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地域から交流の輪を〜ヴェルジの会

ポルトガル語で緑を意味するヴェルジ(verde)の会。
地域に住むブラジル人との交流を目的に太田市で設立されたNPOです。会の中心メンバーのひとり飯塚さんに話をうかがいました。
'02.07.08UP


ベテハーバと呼ばれるブラジル野菜の説明をする飯塚さん。
ブラジル野菜の仕掛人

「そう、日本人の農家がつくってるんだ。栽培実験から始めて、これはいけそうだとかね。もともとこの辺りは全部桑畑だった。桑を辞めて、ブラジルの野菜を作ってみないかって、口説いたの。う〜ん、最初はね、農家側も半信半疑だったよ。」
ブラジル野菜の畑を見てみたいというお願いに、快く対応していただいたのはJA太田の飯塚さん。御自身も日本に来ているブラジルの人々との交流が深く、太田市の国際交流の一環として、1998年にブラジル野菜の生産をスタートしたそうだ。採算の取れる農作物として徐々に日本の生産農家にも受け入れられ、今では、大泉町や太田市では、スーパーの野菜コーナーの一角を常に占めている。

ヴェルジの会の活動

「最初はブラジルの人しか買わないだろうと思っていたけどね。調理法を工夫してみたら日本人の味覚にも合うと分かって。」飯塚さんらが中心となって結成された太田市のNPO『ヴェルジの会』では、ブラジル野菜の料理教室が開かれている。日本人もブラジル人も参加する教室では、ブラジル風の食べ方はもちろん、醤油ドレッシングのサラダなど日本風の調理も考案。ブラジル人にも受けがよいそうだ。
『ヴェルジの会』の活動目的は「日系ブラジル人の子供と親が太田で楽しく暮らすための手助けをすること」。日本人家庭から使わなくなった制服や、辞書などを集めてブラジル人子弟にあげるという活動も行っている。「10年くらいかけて、少しづつ輪を広げていきたい」。肩肘をはらない生活に密着した試みは、共生ということにつながるのかも知れない。

ブラジルの野菜は日本人の農家のおばちゃんが作っていた。ルッコラの畑にて撮影。
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