カープ・ニュース (2003年2月) カープ・ニュースに戻る


曜日 できるだけ、良いニュースです!
1 ≪沖縄キャンプ≫2月1日〜2月11日(沖縄市営球場 )
【監督】浩二【コーチ】松原、内田、北別府、川端、山崎、道原、熊沢【投手】河野、澤崎、黒田、佐々岡、
長谷川、永川、鶴田、高橋建、河内、幹英、玉木、小山田、ニューマン、天野、ランドクィスト、
林、苫米地、西川、酒井【捕手】木村一喜、瀬戸、石原、西山、倉【内野手】嶋、東出、シーツ、新井、
松本奉、岡上、福地、栗原【外野手】キムタク、町田、浅井、廣瀬、朝山、森笠、末永、ハースト
≪日南キャンプ≫2月1日〜2月26日(天福球場・日南総合運動公園野球場)
【監督】木下【コーチ】長内、清川、阿部、永田、片岡、山内【投手】横松、菊地原、大竹、横山、田中、
佐竹、大島、玉山、筒井、矢野、広池、吉田、フェリシアーノ、ガルシア【捕手】山本翔、鈴衛
【内野手】兵動、野村、甲斐、山本芳、井生、石橋、フランコ【外野手】前田、緒方、田村、天谷、
松本高、鞘師

 カープ、沖縄でキャンプイン
プロ野球の春季キャンプが一日、国内で一斉に始まった。セ・リーグの広島東洋カープは
「Rising HEART(高ぶるハートで)」を合言葉に、沖縄市と宮崎県日南市に分かれてキャンプインした。
午前十時、メーングラウンドとなる沖縄市野球場の気温は二〇度を超えた。天候は曇り。
まずまずのコンディションの中、四十選手がランニングで練習を始めた。新外国人選手のシーツ内野手(31)は
初日から内野の連係に参加し、チームの課題である守備力アップに取り組んでいた。
十二年ぶりの優勝を目指す山本浩二監督(56)は「(沖縄では)体づくりが目的になる。
しっかりと体を動かし、気持ちを高ぶらせていきたい」と話した。雨となった日南市では午前十時、
野村謙二郎内野手(36)らベテラン勢を含む二十九選手が天福球場の屋内練習場で始動した。
沖縄組は十二日、日南に移動する。

 プロ野球の12球団が1日、2003年のシーズンに向け、一斉にキャンプインした。
広島は午前10時、気温20度を超えた沖縄市野球場で新外国人選手らを加えた40選手がキャンプイン。
野手陣はアップ後に早速、課題の守備強化に入り、シーツが遊撃で軽快なプレーを披露。
ノックやサインプレーなどで連係プレーの確認を図った。打撃練習ではハーストが場外弾を放ち、
観戦したファンが歓声を上げた。投手陣はルーキー永川ら全員がブルペンで投球練習をした。
山本監督は新戦力を確かめるため、メーングラウンドとブルペンを何度も往復。
特にシーツの好守に相好を崩していた。

 シーツの「大リーグ仕込みの守備」に熱視線
シーツが米大リーグ仕込みの守備で周囲をうならせた。「うまい」。うわさにたがわぬ実力に山本監督は、
初日から思わず漏らした。ノック開始とともに周りの視線が遊撃のシーツに集中した。イレギュラーバウンドも
難なく捕球。素早く送球体勢に入り、流れるようなスローイング。動きに無駄がない。188センチの長身だが、
構えが低いため安定感がある。捕球時にはグラブから「パン」と、他の選手よりも高い音を響かせた。
現役時代、好守で知られた高コーチは「いつもグラブの芯(しん)で捕球している。目線が打球の動きに
ついていけているからできる」と絶賛した。初練習を終えたシーツは「(アメリカでは少ない)土のグラウンドでも
特に問題はない。90%の出来だった」と笑顔。不安視された連係プレーにも、「日本語はまったく分からないが、
目で意思疎通できる。若い選手が多いので手本になれるようにしたい」と抱負を話した。報道陣の質問にも
丁寧に応対するなど、現役大リーガーの一端をのぞかせた。昨季、デビルレイズで41試合に出場して
わずか1失策。シーツには、「守りの野球」復活の先導役としての期待がかかる。同じ遊撃を守った岡上は
「目の前に、初めて勉強したいと思う人が現れた」と舌を巻いた。
チーム再生への初日は、期待通りのスタートになった。

 シーツ、遊撃守備で美技連発
遊撃手として期待される新外国人のシーツが内野ノックで美技を連発。素早い動き出しから軽快な
送球を繰り返し「何の問題もない。チームメートとプレーできてうれしいよ」。山本監督は「動き出しから
投げ終わるまでの動きに全く無駄がない。1番の収穫や」と大絶賛。4年連続リーグ最多失策からの
脱却に手応えを感じていた。

 遊撃・シーツ、さすがは“達人”美技を連発
「早くシーズンに入ってプレーしたい」!新外国人シーツが美技連発だ。遊撃の守りに就くと、
捕球から送球まで流れるような動きを披露。併殺プレーの場面でも福地のトスが横へそれると、
素手で素早くキャッチして一塁へ送球するなど、”達人”ぶりを見せつけた。「きょうは楽しくできた。
早くシーズンに入ってプレーしたい」とシーツ。サインプレーへの適応を心配していた山崎守備走塁コーチも
「ノーミスだった。すぐに対応してくれた」と能力の高さに驚きの表情をみせていた。
守備の不安解消へ、山本監督も手応え!キャンプ初日から大きな手応えをつかんだ。
「収穫?一番よかったのはショートのシーツだね。うまいの一言。チームのエラーは確実に減っていく」。
4年連続でリーグワースト失策を記録。イレギュラーバウンドを難なくさばく新助っ人に、
山本監督は光りを見出した。守備の不安解消へ、まずは好発進を切った。

 シーツを浩二監督が絶賛
メジャーでも指折りと呼ばれる技術をいきなり見せつけた。午前中の守備練習でショートの守備位置に入った
シーツは、流れるような捕球動作、巧みなグラブさばき、素早く安定したスローイングを披露。
興味津々に見つめていた首脳陣、選手を感嘆させた。山崎守備走塁コーチが「姿勢が低いし、グラブの
位置も低い。若い選手のいい教科書になる」と賛辞を並べれば、山本監督も「今日の一番の収穫はシーツ。
守備はうまいの一言。すばらしいよ」と大興奮、大絶賛だ。シーツは直後のサインプレーの練習も
そつなくこなし、適応能力の高さも示した。打撃練習でもシュアな打撃も見せた。「ミートはうまい」と
山本監督をうならせた。メジャーでの最近3年間でわずか3失策という成績に偽りなし。
昨季、リーグワーストの89失策が響き、5位に終わった広島にとってはまさに救世主となりそうだ。

 「4番候補」ハースト、早くも場外弾
「4番候補」のハーストがいきなり驚かせた。フリー打撃で左翼場外弾を放ち、打球が隣接する美容院の
窓ガラスを割って警察も出動する騒ぎとなった。両翼96メートル、高さ約14メートルのスタンドと
上段のネットを飛び越え、推定飛距離150メートルの特大アーチ。美容院には3人のお客さんがいたが、
幸いけが人はいなかった。結局、さく越えは62スイング中5本に終わった。ハーストは「軽く打ったんだけど…。
店の人に申し訳ない。本格的な打撃練習は約2カ月ぶりで、まだまだ」と苦笑いだった。

 ハースト特大弾に警察出動
新外国人のハーストが、フリー打撃で推定飛距離150メートルの特大アーチ。打球は左翼後方にある
高さ18メートルのネットを越えて直接、営業中の美容室の窓を突き破った。警察が出動する騒ぎとなり
球場は一時騒然。美容室の店主は「こんなこと初めて。お客さまに当たらなかったからよかったけど」と
あきれ顔。ハーストは「軽く打ったんだけど。独立リーグ時代にも、外野の外のハイウエーを走る車に
よく当てたよ」と苦笑いだった。

 ハースト、150メートル場外弾 四番争いに参戦!いきなりパワー全開!
新外国人ジミー・ハースト外野手が1日、沖縄キャンプ初日のフリー打撃で左翼場外に消える
150メートル弾を放った。「軽く振った。オレはこんなもんじゃないゼ」。7スイング目だった。
身長1メートル99、体重102キロ。ボブ・サップを思わせる巨体で1100グラムの重量バットを軽くスイング。
打球は両翼96メートルの球場の左翼席後方に張られた高さ18メートルのネット越え、2車線道路を挟んだ
向かいの美容院の窓ガラスをぶち破った。「オレはパワーだけじゃない。オールラウンドプレーヤーだ」。
この日は62スイング中ヒット性の当たりは12本。それでも本人は自信満々。「体が突っ込まないし、
いいフォームをしている」と山本監督も高い評価を与えた。前田、新井の勝負と目される四番争いに、
ハーストが参戦しそうだ。

 ハースト 豪快に150b弾
“鯉のサップ”だ。新外国人、ジミー・ハースト外野手(30)がキャンプ初日の1日、シート打撃でいきなり
150メートルの場外弾を放ち、球場外にある美容室の窓ガラスを破損。恐るべきパワーで新4番を
強烈にアピールした。また、守備の要として期待されるアンディ・シーツ内野手は、守備練習で
前評判どおりの素軽い動きを披露。今年の助っ人は優れもののようだ。ガシャン―。もの凄い衝撃音を
響かせ、窓ガラスが割れた。美容室を経営する渡口綾子さん(42)は、泥棒でも入ったのかと
思わず身構えた。人はいない。散乱したガラスの破片に紛れていたのは、野球の硬式ボールただ1個。
しかし、私道を隔てた野球場から飛び込んできたものとは想像もつかなかった。「すごい音がして、見たら
ガラスが割れてました。球場に電話したんですが、つながらなかったので、警察に電話しました」(渡口さん)
渡口さんの通報で、警察が出動する。そんな警察ざたとなって、球場からおっとり刀で阿南球団本部長ら
3人が謝罪にかけつけた。器物損壊の“犯人”は、新助っ人・ハーストだった。あいさつ代わりの一発としては
あまりに大きすぎた。数球の試し振りの後。こん棒のような36オンス(1100グラム)のバットで
ジャストミートした打球は96メートルの距離にある左翼フェンスのはるか上、その後方の高さ18メートルの
防護ネットを楽々越えていった。そして“器物損壊弾”となった。美容室直撃の場外弾に、ハーストは
「それは悪いことをしたよ」と驚きの表情を浮かべた。だが、すぐに「ベアーズ時代には球場の場外にある
ハイウエーの車によく球を当てていたんだ」と笑って見せた。過去にも、その驚異的な打球で周囲に
迷惑を与えていた“常習犯”だったのだ。良くも悪くもお騒がせ男。アップ終了後には突然1人、外野で
下半身のマッサージを受け始め、首脳陣をヒヤリとさせた。後になって、「僕は体が重いのでしっかり
ストレッチを受けないとダメなんだ」という理由が伝えられ、首脳陣はホッと胸をなで下ろした。
例年は2月上旬から始動する。まだ調整段階にあるだけに、62スイング中、サク越えは5本、
ヒット性の打球は12本と内容はいまひとつだったが、スラッガーとしての潜在能力は十分に示した。
「自分のベストを尽くし、結果としてホームランが打てればいい」。まずは飛距離を見せつけた昨年の
米独立リーグ3冠王。確実性と勝負強さも実績どおりなら、前田、新井を押しのけての開幕4番も夢でない。

 “広島のサップ”ハーストが恐怖の150m場外弾
アンタが球界の破壊王や!新助っ人ジミー・ハースト外野手が1日、沖縄キャンプで初のフリー打撃を披露。
62スイングで放った5本のサク越えのうち1本が、約150メートルの左翼への場外弾。しかも打球は
美容室の窓ガラスをノーバウンドで直撃し、破壊した。通報を受けた警察が駆けつけるなど、一時は緊迫。
ボブ・サップ似の助っ人の驚異のパワーがいきなりさく裂だ。風貌から名づけられた“広島のサップ”。
その異名は、ダテじゃなかった。新入団のハーストが、フリー打撃に登場。人間離れしたパワーで、
いきなり前代未聞の事故を巻き起こした。7スイング目の特大弾が、高さ18メートルもある客席後方の
フェンスをオーバー。場外にある美容室「デコ」の1階にある窓ガラスを直撃し、豪快に叩き割った。
推定飛距離は実に150メートル。信じられないパワーだ。「ドンという音の後で、ガラスが割れたんです。
駐車場に飛んできたことはありますけど、こんなのは初めてです」。同美容室店長の渡口綾子さん(42)
=沖縄市在住=は、困惑した表情で恐怖の瞬間を振り返った。“事故”が起きた午後1時40分ごろ、
店内では3人の顧客を調髪中。あわや大事故になるところだったため110番通報。球場にパトカーが
駆けつける、広島の沖縄キャンプ史上例を見ない騒動となった。すぐに阿南球団常務らフロント陣が
謝罪に訪れ、破損した窓ガラスとブラインドの弁償と、今後の対策を約束。しかし早急に球場フェンスを
改造するのは困難なため、同美容室前に直撃を避ける“ハースト・フェンス”を設ける珍提案まで飛び出した。
正真正銘の破壊王だ。独立リーグのニューアーク・ベアーズに在籍した昨年も、場外弾を度々放った。
球場外の高速道路を走る乗用車にぶつけていたという。この日のバットは36オンス(約1019グラム)。
普通の打者ならマスコットバットとして使う超重量モノを、310キロのバーベルを持ち上げる巨体で
振り回すのだから、驚愕の飛距離にもうなずける。62スイングで5本のサク越え。投手の球を打つのは
昨年10月以来だったが、ブランクを感じさせない上々の仕上がりだった。「ガラスを割ったのは本当かい?
それは、ちょっと悪い気がするね。初めてなんで軽く打ったんだけど…」思わぬ結果にハーストは神妙な顔。
しかし、体が絞れてくればどこまで飛ばすのか。破壊王、ハーストから、目が離せない。
美容室「デコ」の玄関前で道路工事の作業中だった上間清さん(60)=沖縄市、土木作業アルバイト
「目の前で見ましたよ。直接当たっていました。手元までガラスの破片が飛んできて…。
もし私の頭に当たっていたらと思うと、危なかったね」
山本監督がハーストのパワーにひと安心!山本監督は、キャンプ初日はハースト、シーツら
新外国人選手の動きに注目。なかでも美容室を破壊したハーストのパワーに目を細めていた。
「ハーストは肩もいいし、打撃にパワーがあるね。初めて見たけど、ヨシという手応えがあった。
いいボールのとらえ方をしていたよ」。金本が抜けた穴を埋める4番候補だけに、ホッとひと安心。
軽快な動きを見せた開幕ショート候補のシーツにも「動きに全く無駄がない。
守備はうまいの一言」と脱帽していた。

 永川が初投げ30球
背番号20をつけた永川が、30球の初投げでプロの一歩を刻んだ。左足を高く上げる独特のフォーム。
「あまり飛ばすな、と監督に言われました」。張り切りすぎた反動で、首脳陣からセーブがかかった。
「腕がしっかり振れたし、調子はいい。けん制の仕方を佐々岡さんにアドバイスしてもらいました」と、
プロ初日の初々しい感想を残した。北別府コーチは「切れがある。でも、今はプロの練習になれる時期。
焦らなくていい」と話していた。

 永川がプロ初のブルペン
自由獲得枠で入団した永川がプロ初のブルペン投球。山本監督が見守る中、捕手を立たせたまま
30球を投げ「気持ちが高ぶって力が入りすぎました」と苦笑いした。振り足を高く上げる独特の
投球フォームからの速球は威力十分。身長187センチの右腕は「腕の振りが良かったんで
調子はいいかな」と話した。

 永川豪快、広島のライアンだ!「伝説の速球王」ほうふつ
さっそくブルペンへ、視線独占30球!春季キャンプの始まった1日、ルーキーの中でただ1人、
沖縄1軍キャンプに参加している自由獲得枠の永川勝浩投手がいきなりブルペンに入った。
立ち投げながら、豪快なフォームで30球を投げ込んだ将来のスター候補生に、山本浩二監督は
「楽しみだね」と、大きな期待感を口にした。浩二監督ホレた!!北別府投手コーチも認めた!!
ベールを脱いだ。右腕のダイナミックなフォームに誰もがクギ付けだ。左足を左肩の高さまで上げ、
一気に投げ下ろす。似ていた。米大リーグ史上、初めて160キロの大台に到達した伝説の速球王
ノーラン・ライアンをほうふつとさせる投球フォームだった。「調子はいいですよ。今日はプロ入り後、
初めてのブルペン。監督も見ていたし気持ちが高ぶって力が入りました」キャンプ初日にブルペン入り。
山本監督からは「焦らずやれ」と声を掛けられたがこの言葉がさらに刺激を与えた。
立ち投げでの30球ながら1球1球にはこれからプロで戦って行く気合を込めた。
かたくななまでの意志が現在の152キロの速球を生み出した。変則的なフォームは体にも
負担がかかるため、新庄高時代には指導者に改造を進められた。だが、永川は「他は直しても、
このフォームをやめたら自分が自分でなくなる」と拒否した経緯がある。「今の時点ではそこそこの
ボールを投げている。水本(ブルペン捕手)もキレのいい球を放るといっていた。沖縄では自分のペースで
やってくれればいい。だが、即戦力として入ってきているのだから、使えるのなら1年目から使う。
このキャンプでどれだけ力を見せてくれるか」自身が現役時代に着けた背番号「20」を継承する男の投球を
初めて目の当たりにした北別府投手コーチは潜在能力の高さを認めた。山本監督も思いは同じだった。
「素材はいい。腕の振りがいいので速いボールが来るんだろうな。徐々に徐々にだけれど、楽しみやね」と、
大きな期待感を口にする。カープの未来のエースへ向けて永川ストーリーは今、始まりを告げた。

 ルーキー・永川がライアン投法で30球
広島の自由獲得枠ルーキー・永川が1日、捕手を座らせて30球の投球練習。ブルペンに入るのは
今年初めてだが、球威のある直球で山本監督を唸らせた。「腕がしっかり振れて、調子はいいです。
このフォームが一番投げやすいんで、変えないでいけたらいいと思います」と永川。
左ひざが左肩につくほど足を上げるフォームは、大リーグの奪三振王ノーラン・ライアンを参考にした。
ダイナミックな投法が、人気を呼びそうだ。

 永川はまるでライアンだ
これが“ライアン投法”だ!自由獲得枠で広島に入団した永川勝浩投手が春季キャンプ初日の1日、
入団後初となる投球練習を行った。“速球王”と呼ばれたノーラン・ライアン投手を参考にしたという
フォームは迫力満点。山本浩二監督(55)は即戦力と期待する右腕の“初投げ”に高い評価を与えた。
“152キロ右腕”がベールを脱いだ。捕手の後方に山本監督、背後で北別府投手コーチが見守る中、
永川は緊張の面持ちでプロ入り後初のブルペンに入った。軽めの投球で肩をほぐした後、ついに
その独特な投球フォームを披露した。左ひざを左肩の炎のマークが隠れるほど高く上げると、その左足は
一瞬のタメの後、前へ。左足が着地すると同時に長い右腕がしなり、鋭いボールが放たれた。
5球、6球と球数が増えるごとに、動作はスムーズになり、球威は増した。高めに抜けるボールはあったが、
直球の伸び、フォームの迫力ともに、即戦力と呼ばれる実力の片りんを存分に示すものだった。
投球練習後は「監督や北別府さんが見ていたので力が入りすぎた」と苦笑い。だが、投球内容については
「調子は良かった。腕がよく振れている感じがあった」と満足そうに振り返った。高校時代から米大リーグで
活躍したノーラン・ライアン投手を参考にフォームをつくってきた。日本では珍しい変則フォームではあるが、
今ではすっかり身についた。「投げやすい。ずっとこのフォームで投げたい」とこだわりを見せた。
永川の全30球を食い入るように見つめた山本監督は「後ろが大きくなくて前が大きい。
ボールがくるはずの投げ方」と高い評価を与えた。また、北別府投手コーチも「体の線が細い」と
課題を挙げながら「キレる球を持ってる」と褒めた。「沖縄では焦らずじっくりやらせる。
フォームもいじらない」と、同コーチからマイペースの調整と“ライアン投法”の継続を許可された。
即戦力右腕の真価は、12日からの日南キャンプで問われることになる。

 ラミーレスがポスティングに
今季の契約が未定となっていたラモン・ラミーレス投手が、ポスティングシステム(入札制度)に
かけられることが1日までに判明した。ラミーレスはカープドミニカアカデミーの出身選手。
昨季は1軍で2試合に登板して勝敗なし、防御率3・00。
昨秋キャンプ終了後の11月にドミニカ共和国に帰国、今季の契約は未定となっていた。
2 誕生日横松寿一

 黒田、ハイペースの調整
黒田が例年になくハイペースで調整している。昨年のキャンプ当初はキャッチボールで肩をつくる段階だったが、
今年は早くも投球練習。先発投手陣の中でも一歩先を行く調整は、初の開幕投手への強いアピールに
つながっている。ブルペンに心地よいミット音を響かせた40球。同じ立ち投げでも、スロー調整の高橋建や
長谷川を横目に、早くも全力に近い球筋だ。「入団1、2年目のころに近い」というペース。「僕が飛ばしすぎで、
みんなは普通でしょう。キャンプでブルペンに入れば、ゆったりと投げられない性格なんです」。
自主トレから入念に体づくりを進めてきた自負をのぞかせた。昨年は、キャンプ終盤に腰を痛め、開幕直後に
戦線離脱した。「失敗した(昨年と同じ)調整をやるわけにはいかないし、今年はキャンプを乗り切れば、
いける気がする」。オフの間に腰のケアと強化を図った自信が、積極的な姿勢につながっている。
練習の合間にも変化がみられる。雑談せず、空いた器具を見つけてはトレーニング。トレーナー陣は
「体のケアや予防に対する意識が昨年と、まったく違う。投手陣では最もプロ意識を感じる」。
北別府コーチも「自覚ある行動」として高く評価。「俺が開幕をやるんだ、という姿勢を感じる」と目を細めた。

 苫米地70球の熱投
先発入りが期待される4年目の苫米地が2日、ブルペンで捕手を座らせ70球の熱投。
「まだフォームのバランスが悪い。直球に納得がいくまで、変化球は投げませんよ」と滴る汗をふいた。
苦手な左打者対策に内角への制球を磨く。11日の阪神との練習試合で先発するが「まずは阪神で腕試し。
左打者が多いので、どんどん内角を突きたい」と威勢よく話した。

 対阪神戦へ苫米地70球
苫米地が、ブルペンで熱のこもった投球を見せた。11日に行われる練習試合・対阪神戦(沖縄)に先発予定。
直球のみ70球とはいえ、捕手を座らせて丁寧にピッチング。「まだフォームのバランスが悪くて直すところが
いっぱいですけど、11日までには100球くらいの投げ込みをしたい」。試合に関しては「去年は左打者に
打たれまくったので、インコースを突いていきたい」と、昨季までの先輩金本を含め、左打者の胸元への
制球を課題とした。

 苫米地が2・11阪神戦での内角攻めを予告
11日の阪神との練習試合(沖縄)に先発する苫米地が2日、捕手を座らせて70球。初の実戦は、
苦手克服の試金石とするつもりだ。「左打者によく打たれたんで、左打者のインコースを突いていかないと
いけない。まずは阪神で腕試しですから」同僚だった金本の出場は微妙だが、赤星らへの内角攻めを予告。
初日の50球と合わせてすでに120球と仕上がりは順調そのもの。遺恨戦へと発展するかも…。

 苫米地2・11虎狩り登板
先発ローテ入りを狙う苫米地鉄人投手が、11日に予定されている阪神との練習試合に
“本気モード”で臨む。「負けたくない。それまでに1日100球は投げ込んでおく」とこの日、体調を
ピークにまで高めた上で登板する考えを示した。「阪神だけでなくどこにでも勝てるようにしたい」という
苫米地だが“2・11”への思いは特別。「ボクなんかはアピールしていかないとすぐ(ファームに)
落とされる」と開幕1軍、先発ローテ入りへ格好のアピールの場となる一戦へ、激しい闘志を見せた。
前日から捕手を座らせての本格的な投球を開始。この日は直球ばかり70球。球数はほかの誰よりも多く、
調整のペースは誰よりも速い。「真っすぐが満足できるようになればすぐにも投げます」。
負けられない試合に向け、近日中にも得意のスライダーをはじめとした変化球の“試投”に入る。

 新井フリーで爆発21本のさく越え
4番を争う新井がフリー打撃で爆発。97スイング中21本のさく越えを放ち「オフの筋力トレーニングの
成果を実感した。力を入れなくてもあれだけ飛ぶんだから」と笑顔をのぞかせた。内田打撃コーチに熱心に
アドバイスを求め、確実性の向上を目指す。「体が一回り大きくなって感覚が変わった。
タイミングの取り方を調整中です」と熱っぽく話した。

 新井21発!ポスト金本だ
新4番候補の新井が沖縄キャンプ2日目にフリー打撃で爆発した。97スイング中21本のサク越えを放ち、
周囲を圧倒した。「今年のオフの筋力トレーニングの成果を実感した。力を入れなくてもあれだけ
飛ぶんだから」。昨年28本塁打のパワーヒッターは、笑顔で振り返った。「師匠」と呼んではばからない、
前4番の金本がFAで阪神に移籍。プロ5年目の今年は、成績でも精神的にも自立が最大のテーマだ。
オフは、その金本と一緒に広島市内のジムで体を鍛えた。自立を意識してか競い合うようにトレーニングに
汗を流した。今年にかける意気込みは「形」に表した。キャンプインの直前、黒髪をばっさり切り、
青々とした丸刈り頭にした。「キャンプは目いっぱいやります。下手は下手なりに泥だらけになってやります」。
師匠金本もやはり、練習で泥だらけになりながら、広島の4番の座をつかんだ。弟子も同じスタイルを
貫いている。山本監督はキャンプ前に4番候補の筆頭は前田と示唆。新井について「将来は4番だが
早すぎたら失敗もある」と慎重な構えを見せていた。しかし、若い力が予想を超える成長ぶりを証明したら、
気持ちは揺らぐだろう。26歳の「育ち盛り」が赤ヘル軍団の主役の座を一気に狙う。

 新井軽〜く21発
変わったのは頭だけじゃない!広島の4番候補・新井貴浩内野手が2日、フリー打撃で
サク越えを連発だ。97スイング中21本が沖縄市野球場の外野芝生席に着弾。“肉体改造”効果への
手応えを見せつけた。キャンプ初日の前日はサク越え3本とやや物足りない数字に終わった新井だが、
この日は21本。見た目にも力を抜いたことが分かる軽いスイングで、大飛球を連発した。
「体が大きくなって打つ感覚が変わってきた。力を入れてないけどボールが飛ぶ。ウエートの成果が
出てきた」。“新たな体”がもたらす打撃の変化に新井自身、興奮を隠せない。沖縄合同自主トレ期間中は
広島市内のジムで“肉体改造”に励んだ。初めて自分から選手会に「わがまま」を言い、同自主トレの
参加を辞退した上での試みだった。昨年の同時期97キロだった体重は3キロ増えて100キロ。
体脂肪率は13%と変わっておらず、増量分は「ほとんど筋肉」。沖縄入りした際「この体をどう技術に
生かしていくか」と課題を口にしていたが、キャンプ2日目で好感触を得た。4番への決意を込め丸刈り頭で
キャンプイン。身も心もリフレッシュした新井が、打撃でも“新味”を出し始めた。

 新井、パワーUPでサク越え21本
打撃ゲージ下げても関係なし!若大将がパワーアップした。前日1日、新外国人・ハーストのサク越え
場外弾でレフト後方の美容院の窓ガラスが割れたため、この日は打撃ゲージを4メートル下げて対応。
スタンドまでの距離は遠くなったが、新井には関係なかった。97スイング中21本のサク越えだ。
「軽く打っただけでこれだけ飛ぶんだから。体が大きくなっていると実感している」。
沖縄自主トレを断念してまでオフに取り組んできた筋力トレの成果がいま開花しようとしている。

 ハースト場外弾で打撃ケージ移動
怪力助っ人ジミー・ハースト外野手の場外弾対策として、2日から打撃ケージが約4メートル後方に
下げられた。前日1日のフリー打撃で、特大弾がレフト場外にある美容室の窓ガラスを直撃。
緊急措置として、少しでも距離を広げるため打撃位置が下げられた。この日のハーストは6発の
サク越えこそ放ったが、場外弾は0本。山本監督は「(ケージを)後ろに下げたのもあるが、まだ
体ができてないから、バットに振られてる感じだな」と、本調子はまだ先と見ていた。

 永川16日デビュー戦
広島の自由獲得枠ルーキー永川勝浩投手の「デビュー戦」が決定した。記念すべき実戦初登板は、
16日に2次キャンプ地の宮崎日南で予定されている紅白戦。地元広島にテレビ中継される注目のゲームで、
カープファン期待の新人がベールを脱ぐ。「打たれたら(ファームに)落とされるという気持ちで、0点に
抑えられるように頑張ります」。沖縄キャンプ2日目、ブルペンで北別府投手コーチから伝えられた初舞台に
目を輝かせた。初日の30球、この日の40球ともまだ捕手を立たせたままの投球練習だが「16日までには
自分の投球ができるようにします」と調整の目標も立てた。北別府コーチは「2番手くらいで考えている」と
中継ぎ登板を示唆。「開幕1軍入り」に燃える永川にとっては、紅白戦とはいえ、開幕1軍に向けた大切な
プロ初マウンドになる。

 スーパールーキー・永川、初陣は16日の紅白戦
地元テレビ中継も!自由獲得枠ルーキー・永川の実戦初登板が2次キャンプ地・日南で16日に行われる
紅白戦に決定した。「ちゃんとゼロに抑えたいです。ダメだったら落とされてしまいますから」。
北別府投手コーチから登板日を言い渡された右腕は早くも気合十分だ。この日は初日に続きブルペン入り。
立ち投げで40球の投球練習を行った。当日は地元テレビの中継も予定。152キロ右腕の投球に
注目は集まる。

 ルーキー・永川が“鉄の指”でビュンビュン
自由獲得枠ルーキー・永川勝浩投手が2日、沖縄キャンプで40球の投球練習を行い、“鉄の指”の
持ち主であることがわかった。北別府学投手コーチから「マメが出来る前に投球を止めろ」とブレーキを
かけられたが、「マメはできない」と続行。実戦デビューも2月16日の紅白戦(宮崎・日南)に決定。
頑丈な指から繰り出される剛球に、期待は高まる一方だ。“鉄のツメ”ならぬ、“鉄の指”が鯉投を救う!?
ルーキーの永川が2日続きのブルペン入り。山本監督の目の前で西山を立たせて投球を開始した。
自ずと気合が入る状況設定。1球目は高めに大きく外れ、後ろのネットへ…。力んだ姿を見て、
北別府投手コーチが耳打ちした。「おい、マメができる前にやめておけよ」即戦力といえども、本格的な
投球練習はまだ2日目。飛ばし過ぎてマメができれば、数日間はノースローを余儀なくされるが…。
現役時代に213勝を挙げたコーチの配慮も杞憂に終わった。「“マメができたことはないんで大丈夫です”と
言いました。投げても何ともないですよ」152キロの剛球を生む秘けつは、人並み外れた硬い指先だった。
一般的に、投手は投球練習を続けると中指にマメができ、破れると相当な痛みに襲われる。
だが永川にはそんな経験は一度もない。200キロの握力でこめかみを攻める『アイアンクロー』で
リングを沸かせたのは、プロレスのフリッツ・フォン・エリック。ならば硬式球を投げ続けても破れない永川の
指は、『鉄の指』と呼んでいい。頼もしい言葉を受けて、実戦デビューも16日の紅白戦(日南)に決定。
地元のテレビ新広島(関西テレビ系)が中継するファン注目の一戦で、金の卵はベールを脱ぐ。
「16日に投げられるならね。振りかぶった時に、後ろが小さくて、前が大きいのがいいね」
左ひざを、左肩に当たるほど大きく振り上げる独特のフォーム。山本監督は、コンパクトかつ
フォロースルーの大きい右ひじの使い方を絶賛した。小山田と、ストッパーの座を争うMAX152キロ右腕。
鉄の指で開幕一軍切符もつかみ取る。
【ながかわ・かつひろアラカルト】
生まれ&サイズ=1980年(昭和55年)12月14日、広島・三次市生まれの22歳。
1メートル87、83キロ。足のサイズは29センチ。右投げ右打ち。
遅咲き=三次小3年から野球を始める。三次中ではバスケット部に所属。新庄高進学後に野球を再開、
甲子園出場はなし。亜大では3年秋に公式戦初登板。4年時にリーグ戦春秋連覇、大学日本選手権、
明治神宮大会と4冠達成。東都リーグ公式戦通算6勝。03年ドラフトで広島に球団初の自由獲得枠で入団。
ライバル=亜大では、読売に自由枠入団の木佐貫とチームメート。木佐貫のMAX151キロに対し、
永川は11月5日の最終登板(対青学大)で152キロをマークし、ドラフトの超目玉を1キロ上回る。
家族=父・義夫さん(47)、母・梢さん(43)、弟・明浩さん(20)、弟・光浩さん(15)。
父・義夫さんらが応援ツアー!永川の2・16紅白戦デビュー決定に、母の梢さん(43)は広島・三次市内の
自宅で大喜び。紅白戦へ、応援団の派遣プランを明かした。「大学時代も東京に何回か観に行ったんで、
今回も主人が行くはずです。焦らずに、じっくりやって欲しいですね」15日から2日間、父・義夫さん(47)が
宮崎・日南を訪問。マイクロバスを貸し切って、地元の友人でツアーを組むことになっている。
プレッシャーのかかる“プロ初登板”だけに、心強い援軍となるはずだ。

 ルーキー永川2・16デビュー
自由獲得枠で入団した永川勝浩投手の“実戦デビュー”が宮崎・日南キャンプ中の16日に決まった。
北別府投手コーチが2日、地元・広島のテレビ局の中継が決まっている紅白戦に登板させるプランを
明かしたもの。地元・広島のファンへのお披露目となる登板へ向け、永川は「どんな形でもいいから
0点に抑える」と闘志をみなぎらせた。広島県出身で即戦力ルーキーとして入団した152キロ右腕。
鯉党なら誰もが期待する永川の実戦デビューが、キャンプ中の16日に決まった。北別府投手コーチが
この日、永川の投球練習終了後に「16日の紅白戦に投げられる状態だったら、2番手で出すよ」と明言した。
当日の紅白戦は広島のテレビ局が中継を予定。前日1日に大リーグで“速球王”と呼ばれた
ノーラン・ライアンを参考にしたという“ライアン投法”を披露した永川だが、実戦初登板となる紅白戦は、
豪快なフォームを広島のファンにお披露目する舞台となる。デビュー戦の決定が伝えられた永川は
「とりあえずの目標が出来てよかった」と大歓迎。「打たせて取るピッチングでもいいから、まずは0点に
抑えることに重点をおきたい」と、とことん結果にこだわる決意を表した。調整は順調に進んでいる。
30球を投げた前日にこの日は10球を上乗せ。捕手を立たせたまま40球を投げた。急仕上げによる故障を
恐れる北別府コーチからは「焦るなよ。マメが出来るまで投げ込みはするな」と助言を受けたが、永川は
「僕は球の投げすぎでマメが出来たことは今までないんですよ」と涼しい顔。“鉄の指”を武器に、
投球数を徐々に上げていく考えだ。「沖縄の第2クール(5〜7日)から座らせて、第3クール(9日〜)からは
変化球を投げます。持ち球はカーブ、フォークです。まずはカーブから仕上げていきます」。16日には豪快な
フォームから繰り出す直球はもちろん、決め球である落差の大きいフォークも披露するつもりだ。
即戦力、しかも抑え候補と期待され、チームの命運を握るとまで言われる永川。
広島の今季を占う意味でも、この“デビュー戦”から目が離せない。

 幹英が広島のリタイア1号
幹英がウオーミングアップのランニングで右臀部(でんぶ)を痛めて早退。沖縄市内の病院での検査の結果、
「右梨状筋(りじょうきん)症候群で全治1週間」と診断された。今後の練習は様子を見て決めるが、
山本監督は「あんなアップで痛めるようではいかん。1週間もかかるならファームへ行かせるよ」と責めた。

 幹英早くもリタイア…山本監督カミナリ
山本浩二監督が2日、沖縄キャンプ2日目にしてリタイアした幹栄にカミナリを落とした。
練習スタートのアップ中に右でん部を痛めて離脱。沖縄市内の病院で診察を受け「右梨状筋(りじょうきん)
症候群」で全治1週間と診断された。報告を受けた指揮官は「あんなアップで痛めるようではいかん。
1週間もかかるなら日南(ファームキャンプ)に帰らせる」と一喝。リリーフ投手陣の軸として期待が
大きいだけに、キャンプ序盤でのリタイアに厳しい表情を見せた。

 幹英リタイアに浩二監督“怒ッカ〜ン”!!
2日目で早くもカミナリ「日南に返すよ」!山本浩二監督が沖縄春季キャンプ第1クール2日目の2日、
早くもカミナリを落とした。「あんなアップぐらいで、くたびれているようではいけない」怒りを呼んだのは
セットアッパーとして期待をかける右腕のリタイアだった。アクシデントは突然起こった。
練習前にランニングを行っていたナインの一群から幹英が外れると、右臀(でん)部を抑えながらベンチ裏へ
姿を消した。沖縄市内の病院で診察を受けた結果「右梨状筋症候群で全治1週間」と診断された。
結果を聞かされた指揮官は表情を曇らせながら「1週間もかかるようなら日南に帰すよ」と深いため息。
早期回復の見込みが立たなければ、ファームがキャンプを張る宮崎・日南に幹英を送ることも示唆した。
寂しい日曜に・・・。気温17度。しかも強風。沖縄キャンプ最初の日曜にもかかわらず、観衆は300人と
少々寂しい人数となった。「きょうは何度や。17度?寒かったなあ。11日の練習試合ではファンを
楽しませたいよ」。山本監督は阪神との練習試合で、ファンの心を熱くさせることを誓った。

 ラミーレス、大リーグ入り希望
ラモン・ラミーレス投手がポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ入りを希望していることが
2日、分かった。広島球団はコミッショナー事務局を通じて、米大リーグコミッショナー事務局に通知した。
昨季終了後、球団と同投手の代理人が、今季の契約交渉をしたが、金銭面の折り合いがつかなかった。
球団は「昨季の年俸は440万円だったが、1軍最低保障金額(年俸1500万円)の要求をしてきた。
本人の希望もあり、システムにかけた」と説明。入札球団の有無などは6日前後に分かる。
ラミーレスは昨季2試合に登板し、0勝0敗、防御率3・00。
3  河内4年目のアピール
4年目の河内の仕上がりの良さが目立つ。捕手を座らせ、フォームを確認しながらの55球に
「体重が前に乗るようになってきた」。舞うような美しいフォームに安定感が出てきた。制球力と球の切れを
増すため、投球の際の踏み込み幅を狭めたのが奏功している。昨年はシーズン後半に先発入りも1勝7敗。
「今季はもちろん開幕から先発に入りたい」と息巻く左腕は、11日の阪神との練習試合でのアピールを誓った。


 「おれが若手を…」新井が精力的な動き
叫ぶ、駆ける、かっ飛ばす。がむしゃら精神をむき出しに、威勢よく動き回る新井。「おれが若手を引っ張る」。
4番候補がキャッチフレーズの「Rising HEART(高ぶるハートで)」を率先して体現している。
最も目立つのは守備練習。チーム再生の鍵となる内野の連係プレーでは、失策した若手に向けて
守備位置の一塁から「やり直しじゃ」と絶叫。自分がミスをすれば「もう一回、お願いします」。
キャンプ初参加の末永は「外野から見ていても、すごい存在感」と目を丸くする。
今季は好成績を挙げるだけでなく、若手のまとめ役としても期待される。昨季終了後、野村に
「アップから声を出し、若手を引っ張れ」と言われてきた。新井は「ベテランと若手の懸け橋となり、
勝利に貢献したい」と意気に感じている。打力アップも抜かりはない。オフの間、スクワットで170キロを
10数回こなせるまでにパワーアップ。「過去最高」に仕上がった体から連日、さく越えを連発している。
山本監督は「スイングはまだ5、6分だろうが、ミートポイントをつかんできたようだ。精神的にも
成長している」と褒めながらも「あいつにはビシビシいく」。手綱は緩めない。次世代のチームリーダーとして、
新井への期待感は日増しに高まっている。

 東出、特訓中

シーツの加入で遊撃から二塁へコンバートされた東出が、守備力向上に必死だ。内野ノックではシーツに
度々アドバイスを求めながら「動きのリズムを勉強している。早く実力を近づけないと」。昨季は遊撃手として
3年連続のリーグワーストとなる16失策。チーム低迷の一因となっただけに「早くシーツくらいの力をつけて
ショートに戻れればいい」と話した。

 シーツ&東出、意気ピッタリ
守備の達人アンディ・シーツ内野手と、今季から二塁を守る東出が信頼関係を築き始めた。
シーツが「東出は運動神経がいい。これからもっと良くなる選手」と評すれば、東出も「今はシーツの
動きのリズムを見て、マネしている」と勉強。ノック練習でも再三、息の合ったプレーを見せる二遊間コンビに
山本監督も「シーツの守備は天下一品。他の選手にもプラス」と目を細めていた。

 収穫はシーツ
第1クールを終了。山本監督は最大の収穫に遊撃手として獲得したシーツの守備力を挙げ「チーム全体に
好影響や。守備の強化が1番の課題だったからね」と目尻を下げた。第2クールには、若手投手が
フリー打撃に登板するなど、より実戦的な練習に入っていく。山本監督は「ペースが上がるから競争が
激しくなる」と話した。4日は練習休み。

ハースト場外弾対策、美容院前にバイト2人
驚異のパワーが行政も動かした。ジミー・ハースト外野手の放った場外弾が発端となり、キャンプ地の
沖縄市が3日、同市野球場の防球ネット改善を決定した。来春までに完成させたい意向だ。
この日も含め今キャンプ中は、グラブを持った男子アルバイト2人を左翼場外に配備する
“緊急ディフェンス”で対応。ハーストの打球が場外に向かった場合は、球場内の別のアルバイトが
「場外行ったぞ」と2人に伝達することになっている。同市の総合運動公園管理公社も「あれだけの
打球は初めて」と仰天したのがキャンプ初日(1日)。レフト場外の美容室の窓ガラスを直撃し、
警察が出動する騒ぎにまでなったたハーストの打球に、市側は迅速な対応をとった。
「近隣住民や通行の安全面も考慮して、ネットを高くする方向で動き始めました」。
ハーストのパワーが沖縄市を動かした。第1クール最終日となったこの日、怪力助っ人はフリー打撃で
15発のサク越え(59スイング)。場外弾こそなかったが、軽々とフェンスを越える打球に観衆からは
驚嘆の声がもれた。「サク越えを狙ったことは1度もないけど、観客だけじゃなくチームのみんなも
期待してるだろ」と長距離砲としての期待を理解し、調子を上げ始めたハースト。
沖縄で見せつけているパワーを、シーズンでも発揮する。

 ホームランガール募集
2003年シーズンのカープホームランガール3人を募集している。広島市民球場の試合で、
ホームラン人形の贈呈などが仕事。資格は広島市や近郊に住む、スポーツ好きの18〜22歳の女性。
希望者は、履歴書と6カ月以内に撮影した手札サイズの写真(全身と顔)などを、〒730―8508
広島市中区基町5―25 広島東洋カープホームランガール募集係に送る。締め切りは3月3日
(当日消印有効)。広島東洋カープ、電話082(221)2040
4 キャンプ休日

 高橋建、携帯浄水器”で夏男へ こだわりツールで体質改善
アルカリ還元水で勝ちまくれ!魔法の水で今季は「夏男」の異名をとる。広島の左腕エース・高橋建が
キャンプに持ち込む、こだわりツールはペットボトルの”携帯浄水器”だ。「体の老廃物を取り除いて
くれるんです。夏場に弱いので、体質を改善できないかと思って。持ち運びにも便利で…」
ペットボトルの水の中には、カルシウム豊富な貝などを主成分とする直径約1センチの固形物と
備長炭が混入。健康に良いミネラル豊富なアルカリ還元水を生成する。高橋建は今年から
これを飲み始め、練習にも持参する。昨季は6月までに6勝を挙げた。7月にはプロ8年目で初となる
完封勝利を挙げたが、終わってみれば暑い時期の勝ち星が伸びず9勝止まり。リーグ最多の
14敗を喫し「夏場に勝てない」との評は覆されていない。今季はトレーニングと水のアシストで
勝ち負け逆転を狙う。

 永川、紅白戦に向け宝刀・フォークを解禁
16日の“デビュー戦”「楽しみです」!自由獲得ルーキー・永川が、いよいよ伝家の宝刀を解禁する。
大学時代から最速152キロの直球以上に評判だったこのフォーク。16日には紅白戦でプロ入り初の
実戦登板を予定されており「(フォークを)キッチリ仕上げて前田さんと対戦があれば、
ぶつけないようにしないと。でも楽しみですね」と早くも意欲満々だった。

 永川リラックス
沖縄キャンプ最初の練習休日となった4日、自由枠ルーキー永川勝浩投手(22=亜大)が、沖縄の
芸能・文化にふれるテーマパーク「琉球村」に出かけた。琉球衣装の試着や、やしのみジュースを飲んで
満喫した永川は「いいリラックスになりました」と笑顔。5日からの第2クールでは、ブルペンで捕手を座らせる
予定で「(登板予定の)16日の紅白戦までには、きっちり投げられるようにしておきたい」と意欲を示した。

 新外国人選手の実力
新外国人選手たちが、シーズンインに向けて期待感を高めている。「守備力強化」「ポスト金本」
「投手力整備」の課題克服のため、ポイント補強された4選手を第1クールでの動きから実力診断した。
現役メジャーリーガーのシーツは「特A」。求められた魅せる守備≠ェできる実力派だ。
捕球体勢からスローイングまで一連の動きには無駄がなく、足の運びやグラブさばきも、うまい。
首脳陣や選手からは、早くも太鼓判が押された雰囲気がある。「期待薄」と見られていた打撃も悪くはない。
広角に打ち分けるミート中心の打法で、「打率2割8分前後はいけるのではないか」との声も出てきた。
打力は打率2割5分前後でも、守備だけでチームに好影響を与える力の持ち主と見た。
パワフルな打撃が話題をさらうハーストは、現状では「B」ランクか。速球に自信満々のスイングが、
変化球に対応できるかが見もの。キャンプ終盤から試される。左腕強化の担い手となるニューマンは
使えそうだ。辛口でも「Bプラス」はつけられる。昨年、ヤクルトでプレーした経験に加え、
新球のマスターに取り組むなどやる気も見える。中継ぎだけでなく、先発の可能性も十分ある。
ランドクィストは「C」。調整投げの段階だけに、実力は未知数と言える。首脳陣はシーツをのぞき、
「まだ評価はできない段階。実力診断は早すぎる」との見解で一致している。調整ペースの上がる今後と
オープン戦を通じ、評価が乱高下する可能性は残る。真価が問われるのはこれからである。

 投手王国再建へ鉄腕・稲尾講座を開催
山本浩二監督が4日、沖縄キャンプの臨時コーチとして、元西鉄の大投手・稲尾和久氏
(65=日刊スポーツ評論家)を招くことを明かした。昨年末、名球会でハワイを訪問した際に要請。
快諾された。山本監督は「投手心理を話してもらいたい。あれだけの大投手の話はプラスになる」と期待。
第3クール初日となる9日に球場と宿舎で「鉄腕講座」が行われる。広島投手陣は昨季、失点、防御率とも
リーグ最下位に終わった。稲尾氏は「速い球やコントロール、変化球は手段。投手の目的はバッターを
アウトにすること、ただ1つなんだ。そういう意識の問題だと思う」と話した。現役通算276勝、
日本シリーズ4連投4連勝など数々の伝説を残した鉄腕が、広島の投手王国再建を手伝う。

 バッテリーに“鉄腕魂”注入 9日、稲尾和久氏が講義
山本カープ初の試み!赤ヘル軍団が”鉄腕魂”を継承する。広島が沖縄春季キャンプ第3クール初日の
9日、稲尾和久氏(65)=現野球解説者=の講義を受けることが4日、明らかになった。
山本政権下では初の試みとなる。「稲尾さんにバッテリーの心得を教えてもらおうと思っている。
あれだけの大投手。プラスになるだろうし、少しでも投手心理を勉強できれば」。投手陣のレベルアップに
指揮官も期待感を膨らませている。稲尾氏は西鉄時代に276勝(137敗)、通算防御率1・98をマーク。
昭和33年の日本シリーズでは巨人に3連敗の後、1人で4勝を稼ぎ日本一に貢献した伝説の右腕だ。
引退後は西鉄の監督、中日の投手コーチ、ロッテの監督を務めた。講義が行われることを聞いた佐々岡も
「神様、仏様、稲尾様と呼ばれる人から色々学べれば」と興味を示していた。

 投手陣再建に奥の手…“鉄腕”稲尾氏の講演会
山本浩二監督が4日、“鉄腕”として知られる元西鉄の稲尾和久氏を沖縄キャンプに講師として招き、
9日にバッテリー相手の講演会を開くことを明かした。リーグワースト防御率の投手陣に頂点を極めた
“鉄腕イズム”を注入。さっそく、11日の対阪神練習試合(沖縄市野球場)でその教えを発揮させる。
赤ヘルが、神様、仏様、稲尾様−だ。昨季、12球団ワースト防御率4・36に泣いた山本監督が、
投手陣再建の奥の手を繰り出した。伝説の投手から、熟練の投球術を吸収。招へいを決めた臨時講師は、
鉄腕こと稲尾氏だった。「稲尾さんに一席打ってもらおうという案がある。投手心理とか、話を聞くと
プラスになる」昨年12月の名球会懇親会で、山本監督と松原チーフ兼打撃コーチが、稲尾氏に相談。
赤ヘル再建のために力を借りることになった。キャンプも佳境に入った第3クール初日の9日。
バッテリー陣が稲尾氏からまず球場で野球の特訓を受け、宿舎では投球術の極意を学び取る。
通算276勝137敗の大投手。通算防御率1・98、58年日本シリーズでの4連投4連勝は、もはや
伝説となっている。制球力を磨く練習やプレッシャー克服法など、学ぶべきところはいっぱいある。
苫米地らの若手投手は稲尾氏講演の2日後、11日に阪神との練習試合に登板。ここで学んだ
“鉄腕イズム”の一端でも実践できれば、負けるはずはなさそうだ。「信じられないような成績を
残した人だからね。楽しみ」と、投手陣のリーダー・佐々岡も心を弾ませた。就任以来の2年間、常に
投手陣の失点癖に悩んできた山本監督。“神の声”の効果を、まずは虎退治で試す。

 コイ投に“鉄腕魂”注入
鉄腕に学べ!広島が沖縄春季キャンプ第3クール初日の9日に、現役通算276勝を挙げた西鉄の
元エースで、現野球解説者の稲尾和久氏を“臨時講師”として招くことが4日、分かった。
昨季、リーグワーストの防御率4・36に終わり、5位低迷の原因となった投手陣の再生へ向け、
当時、神様、仏様、稲尾様と称賛された大投手の力を借りる。低迷する“コイ投”に“鉄腕魂”が注入される。
沖縄春季キャンプ初の休日となった4日、山本監督が「9日に稲尾さんに来てもらう。講義をしてもらうよ」と、
9日の練習後、沖縄市内の宿舎に西鉄の元エース・稲尾氏を講師に迎え、同キャンプに参加している
全投手を対象にした講義を開くことを明かした。事の始まりは昨年12月中旬。
山本監督、松原チーフ兼打撃コーチがハワイで行われた名球会の行事で、稲尾氏と顔を合わせた際に
講義を依頼。二つ返事の快諾を得た。稲尾氏の現役時代を振り返れば、驚異的な記録がズラリと並ぶ。
通算で756試合に登板し、276勝137敗、防御率は1・98。61年には42勝をマークした。
同年に記録した78試合の登板数は1シーズン最多登板の日本タイ記録でもある。とはいえ、69年に
引退した稲尾氏の現役時代を知る選手はいない。そこで、松原コーチは同氏の経歴や成績、
エピソードなどが記された資料を用意。「どれだけすごい人か分かった方が吸収しようという気に
なるからね」。冒頭に資料を読み上げた上で講義に入る。「投手心理を話してもらおうと思っている。
あれだけの大投手。必ずプラスになる」と、山本監督は“鉄腕効果”を確信する。58年、読売との
日本シリーズで3連敗の後、1人で4勝、逆転優勝へと導き、神様、仏様、稲尾様と称賛された同氏。
5年連続Bクラスから12年ぶりのリーグ制覇を目指す広島が、まさに“神頼み”で投手陣の再建を狙う。

 親友決戦解説プランOK
星野監督が提案した親友決戦(2月11日、沖縄)のテレビ解説プランに、山本監督も賛同。
注目の一戦を盛り上げるため、ひと役買うことを約束した。「テレビで一緒に解説?セン(星野監督)が
言うてるのか。それならそれでええよ」。若手の力量を試す絶好の機会を楽しみにしていた。

 山本、星野監督、練習試合中にTV舌戦!
2年目星野虎は舌戦バトルでスタートだ。阪神星野仙一監督は4日、11日の広島との練習試合
(沖縄市野球場)で親友の広島山本浩二監督とともに試合中にテレビ出演し、舌戦を展開するプランを
明かした。「試合中にオレと浩二がマイクの前に立ってやな、解説するんや。アナウンサーには黙っとけ…
というかもしれん。ケンカになるかも。なったらなったでかまへんわ」とギラつかせて話した。11日の中継を
予定しているのはCS放送「スカイA」。両監督の登場は、目玉企画になりそうだ。親友対決に加え、
今季は球界屈指の強打者・金本の移籍問題もある。しかも星野監督はここでも「勝ち癖」にこだわる。
「キャンプ、練習の一環だし監督としては勝敗の結果は別にええ。でも出る選手の立場からすれば違う。
出たメンバーで勝たないかんのや」と今年初の対外試合でも必勝態勢だ。また広島山本監督も星野監督との
テレビ解説対決に賛同した。「仙(阪神星野監督)が言うてるんか?まあ、やるならやるでいいよ」と
前向きに話した。

 星野監督、広島に怒りを爆発!
仙さん、ドッカーン!阪神・星野仙一監督が4日、広島の営業サイドに怒りを爆発させた。11日に予定される
広島―阪神の練習試合(沖縄市営)で、生中継を検討していたCS放送「スカイA」に対し、広島サイドが
“協力金”として数百万円を要求。同試合は星野監督と広島・山本浩二監督の友情から企画されたもので、
星野監督は広島側の金銭要求に「一発かまさんといかん」と激怒。最悪、同試合が中止となる可能性が
出てきた。
善意を踏みにじられた思いだったのだろう。星野監督の今キャンプ“初カミナリ”が意外なところで
落とされた。「友情から現場同士で話し合って決めた練習試合や。そこに何で金銭が派生するんや。
そんなんやったら、こっちとしては“やめようや”ということになる。簡単なこっちゃ」指揮官の怒りも
もっともだった。阪神の沖縄・宜野座へのキャンプ地移転に伴い、昨年11月のドラフト会議の席上で
星野、山本両監督が「両チームとも沖縄でキャンプをやっとるんやったら、最後に遊ぼうや」と意気投合。
東京六大学時代からの親友だけに、その場で練習試合の開催が即決された。その後に両監督の間で
スケジュール調整を行い、広島が沖縄市営球場でキャンプ打ち上げ日となる今月11日に同球場で
行うことが決まった。さらに99年から阪神の春季キャンプを放映しているCS放送「スカイA」が同試合を
生中継することが内定。それを受けて、松井のメジャー移籍で日本球界の人気低迷を危ぐする星野監督が
同局に画期的なプランまで提案した。「ファンは現場の生の寸評も聞きたいやろ。われわれもサービス産業
なんだからそれに応えてやらんと」と、当日は両監督が実況席に座り解説を行うことが検討されていた。
しかし、キャンプイン後に状況は一変した。広島の営業サイドが選手の肖像権、試合当日の警備費用
などを理由に、同局に対して「協力金」という名目で数百万円を要求。両者間でいまだに折り合いが
ついていない。「地上波とは違う規模で放映しているので、協力金を払うにもウチには限られた
予算しかない。(金額に対して)基本的に開きがある」と同局関係者も困惑。球場を阪神のキャンプ地である
宜野座村野球場に変更する代替案に対しても、広島側は既に近隣施設に告知しているとの理由から
難色を示しているという。この現状に星野監督も「金、金って言いだすから話がややこしなるんや。
電話でもして、広島の営業に一発かまさんといかんな」とブ然と吐き捨てた。同局では今後も粘り強く
交渉を続けていく予定だが、このままでは練習試合自体が中止となる可能性も否定できない。
四番金本のFA移籍、達川前監督のバッテリーコーチ就任に加え、今回のトラブル。星野、山本両監督が
永遠の友情を誓う一方で、今季の阪神―広島戦が遺恨カードに発展しそうな雲行きだ。
広島、反論広島側は星野監督の発言に困惑気味だ。球団幹部の一人は「お金の問題ではない。
こちらは日頃から付き合いのある局を大切にしている。スカイAさんとは付き合いがない。星野さんが
(スカイAが)やればいいと言ったからといって、すぐにやらせてもらおうというのは違うのでは」と反論した。
また阪神ファンだけでなく、広島ファンの存在も大事にしなければならない点を強調。「スカイAだけでは
阪神ファンしか見ない。こちらは広島のファンにも見てもらいたい」と話し、練習試合はあくまで
行いたい考えだ。
5  黒田開幕投手を狙い熱投
開幕投手を狙う黒田が、ブルペンで初めて捕手を座らせ熱投。「いよいよスタートしたという感じ。
手応えはOK」。初の栄誉に向け、いよいよペースを上げてきた。昨年はキャンプ中に腰痛を悪化させ、
開幕直後に長期離脱を余儀なくされた。今年ははやる気持ちを抑えながらじっくり調整、
体調に不安はない。「けがさえなければ自信はありますから」と力を込めた。

 黒田「手応えOK」
エース黒田が本格的な投球練習をスタート。捕手を立たせて、42球を投げた後、捕手を座らせて
18球を投げた。「北別府さんとの約束どおり今日、投げました。いよいよ始まったという感じ。
手応えはOK。体調もいいですよ」と、順調な調整ぶりに笑みが絶えなかった。

 苫米地河内、開幕ローテへ虎狩りだ!!
11日・阪神戦で登板予定!虎狩りへ、スタンバイOK。苫米地鉄人投手と河内貴哉投手が
沖縄キャンプ第2クール初日の5日、フリー打撃に初登板。内角攻めを披露し、順調な仕上がりを証明した。
11日に行われる阪神との練習試合に登板が予定されている2人。目標の先発ローテーション入りへ向け、
まずは阪神打線を封じ込めアピールだ。未来のエース候補コンビがフリー打撃初登板!
話題の星野阪神の出ばなをくじく準備は整った。将来のカープを背負って立つ2人の若ゴイが、
マウンド上で早くも大暴れ。この日、苫米地、河内の4年目の同期が実戦打撃に初登板。
味方相手にも容赦せず、キレのいいボールで打者の胸元を何度もえぐった。まずは河内だ。
「内角を意識して投げました。申し訳ないことをしましたが、自分の中ではいいイメージで
投げられた1球です。腕もよく振れていたし、体にカベがつくれてよかった」こん身の直球は
打撃ケージに入った森笠のお尻に直撃。これまでならばそれ以降、外角のボール一辺倒になる
”弱気の虫”が発生するところだが臆(おく)することなく投げ抜いた。河内に続いてマウンドに上がって
苫米地も気迫を前面に出した。「内角へ意識してボールがいくようになりました。(チームメートに)本来なら
攻めてはいけないんですけど、ムキになってしまいました」。いきなり左打者・浅井のバットをへし折り、
キレのよさを見せ付けた。「この時期にあれだけ速いとバッターは打てんよ」。北別府投手コーチも
生きのいい若ゴイ2人に目を細めた。「去年は左打者にボンボン打たれたんで、どれだけ内を
つけるかが課題。阪神は左打者が多いし成果を試したいです」。この日110球を投げた苫米地が
虎相手に腕試しを誓えば、130球投げた河内は「去年までは思いっきり腕を振ることができなかったけれど
今年は違う。後はぬける球を少なくするだけ」と仕上がりのよさを強調。まずは「2・11」。
赤ヘル未来の左右両エースは虎打線を封じ込め、「1年通して先発ローテ入り」という目標に向かって
突き進む。

 苫米地河内、し烈…ローテ争い
先発ローテの座は譲らない!今季4年目を迎えた河内貴哉投手と苫米地鉄人投手の同期入団の2人が
5日、フリー打撃に初登板した。先に投げた河内は36球、苫米地は66球。今季、投手陣が
テーマとしている内角攻めを意識した投球は、河内が“死球”、苫米地はバットを折るなどして白熱だ。
先発ローテ入り目指し、同期生ライバル2人の熱き戦いが始まった。キャンプ初のフリー打撃にまず
登板したのは期待の若手左腕・河内だった。右打者の廣瀬、森笠相手に熱のこもった36球を披露。
「内角を意識して投げた」と話すように、内角を狙うあまり高校(国学院久我山)の先輩・森笠に
ボールを当てるほどの徹底した投球だった。その様子を横目で見ながら、ウオーミングアップをしていた
同期の苫米地が続いて登板すると、河内より30球多い66球で対抗。「いい当たりを打たれて
ムキになって」内角の厳しいコースに投げ、浅井のバットを折る場面もあった。
昨年は苫米地の5勝に対して、河内はわずか1勝。実績では苫米地が一歩先を行く。
ブルペンでの投球練習を含めると、この日は苫米地が110球、河内は今キャンプで投手最多の
130球を投げ込んだ。若き2人の戦いについて山本監督は「競い合うのはいいことや」と目を細めた。
苫米地は11日、阪神との練習試合(沖縄)に先発。河内はオープン戦の開幕投手
(24日、対ロッテ、都城)に決まっている。注目を浴びる試合での先発起用は、2人への首脳陣の
期待感の表れにほかならない。開幕ローテ入りへ「アイツには負けたくない」とライバル心を燃やす2人。
自分のため、そして、チームのためにもこの勝負には負けられない。

 広島完全無視されてる?長谷川投げても偵察隊ゼロ
長谷川昌幸投手が5日、沖縄キャンプで初めて捕手を座らせ、65球を投げた。これで18投手全員が
本格投球を始めたが、いまだ他球団のスコアラーの訪問はなし。沖縄でキャンプ中の中日、ヤクルトが
休日にも関わらず、完全に“無視”された格好。V候補と騒がれた1年前から一転してノーマークに。
この悔しさは、シーズンで晴らす!阪神の新たなキャンプ地で活況を呈する宜野座に、007までも
奪われた?この日は黒田や高橋建ら主力が本格的な投球をスタート。18投手全員が、捕手を座らせた
“本気モード”に突入した。キャンプ実働4日目でいよいよブルペンも活性化。だが、何かが違う…。
他球団スコアラーの姿が、全く見られないのだ。「注目されていないんじゃない。見られたくないから、
いっそ来てくれないほうがいいよ」北別府投手コーチも異変に気づいていた。読売を除くセ5球団が、
沖縄でキャンプ中。敵情視察の絶好のチャンスとあって、阪神には中日が初日からマーク。
横浜には2日に中日が、中日には4日に阪神がスコアラーを派遣した。ヤクルトも第1クールで
横浜が視察。沖縄キャンプ組のうち、すでに4球団にチェックが入っているが、広島はゼロ…。
この日は中日とヤクルトが休みで、練習日なのはわずか3球団。それでも無視されてしまった。
優勝候補と前評判の高かった昨年は、5日に阪神のスコアラーが登場。前年阪神戦5勝の長谷川に、
熱視線を送っていた。それから1年でこの変わりよう。007はどこへ行っちゃったの?
「マークされていないんですかね。ま、そのほうがやりやすいです」初めて捕手を座らせた長谷川は、
65球を投げてニヤリ。今キャンプでは、大砲のハーストら新戦力が猛烈アピール。
注目度の低さをいいことに、ペナントでは旋風を吹かす!

自軍スコアラーの派遣もこれから
沖縄でキャンプをセ5球団で唯一“ノーマーク”の広島だが、実は自軍のスコアラーの派遣にも
至っていない。いまのところは、第3クールから派遣する予定だ。「9日、10日ごろに阪神(宜野座)に
行く方向ですね。その後、中旬からヤクルト、横浜、中日を見に行くつもりです」と奥スコアラー。
11日の阪神との練習試合前に、情報収集。12日に1次キャンプを打ち上げた後に、
ヤクルト、中日、横浜を偵察に訪れる。

 視線くぎ付け、永川が剛速球披露
躍るようなフォームから繰り出される剛速球に、周囲の目がくぎ付けになった。新人の永川が捕手を座らせて
本格的な投球練習を開始。生きのいい直球でミットを響かせ、首脳陣や沖縄の赤ヘルファンをうならせた。
大きく振りかぶり、ひざが左肩に付くほど左足を高く上げる。元米大リーグの大投手、ノーラン・ライアンを
まねた豪快なフォーム。187センチの長身を生かし、高い角度から投げ下ろすのが特徴だ。
「緊張したけれど、いい感じ投げられた。調子が良かったので球数を増やした」と永川。
予定よりも10球多い、40球を投げ込んだ。視察に訪れた松田オーナーは、ルーキーの力強い投球に
「幸せな気分になった」と満足そう。山本監督は「あの投げ方だから角度が付き、腕も振れて速い球がいく」と
躍動感あふれるフォームを絶賛。「フォークも楽しみだ」と、変化球を交える第3クール(9日から)以降に
期待を込めた。左足を目いっぱい上げる動きはスタミナに不安を残すが、永川は「この投げ方は僕の個性。
変えたくない」ときっぱり。北別府コーチも「良さが無くなっちゃ困る」と、独特の投球スタイルに
手を加えない方針だ。球を受けた水本ブルペン捕手が「高めはものすごい威力」と評価した剛速球は、
首脳陣に強烈なインパクトを与えた。

 永川“御前登板”40球披露 松田オーナー大絶賛
初めて捕手を座らせる!御前登板で能力の高さを見せつけた。自由獲得枠ルーキー・永川勝浩投手が
沖縄キャンプ第2クール初日の5日、初めて捕手を座らせ40球の投球練習を行った。
「監督やオーナーが見られていたので力が入りました」。ブルペンに最後に姿を見せると、
豪快なフォームで力強い投球を披露した。この日、沖縄入りした松田オーナーは初めて永川の投球を
目の当たりにし「非常にいいじゃないか。幸せな気分になったよ」とこれ以上ない賛辞を贈った。
「フォームも変えなくていい。いじると良さがなくなる。生きがいい。見ていて気持ちいいよ」。
北別府投手コーチの評価も二重丸。「紅白戦に向け、ある程度仕上げておかないと」。
日に日に増す周囲の期待感からプレッシャーは大きくなるばかり。だが、この男には無縁のようだ。

 永川、豪腕デモ!
自由獲得枠で入団した永川勝浩投手が沖縄キャンプ第2クール初日の5日、ブルペンで今キャンプ初めて
捕手を座らせての投球練習を行った。本格的な投球練習を開始した永川を評論家の安仁屋宗八氏(58)は
ブルペン横でじっくりと観察。威力のある直球に合格点を与える一方で、いくつかの課題を指摘した。
152キロ右腕がいよいよ本格的な投球練習を開始した。期待のルーキー・永川は捕手を立たせての
投球で肩慣らしを終えた後、捕手を座らせて40球の直球を投げた。この日、キャンプを視察に訪れた
松田オーナー、山本監督が捕手の後方で見守る中での“御前投球”に「ちょっと緊張した」が、
投球自体は堂々としたもの。左ひざを左肩の高さまで上げる独特のフォームから、キレのあるボールを
投げ込んだ。今季の活躍に大きな期待を抱かせるルーキーの勇姿に、松田オーナーは
「非常にいいんじゃないかな。初めてピッチングを見たけど幸せな気分になった。ハッピーだよ」と
相好を崩した。日南キャンプ中の2月16日、広島のテレビ局での中継が予定されている紅白戦への
登板が決まっている。「高めが多かったけど、徐々に下げていけばいい。紅白戦は10日後ですからね。
明日からは変化球を入れていこうと思う。(決め球の)フォークは第3クールから(9日から)のつもりです」。
V奪取を担う若ゴイは“デビュー戦”での活躍に意欲を見せた。

 ハースト、さく越え連発
ハーストの打撃練習が新しい名物になっている。さく越え連発は当たり前。どこまで飛ぶか、の一点に
注目が集まる。ファンと一緒に、打球の行方に一喜一憂している。この日は、118メートルの中堅フェンスの
奥にある盛り土(高さ3メートル)上のバックスクリーン(高さ約10メートル)上部を直撃して場外へ。
左翼場外で待ち構える球拾いのアルバイトやカメラマンに、肩透かしを食らわせた。これには沖縄市の
関係者が喜んだ。「被害が出ると困りますが、どんどん放り出してほしい。それがテレビや新聞を通じて
全国に伝わります」左翼の防球ネット(高さ約14メートル)を高くする検討も始めた。
「いっそドームにしましょうか」。仲宗根市長のジョークもさえる。ハーストの怪力ぶりは、
地域振興に一役買っている。

 燃える4年目、栗原
成長株の4年目、栗原が三塁の定位置取りに燃えている。この日は特打を行い、練習の最後に
守備特訓。「きついですけど、何とか勝ち取りたいですから」と必死だ。打力には定評がある。
フリー打撃では場外弾を含むさく越えを連発。昨季終盤に1軍に昇格し、本塁打も放った自信がにじむ。
ベテラン野村との争いに「目標は高い方がいいですから」と意気込んだ。

 栗原特守に悲鳴
キャンプ第2クールに入った5日、栗原に特守が課せられた。単純なゴロの捕球練習だったが、
予定の練習時間を30分近くオーバーし、結局1時間繰り返した。練習を終えた栗原は
「キャッチングの時、変な癖がついているみたいです。しかし、キツかったですよ」と悲鳴を上げていた。

≪練習試合問題クリア≫11日に行われる広島―阪神の練習試合(沖縄市営)のテレビ中継を
当初の予定通りCS放送「スカイA」が生中継することになった。この試合の中継をめぐっては、
広島の営業サイドが“協力金”として数百万円を「スカイA」に要求したことで阪神・星野監督が激怒。
試合中止の可能性もあったが、当日は「スカイA」が広島の地元ケーブルテレビ局に映像を提供することで
問題がクリア。広島の球団関係者も「お金(協力金)はとらない」として正式に練習試合実施と
生中継が決まった。

 岡上ら離脱
岡上が4日に沖縄市内の病院で腹部の診察を受け「小腸炎の疑い」と診断されたため、この日
キャンプを離れて実家のある福岡市に移動した。現地で再検査を受ける予定。また、右臀(でん)部を
痛めていた幹英も、4日の再検査で「右梨状筋の炎症で3日間の安静が必要」と診断され、この日に
宮崎県日南市でのファームキャンプに移動した。ファームキャンプでは、ドラフト2巡目で入団の
新人・吉田(東京・帝京高)と山本芳がこの日、痛めていた右足の検査を受け、ともに
「右大腿(たい)二頭筋肉離れで全治2週間」と診断された。
6  佐々岡開幕アピールの80球
ベテラン佐々岡が4年連続の開幕投手へ向けてペースアップ。ブルペンで黒田と並び、今キャンプ最多の
80球を投げ込んだ。「黒田のことは意識してないよ」と言う佐々岡だが、開幕争いのライバルを横目に
熱がこもった。調整の順調さに表情は明るい。「7日は休み前だからもっと投げ込む。ことしはいじめて
体をつくろうと思う」と力強かった。

 佐々岡VS黒田、開幕バトル
広島の開幕投手候補2人が静かに火花を散らした。佐々岡真司投手と黒田博樹投手が6日、
今キャンプで初めてブルペンに並んだ。互いに「意識はしてない」と話したものの、ともに捕手を座らせて
佐々岡は80球、黒田は50球のピッチング。見守った山本監督が「(調整の)ペースが早いんじゃないか」と
驚くほど、両エースの投球には熱がこもった。「今年は自分をいじめながらやろうかなと思っている」。
3年連続で開幕投手を務めているベテラン佐々岡も、悠然と構えてはいられない。
すぐ横で、新エース黒田が心地よいミット音を響かせていた。「佐々岡さんが横に?まず何より自分のことを
しっかりやらないとダメですから」互いに必要以上の意識はない。しかし先発2本柱の決意は指揮官に
しっかりと伝わっていた。「佐々岡は毎年(自分に厳しく)やってるよ。黒田も去年よりペースが早いな」。
3月28日、ヤクルトとの開幕戦(神宮)を見据え、両エースは加速する。

 開幕投手バトル「佐々岡VS黒田」真っ赤な火花
何とも豪華なブルペン“競演”!開幕投手はどっち!?佐々岡真司投手と黒田博樹投手が6日、
今キャンプで初めてブルペンで”競演”した。「意識するわけないでしょ。横(黒田)は球が速いから
意識していたらおかしくなる。今年はいじめながら体をつくろうと思う」。4年連続開幕投手を狙う佐々岡は、
変化球を交えながら80球の投球練習に汗を流した。一方、初の栄誉を狙う黒田はストレート1本で50球。
「まだ指のかかりがよくない。これから投げることで、投げる筋肉をつくっていきたい。自分は自分だから」。
お互い無視を決め込んではみても、隣同士で投げる2人の間には終始ピリッとした緊張感が漂っていた。
この日は読売、中日のスコアラーが初めてキャンプ地を訪問。中日・島田スコアラーは
「佐々岡、黒田の出来は早い」と警戒を強めた。「2人ともペースが速いんじゃない。開幕投手?
好きに書けよ」と山本監督はニヤリ。3・28神宮でのヤクルト開幕戦のマウンドに上るのはどちらか。
両者の仕上がりには最後まで目を放せない。

 開幕投手へ火花!黒田佐々岡
黒田博樹投手と佐々岡真司投手が6日、今キャンプ初めて同時にブルペンに入り、並んで
投球練習を行った。開幕投手候補の“競演”に、初めて偵察に訪れた中日・島田スコアラーは
「仕上がりが早い」と警戒。エースのプライドを懸けた戦いに、早くも火花が散り始めた。
例年より涼しい沖縄が、ヒートアップだ。佐々岡がブルペンに入ると、追うように黒田も登場。
これまで別組だった大黒柱の2人が、今年初めてブルペンで“競演”。ついに、開幕投手争いの火蓋が
切って落とされた。黒田は上体の流れを確認しながら50球。「全然、指に掛かっていなかった。
佐々岡さんと投げたのはたまたま。全然意識はないです」。直接対決には無意識を強調した。
一方、佐々岡はカーブを交えて真剣な投球練習。切り上げたときには、今キャンプ最多の80球を
数えていた。「あっち(黒田)は球が速いから、意識したらおかしくなってしまうよ」
熱気をかぎつけたのか、この日ようやく中日と読売の007が登場。2人の仕上がりに、中日の
島田スコアラーは「仕上がりが早そう」と警戒マークを刻み込んだ。最近3年間の開幕投手は、
すべて佐々岡(通算4回)。しかし、初の座を狙う黒田も2年連続2ケタ勝利!実績を積んだ。
「佐々岡のぺースが早いんと違うか。黒田も順調ということ。開幕のことは、好きに書けよ」
信頼を寄せる2人のライバル関係に、山本監督は満足そうに笑った。チームの顔しか登れない
3・28開幕戦(ヤクルト)。その座を狙う、新旧エースの争いに注目だ。

 開幕争いだ !黒田佐々岡火花
ほぼ同時にブルペンに入った黒田が中央で投げ始めると、佐々岡は2列挟んだ右端で淡々と
投げ始めた。もちろん会話はない。響くのはボールがミットに収まる乾いた音のみ。
3・28開幕のヤクルト戦までまだ1カ月以上あるにもかかわらず、2人の短い距離の間の空気は
ぴんと張り詰めていた。ともに捕手を座らせての投球で、黒田は投げた50球すべてが直球。
「ボールがまだ指に掛かっていない。これから体をつくって変化球を投げられるようにしないとね」と、
投球練習を振り返った。一方の佐々岡は、既に実戦OKともいえるキレ十分のカーブを交えて80球。
「体調、天気がよかったから、この球数になった。ちょっとペースが速いよね」と、自分でも驚くほどの
仕上がりの早さを見せつけた。佐々岡の様子をネットの後ろで目を光らせていた中日の
嶋田スコアラーは「元気がいいですね」と、14年目のベテランの体調のよさにうなった。
直接開幕を争う当事者同士の今キャンプ初の“競演”に、黒田は「たまたまでしょう。意識は
していないですよ」と受け流した。佐々岡も「気にするはずがない。お互い球は速いのだから」と
ケムに巻いた。スピードではもう到底、黒田にかなわない。ジョークで切り返すあたりが、
ベテランの余裕だろう。山本監督は、まだまだキャンプ序盤とはいえ、新旧エースの順調な調整に
満足げ。「黒田も佐々岡もペースは去年より随分速いんじゃないか。まあ、暖かいというのも
あるんやろうけどな」と白熱する開幕争いを歓迎した。2年連続2ケタ勝利を挙げている黒田に対し、
佐々岡はここ2年2ケタ勝利から遠ざかっている。今年こそは開幕争いで黒田が一歩リードという
見方が多い中、山本監督は「好きに予想せえや」と笑顔ではぐらかす。初の栄誉に意気込む黒田と
4年連続を狙う佐々岡は、どちらも昨春の同時期以上に好調。沖縄に来る前、山本監督は
「キャンプが終わるまでに本人に言う(指名する)よ」と話していたが、白熱する争いを見せられては、
“決断”までに時間がかかりそうだ。

 特守・特打…栗原に愛のムチ 開幕3塁に期待
強化指定選手の栗原が、コーチ陣から徹底指導を受けている。特守、特打の毎日だ。定位置確保へ
課題が山積みの中、「苦しんだ分、乗り切ったら自信がつくはず」と、前向きな姿勢で猛特訓に
トライしている。6日の守備練習では簡単な三塁ゴロをポロリ、またポロリ。度重なるファンブルに
山崎、高両コーチからは「グラブを下向きに出せ」、「目線を上下させるな」と厳しい声が飛ぶ。
練習後は居残り特守。グラブのしんで捕球し、右手を上からかぶせる基本動作を繰り返す。
「無駄な動きが多い。基本が定着するまで何度でもやる」と山崎コーチ。ベテランの野村がスロー調整を
宣言しているだけに、「開幕スタメン候補」(同コーチ)にノックの手を緩めない。特打では内田コーチが
マンツーマン指導。「上(半身)だけで力任せに振るな。下半身を使い、体に軸を作って回れ」と指摘。
ティー打撃では短いバットで、体を鋭く回転させるフォームの練習が続く。「1軍では必ず
内角攻めを受ける。今のスイングでは対応できない」とみる内田コーチは、ワンランク上の技術を求める。
昨年の春季キャンプでは新井が特守、特打を皆勤し、レギュラーを勝ち取った。「首脳陣の期待は
感じている。野村さんと(三塁を)争える実力をつけたい」と栗原。汗と泥にまみれた分だけ、
表情に自信が漂う。

 永川、変化球を初披露
自由獲得枠で入団した永川勝浩投手が6日、沖縄春季キャンプで変化球を初披露。
沖縄市野球場ブルペンでの、捕手を座らせての50球のうち、カーブを7球投げた。「球速はだいたい
100キロぐらい」というスローカーブを投げた永川は、「まだ指に掛かっていない」と納得のいかない表情。
だが、MAX152キロで常時、140キロ台を記録するという直球との球速差は40キロ以上。
直球とカーブの緩急の効いたコンビネーションが、大きな武器となることを周囲に予感させた。
そんな永川に広島のキャンプをこの日、初めて視察に訪れた“007”も警戒心を示した。
「(左足を高く上げる)特殊なフォーム。ボールの回転、角度がいい。体格もいいからね」と
読売の渡辺スコアラー。中日の島田スコアラーも「元気のいい投げ方をしている。フォークがいいと
聞いているし、これからじっくりと見ていかないといけない」と要注意マークを付けた。

 石原がスタメンマスク 11日、対阪神練習試合
11日の対阪神練習試合(沖縄市野球場)で、正捕手の座を狙う2年目の石原が先発マスクを
かぶることが決まった。「チャンスなので少しはアピールしたい。とにかく思いきってプレーしたいです」。
若ゴイは意欲満々だ。起用プランを明かした山本監督は「経験がないだけに、ドンドン使っていく。
11日も内角を突くリードで」と課題を与えた。

 山本監督、阪神戦先発マスクに石原指名
山本監督が11日の阪神との練習試合(沖縄市野球場)の先発マスクに、2年目の石原を指名した。
「石原で行くよ。西山や木村一喜に比べて経験が少ないから、どんどん使っていく形になる」と
今季の成長を期待して起用する。石原はこの日早出で室内打撃練習を行い、全体練習終了は
特守と充実の1日。「11日?頑張ります。投手も結果を残したいと思って投げるので、攻めのリードを
心がけたい」とアピールを誓っていた。

山本監督、ギャルの黄色い声に超ご機嫌
サイン会に写真撮影…サービス満点!広島県高田郡の向原中学の2年生42人が修学旅行で
沖縄市野球場を訪れた。「監督、こっちを向いて」と女子生徒の黄色い声が飛び交う中、山本監督は
スタンドに生徒たちを集め、即席サイン会と記念の写真撮影に応じるサービスぶり。
「きょうはキャーキャーうるさかったな。でも、いい思い出にはなるやろう」と話す指揮官も
終始ご機嫌だった。

 衝撃の“レイプ事件”に警備増強を検討
広島キャンプに、衝撃の“珍事件”が発生していたことが6日、わかった。5日未明に推定20代の
女性2名が沖縄市内の選手宿舎「京都観光ホテル」に侵入。施錠していなかった選手の部屋に
忍び込み、暴行を試みたという。被害に遭ったのは、7年目の河野昌人投手。熟睡中に部屋に
忍び込まれ、キスを要求された。「フロントの目を盗んで入ったとしか考えられない。
対策を検討します」とホテル関係者。今後の対策として夜間に自動ドアを閉め切ったり、警備を
増やすことを検討している。侵入されたショックからか、河野は、この日登板したフリー打撃でも
球が走らず、「河野はここ2、3日調子が悪いね」と北別府投手コーチに心配される始末。
事件性がないため球団は様子を見ているが、襲われた河野を含めて選手達の動揺など、
“後遺症”が心配される。

 ラミーレス、落札される!
広島は6日、ポスティングシステムで米大リーグ入りを希望していたラモン・ラミーレス投手に、
入札球団があったことを明らかにした。同日、日本のコミッショナー事務局を通して了承手続きし、
同投手の退団が決まった。入札額は30万50ドル(約3600万円)での落札通知があり、
広島側は受諾した。。球団名は明かされていない。所定の手続きを経て広島に伝えられる。
ポスティングシステムによる米球界入りはケサダ(広島)、イチロー(オリックス)、石井一(ヤクルト)に続き
4人目になる。球団は「本人の希望があったので、その意思を尊重し、ルールに沿って手続きを取った」と
している。ラミーレスは球団のドミニカアカデミー(ドミニカ共和国)出身で、昨季2試合に登板し、0勝0敗、
防御率3・00。今季からの大リーグ移籍を希望していた。
7  小山田パーム習得に意欲!首脳陣の信頼勝ち取る!
小山田が真の守護神へ、パームボールのマスターに取り組んだ。初めて変化球を投げたこの日の
ブルペンで、81球のうち10球を試し「ちゃんと落ちたのは1球だけ。まだまだです」。昨季は抑えに定着し、
球団新記録の30セーブを挙げたが、不安定な内容で数字ほどの信頼感は得られなかった。
直球を狙い打たれたことを反省し「投球に緩急が必要だった。勝負球として使えるようにしたい」と小山田。
首脳陣の信頼を得て、もう一度、抑えの座を勝ち取る覚悟だ。

 小山田、目指せ!不動の守護神 新球・パーム習得へ
不動の守護神を目指す小山田が同じサイドスローからパームを得意としたOBの小林聖始氏から
握り方などを助言された。「初めて投げました。オープン戦までには、何とかしたいです」。
昨年、球団新の30Sを挙げた右腕ながら直球一辺倒の投球で後半戦は狙い撃ちされる場面も。
山本監督もルーキー永川を「使うのなら後ろ」と語っており、変化球修得が最大のテーマとなる。

 小山田、抑えはオレ
小山田保裕投手がキャンプ第2クール最終日の7日、新球のパームボールを試投。わずか10球だったが、
公式戦での使用に大きな手応えを得た。山本監督はルーキー永川勝浩投手と抑えの座を争わせる
方針だが、小山田は新たな武器で守護神の地位を死守するつもりだ。練習前まで、小山田は
「第3クールまで変化球は投げない」と話していた。しかし「フォームが固まってきた」と投球練習中に
方針を変更。今キャンプで初めてカーブ、シュートを投げた。70球目からはあまりの状態の良さに
「調子に乗って」今まで投げたことがなかったパームボールの試投に入った。途中から山本監督の要請で、
パームを得意とした大OB・小林聖始氏(現野球解説者)から指導を受ける。緊張感を漂わせながら、
投じた球数はたった10球。しかも「ちゃんと投げられたのは1球だけ」と苦笑いを浮かべたが、それでも
公式戦での必殺球として使える手応えは得た。落ちるボールの習得は今キャンプの最大の課題だった。
昨季は中盤まで好調が続いたが、終盤に不調に陥った。「研究され、勝負どころは直球と読まれた」のが
理由の1つ。「春先は直球が走ったが(終盤は)疲れから直球の球威が落ちた」(北別府投手コーチ)ことも
影響した。昨季も直球頼みの投球からの脱皮へ向けフォークボールの習得に励み、試合でも使ったが
「横(サイドハンド)からはよく落ちなかった」と効果は上がらなかった。「横手投げでも落ちる」(同コーチ)という
パームボールは、そんな小山田にとっての最後のよりどころ。「今までなら直球という場面で投げられれば…。
パームがあるということで直球も生きてくるはず」と、今季の活躍の青写真を描く。昨季、球団記録を更新する
30セーブをマークしたが、再三、ピンチを招いた内容に不満足の山本監督は、永川と抑えの座を
競わせる方針。決して安閑としていられる状況にはない。この日、初めて永川と並んで投球練習を行った
“前守護神”は「報道陣がたくさん来たので僕のパームを見に来たのかと思ったらお目当ては永川だった」と
苦笑い。「やるなという感じはあるし、気になる。でも、僕は僕で頑張るしかない」と対抗心をのぞかせた。
今度こそ落ちるボールをものにし、守護神争い死守の決め手としたいところだ。

 マッチー、FA残留で原点から出直し
フリーエージェント(FA)宣言せずに残留した町田は、プロ入り当初の原点に戻っている。
マイペースのベテラン勢の中で、バットスイングは特に鋭い。練習メニューも若手とほぼ同じ。
「今年は今までと一緒というわけにはいかない」。12年目の抱負を語る口調は、いつになく力強い。
新外国人選手のハーストが2本の場外弾で話題を集める中、町田も既に2本の場外弾を放っている。
「本番で打たないと意味はないですよ」とさらり。黙々とこなす守備や走塁と同様に、派手なアピールは苦手。
決意は内に秘める町田流だが、今年はちょっと違う。1月は郷里の高知にいた。
初安打まで2カ月もかかった昨季の反省から、野球に明け暮れた原点の地へ足は向いた。
「新しいことに取り組みたかった」。チームの打撃投手と実家に泊り込み、施設を借りて連日の打ち込み。
たった2人の練習は、準備や後片付けにも苦労した。原点での練習で「例年以上のスイング量」をこなし、
順調に滑り出したキャンプ序盤の成果として表れている。「昨年は打てないことが、打席で消極的な
気持ちを生む悪循環になっていた。一年一年が勝負だけど、(残留した)今年は特に強い気持ちがある」。
FA残留で一区切りつけた野球人生。新たな一歩は迷いなく踏み出した。

 読売007、末永をマーク「穴少ない」
沖縄でキャンプ中の末永真史外野手が7日、読売007を驚かせた。4年目の今季、金本が抜けた外野の
一角を狙う末永に、新戦力を偵察していた読売渡辺スコアラーが「あの(背番号)51番はいい選手だね。
バットの出方がいいし、穴が少なそう」とチェック。「オープン戦でも見る必要がある」と
徹底マークまで示唆した。末永は昨季、ファームで1番打者として頭角を現した。1軍キャンプは初参加。
この日は「外野手は打つことでアピールしないと」とフリー打撃でも快音を連発。「本当は金本さんが
おられる間に(ポジションを)奪いたかった」と話すが、外野争いは新外国人ハーストに
廣瀬、森笠、朝山と激戦。G007にマークされた打撃センスで、定位置獲得に燃える。

 末永「ポスト金本」だ!007部隊クギ付け!開幕ライトの座いただくゾ!
あいつは誰だ。沖縄キャンプ第2クール最終日の7日、読売、中日、ヤクルト、横浜と4球団の
スコアラー部隊が新戦力チェックのためバックネット裏に集結。新外国人のシーツ、ハースト以上に
4年目の末永真史外野手が注目を集めた。読売は「オープン戦でもマークする」と早くも若きスラッガーに
警戒心を強めている。野球解説者・池山氏も絶賛!バックネット裏から鋭い視線を何度も受けた。
読売、中日、ヤクルト、横浜と今キャンプ最多のスコアラー部隊が沖縄市野球場に集結。
新戦力に目を光らせた。「きょうは新戦力を見にきた。あれは誰。51番がいいね。
穴が少ないし、バットの出方がいい。3年目?4年目か。オープン戦もマークしていくよ」。
読売・渡辺スコアラーは口を開いた。キャンプ初日に場外150メートル弾を放ったハースト、
守備の達人で遊撃手のシーツではなく、今季4年目を迎える末永を要注意戦力に挙げた。
昨年、現役を引退した元ヤクルトの池山隆寛氏も、ちょうどこの日訪れた。「いいバッティングしてるね。
この選手は、どんどん成長していくよ」。才能にきゅう覚が反応した。「スピードがあるし、カープ野球に合う。
前田の新人の時のような感覚がある。高校生で入ってくる中ではAランクの素材。まだまだ粗削りなので、
僕らがある程度道しるべにならないと。一番はバットを振ることだ」。連日、指導に当たる内田打撃コーチも
能力を開花させようと必死だ。この日、末永は、休日前恒例のロングティーを200球こなした。
練習を見守った山本監督は「徐々によくなってきている。後はゲームでどうアピールするか。
ロングティーも200球はきついからな。上体ばかりで振っていたら200は打てんよ」と成長を
感じ取っていた。「外野手なので打つ方でアピールしないと。いっぱい先輩もいるし。ただ、金本さんが
抜けて入るんじゃなく、本当はおられる時に奪いたかったです」。金本が抜けた右翼の外野手争い。
ひょっとしたら「3・28」の神宮で、その位置に就いているのは末永かもしれない。

 福地の目標は50盗塁で盗塁王
「50盗塁が目標。タイトルも見えてくる数字です」。福地が10年目の飛躍を誓っている。
昨季は代走中心に53試合に出場して16盗塁。二塁の定位置獲得とともに、一気に盗塁王を狙う。
打撃が課題だったが、山本監督は「下半身ができて、自分のポイントで打てている」と評価した。

 シーツ2番起用プラン
山本監督が新外国人シーツの2番起用プランを明かした。「シーツが2番を打てるなら、チームとしての
幅はかなり広くなる」と話した。守備の達人として今キャンプでは日ごとに評価が上がるが、
フリー打撃で巧みに左右へ打ち分ける打撃も非凡。山本監督は「ミートがうまいし、
打率を残す可能性はある」と新助っ人のバットにも高評価だった。

カープのサップは穴だらけ!?
広島の新外国人野手の評価に早くも逆転現象が生じた。第2クール最終日の7日、もっぱら守備の人
という前評判だったアンディ・シーツ内野手が赤丸急上昇。逆にキャンプ初日に150メートル場外弾を放った
“カープのサップ”ジミー・ハースト外野手の力量を疑問視する声が出た。シーツはフリー打撃で中堅中心へ
打ち返す素直な打撃を披露。まだ打球に力強さはなくサク越えもゼロだったが、測ったように右翼線へ
落とすバット操作は目を引いた。一方、ハーストは今キャンプ最多の100スイングでサク越え8本。
ただし初日に場外の美容室の窓ガラスを破壊したような衝撃弾はなかった。ニンマリしたのはネット裏の
007部隊だ。読売・田畑一也スコアラーは「この時期だし、まだ分からない」と無難な感想にとどめたが、
かつての野村ID野球の中枢でベテランのヤクルト・佐藤博スコアラーは明快に助っ人をぶった切った。
「ハーストは体が出来上がってもスイングがそう速くなるとは思えない。当たれば飛ぶし、狭い本拠地だから
本塁打数は読めないけど2割5分でしょう。穴が多い?まあ、そうかな。逆にシーツはミートがしっかりして
振り回すタイプじゃないから、体ができて、もう少し右にも力のある打球を打ち出せば結構ヒットは打つかもね」
情報戦の駆け引きも含まれ、ストレートに受け取れない部分はあるが、この評価、大いに気になるところだ。

 ニューマン"実戦モード" 古巣との開幕カードはいただき!?
偵察部隊がピリピリ警戒!ニューマンに早くも警戒警報だ。沖縄キャンプ第2クール最終日の7日、
今季の先発候補、新加入の元ヤクルト・アラン・ニューマン投手がブルペンで95球の投球練習を行った。
57球目からは「サインを出してくれ」と捕手の石原に指示。「シーズンが始まってからの攻め方、
技術的なアイデアを今のうちにつかんでおきたかった」と実戦さながらの投球を続けた。
この日は読売、中日、ヤクルト、横浜の4球団がブルペンを偵察。「精神的に乗せてやれば、ホッジス級の
力はある。うちでも現場では、何で出したんだろうというぐらいもったいない存在だった。十分やるだろう」。
古巣ヤクルトの佐藤スコアラーは昨年、読売・上原とともに17勝を挙げ、セ・リーグの最多勝に輝いた男を
引き合いに出し、賛辞を送った。 開幕カード3連戦はヤクルト。なじみの神宮のマウンドで早くも
大暴れの予感が漂う。

 ニューマンが仮想・アリアス相手に“2奪三振”
ヤクルトから広島に移籍した左腕・ニューマンが7日、ブルペン投球で捕手にサインを要求。
右打席に阪神のアリアスを想定し、実戦さながらの投球を行った。シンカーやカットボールを交ぜて
“2奪三振”。「アリアスは、最高の相手。ビシビシいくよ」。この熱投を見守っていたヤクルト・
佐藤スコアラーは「(昨年最多勝の)ホッジスぐらいやりそうだね」と警戒していた。

 ポスティングのラミーレス、入札先はヤンキース
広島は7日、ポスティングシステム(入札制度)にかけたラモン・ラミーレス投手との交渉権を獲得した
米球団が、ヤンキースだったことを明らかにした。この日、コミッショナー事務局から広島側に連絡があった。
今後、30日間の交渉期間中に契約がまとまれば、ヤンキースから広島に落札金額の30万50ドル
(約3600万円)が支払われる。

ヤ軍が広島巣立ったラミーレスを落札
広島からポスティングシステム(入札制度)に掛けられていたラモン・ラミーレス投手の落札球団が
ニューヨーク・ヤンキースであることが7日、コミッショナー事務局を通じて大リーグ機構から広島に
伝えられた。沖縄に、衝撃のニュースが飛び込んだ。昨年在籍したラミーレスが、ポスティングシステムで
メジャー挑戦。30万50ドル(約3600万円)で落札した球団名がこの日、発表された。
独占交渉権を得たのは、なんと名門・ヤンキース。「活躍すれば、言うことはないやろ。
まだ発展途上やから、出てくる可能性はあるよ」すでに新戦力で練習を進めている山本監督は、
静かにエールを送った。昨年途中入団し、2試合で0勝0敗、防御率3・00。広島の一軍に残れなかった男が
メジャーの超人気球団に入るとは、ナインには思いもよらない展開だろう。カープ・ドミニカアカデミーから
広島へ入り、大リーグへ巣立った選手はヤンキースのソリアーノ(25)、元レッズのケサダ(24)、
メッツのペレス(27)に続いて4人目。これは基礎から徹底的に鍛える広島流育成法が、海外で高い評価を
得ている証拠か…。今後正式契約を結べば、2月中旬からフロリダ・タンパでキャンプに参加することに
なりそうだ。「最近のメジャーは、誰でも獲るんやねえ」と佐々岡もビックリ。

 11日のCT戦、スカイA生中継
阪神の宜野座キャンプを初日から生中継しているCSテレビ局「スカイA」が、11日に沖縄市営球場で
行われる広島対阪神の練習試合を生中継することを7日、正式に発表した。阪神・星野、広島・山本両監督が
ゲスト解説をすることで注目が集まっていたが、広島の営業担当が同局に対して「広島のケーブルテレビにも
流せるように」と要望し、ペンディング状態になっていた。結局、広島のケーブルテレビにスカイAの放送を
流すことで合意、実現に至った。

 阪神戦の始球式投手を募集中
3月20日に高松市のオリーブスタジアムで行われる、プロ野球オープン戦阪神−広島戦
(日刊スポーツ主催)の始球式投手を募集中。応募ははがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入し
〒760・8581 高松市西宝町1・5・20 KSB瀬戸内海放送 「オープン戦始球式ピッチャー募集」係。
または、瀬戸内海放送のホームページ からも応募できる。3月10日まで受け付け。

 ウエスタン、今季から前後期制に!各期1位チーム同士による1試合のプレーオフ!
ウエスタン・リーグが、今季から前後期制を採用、各期1位チーム同士による1試合のプレーオフ
(10月4日)を行い、リーグ優勝を決めることが7日、明らかになった。前後期制、プレーオフ採用は
ともに同リーグ史上初。昨季は各球団90試合で争ったが、今季の試合数は前後期とも
各球団45試合ずつ。プレーオフの勝利チームが10月11日に予定されているイースタン・リーグの
優勝チームとのファーム日本選手権に臨む。前後期優勝チームが同じ時は、プレーオフは行わない。
これまでファーム公式戦は1軍故障者の調整の場としての色合いも濃かったが、ウエスタン・リーグを
運営するパ・リーグの村田事務局長は「前後期に分けることで、優勝へのモチベーションを高め、
やる気を起こさせるという意味合いもある」と話した。
8 キャンプ休日

キャンプ2度目の休日…若手はもっぱら買い物
休日返上練習を廃止したチームはキャンプ2度目の休日。若手は連日の猛練習の疲れを癒した。
ゴルフに出かけるのはベテランや首脳陣ばかりで、選手は宿舎近辺でもっぱら買い物。
休日でもバットを振るのが、昨年までの広島の伝統。だが新任の内田打撃コーチの提案で、今年から
メリハリつけることになった。そのぶん、9日からはまた地獄に逆戻りとなるが…。

 ルーキー永川は充電
自由枠ルーキー永川勝浩投手が、キャンプ2度目の練習休日を完全休養日にあてた。
前回の休日(4日)はテーマパークに出かけてリラックスしたが、今回は「宿舎でゆっくりします」と
エネルギー補充。今日9日からの第3クールでは「ブルペンでフォークも投げていく」と最大の武器を
披露する予定で、調整ペースもいよいよ上がっていく。

 新井、無休“やめました”
新井が“練習の虫発言”を撤回!?沖縄春季キャンプ前は休日練習を廃止するというチーム方針に
「休みの日でも体を動かさないと落ち着かない」と話していたが、2度目の休日となったこの日は
沖縄市内の宿舎で静養。「疲れてるんで…。休むことも仕事ですから」。キャンプの充実ぶりがうかがえる。

 新4番・新井が阪神戦へやる気
新井貴浩内野手が8日、練習試合・阪神戦(11日・沖縄)に向けてやる気を示した。沖縄キャンプ2度目の
練習休日となったこの日は、宿舎でゆっくり静養。しかし、野球が頭から離れることはない。
「今の時期は投手のスピードについていくだけで精いっぱいかもしれない。でも。いろんなことを試したい。
失敗しても反省できる時期なので」と久々の実戦に臨む心構えを話した。練習試合とはいえ、新生カープの
大事な今年初戦。当然、若手主体のメンバー構成だが、山本監督は「4番?新井で行くよ」と
主砲に指名する。宮崎日南でキャンプを張る野村、緒方、前田の主力3人に代わり、練習中は大声を出して
沖縄キャンプを引っ張る。「声を出すのも楽じゃないです。でも、誰かが盛り上げていかないとね」。
リーダーの自覚も芽生え始めた新主砲が、まずは11日に進化を示す。

 新井、達川コーチを「見返すぞ」
阪神・達川バッテリーコーチから「穴がある」と指摘された新井は努めて冷静に振る舞った。
「言われて当然。お世話になっているので、成長した姿を見せたいですね」。同コーチが広島の監督を務めた
00年は7本塁打、01年は16本塁打をマーク。昨季は28本塁打を放ち、今季の四番候補に
挙げられるまでの存在になった。11日の練習試合では恩師に成長した姿を見せつける。

達川バッテリーコーチ、 "赤ヘル封じ"任せろ
赤ヘル封じは任せろ!阪神に新加入した達川光男バッテリーコーチが8日、古巣の広島対策について
猛虎バッテリーに徹底指導する意向を示した。選手、監督として、さらには評論家としてカープを熟知する
達川コーチは(1)広島投手陣の打撃に注意すること(2)緒方、前田をどう抑えるか、の2点を
ポイントとして挙げた。さらに、配球のポイントとして「初球の入り方をどうするか、どこで厳しいインコースを
一つ突けるか」とバッテリーに大胆な配球を要求した。すでに昨季の対広島戦のリポートは手にしている。
「スコアラーの報告も見たが、考えはだいたい一緒やった。これから徹底的に分析していくつもりじゃ」。
注目の広島との初対決は4月1日、敵地広島球場で。タテジマ姿の達川コーチの存在は
赤ヘル軍団にとって脅威となる。

 若手リリーフ、サバイバルへ
若手の台頭が望まれる投手陣。中でも、玉木、幹英に次ぐリリーフエースの育成が急務だ。
北別府コーチは河野、林、天野、酒井の若手4投手を候補に挙げ、「2人(玉木、幹英の危機感を
あおってほしい」と積極的なアピールを求める。9日の第3クール以降、紅白戦など4試合の実戦が
組まれている。若手にとっては、開幕1軍をかけた戦いの場がいよいよ幕を開ける。
パームボールを習得した林は「低目を丁寧につきたい」。カットボールとシュートを覚えた天野は
「内外角を厳しく攻める」と、ともに闘志をむき出しにする。西川、ニューマン、ランドクィストが新たに加入。
沢崎も復調しており、1軍枠争いはし烈。ルーキーの永川も即戦力の期待が高く、同い年でキャンプ中は
同部屋の酒井は「いい刺激。負けていられない」と意気込む。「3イニングを意識し、連投できる
肩をつくる」と連日約100球の投げ込みを続けている。チーム内での熱い競争に、北別府コーチは
「好不調の波をなくし、悪いなりにも抑えてこそ、競った場面でも信頼して起用できる」と安定感を
評価のポイントに掲げる。4人は先発ローテ入りを争う河内、苫米地とともに、11日に阪神と行う
練習試合に登板する。「一番目立つピッチングをする」と河野。1軍サバイバルレースがスタートする。

広島が厳重警備で虎を”迎え撃つ”!11日、沖縄で阪神と練習試合!
厳重警備で虎を”迎え撃つ”。11日に沖縄市野球場で行われる「広島―阪神」練習試合に、地元沖縄署が
約200人の署員のうち40人を警備に当てることが8日、明らかになった。「予想はまったくつきません、
初めてのことですから。オープン戦はこれまで何度かありましたが、あまり人が集まっていなかった。
でも、テレビでしか見たことはないけれど、阪神という人気チーム。最大級の警備で臨みます」
当日は交通規制、席の奪い合いなど不測の事態が発生する可能性が十分にある。
警備に当たる米盛英治交番所長(55)は、大挙して押し寄せる熱狂的阪神ファンに心配を隠せない。
広島球団も約30人の臨時警備員を雇うことを決めており、万全の態勢で練習試合に臨む。

広島が阪神との練習試合万全警備に93人動員
11日に阪神と練習試合(沖縄市野球場)を行う広島が8日までに、有事を想定した万全の
警備体制を整えた。詳細な計画書を準備したうえで、周辺警備などに警官43人を含む総勢93人を動員。
不備によって、阪神・星野仙一監督の怒りが爆発するのを避けるべく、街を挙げて大一番に身構える。
阪神との練習試合でホスト役を務める広島が、沖縄市との協議で詳細な警備の計画書をまとめた。
11日には民間の警備員20人、ボランティア30人、そして警察官43人を動員。総勢93人体制でファンの
暴動やグラウンド乱入を未然に防ぐ鉄壁のディフェンスを敷く。「無料なんで、どれだけの人が来るか
わからない。それだけに球場内外の警戒を徹底します」。沖縄警察署の大城敏雄警部補(52)は、
そう言って気を引き締めた。オープン戦とは違って、入場料なしでプロの試合が観戦できる。
しかも相手は全国区の星野阪神。沖縄市は沖縄本島のちょうど真ん中に位置し、アクセスもいい。
平日でも大勢のファンが足を運ぶのは確実で、1万5000人の収容者数を超えるものと想定している。
沖縄三大行事の「エイサー祭り」(9月)でも警官の動員は40人程度。当日は球場内外の警備は
もちろんのこと、駐車場の案内、道路での交通整理なども担当。スムーズな試合開催とファンの安全を
徹底させる。万全の警備体制は、敵将の星野監督に配慮したものでもある。昨年4月25日の
阪神−広島戦(倉敷)では、物を投げ入れる阪神ファンのマナーの悪さに「もう来たくない」と激怒。
練習試合は初の試みだが、山本監督は「来年もやれれば」と定期戦を希望。記念すべき戦いで、
ケチを付けるのは何としても避けたい。「予測しきれないので、当日まで球団と相談します」と
沖縄カープ協力会。若鯉にとっては、一軍生き残りのサバイバルともなる一戦。その準備は整った。

2・11CT戦で沖縄厳戒
2月11日に沖縄市野球場で予定されている広島対阪神の練習試合が、異例の厳戒態勢の下で
行われることが8日、分かった。警備を担当する沖縄署は「最大級の警備態勢で臨む」とし、
未然に混乱を防ぐ方針を示した。同署の米盛英治交番所長(55)によると、当日は同署に勤務する
200人の警察官のうち5分の1に当たる40人を球場の内外に配置。球団が用意する30人の
警備員と合わせて、計70人が球場の警備に当たることになる。休日の紅白戦でも300人程度の
観衆しか訪れない広島のキャンプに警察官が出動することはなかったが、今回は人気球団・阪神が
相手で、テレビ中継もされる。さらに、広島・山本、阪神・星野両監督が特別ゲストとして“W解説”
することが決まっている。当日は入場料無料でしかも建国記念の日。沖縄県内はもちろん県外からも
熱狂的な阪神ファンが殺到する可能性があり、1万5000人収容の同球場に「どれだけ集まるか
予想できない」が本音だ。自家用車での来場による混雑に備え周辺道路の交通規制も行う予定。
同球場の観客席には1人当たりの区分けがないだけに、「席の奪い合いもあり得る」と、
トラブル発生に備え、球場内にも多数の警察官を配置する。「沖縄の人はそこまで熱狂的ではないと
思います。でも、テレビで(甲子園での中継を)見ていると…。いずれにせよ、全力で警備に当たります」
と同所長。12球団一熱狂的といわれる阪神ファンの“来襲”に備え、万全の態勢を敷くつもりだ。
9  ベテラン高橋建がアピール
先発の一角、高橋建がブルペンで今キャンプ最多の100球の投げ込み。あまりの球の切れの良さに、
見ていた山本監督が立ち上がり、実際に打席に立って約20球を確かめた。ベテラン左腕の1球1球を、
大声で褒め上げた山本監督。高橋建は「いい意味でプレッシャーをかけてもらった。
アピールの場をもらってうれしかった」と少し照れていた。

 岡上、手術も
「小腸炎の疑い」と診断され、沖縄キャンプを離れ福岡市内の病院で治療を受けていた岡上が、
今後3日間、注射、投薬治療をして症状が再発した場合、手術に踏み切ることになった。
また、右臀部(でんぶ)を痛め「右梨状筋(りじょうきん)症候群」と診断され、宮崎県日南市の
ファーム2軍キャンプに回っていた幹英がこの日、広島市に戻った。広島市内の病院で再検査する予定。
10 誕生日黒田博樹

 長嶋氏が訪問、栗原廣瀬を指導
「ミスター」の言葉には千金の重みがあった。野球日本代表の長嶋茂雄監督(前読売監督)が10日、
沖縄市野球場を訪れ、右の大砲候補の栗原と広瀬を指導。2人は「感激しました」と目を輝かせた。
ブルペンの投球練習とシートノックは静観した長嶋監督が、2人が特打を始めるとおもむろに動いた。
栗原のフリー打撃を熱心に見守った後、ティー打撃でフォームをチェック。「軸足に力をため、
右ひざを爆発させろ」。身振りを交えながら、独特の表現で打撃の極意を手ほどきした。
助言を受けて、もう一度、フリー打撃に臨んだ栗原は「アドバイスの後、いい感じの当たりが何本かあった」と
振り返り「教えてもらったことを自分のものにしたい」。表情を引き締めた。長嶋監督は、廣瀬には
「上半身の力を抜き、下半身で間を取るように」と指示。昨年のビデオを見ながら、この部分を意識して
振り込みを続ける廣瀬は「課題をずばりと言い当てられて驚いた。アドバイスはしっくりきた」。
効果はすぐに表れ、それまでなかったさく越えが3本。長嶋監督は「上体を楽にし、右ひざで打球を
押し込む形ができてきた」と喜んだ。山本監督は「例えコーチと同じことを言ってもらっても、
本人の受け止め方が違う。印象に残るから将来、必ず生きる」と感謝した。レギュラー争いを続ける2人には
得がたい体験。「定位置奪取のステップにしたい」と口をそろえた。
11 練習試合vs阪神(沖縄)先発予定:苫米地
12 キャンプ休日
13
14
15
16 紅白戦 13:30〜 天福球場
17 キャンプ休日
18
19 誕生日:松本 隆(ブルペン捕手)
20
21 キャンプ休日
22 若手・日南キャンプ打ち上げ
23 オープン戦vs千葉ロッテ(都城13:00)先発予定:河内
24 練習は午前中のみ

広島市民球場オープン戦前売入場券発売開始
発売時間:10:00〜16:00、発売窓口:広島市民球場1塁側2番窓口
入場料金:内野・大人2500円・こども1500円、外野・大人1000円・子供500円(全席自由席)
25 誕生日:玉木重雄
26 主力・日南キャンプ打ち上げ
27
28 3月のカープニュース