタートさせた。「順調です。体の不安がないですから」。思えば春は苦い季節でしかなかった。
昨春は左ひじ痛の影響でキャンプはファームスタート。一昨年もキャンプ途中で投球フォームを崩して
ファーム落ちした。新人だった3年前も自主トレ中の左足首故障が響いて満足に送れなかった。
昨秋のキャンプが自信になっている。「初めてフルメニューを消化できました。充実感がありました」。
毎日走りこみ、毎日ブルペンで投げた。予定された約3週間をやり通せたことを大きな一歩だと思えた。
山本監督は昨秋の時点で今春オープン戦初戦となる2月23日のロッテ戦(都城)の先発投手に
河内を指名した。一昨年は長谷川、昨年は矢野。その年最も期待する若手に任せてきた晴れ舞台だ。
「誰よりも最初にアピールできる。一番に結果を出したい。そのためにもしっかりとキャンプを送りたい」
飛躍を期待された昨季は1勝7敗に終わった。「去年の借金を返したい」。初の開幕1軍、
先発ローテーション定着、そして借金6の返済へ。大きな可能性を秘める左腕がいよいよ開花の時を迎える。

 帝京コンビが自主トレ開始
前日10日に入寮を終えたドラフト2巡目・吉田圭投手と5巡目・松本高明外野手の帝京コンビが、
橋本トレーニングコーチ指導のもと、大野練習場での自主トレを開始した。ストレッチ、ランニング、
キャッチボールなどでたっぷり汗をかいた吉田は「いろいろ教わりました」と笑顔。松本は「雰囲気が良くて、
練習に集中できます」と環境の良さを喜んでいた。

 先輩手本に 4新人が自主トレ本格開始
広島の新人4選手が11日、本格的な自主トレを開始した。ドラフト2巡目の吉田と5巡目の松本高
(ともに東京・帝京高)は大野屋内総合練習場で、自由獲得枠の永川(亜大)と4巡目の鞘師(東海大)は
ドミニカ共和国のカープアカデミーで、プロ選手としてのトレーニングを始めた。高校生の2人はランニングや
キャッチボールで汗を流した後、橋本、大友両トレーナーから筋力トレーニングの指導を受けた。
腹筋や背筋の効果的な鍛え方など約1時間みっちりと教わった。吉田は「さすがに高校とやり方が違う。
けがをしないように鍛えたい」と力強く話した。この日は高橋建や前田ら主力が続々と自主トレに訪れた。
先輩たちの練習を横目で見ながら、松本高は「自分とは比べものにならないほど体格がいい。
負けないように体づくりに励みます」と気を引き締めていた。ドミニカ組に帯同している山内コーチによると、
永川、鞘師の2人は10日(日本時間11日)、ランニングやキャッチボールなど初日、約3時間の練習をこなした。
春季キャンプへ向けて、動きは順調のようだという。
12  しずちゃんが、仙台で、金本と遭遇!

 「何でも屋」返上、遊撃狙う!キムタク
キムタクが、新外国人のシーツの加入で激しくなる遊撃のポジション取りに燃えている。
昨季、二塁、中堅など5つの守備に就いたユーティリティープレーヤーは「今季は一つの
守備位置にこだわる。あえてショートに挑戦する」と、自らを奮い立たせている。
12日、大野屋内総合練習場に今年初めて現れた。約2時間、キャッチボールやティー打撃などで
汗を流した。年初は妻の実家がある尾道市の山を走り込んだだけに、軽快な動きだった。
米大リーグで堅守を誇ったシーツと競合する遊撃を狙うのは、単なる主力の「穴埋め選手」から、
ワンランク上を目指す意欲の表れでもある。「何でも屋」だった昨年の経験から、「今年は一つの
ポジションに定着したい」と望む。シーツを上回る方法は一つ。打撃で勝つしかない。
昨季はリーグ 28位の打率2割3分8厘に終わった。「重心を低くし、どっしり構える基本を忘れ、
変にスイングをいじっていた」と反省する。オフの間は毎日、好調時のフォームをビデオで見て、
考えながらスイングを続けた。開幕当初は、シーツが起用されるのは覚悟の上だ。
それでも13年目のベテランは出番にこだわる。「いいところで打って、首脳陣に『拓で良かった』と
言わせたい」。まずは打撃に磨きをかけ、定位置確保を目指す。

 キムタク一心不乱
キムタクが大野練習場で本格始動。「どこでやるにしても、打たなきゃ話にならない」と、ティー打撃中心に
取り組んだ。今季も定位置は確約されていない。候補は二塁か、三塁もしくは外野の一角だ。
昨季は内外野を掛け持ち、ギリギリで規定打席に到達したが、2割3分8厘の低打率。
一心不乱にバットを振り込むしかない。

 黒田が“広報部長”になる
もっともっとカープを知って―。黒田が“エース兼広報部長”になる。昨オフから広島の選手では初めて
週1回、広島FMラジオにレギュラー出演し、DJを務めているが、2月のキャンプ中も継続することが決まった。
金本の阪神移籍後、注目度が低いチームのファン拡大、観客増に一肌脱ぐ考えからだ。
「ラジオはキャンプ中もやっていきます。僕自身が勉強になるし、ファンの方に少しでも興味を持ってもらって、
球場に来てほしいですからね」週1回、キャンプ地の沖縄、日南から電波で声を届けるだけとはいえ、
選手のキャンプ中の“副業”は異例だ。黒田の語り口と飾らない性格が好評を博しており、それが
ラジオ出演継続の決め手になった。この日も広島市内で行われた地元新聞社の販売関係者の集会に
ゲスト出演し、絶妙のトークで笑いを誘った。もちろん本業に抜かりはない。「一番欲しいのは最多勝。
月3勝を最低ノルマにすれば」と初タイトル奪取への具体的な青写真を打ち明けた。

 黒田、広報担当もお任せあれ!?
キャンプ中もラジオ番組生出演が決定!エース兼広報担当に就任!?黒田が12日、地元FM局で
パーソナリティーを務めるラジオ番組に春季キャンプ中も継続出演する考えを明かした。
開幕投手候補の右腕は自慢の豪球に加えて華麗なトークで人気拡張に励む。黒田は昨年11月から
広島FMで毎週金曜日放送の30分番組「KURODA INDEX(黒田インデックス)」の司会を担当。
野球にとどまらない幅広い話題が好評となり、「いい経験をさせてもらっています。可能な限りやりたい」と
広島を離れる2月中もキャンプ地から電話で生出演することが決まった。もちろん本業の充実も忘れていない。
名勝負を演じた松井がメジャー移籍で今季は不在。「各チームの中心打者といい勝負をしたい。
投げ勝てば目立てる」とセ界の四番打者斬りで知名度アップを図る。
13 誕生日山本翔
     松原誠(チーフ兼打撃コーチ)

 苦手の夏克服へダッシュ!昨季14敗の高橋建
昨年リーグ最多の14敗を喫した高橋建が、汚名返上を誓っている。「もう一歩頑張れば、勝ち星も防御率も
自己最高を超えられるはず」と奮起し、苦手の夏場克服をにらんで自主トレに励んでいる。
13日は大野屋内総合練習場で若手に交じってランニングやキャッチボールをこなした。ダッシュを多めに、
下半身を重点的に鍛えた。「もう一度先発を勝ち取りにいく気持ちでキャンプに臨む」と、
走り込みに精を出している。一昨年、初の2けた勝利をマーク。昨季は周囲だけでなく、自らもそれ以上の
活躍を見込んでいた。しかし、8月上旬左わき腹を痛め、十分なトレーニングをこなせず、同月以降は
1勝7敗と負けが込んだ。「期待を裏切ってしまった。けがをして、弱気の虫が出た」
反省を糧に、栄養補助食品を取るなど「夏場を乗り越える体づくり」を模索し続ける。今季はまず、
通算投球回数1000回到達が目標。達成まであと1332/3回。「先発ローテーションをしっかり守れば
達成できる記録だし、最低限の課題。負け数を1つでも減らしてチームに貢献していかないと」。
34歳となるベテラン左腕は、責任感を胸に昨季のリベンジに挑む。

 金本に内角攻め!?高橋建が対策明かす
左のエース高橋建が自主トレ中の大野練習場で今季から敵となる金本対策を明かした。「江藤(読売)の時も
そうだったけど、最初が大事。どのコースが強いとか弱いとかデータが出てくるので」。江藤が読売にFAした年、
広島の投手陣で最初に対戦し、内角へ厳しいボールを投じている。「ちょっと(指に)引っかかったんだけどね。
でも、金本さんにも(弱いコースが)内なら内で投げていく」と話した。

 高橋建「禁煙」を誓う
左腕エース・高橋建が13日、広島県佐伯郡の大野練習場での自主トレ後、苦手な夏場対策にと
「禁煙」を誓った。これまで何度か試み挫折してきたが、今年は「一昨年(10勝8敗)以上の成績」という
目標達成のため、例年よりもさらに強い決意で臨む。昨年、6月まで6勝6敗の成績を残していた高橋建は、
プロ8年目で初めて7月に白星を挙げたものの、終わってみれば背筋の故障もあって夏場の勝ち星が伸びず、
9勝14敗の成績に終わった。そこで、「たばこをやめようと思っている。健康に良くないし、
スタミナにもね…」と、スタミナ面に悪影響があるとしてたばこを控えることを決意。今オフから始めた薬の
服用と併わせてシーズン中も継続する。「イライラするけどキク(菊地原)とかひっぱたいて紛らわすしかない。
一昨年を上回るためにね」と、目標実現のため今度こそ“完走する”意気込みだ。

広島VS阪神2・11練習試合 「打倒・読売」共闘第1弾が実現
浩二vs仙一“友情ゲーム”!豪州で交わした固い約束。「打倒・読売」へ向けた友情の共闘第1弾が
早くも実現する。山本浩二監督が13日、沖縄キャンプ最終日の2月11日に今年から同じ沖縄でキャンプを張る
星野阪神と沖縄市野球場で練習試合を行うことを明かした。「どちらも若手主体になるだろう。金本?
さすがに出てこんよ。勝ち負けにはこだわらん。周りはそうじゃないだろうけどな」年末年始を過ごしたバカンス先の
豪州で星野監督とばったり出くわし、読売のV2阻止へ向け誓い合った共闘。まずは練習試合という形で
お互い刺激を与え合う。当然、阪神もライバルチームの一つに変わりはない。「攻撃、守りを含めて
今シーズンに向けての補強をやってきている」と警戒心を強めた。7日に豪州から帰国した山本監督はこの日、
東京から帰広し、地元のテレビに出演。ファンに12年ぶりのV奪回を誓った。まずは読売を倒し、次は阪神。
今季は広島がペナントレースを熱くする。

山本監督、練習試合は「若手主体で」
山本浩二監督は、星野阪神との練習試合について勝敗は度外視することを強調した。「対決?練習試合だからな。
若手主体になるだろう。勝ち負けにはこだわらないよ。でも、周りはそうじゃないだろうけど」。親友・星野仙一率いる
阪神との対戦は、多少なりとも意識はする。しかし、まだキャンプ前半のこと。「沖縄のファンに、練習だけじゃなく
ゲームも見ていただきたいから」と趣旨を説明した。もっとも、金本を含め、大幅な戦力補強を進めた星野阪神に
警戒色は強める。「変えようという意図がものすごく見える。今までとは違うだろう」と強敵という認識を披露。
年末年始に静養のため訪れていた豪州では偶然出会った星野監督と読売包囲網で意気投合したが、
優勝という大目標達成のため、阪神も遠慮なく倒していく。

2・11「広島ー阪神」オープン戦計画
沖縄でキャンプを張る阪神と広島が、2月11日に広島のキャンプ地・沖縄市野球場で「日本一早い」
オープン戦開催に動いていることが13日、分かった。実戦練習を重視する阪神星野監督と広島山本浩二監督が
昨年11月から話し合っていたもの。異例の早期実戦開始は、阪神がキャンプ地を沖縄→高知・安芸の2段階に
したことで可能性が膨らんだ。新キャンプ地の宜野座と広島が陣取る沖縄市は車で約20分の距離だ。
「キャンプでは実戦、実戦になる。ついてこれないやつは大阪に戻す」と星野監督。また西のライバル球団との
カードを「阪神−巨人戦のように盛り上げたい」と球界全体をにらんだ考えも持つ。球場は広島側の
沖縄市野球場が濃厚。連盟への届け出など手続きが済めば、正式決定する。星野阪神の2年目は、
広島とのオープン戦でスタートする。

星野阪神と練習試合
山本監督は13日、春季キャンプ中の2月11日に沖縄市野球場で、親友の星野監督率いる阪神を招き
練習試合を行うことを明らかにした。阪神は今年から春季キャンプの前半を沖縄県宜野座村に変更。
昨年11月の監督会議で山本監督が星野監督と話し合って調整した。今オフには金本がフリーエージェントで
阪神に移籍するなど因縁のある両球団。山本監督は「若手主体で勝ち負けにこだわらないつもりだが、
周りはそうじゃないだろうな」と話した。
14  スカウト会議
広島は14日、広島球場内の球団事務所で松田オーナーも参加してスカウト会議を行い、今秋のドラフト会議で
大型左腕の木村雄太投手(秋田・秋田経法大付高)を1巡目候補とすることを確認した。ほかに大学生の
有力選手として堂上隼人捕手(横浜商大)、鳥谷敬内野手(早大)らの名前が挙がった。

 広島、1巡目候補は秋田経法大付の木村
広島が14日、広島市内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議での大型左腕の
木村雄太投手(17)=秋田経法大付高=を1巡目候補に“内定”した。MAX140キロを誇る将来の
エース候補。投手王国再建のため、獲得に全力を注ぐ。早くも、一番星に照準を定めた。
必勝祈願から戻った球団事務所で、松田オーナーがスカウト6人を招集。約120人の候補の中で、
最も熱く語られたのは秋田の怪腕、木村だった。「木村君は1位で消えますよ。球が速い。ウチにいた
川口(和久)みたいな感じでしょう」。2時間の話し合いを終えた村上スカウト部長は、“1位指名内定”を
示唆した。今春のセンバツ大会には出場しない木村は、中央球界では無名に近い存在。
だが昨夏の秋田大会でMAX140キロの直球を武器に、13回を投げて23三振を奪った逸材だ。
広島は今後も担当スカウトが密着マークし、相思相愛に持ち込む狙いだ。昨年1月の会議では、
地元出身の150キロ右腕、永川=亜大=を、トップにリストアップ。早めの方針決定で、自由獲得枠での
入団に成功した。今年は他球団と競合すれば抽せんとなる高校生だが、誠意は通じるはず。
さらに即戦力として、横浜商大の堂上隼人捕手も指名候補として確認した。「今年の指名は多くなると
思いますよ」と同部長。わずか4人の少数精鋭ドラフトから一転、大量指名へ。その軸となる『川口2世』は、
絶対、他球団に渡さない。

1巡目筆頭候補に秋田経法大付の木村、スカウト会議
140キロ超える魅力の大型左腕!広島は14日、広島市民球場内の球団事務所で今年最初の
スカウト会議を開き、高校球界屈指の大型左腕・木村雄太投手=秋田経法大付、1メートル87、73キロ、
左投左打=を今秋ドラフト会議の1巡目筆頭候補に挙げた。村上スカウト部長は「140キロを超える球速が
魅力。鍛えればもっと速くなる。左投手だし文句なしで1位で消える素材」と同投手を高く評価。
次代のコイ投を担う逸材として獲得を目指す。また、昨夏の甲子園で2年生エースとしてチームの
ベスト8進出に貢献した地元、広陵の西村健太郎投手=1メートル82、75キロ、右投右打=を
「どれだけ球速が伸びるか期待している」と上位候補としたほか、堂上隼人捕手=横浜商科大、
1メートル82、83キロ、右投右打=ら約120人をリストアップ。
今秋ドラフトでは8〜10人を指名する方針を固めた。

 秋田経法大付の木村らをリストアップ、スカウト会議
広島は14日、広島市内の球団事務所で今年1回目のスカウト会議を行い、約120人の候補選手を
リストアップした。約2時間の会議で秋田経法大付の木村雄太投手(来年度3年)、横浜商大の
堂上隼人捕手、早大の鳥谷敬内野手(ともに同4年)らの獲得を目指すことを確認。村上スカウト部長は
「これから絞り込んでいくが、特に木村君はカーブが良くて、直球もプロで鍛えればまだまだ伸びる
楽しみな選手」と1巡目候補であることを示唆した。木村は187センチ、73キロと恵まれた体格の左投手。
将来性を評価する広島は、秋のドラフト会議での獲得を目指していく。

 今年初のスカウト会議 120人リストアップ
広島は14日、広島市中区の球団事務所で今年最初のスカウト会議を開いた。今秋のドラフト会議の
1巡目指名候補として秋田・秋田経法大付高の速球派左腕、木村雄太投手=187センチ、73キロ・
左投げ左打ち=を挙げ、有望選手約120人をリストアップした。スカウト会議には松田オーナーや
村上スカウト部長らが出席した。木村投手は球速140キロの直球とカーブが武器の大型サウスポー。
村上スカウト部長は「広島OBの川口のようなタイプ。各球団が1巡目で狙う好素材」と高く評価した。
今年は10人前後を指名する予定。2巡目以降は捕手や内野手の補強に重点を置く。
横浜商大の堂上隼人捕手=182センチ、83キロ・右投げ右打ち=らが報告され、「内野手を含め、
大学、社会人を問わずしっかり守れる選手」(村上スカウト部長)の獲得もポイントに掲げた。
地元広島・広陵高の西村健太朗投手=182センチ、75キロ・右投げ右打ち=の名前も挙がった。
選抜高校野球大会終了後に高校生の候補選手を絞り込む。

 浩二監督「4番は前田」V獲りへキーマンに指名
護国神社で必勝祈願!青写真は「四番・前田」で開幕―。山本浩二監督は14日、松田元オーナーら
球団フロント、1、2軍首脳陣とともに広島市中区の広島護国神社で恒例の必勝祈願を行った。
神前で優勝を誓った山本監督は、金本に代わる新しい四番候補の筆頭に前田の名前を挙げ、
新生カープとして勝負をかける決意を明らかにした。昨年カムバック賞獲得「十分打てる器」!
楽しみが膨らんでいた。チームを一から作り直す。球団から託された大仕事を前に指揮官の心は
武者震いしていた。昨年まで四番を打っていた金本がチームを去った。打線に穴が空いた形だが、
だからこそ思い切ったことができる。「今年のカープはこれまでとは違ったチームになる」と山本監督は
力を込めて、言い切った。ポイントは打線のかなめの四番だ。ミスター赤ヘルとして、現役時代四番の
座を守ってきた山本監督は「力だけでなく、精神的なものも四番には必要。自分のことだけでなく、
チームのこと、ゲーム展開などあらゆることを考えないといけないポジション。外国人は未知数だし、
日本人選手で、と考えている」と基本原則を明らかにした上で、前田を筆頭候補に推した。
新井も候補に!「チーム構成を考えると新井も候補。確かに力はつけてきている。
だが確実性があるのは前田。昨年1シーズンを乗り切ったことを土台にすれば、十分四番を
打てるだけのものは持っている」昨年は3年ぶりに3割打者に復帰し、カムバック賞も獲得した
前田だが、金本が四番に固定する以前には、首脳陣の四番打診に首を振ったこともあった。
足の不安を考えると四番の責任を全うできない、と考えての行動。昨年12月の契約更改時にも
「四番?そんな無茶なことはないでしょう。六番くらいでいい」と語っていた。それでも山本監督は
「キャンプ、オープン戦と見た上で、前田と決めたら、当然そのへんも話をする。
これまでも折りに触れ、彼とは話をしている」と”四番・前田”へ機は熟したとの見方を明らかにした。
21日にはコーチ会議、24日には主力が沖縄自主トレに出発、とチームも臨戦ムードが漂ってきた。
四番を中心にした打線の再編、二塁・東出などを軸にしたコンバート、そして外国人選手の一新。
新しいチームの鼓動を山本監督もはっきりと感じ取っていた。

 山本監督構想…4番・前田、開幕投手候補は黒田
山本浩二監督が14日、開幕4番候補の筆頭が前田であることを示唆した。この日、広島市内の
広島護国神社で松田元(はじめ)オーナー(51)、コーチ、スタッフ、球団役職員ら総勢62人で必勝祈願。
例年どおり「選手が無事で、優勝できるように」と願掛けするとともに「新生カープ」と位置付ける今季に向け、
現時点の構想を披露した。金本が抜けた今季、新4番はチーム浮沈のカギを握る。「折にふれ、
話はしている」。山本監督は前田への打診を明かした。両足首に爆弾を抱えるとはいえ、技術、実績とも
申し分ない。前田なら安心して任せられる。「前田自身は万全(の状態)でという気持ちがある。
でも、去年を土台にできれば1年間打てるだけのものを十分に持っている」。昨季、開花した新井も候補だが
「将来は4番。でも時期が早すぎたら失敗することもある。前田の方が確実性は高い」と話した。
一方、開幕投手候補には新エース黒田を挙げた。「黒田もやっていい時期に来ている。15勝?
それだけの力はあるし、やってもらわないとな」。先発の軸にも指名した。3年連続で開幕を務めている
ベテラン佐々岡も健在。4番打者選びとともに山本監督には春季キャンプでうれしい悩みが増える。

 優勝祈願 新生カープ、護国神社に参拝
広島東洋カープの球団職員やスタッフが十四日、広島市中区の広島護国神社に参拝し、
一九九一年以来となる優勝を祈願した。午前十時前、そろいのスーツ姿で整列した六十二人が、
松田元オーナーらを先頭に、神妙な表情で拝殿に向かった。藤本武則宮司からお払いと祝詞を受けた後、
松田オーナーと山本浩二監督が代表して玉ぐしを奉納。全員でかしわ手を打ち、今季の必勝を誓った。
就任三年目を迎えた山本監督は、守りの野球の復活を掲げて、十二年ぶりのV奪還をめざす。
「ひつじ年は験がいいと聞いた。コンバートや新外国人選手などで、チームは昨年までと違った形となる。
新しい競争もある」と、新生カープを強調した。広島は十五日から合同自主トレをスタートし、
二月一日に沖縄市でキャンプインする。

 必勝祈願、広島護国神社に参拝
広島の松田オーナーや山本監督をはじめ、球団職員、コーチ、スタッフが14日、広島市中区の
広島護国神社に参拝し、今季の必勝を祈願した。大安の吉日に12年ぶりの優勝を祈った山本監督は、
「さあ、始まると身が引き締まる思いだ。今年はコンバートや外国人選手の加入で競争を通して、
レベルアップできるのではないか」と、新生カープを強調。2月1日からの春季キャンプに向け、
「先発候補として河内や苫米地の若手に楽しみがある。各選手が競争心を持ってやるのが一番で、
4番打者もキャンプ中に決めたい」と、抱負を話した。午後からは、各コーチとともに獲得を目指している
新外国人投手のビデオをチェック。21日にスタッフミーティングを開き、キャンプメニューなどを決める。

 首脳陣らが必勝祈願
球団職員や首脳陣62人が14日、市内の広島護国神社で必勝祈願。松田オーナーと山本監督が
玉串を奉納し、91年以来の優勝を祈った。「この時期になると身が引き締まる。選手が無事で
優勝できるように、という思いです。縁起のいい年だから、実現したい」と山本監督。『江夏の21球』で
日本一になった79年、そして“20世紀最後の優勝”となった91年はともに未(ひつじ)年。
12年周期で必ず優勝しているだけに、球団の気合は十分だった。

 護国神社で必勝祈願
広島の松田元オーナー、山本浩二監督をはじめ選手、コーチ、スタッフは14日、広島市内の
広島護国神社を訪れ、必勝を祈願した。山本監督は1979、1991年と過去2度の未(ひつじ)年には広島が
優勝していることを引き合いに出し、「さあやるぞ、と身が引き締まる。(球団にとって)いい年なので
いいことがあると思っている」と話した。

 広島首脳陣が必勝祈願
松田オーナー、山本浩二監督らコーチ、球団職員が14日、広島市内の広島護国神社で必勝を祈願した。
「身の引き締まる思い。選手が無事で優勝できるようにお願いした」と山本監督は神妙な表情。
「新生カープ」を掲げる今季は「コンバートや新外国人の加入で去年までとは違った野球になる」と説明した。
15  合同自主トレ開始、3世代結束
広島の合同自主トレが15日、大野屋内総合練習場で52選手が参加して始まった。
金本の阪神への移籍や前評判の低さなどから、ベテランがけん引を、中堅は責任感、若手は競争と
各世代がキーワードを掲げて、今季の結束を高めた。合同自主トレは午前10時から約2時間、
投手、野手、新人の各組に分かれてスタート。アップやキャッチボール、ノックのほか、大半の選手が
練習場からのランニングや筋力トレーニングをメニューに組み入れ、思い思いに体づくりを進めた。
故郷の島根県金城町で自主トレをしていた佐々岡もボールを握り、早くも試し投げをした。
「金本がいなくなり、今年はチームワークがますます大事になる。ベテランの僕らがけん引していく」と、
結束を訴えた。この日、若手で唯一、姿を見せなかった長谷川におかんむりだった。
7年目の今季、さらなる飛躍に挑む黒田は、腰痛予防のトレーニングをトレーナー陣と真剣な表情で確認。
「自覚と責任感を持ってやっていく。今年は前評判が高くないようだけど、優勝争いに食い込んでいく」と、
語気を強めていた。3年目の定位置取りにかける廣瀬は、「新外国人選手もいるけど、競争を勝ち抜いて
レギュラーをとる」と、昨オフから続けている1時間半のフリー打撃でたっぷりと汗をかいた。

 新井オレが4番だ
“山本構想”に待った!広島の合同自主トレが15日、52人の選手が参加して広島県佐伯郡の
大野練習場でスタートした。昨季、自己最多の28本塁打を放った新井は心身ともに絶好調。
練習後、山本監督が前日、金本の移籍で空位となった4番の筆頭候補に前田を挙げたことに
「確変を起こす!」と、独特の表現で4番奪取を宣言した。監督、待ってくださいよ―。
直接的な表現こそなかったが、頭に浮かんだのはそんな言葉だったに違いない。
合同自主トレ初日、大きな掛け声と笑顔でムードを盛り上げ、赤ヘルの若大将として存在感を示した新井が
練習後、前日、山本監督が金本移籍で空いた4番に前田の起用を示唆したことに、新井流の言葉で
“異議”を申し立てた。「確変を起こします」。パチンコ用語によるユーモアあふれる表現で逆転を宣言だ。
山本監督は「確実性なら前田」と話すなど、4番・前田に99%近く傾いている。だが、春季キャンプで
猛烈にアピールすれば、文字通り、山本監督の頭脳に“確率変動”を起こすことができる。
これまで4番の座について無欲を強調していた新井だが、山本構想を間接的に聞いたことで、
「いっちょやったるぞ、という気持ちになった」とハートに火が付いた。球界を代表する天才打者と
確実性で勝負するつもりはない。「自分は飛距離にこだわる。最低30本打ちたい」と、持ち前の
長打力で挑戦する。そんな新井にこの日、待ちに待った“新兵器”が届いた。「飛距離アップ」を目指し、
発注した新型バットがそれ。約85センチの長さ、900グラムの重さに大きな違いはないが、
形状に特徴がある。「メジャーの選手や外国人が多く用いる芯(しん)の部分が太いタイプ」
(メーカー担当者)という“メジャー仕様”だ。同練習場でバット8本を受け取った新井は早速、
2度、3度…と試し振り。「すごくいい」と満足感たっぷりの笑顔を浮かべた。また、三塁から一塁への
コンバートに合わせ、発注していたミットも到着。これまでの黒から赤に色を変えた理由を、
「燃える気持ちを表した」と、ちゃめっ気たっぷりに話した。用具も届き、「体調は万全。今でも
キャンプインできる」と4番争いに準備万端。あとは“フィーバー”を待つのみだ。

 「新4番」の座に意欲、新井
新井が「新4番」の座に意欲満々。「監督の胸の内は前田さんでほぼ決まっていると思う。
それを変えるつもりで発奮する」と言い切った。主砲の条件といえる特大の一発にこだわりを見せる。
春季キャンプでは、米大リーグで主流のグリップが細く、ヘッドが太いバットを試す。
「より飛距離を伸ばすため。ホームラン打者としての壁を超えたい」と、30本をノルマに掲げる。
ランニングでは野手陣の先頭に立ち、チームを引っ張る自覚も出てきた。「早く野球がやりたい。
でもけがをしないようにじっくり …」。はやる気持ちを抑えながら、自主トレに励んでいた。

 新井「山本構想」を“確変”させる 四番は譲らん!!
ライバル・前田に挑戦だ!若大将が「浩二構想」に待ったをかけた。昨季28本塁打の新井が
大野練習場(広島県佐伯郡)での合同自主トレ初日となった15日、赤ヘル四番の座へあらためて
意欲を見せた。前日14日に山本監督が新四番の筆頭候補に前田の名前を挙げたことを受け、
「発奮材料にする」と逆転奪取を宣言。飛距離アップを目的に導入するメジャー仕様の新型バットで
天才打者に戦いを挑む。“武器”はメジャー仕様の新型バット!指揮官の打ち出した構想に”異論”があった。
「確変を起こすしかないですね」。わずかでも残っている可能性に全力を注ぐ。新井が逆転での四番奪取へ
力を込めた。前日14日に山本監督は新四番の筆頭候補に前田の名前を挙げた。「新井もあるよ」と
言いつつも、現時点では「四番・前田」を新打線の軸とする考えを明かした。「監督の中では固まって
いるのかもしれない。でも、いい意味での発奮材料にしたい。やってやろうという気持ちになる。
励みに頑張れば自分をレベルアップできる」。大野練習場での合同自主トレ初日はランニング、
キャッチボール、ノックなどで約2時間、体を動かした。久々に顔をそろえたチームメートに混ざって
気持ちの高ぶりを感じていた。新しい武器も届いた。従来に比べて細いグリップ、太いミートポイントが
特徴の新型バットは、日本に来る助っ人やメジャー球界で主流となっている長距離砲タイプのものだ。
「バランスがいい」。試し振りした両手に好感触が残る。「目的は単純に飛距離を伸ばすことです。
みんなには『もっと確実性を上げろ』と言われるかもしれませんが、遠くに飛ばしたい」
新四番、新大砲として「一発の美学」を追求していく。90メートル級よりも130メートル級アーチを目指す
探究心が新型バットを手に取らせた。「まず最低30本。打率3割が壁になるのと同じで本塁打打者には
30本が壁になる。マグレでは打てない。技術、精神面ともに向上させる」バットとともに新しくした
ファーストミットは昨年までの黒から赤へ色を変えた。「燃える気持ちの表れです」。
憧れの赤ヘル四番を簡単にはあきらめない。雲の上の存在だと思っていた天才・前田に勝負を挑む。

 佐々岡、長谷川の“無断欠勤”にマジ切れ「10年早いワ」
広島合同自主トレ初日。長谷川よ、のぼせ上がるな。広島は15日、広島県佐伯郡の大野練習場で
合同自主トレを開始した。練習初日にもかかわらず、長谷川がまさかの”無断欠席”。
佐々岡は「若いピッチャーに良くないし、チームワークが乱れる」と一喝した。
昨年11月に約束したのに…「チームの和乱れる」。その目は怒りに満ちていた。「1人足りん」。
52人が参加した合同自主トレ。若手の中で、なぜか長谷川の姿が見当たらなかった。
「強制的でないにせよ去年の11月に約束してある。これでは若い投手にもよくないし、チームワークも
乱れてしまう。困ったものだ」。チーム全体が優勝という2文字に向かって始動する特別な日に、
まさかの無断欠席。温厚な佐々岡はマジ切れした。昨年、チームトップの13勝を挙げた長谷川は、
首脳陣から初めて自主トレ、キャンプ期間の調整方法を任された。自身も開幕へ向けて
マイペース調整を宣言。だが、その発言にも怒りは及んだ。「まだそういう投手じゃないでしょう。
野村さんや西山とは違う。10年早い。何も言われていないからと、スロー調整ではいけない」
当の本人は反省しきりだ。「所用があったけれど、連絡しなかったのは申し訳ない」と首をすくめた。
態度でチームを引っ張ってこそエースの名にふさわしい男になる。佐々岡のカミナリは同時に、
若き右腕に対する期待の表れでもある。

 佐々岡が長谷川に怒った
佐々岡が合同自主トレ初日に無断欠席した長谷川に激怒。「あいつは、まだまだスロー調整とかする
クラスじゃない。そういう考えは自分にもマイナスだし、周囲の若い選手にも示しがつかない。
明日以降、一喝します」。投手陣のリーダーとして、チームの輪を乱しかねない姿勢を正すつもりだ。

 佐々岡が長谷川にカツ
若鯉にカツ!佐々岡が15日、この日から大野練習場で始まった合同自主トレで、若手のホープ
長谷川に喝を飛ばした。一部の主力組とドミニカトレ組以外の52選手が集まった同トレ初日を、
長谷川は所用のため欠席。連絡を受けていなかった投手陣のリーダー佐々岡は
「チームワークが乱れる」と一喝した。今季に臨むベテラン佐々岡の心意気だった。
金本が抜け、例年以上にチーム一丸が求められるシーズン。14年目を迎えた佐々岡は、若手全員と
顔を合わせてスタートしたかった。「強制じゃないけど、去年の11月から言ってあるんだから。
(欠席の)理由もわからないし、他の若い投手にも良くない。(長谷川には)毎年、喝は
入れてるんだけどね…」。かわいい後輩であるからこそ苦言を呈した。もちろん、自分自身にも
気合を入れる。開幕投手候補に挙がっている後輩黒田に、ライバル心をむき出しにした。
「先発投手なら開幕を目指すのは当然。黒田と争えばお互いレベルも上がるだろうし。
(開幕は)譲らないという気持ちを忘れたら終わりだから」。3年連続でオープニングを務めた意地。
リーダーとしての責任。佐々岡が今季も鯉投陣を引っ張っていく。

 長谷川は反省しきり…
佐々岡から喝をもらった長谷川は、反省しきりだった。所用のため合同自主トレ初日をやむをえず
欠席したが「連絡をしていなかったのが申し訳ないです…」とコメントした。もっとも、今オフは
ウエートトレなどを中心に自主トレは進行中。春季キャンプでは「400球」の投げ込みも宣言しており、
これからペースを上げていく。

 新エース黒田がメジャーリーグに興味?
きっかけとなったのはヤンキースにFA移籍した松井。「今まではメジャーの中継を見るのも
興味がなかったんです。でも、同い年で、6年間ずっと対戦してきた松井が向こうでやるのは楽しみ。
見方も変わってくる」と関心を示した。ただ、自身のメジャー移籍は眼中にない。

 帝京コンビ・吉田&松本高が緊張のあいさつ
「佐々岡さん、新井さんにオーラが…」!新入団選手・吉田(ドラフト2巡目)、松本高(同5巡目)の
帝京コンビは終始緊張気味。練習前「一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」と選手全員の前で
あいさつを済ませると、別メニューでランニングなど約2時間、汗を流した。「佐々岡さん、新井さんとか
オーラがあって話しができませんでした。大きなことは言わず、まずは1年間、ケガをしないようにしたいです」。
期待と不安を抱えながら、2人はいよいよプロ1年目を迎える。

 松本高「1軍目標」
帝京高出身の広島新人コンビ吉田(ドラフト2巡目)と松本高(同5巡目)が、初の合同自主トレに参加。
先輩・佐々岡、新井らに対してそれぞれ「オーラがある」とその迫力に圧倒されていたが、松本は
今季目標を「1軍昇格です」と小声ながらも大きな目標を揚げた。


古葉氏、広島再生の決意表明 「広島市民集会 2003」
広島市長選2・2投開票!3600支持者に古葉氏、感激―。広島市長選(1月19日告示、2月2日投開票)に
立候補する元広島東洋カープ監督の古葉竹識氏を激励する「広島市民集会 2003」が15日夜、
広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で行われ、陣営の予想を上回る3600人が参加。
選挙戦に向けて気勢を上げた。東孝成選対本部長(56)は「2000人を目標にしていたが、それを
大きく上回った。フォローの風が吹いてきた」と手応えを強調。会場には高橋慶彦氏らカープOBや
球界関係者、カープ応援団も姿を見せ「古葉さんを男に。広島市の監督に」とエールを送った。
壇上に上がった古葉氏は「元気のない広島を住みたいと言われるような町にします」と決意表明。
告示前の17日には市民団体が主催する立候補予定者の討論会が行われる。
現職・秋葉忠利市長、自民党の推薦を得た大田晋氏らライバルとの舌戦が序盤のヤマ場になる。

古葉氏が市民集会
2月2日の広島市長選挙に立候補する元カープ監督の古葉竹識氏が15日、市内のホテルで
「広島市民集会2003」を開いた。教え子の高橋慶彦氏、石嶺和彦氏らプロ野球関係者を含む
一般市民約3000人が会場に集結。古葉氏は「広島にどんどん行ってみたい、住んでみたいと
言われる街にしたい。活性化できるように頑張ります」と述べ、大きな拍手を浴びていた。
16  永川「1軍」入り 春季キャンプ日程発表
広島は16日、春季キャンプの日程と1、2軍の振り分けを発表した。1軍は2月1日から11日まで沖縄市、
12日から26日まで宮崎県日南市で、ファームは2月1日から22日まで日南市でキャンプを行う。
沖縄組には佐々岡、新井ら40選手が参加。ルーキーでは永川(亜大)が入った。長谷川、河内、栗原ら
21選手は24日から沖縄入りして合同自主トレを行い、そのままキャンプインする。選手会の要請で
高コーチも加わる。日南組は29選手。独自に調整するベテランの野村、緒方、前田は日南スタート。
昨秋も来日したフランコらドミニカ共和国カープアカデミー出身の3選手も、練習生として参加する。
≪沖縄合同自主トレ≫
【コーチ】高【投手】河野、澤崎、長谷川、河内、小山田、天野、林、苫米地、酒井
【捕手】木村一喜、石原、西山、倉【内野手】東出、松本奉、岡上、福地、栗原【外野手】廣瀬、朝山、末永
≪沖縄キャンプ≫
【監督】浩二【コーチ】松原、内田、北別府、川端、山崎、道原、熊沢【投手】河野、澤崎、黒田、佐々岡、
長谷川、永川、鶴田、高橋建、河内、幹英、玉木、小山田、ニューマン、天野、ランドクィスト、
林、苫米地、西川、酒井【捕手】木村一喜、瀬戸、石原、西山、倉【内野手】嶋、東出、シーツ、新井、
松本奉、岡上、福地、栗原【外野手】キムタク、町田、浅井、廣瀬、朝山、森笠、末永、ハースト
≪日南キャンプ≫
【監督】木下【コーチ】長内、清川、阿部、永田、片岡、山内【投手】横松、菊地原、大竹、横山、田中、
佐竹、大島、玉山、筒井、矢野、広池、吉田、フェリシアーノ、ガルシア【捕手】山本翔、鈴衛
【内野手】兵動、野村、甲斐、山本芳、井生、石橋、フランコ【外野手】前田、緒方、田村、天谷、
松本高、鞘師

 廣瀬、コイが実った!青谷桃子さんとの入籍を発表
ポスト・金本、外野の定位置獲り目指す!広島は16日、廣瀬純外野手が青谷桃子さん(23)=
福岡県古賀市在住の公務員、青谷郁夫さん(49)の長女=と昨年11月1日に入籍したことを発表した。
廣瀬が法大4年だった00年7月に知人の紹介で知り合い、交際をスタート。カープ入団後も桃子さんが
広島市内の会社に就職するなど愛を育み、昨秋キャンプ終了後の11月下旬から新生活をスタートさせた。
ポスト・金本として期待される廣瀬は「いい転機。嫁とも、今年が勝負の年だね、と話しています。
この機会を逃したら守備の人で終わってしまう。打撃をレベルアップさせます」と抱負を口にした。
牛肉を避けて鳥肉や豚肉を使った愛妻料理で減量に成功。古傷の左ひざへの負担が減り、体調は万全だ。
夫婦タッグで外野の定位置獲りを目指す。


 廣瀬、入籍していた!
廣瀬純外野手が16日、広島市の大野練習場で昨年11月1日に入籍していたことを発表した。
お相手は、青谷桃子さん(23=元OL、福岡県古賀市・青谷郁夫さんの長女)=。2人は、00年6月に
知人の紹介で知り合い、約2年半の交際を実らせてゴールイン。廣瀬は「今年が勝負と嫁さんとも
話している」と、金本の抜けた外野の定位置獲りに意欲を見せた。「今年を逃がしたら、ダメだと思っている」。
廣瀬は悲壮な決意で今シーズンに臨む。昨季は左ひざの故障で出場はわずか39試合。今オフは、自ら
神戸市の用具メーカーに出向き、ひざ痛につながる両足の長さの違いを矯正するシューズを発注した。
桃子夫人からは栄養バランスのとれた食事でサポートしてもらい、体調面も問題なし。
「嫁さんの喜ぶ姿が見たいですから」と、二人三脚でレギュラー獲りに挑む。

 廣瀬が結婚してた…夫人の間食禁止令で体調万全
廣瀬純外野手が16日、桃子夫人(24)=福岡・古賀市内の公務員、青谷郁夫さん(49)の長女=と
昨年11月1日に入籍していたことを発表した。人気TV番組「未来日記」に出演した過去を持つ
才色兼備の夫人が、なかなかの亭主操縦ぶりを見せている。外野レギュラー候補が、一足先に
生涯の伴侶を射止めた。法大から入団3年目の廣瀬が、昨オフに2年半の交際を経て結婚。
ベタ惚れの桃子夫人との“愛のせめぎあい”の舞台裏を明かした。「間食は一切食べてないですね。
食べ物があったら食べてしまうんですけど、ヨメさんに“ダメ”って言われるんで。体が変わってきました」
昨年11月末の同居開始から、夫人は早大教育学部出身の頭脳を駆使。牛肉を使わず、大半を魚や
鶏肉を使った料理で構成し、お菓子などのつまみ食いにも厳しく目を光らせている。そのおかげで、
現在は昨年の1月から4キロ減となる86キロ。体脂肪率も、15%から11%への減少に成功した。
桃子夫人は99年に、日記に書き込まれた通りのシナリオで恋愛する、毎日放送系の人気TV番組
「未来日記III」に出演。サザンの名曲「TSUNAMI」をバックに、三角関係に悩む女性を熱演して
好評を博した。才色兼備の最強の援軍を得て、狙うは『ポスト・金本』の外野定位置だ。
「2人で今年が勝負と言っています」と廣瀬。2人で描く“未来日記”には、もうレギュラー奪取の
ハッピーストーリーが書き込んである?

 廣瀬「結婚していました」
3年目のホープ・廣瀬純が16日、2002年11月1日に福岡県古賀市在住の公務員、青谷郁夫さん
(49)の長女で、元会社員の桃子さん(23)と入籍していたと発表した。桃子さんが腕によりをかけた
ダイエットメニューによる食生活の徹底管理で“肉体改造”に成功した廣瀬、新妻との二人三脚で、
今年こそレギュラー定着だ。2人の出会いは00年。当時、法大4年生だった廣瀬は知人の紹介で
当時、早大の3年生だった桃子さんと知り合った。その後、2年の交際期間を経て昨年11月1日に
ゴールイン。今年12月に広島市内で挙式する予定だ。合同自主トレ2日目のこの日、広島県佐伯郡の
大野練習場で約3時間、体を動かした廣瀬は、照れながら「自分より頭のいい人と結婚したいと思っていた。
話してみてこの人だと思った」と話した。二人三脚の取り組みはもう始まっている。左ひざ故障の影響で
昨年、39試合の出場にとどまった廣瀬は、ひざの負担を減らすため“肉体改造”を試みた。
そして、桃子さんの内助の功で成功。脂肪分を避けた料理と、徹底した食生活の管理で、昨年の同時期に
90キロだった体重は86キロ、体脂肪率は15%から11%に減った。「肉は鶏肉中心。魚料理も多い。
それに、間食もしなくなった。おかしを買おうとすると“ダメッ”って怒られる」と苦笑いの廣瀬。
スリムな体に「体が軽い。いい感じ」と手応え十分だ。金本移籍で外野の一角が空き、前田が
ライトからレフトへコンバート。廣瀬にとってはライトのレギュラー奪取の好機だ。守備力には定評が
あるだけに、新外国人ハースト、浅井らとの競争には、打撃が課題となる。「打撃を何とかしたい。
嫁さんとも“今年が勝負だね”って言い合っている」。人生の伴侶と力を合わせ、今年こそレギュラーをつかむ。

 長谷川、3つの目標へまい進 自主トレ合流
長谷川が16日、大野屋内総合練習場での合同自主トレに1日遅れで合流した。初日に無断欠席し、
「反省しています。今後は完投できるだけの体づくりを欠かさずします」。15勝、投球回数200回、
防御率2点台の目標に向け、まい進する覚悟を見せた。午前11時の練習開始前に姿を見せた長谷川は
「緊急トラブルで …」。一昨年の契約更改交渉でも約30分遅刻しただけに、緒方らベテランの前では
「すみません」と平身低頭だった。いきなりの反省スタートとなったが、体づくりは順調なようだ。
約2時間、キャッチボールなどで汗を流した後の表情は明るかった。「昨年より調整はスローだけど、
(初投げの)フォームに問題はなかった。2月のキャンプイン時には十分(ブルペンで)投げられる」と
手応えを口にした。昨季、30試合に登板し13勝10敗、防御率3・84。チームの勝ち頭となったが、
数字には満足していない。「先発投手は最初から最後までマウンドを預かる」が持論だけに、
何より完投5が納得できない。「無駄な四球は与えない。さらに下半身を鍛え、キャンプで制球力に
磨きをかける」。年末年始は、茨城県の実家に1泊しただけで広島で走り続けた。
昨年オフに結婚。「1人じゃないから責任重大。だからこそ、焦らず周囲の状況を見極めながら
取り組んで行きたい」。持ち味のマイペースで飛躍への一歩を踏み出した。

 長谷川、反省の参加
長谷川が大野練習場での合同自主トレに参加した。前日15日の初日は所用のため欠席、
投手陣のリーダー佐々岡から「チームワークが乱れる」と一喝されていた。この日、佐々岡とは
顔を合わせられなかったが「済んでしまったことなので、これから頑張ります」と反省。
今後は、沖縄自主トレ出発前の23日まで毎日、合同自主トレに参加する。

 “無断欠席”の長谷川平身低頭
前日15日の合同自主トレ初日を“無断欠席”し「10年早い」とベテラン佐々岡らの怒りを買った長谷川が、
大野練習場に1日遅れで合流した。「きのうのことはすみません」と平身低頭。今年初投げとなる
キャッチボールなど精力的に体を動かし「思った以上に投げられた。これからは毎日、練習に来ます」と
表情を引き締めていた。


 長谷川“反省”の登場
前日の合同自主トレ初日を無断欠席し、佐々岡の逆鱗に触れてしまった長谷川が、この日は
定刻通りに現れた。佐々岡は所用で不参加だったが、ベテラン緒方からは「昨日の行動はないやろ!」と
真顔できつ〜い一言。長谷川は「昨日のことは反省しています。けど、済んだことなので…」と
早くも気持ちを切り替えていた。

 栗原「野村さん覚悟!!」開幕サード奪取だ
目指すは開幕サード!将来の大砲候補・栗原が自主トレ中の大野練習場(広島県佐伯郡)で
熱い思いを口にした。「三塁のレギュラーを獲りたい」とベテラン・野村との定位置争いに、
早くも挑戦状を突き出した。自分を追い込む!謙虚さ捨てて目標高く設定!
プレッシャーを原動力とするため、栗原は謙虚さをあえて封印した。「開幕サードを狙っています。
謙虚さも大事かもしれない。それでも、それぐらいの気持ちで取り組んでいかないとダメだと思っています。
自分を追い詰めるために、高い目標を立てました」3年目の昨年、一躍ブレークした。ウエスタン・リーグでは
50打点を挙げ打点王。プロ入り初の1軍昇格。10試合に出場し打率は・182ながら、9月5日の阪神戦
(広島)では、プロ初安打を初本塁打でド派手に飾った。11月の釜山・アジア大会にも出場。
日本の銅メダルに貢献した。年末年始は故郷・山形で過ごした。雪が50センチ以上降り積もる中でも、
ランニング、キャッチボール、打撃練習は続けた。元旦には近所の神社に参拝。「ケガなく1年を通して
戦えるように」と願った。「レギュラー獲りは、願いじゃないですから。こればかりは自分次第ですよ」と、
念願はあくまで実力で達成させる精神。バットもアオダモ製から自慢のパワーを生かせるメイプル製に
変えて臨む。当然、カベは高い。最大のライバルは野村だ。「開幕に間に合わせたいが、10日遅れるなら
それでもいい。状態が悪いのに無理して追い込まない」とベテランはマイペース調整を宣言。
山本監督も「自分のペースでやればいい。もうひと花咲かせたいやろうしな」と現状では野村に
三塁を任せる構えだ。「野村さんは今年はやる気がみなぎっている。自分はそれ以上にアピールして
いきたいです」。24日からは初めて沖縄自主トレに参加する。そして2月1日からのキャンプインに備える。
勝負の1年がいよいよ始まる。

新外国人の背番号変更
広島は16日、新外国人選手の背番号の変更を発表した。ハースト外野手が49から
70へ、ランドクィスト投手は70から49に変わる。
17  真の守護神へ落ちる球練習中、小山田
昨季、球団記録を更新する30セーブを挙げた小山田が、「もう一度ストッパーを勝ち取り、
信頼を得る投球を続ける」と宣言。残した数字以上の反省材料を糧に今季、真のリリーフエースを目指す。
このオフ、広島OBの大野豊氏から抑え投手としての心得をアドバイスされた。「1イニングを10球で
締めるのが理想」―。求められたのは無駄な走者を許さない安定感だった。昨年、奪三振は43回で33個。
「(三振は)イニング数より多く取らないと…。決め球がいる」と、春季キャンプでは落ちる球の
習得に取り組む。夏場以降の息切れも反省点だ。「(古傷の)右ひざをかばい、走り込みが
不足したのが原因」と分析。下半身の筋力トレーニングをに力を入れ、再発防止に努める。
再出発の第一歩は体づくり。キャンプ前日の今月31日までに、ベスト体重の85キロに落とすよう
北別府コーチに厳命されている。現在は約4キロオーバー。年明けから大好きなビールを断った。
自宅近くのトレーニングジムへもわざわざ自転車で遠回り。約30分かけて汗をかく。
体を引き締めてのキャンプイン。変化球を覚え、オープン戦でアピール。そうシナリオを描く。
抑え候補に新人永川の名も挙がる中、「首脳陣に『やはり小山田しかいない』と言わせる」と、
ストッパーの座を譲るつもりはない。

 小山田「落ちる球」で金本斬り
守護神・小山田保裕投手が17日、自主トレ中の大野練習場で、新しい決め球となる「落ちる球」習得に
意欲を見せた。最大の標的は、昨季までチームの先輩だった阪神金本。「金本さんには、僕は
(決め球が)真っすぐしかないと思われてるし、阪神の選手にもそう伝えてるんじゃないですかね。
だからこそ、今年はあるぞと示したい」。成長した姿で対戦することこそ恩返し。新球習得に気合を
みなぎらせた。昨年の春季キャンプでもフォークに挑戦した。しかしシーズンでは使えずじまい。
球団新の30セーブを記録したとはいえ、真っすぐに頼るあまり球数が多くなり、安定感を欠いた。
今オフ、野球解説者の大野豊氏から「1試合を10球で」とアドバイスを受けたこともきっかけになった。
「1年間、1人で抑えをやりたいですから。安心して見てもらえるように決め球を覚えます」。
沖縄キャンプから小山田の進化が始まる。

 小山田、今季は「10球ストッパー」へ変身
大野氏の教え守って…!大野練習場(広島県佐伯郡)で合同自主トレ中の小山田が17日、
「10球ストッパー」への変身を誓った。オフのテレビ番組で共演した大先輩、大野豊氏(評論家)から
伝授された「抑え投手は1試合10球で終える」の心得を実践していく。球団新記録の30セーブを挙げた
昨季は、数字ほどの信頼感を勝ち取れなかった。特に夏場以降は走者を出す不安定な投球が目立ち、
「新人の永川(亜大)も抑え候補」(山本監督)と今季の地位も絶対ではない。「1試合ごとの球数が
少なくなれば疲労も減る。シーズン後半までスタミナが持つ。10球でフィニッシュするためにも
フォークボールなどの落ちる球を覚えたい」春季キャンプで取り組む新球はオープン戦で阪神へ
FA移籍した金本を相手に試す考え。絶対的な守護神へ「至極の10球」をつくり出す。

 新井は沖縄トレ不参加
新井が、初ワガママでオレ流自主トレを貫く。当初、若手中心の沖縄自主トレ(24日〜30日)に
参加予定だったが、広島に残って筋力アップに努めたい意向を球団に相談。聞き入れられ、
キャンプまでの1月いっぱいを広島市内のジムでのトレーニングにあてることになった。
17日、自主トレのため大野練習場を訪れた新井は「筋力的にもっと追い込みたかったんで。
要望を出すのはプロに入って初めてです。聞いてもらったので、そのぶん責任感も出てきますし、
いいプレッシャーになります」と自覚を見せ、さらなる肉体改造を誓っていた。

 新井、沖縄合同自主トレは中止
初めてのワガママ?若き大砲、新井が参加予定だった24日からの沖縄合同自主トレを取りやめた。
「もう少しジムで筋力を追い込みたい。球団に相談したら意見を聞いてくれた」と広島に残って
肉体改造に取り組む。「決まっていたものを覆したのは初めて。その分、責任感が増す。
中途半端にはできない」と気持ちを引き締めていた。

古葉氏「開閉式ドーム球場建設」公約 市長選公開討論会
広島市長選(1月19日告示、2月2日投開票)の告示直前の17日夜、立候補予定者による公開討論会が
広島市中区の県民文化センターで行われ、秋葉忠利市長(60)、元市助役の大田晋氏(55)、
元広島監督の古葉竹識氏(66)、会社社長・柳楽寿氏(53)、NPO元代表の船田和江氏(52)の5人が
初めて顔を揃え、立ち見も含めて約700人の市民の前でそれぞれの政策を訴えた。
広島市の大きな懸案事項となっている新球場問題についての質問で、古葉氏は「開閉式のドーム球場を作り、
福岡ドームのように人が集まり、活力のある町にしたい。必要なお金は私が先頭に立って動き、
世界中から集めたい」と公約。秋葉市長が進めている屋根のないオープン型球場案に反対の姿勢を
打ち出した。経済問題、教育問題、市の財政再建などでもライバル候補者と意見を闘わせた古葉氏は
「道州制を実現し、広島を中国州の州都にしていきたい」と主張。政策面でも互角にわたりあっていた。
18  阪神を見返す!西川が宣言
西川慎一投手が18日、自主トレ中の広島大野練習場で古巣阪神への「恩返し」を誓った。西川は昨秋、
阪神から戦力外通告を受け、広島にテスト入団。「(解雇は)世代交代だから仕方ない。でも、見返したる
という気持ちはある」と対阪神戦へキバをむいた。「広島に入団が決まった時から、独りで行くと決めていた」。
西川は、幸子夫人(36)と2人の子供を関西に残して「単身赴任」。チーム投手陣の最年長ながら、
寮生活を選んだ。「広島は若い選手が多いし、よく練習する」と刺激を受けながら、悲壮な決意で
再スタートを切った。当然、最も意識するのは阪神。「桧山? 片岡? 最初は探り合いになるだろうけど、
勝負になれば関係ない。内角を突いていく」と左キラーとしての再生を誓う。「成本とは連絡を取ってるよ」と同じく
阪神をリストラされ、ヤクルトに入団した成本と虎包囲網も約束。広島の一員として、虎退治に全力を尽くす。

 西川、虎を見返すぞ!!「桧山、片岡の内角を攻める」
元同僚にも容赦しない!昨年、阪神を解雇され広島にテスト入団した左腕・西川が、古巣に牙をむく。
「阪神には見返したいという気持ちがある。桧山、片岡の左打者には内角をドンドン攻めていきたい」。
元同僚にも容赦はしない。キャンプ初日からのアピールを目指し、年末年始も鳴尾浜でトレーニング。
この日も大野練習場(広島県佐伯郡)での合同自主トレ後、居残りで走り込みを行った。
再起へ35歳は燃えている。

 西川“古巣”を見返す!
昨年、阪神を解雇され、広島にテスト入団した西川慎一投手が18日、打倒・阪神への決意を語った。
広島県佐伯郡の大野練習場での合同自主トレ後、「阪神を見返したい」ときっぱり。妻子を関西に残し、
単身赴任で再起を図る左腕は、春季キャンプ初日からの全力アピールも宣言。新天地にかける気持ちは
並大抵ではない。合同自主トレ後、黙々と走る姿に今季にかける気持ちが表れていた。
一昨年はシーズン途中から阪神に加入し、45試合で2勝1敗、防御率1・93の好成績を残すも
昨年は5試合の登板で防御率14・73と低迷。オフには戦力外通告を受けた。一時は引退も覚悟したが、
わらにもすがる思いで受けた広島のテストに合格。年末には山本監督直々に「期待しているぞ」と
声もかけられ、やる気も倍増した。開幕1軍を目指し、春季キャンプでは「初日からアピールするつもり」で、
阪神との練習試合(2月11日・沖縄市野球場)での登板も「行く準備はしておきます」と意欲的。
元同僚ではあるが、桧山、片岡ら左打者を封じれば、開幕1軍入りへの大きなアピール材料となるだけに
「内角直球で勝負したい」と、持ち味の直球で胸元を強気に突く考えだ。「子どもが友だちと離れたくない
というので広島には1人でと決めていた。稼がなアカンよね」。
チーム最年長投手は関西で待つ家族のためにも新天地でもう一花咲かせる。
19 誕生日:守光博史

 福地、特注スパイクで50盗塁狙う

正二塁手の座を狙う福地が、高橋尚子らのシューズを手掛ける靴づくり名人、アシックスの三村仁司氏(54)
製作による新型スパイクを導入した。左右で長さ、大きさとも違う自身の足に合った特注品で
「疲労感が減る」と満足げ。「今年はチャンス。レギュラーになって50盗塁したい」。
東出との競争に向け、自慢の俊足に頼もしい武器が加わった。

 福地に“達人スパイク”
二塁のレギュラー定着を目指す福地が19日、勝負の03年シーズンへの“秘密兵器”を明かした。
シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(30)ら、ビッグネームのシューズを手がけてきた
アシックス社・三村仁司氏(56)制作のスパイク。チーム一の快足男は、達人のニュースパイクを武器に
レギュラーの座へと疾駆する。昨季終盤にセカンドとしてスタメン出場を続け、今季はプロ入り10年目で
レギュラーの座に最短距離にある福地。自主トレでみっちりと体を動かしてきたが、勝負の年へ
準備していたのは肉体だけではなかった。この日を休養に充てた福地は「新しいスパイクを作ってもらった」と、
笑顔で“新兵器”の存在を明かした。昨年までは既製品を使っていたが、オフに緒方から
「自分に合ったスパイクを作るべき」と助言を受けたのをきっかけに、アシックス社にオファー。
12月に神戸市の同社研究所で詳細なデータの採取を受けた。その際「今までのはサイズ自体が
違うと言われた。28じゃなく29センチだと。ビックリです」と、高橋尚子やイチローらのシューズを手がけた
“達人”の言葉に目からウロコ。左足が右足より1センチ長い身体的特徴に合わせ、中敷きの厚さが
調節されたスパイクに「走りやすいし、疲れもたまらないと思う」と大満足だ。昨季は中盤まで
代走中心だったにもかかわらずチーム最多、自己最多の16盗塁をマークした。エディの退団で
レギュラー定着のチャンスが広がった今季は「レギュラーを獲って50盗塁を目指したい」と意気込む。
鬼に金棒、福地に“達人スパイク”。最高の武器を得た“走りのスペシャリスト”は、東出、キムタクを押しのけての
レギュラー奪取はもちろん、広島機動力野球の申し子としての大ブレークを狙う。

 新井、師匠・金本と「4番対決」へ 2・11練習試合
師弟が四番決戦だ。昨季28本塁打を放った若き大砲、新井が、2・11阪神戦へ当面の照準を合わせた。
阪神・金本のデビュー戦に赤ヘルの四番として立ち向かう。「もちろん出ます。僕なんか、若手中の若手ですから。
純粋に楽しみです。顔見せなんてとんでもない。当然、フル出場しますよ」山本監督が新四番の筆頭候補に
挙げた前田は春季キャンプをファーム(宮崎県日南市)でスタート。沖縄で行われる練習試合では新井が
暫定四番に座ることが予想される。前哨戦とはいえ、「虎の金本」との四番対決へ気持ちは高ぶる。
「去年までは金本さんに頼り切りだった。独り立ちしないといけない」。プロ入り以来、慕ってきた師匠に
新生カープの担い手として成長の跡を見せつける決意だ。

古葉氏第一声「もう一度胴上げを」広島市長選告示
投票は2月2日で即日開票。広島市長選挙が19日告示され、元広島東洋カープ監督・古葉竹識氏(66)ら
5氏が立候補。2週間の選挙戦がスタートした。投票は2月2日で即日開票される。強力新人・古葉氏が
「2月2日に私をもう一度胴上げしてください」と有権者に呼びかけた。この日は午前8時半から、市内中心部で
古葉氏の頭文字「K」を刺しゅうした赤い帽子をかぶった支援者500人とともに出陣式。「2週間の戦いに
14連勝して、追い越したい」と第一声をふるった。出馬表明以来、500社以上の会社、団体を訪問。
商店街での握手作戦も5万人を突破した。事務所には初期の財政難のカープを市民が支えた「たる募金」を
復活させ、市民参加を広く呼びかけている。その知名度を武器に、保守系の一部も「古葉支持」に動いている。
「市民の関心も高まってきた感じだ。握手を求めても反応が違う」と古葉氏は手応えを強調していた。
20  福地節目の10年目 正二塁手とトップバッター“奪取”だ
「足」「攻」でアピール!プロ10年目に最大の好機が訪れた。福地が正二塁手に名乗りを上げる。
「いろんなことに挑戦していきたい」と昨年までの代走要員からの飛躍を宣言。足型に合わせた新型スパイクを
導入するなど、定位置獲得へ準備万端だ。チームNo.1の快足がトップバッターの座を目指す。
長打も狙うゾ!バッティング改革中…!自分自身への期待が膨らむ。希望にあふれる1年が始まった。
プロに入って節目の10年目。レギュラーへの道がはっきりと見える。福地本人が「初めてです」と言う
大きな好機がやってきた。昨季終盤に「一番・二塁」に抜テキされた。「自信になったし、課題も分かりました」。
先発出場を続けた体験が遠い存在だと思っていたレギュラーを確固たる目標へと変えた。
2月1日からの春季キャンプでは昨秋に二塁へコンバートされた東出らと正二塁手の座を争う。
「いろんなことに挑戦したい。幅を広げたい。今まで自分のスタイルじゃなかったところにも取り組みたい」
例えば打撃。コツコツ当ててゴロを打つだけではない、時には長打を放つ。「どう打てば角度のいい打球に
なるのかも考える」と新しい”福地像”をつくっていく。もちろん、自慢の足が最大の武器であることに
変わりはない。昨季は自己最多の16盗塁を記録。「もっと走りたい。レギュラーになって50盗塁を目指す」と
意気込む。昨年12月にはアシックス社の神戸工場を訪問。マラソンの高橋尚子やイチローなど一流選手の
シューズを手掛ける靴作り名人の三村仁司氏(54)製作によるスパイクを導入した。左右で長さ、大きさとも
違う足に合わせた特注品に「走りやすいし、疲労感が減る」と好感触を持つ。昨季、チームは一番打者を
固定することができなかった。山本監督が掲げる機動力野球の復活に俊足リードオフマンの存在は欠かせない。
「トップバッターを打てるようになりたい。自分にプレッシャーをかけてやっていきます」。
福地がカープ野球の後継者に名乗りを上げる。

 苫米地、調整順調 ブルペン一番乗り
2・1には捕手を座らせて!先発ローテーション候補の4年目右腕、苫米地が20日、大野練習場
(広島県佐伯郡)のブルペン一番乗りを果たした。捕手を立たせたまま25球を投げ、「まずまずです」と好感触。
「(キャンプ初日の)2月1日には捕手を座らせたい。ゆっくりしていると捨てられる」と必死な姿勢を見せた。


 佐々岡、メンタル強化でさらなる成長へ

佐々岡が、今季からスポーツメンタルトレーナーと個人契約を結び、心の充実を図る。今年8月には36歳。
「プラスになることは何でも取り組んでいきたい」と、投手としてもうひと回りの成長を探っている。
体と相談しながら進めている自主トレは、「マイペースで順調」。2月1日のキャンプインでブルペンに立ち、
キャンプ終盤に300球を投げ込む―という青写真は例年通りだ。違うのは心理面で、「今年は心のケアに
取り組む」と話す。体力強化や技術のレベルアップが、年齢的に難しくなってきたのがきっかけだった。
昨シーズン後、米大リーグや日本球界の15人を担当する東京都内のカウンセラーを訪ねた。
心技体のうち、「心の鍛錬には余地がある」と考えたからだ。「先発の前夜は眠れないこともある。
勝てない時は迷いもでる。そんな時に役立つ方法ではないか」カウンセリングは、キャンプやシーズンを通して
受けていく。「結果は分からないが、マイナスにはならないと思う。この年齢だからこそ、いろんなことを
吸収したい」とどん欲だ。14年目の今季は、「強い心」を持ってチャレンジする。

 佐々岡“宝物”を忘れて大慌て
大事な“宝物”を忘れた!佐々岡が20日、佐伯郡の大野練習場で合同自主トレに参加。
沖縄キャンプ用の荷物出しに、金魚運動器を忘れて大慌てした。練習の疲労軽減やダイエットに
効果がある必需品。後日別便で送ることに決めたが、キャンプでは手放せない?
35歳のベテランが、思わず声を上げた。「あっ!」。大野寮に並べられた、各選手のキャンプ用荷物。
愛車のトランクからボストンバッグを取り出した佐々岡が、あるものがないことに気づいた。その宝物とは…。
「金魚運動器を忘れてきたよ。後で送らないと。あれはストレッチみたいなもの。キャンプ中は一番
しんどい時だから。腰がすごく楽になる」愛読書でも、栄養剤でもない。詰め忘れたのは、茶の間の主婦に
大人気の金魚運動器だった。優子夫人ルートで手に入れた佐々岡は、数年前からキャンプへ持参。
自分の部屋で腰を捻ったり、背筋のストレッチをできるところが気に入った。実際に、昨年の沖縄キャンプでは
練習後にホテルへ戻ってから15分、さらに就寝前に15分。キャンプ中に300球以上の投げ込みを行う
“若々しさ”は、1日に2回の金魚運動によって支えられているのだ。その必須アイテムを忘れては大変。
後日に別便で送り、今年も金魚運動を続ける。合同自主トレは、15日初日以来、5日ぶり2度目の参加。
練習はゆったりと行っており、体重はベストより3キロ程度オーバー。晩酌をビール2本から1本に
減らしているが、効果的に減らすには金魚運動器のダイエット効果にも頼りたい。
「運動器はシェイプアップ効果もあるらしいけど、それでは足りないね。重いままだと故障の元になるしね」
主婦だけではなく、投手陣最年長右腕を支えている秘密兵器。でも真面目な顔で腰を揺らしている顔を
想像すると、ちょっとかわいい?
【金魚運動器】縦横30センチ、高さ20センチ程度の大きさで、重さ6キロ程度の健康器具。
『W型』の足置き台が左右方向に向かって、約4センチ幅で1分間あたり約150回振動する。
使用者は床に仰向けに寝て、腰を回転台に、足首を足置き台にそれぞれ乗せる。
最長15分間のタイマーをオンにすると振動が始まり、背筋のストレッチ、腰の運動になる。
金魚が泳ぐように使用者の足首が左右に振られることから名前がつけられた。
運動不足解消や背骨の矯正、ダイエットに効果があると言われ、数年前から主婦を中心にヒットした。
市販価格は1万円から3万円程度。

 佐々岡、減量のためには…減酒宣言!
体重減へ晩酌減らす!?佐々岡が20日に減量キャンプを宣言した。「たった2、3キロが簡単に落ちない。
1カ月かけて絞る。ビール2本を1本にするよ」。昨季は腰痛やワキ腹痛などで戦列離脱を経験。
「体重オーバーは故障のもとになる」と戒めた。

 佐々岡が減量宣言
佐々岡が沖縄春季キャンプでの減量を宣言。体重が例年より3キロ重いという理由で、「(今の)体重は秘密。
ビールを2本から1本に減らし、走り込みを増やしたい」と昼夜の減量プランを明かした。「年々、体重が
落ちづらくなっている。重いと故障につながるからね」。昨季8勝に終わったベテランは“夜の誘惑”を断ち切って
復活にかける
21 キャンプ、「チームプレー主体に練習」スタッフ会議
広島は21日、広島市中区の球団事務所でスタッフ会議を行い、山本監督と全コーチが約2時間、
2月1日からの春季キャンプの練習メニューを話し合った。「今年はチームプレーを主体に、
重点を絞った練習になる」と山本監督。サインプレーの徹底や夜間、休日練習の廃止などを決めた。
現役米大リーガーの遊撃手、シーツを補強。外国人選手が内野のかなめを守ることから、山本監督は
「コミュニケーションに問題が出てくる」と判断。考え方の違いなどに早めに対処しようと、キャンプ初日から